JPH032451A - 建材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は建材に関するものである。

［従来の技術］ 従来において、建材として木毛セメント板があり、断熱
、防火用として使用されているが、この木毛セメント板
は木毛（木材の細条片）をセメント材によって固めたも
のであるので、表面が粗雑であって不体裁であり、また
遮音、吸音、防音については充分でない建材であった。

［発明が解決しようとする課題］ この発明は木毛セメント板を改良して、これに発泡コン
クリート材を積層し、とくに遮音、吸音、防音の機能を
有する新しい建材を得ることを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 木毛セメント板層に発泡コンクリート層を積層したこと
を特徴とする建材、 木毛セメント板層を中間にして上下に発泡コンクリート
層を積層したことを特徴とする建材の構成とする。

［作用コ 木毛セメント板層に発泡コンクリート材を積層すること
により、遮音、吸音、防音について著しい機能と効果を
発揮し、加えて不燃性であり、また軽量で表面が平滑で
あり、施工性のよい建材となる。

［実施例］ 第１図に示すのはこの発明の建材（Ａ）であって、木毛
セメント板層（１）の上に、発泡コンク−トド層（２）
を積層形成したものである。

それは木毛セメント板層（＋＞に発泡コンクリート材（
セメントミルクに、起泡剤を発泡語中で発泡させた気泡
粒を混入した物）を、たとえば一定の型を用いて注入す
ることによって、木毛セメント板層（＋）の木毛の間隙
中に発泡コンクリート材が固まり、木毛セメント板層（
１）と発泡コンクリート層（２）は強固に一体となって
固定する。

そして発泡コンクリート層（２）の方が表面（２ａ）と
なり、その表面（２１）は平坦である。

この発泡コンクリート層（２）は内部に気泡が独立気泡
となって形成され、軽量であり、その表面（２ａ）は前
述のように平滑面を形成することとなる第２図は他の実
施例の建材（Ａ′）であって、木毛セメント板層（１）
の両面側に、発泡コンクリート層（２）、（２’）を形
成した構成である。

各層の厚さ、割合は使用用途により自由であり、また表
面硬度や内部の硬度も、セメントミルクに混入する発泡
側の混合割合を変えることによって、適宜に調節できる
ものであり、この建材全体の大きさは運搬、施工に適す
るサイズに製作するまたその厚さとしては床材として３
０〜５０ｍｍ位が適当である。

［発明の効果］ この発明の建材は、木毛セメント板の長所である不燃性
、断熱性、耐火性に加えて発泡コンクリート層を積層す
る構成によって、吸音、遮音、防音、断熱、吸湿、結露
防止などの効果においてきわめてすぐれており、軽量で
あり、釘打ち、切断など施工性の容易なこと相まって、
とくに鉄筋コンクリート造りの建物の内外の壁材、屋根
下地材、床地材として防音上、いちじるしい効果を発揮
する複合建材となるものである。

また第２図の実施例の構成のものは、建物内の間仕切り
として用いると好適である。

さらに表面は平滑面となることから、そのままでも外観
は良好であり、またその上に塗装などを施すことも容易
であって見栄えがよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の建材の一部を断面によって示す図、 第２図はこの発明の建材の他の実施例の一部を断面によ
って示す図である。 （Ａ＞、（Ａ）・・・・・・建材 （１）・・・・・・木毛セメント板層 （２）、（２’）・・・・・・発泡コンクリート層第１
図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　木毛セメント板層に発泡コンクリート層を積層した
   ことを特徴とする建材。 ２　木毛セメント板層を中間にして、上下に発泡コンク
   リート層を積層したことを特徴とする建材。