JPH03245056A - 超音波接触媒質自動供給,回収装置 - Google Patents

超音波接触媒質自動供給,回収装置

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JPH03245056A
JPH03245056A JP4227990A JP4227990A JPH03245056A JP H03245056 A JPH03245056 A JP H03245056A JP 4227990 A JP4227990 A JP 4227990A JP 4227990 A JP4227990 A JP 4227990A JP H03245056 A JPH03245056 A JP H03245056A
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JP
Japan
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water
couplant
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probe
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JP4227990A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Yoshida
吉田 好道
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶接部の超音波探傷に好適な超音波接触媒質
自動供給1回収装置に関する。
〔従来の技雨〕
通常の超音波探傷試験においては、超音波探触子が走査
する試験体の表面に水、マシン油、グリセリン等の接触
媒質を塗布し、超音波の試験体への通入を確保しており
、自動超音波探傷の場合、超音波探触子の自動走査とと
もに、接触媒質の供給が自動的に行われることが多いが
、接触媒質の自動回収は行われていない。
すなわち、従来の自動超音波探傷における接触媒質の供
給装置の一例を第3回正面図について説明すると、試験
体である圧力容器1の溶接線2の健全性を非破壊的に検
査するために超音波自動探傷を行うにあたっては、圧力
容器10表面に溶接線2に沿いレール3を布設して、こ
れに探触子駆動台車4を載架するとともに、同台車4に
多軸アーム5を介して超音波探触子6を圧力容器1表面
に極力密着できるように搭載し、コントローラー23に
より探触子駆動台車4を走行させながら、接触媒質コン
トローラー24により制御されるポンプ25の駆動によ
り、接触媒質供給ホス26から超音波探触子6に接触媒
質を自動的に供給している。
しかして接触媒質が水の場合には、このように自動供給
した後、超音波探触子6から流れ出る水はそのまま放置
することが多く、また試験体表面に水が残っても茎発し
てしまうし、必要に応しペーパータオル等で拭き取るこ
ともできるので自動回収は殆ど行われていない。なお作
業床面に水が落下し水溜りかできるのが好ましくない場
合は、床面にビニルンート等を敷くとともに、水が落下
する個所にハケッ等を置いて水を集めている。
しかしながら、最近では接触媒質が仮令水のように扱い
易いものであっても、試験体から流れ落ちることが禁止
されるような場合か多く、従って自動回収装置の併設が
望まれている。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
接触媒質の自動供給及び自動回収が極めて円滑適確に行
われ、接触媒質が試験体表面を流れ出し下方に落下した
り床面を汚すようなことがなく、更に接触媒質切れのよ
うな探傷の障害となる現象もなく、ひいては安定した超
音波自動探傷を実施することができる超音波接触媒質自
動供給1回収装置を提供することを目的とする。
〔課題を解法するための手段〕
そのために本発明は、試験体表面を走行する台車に搭載
された超音波探触子の上方の落差を生ずる位置に設置さ
れ上記超音波探触子と供給ホースにより接続された接触
媒質供給タンクと、上記超音波探触子の探触面の周りに
外嵌され同探触面側の開口部に多孔性金属が充填された
接触媒質吸引箱と、上記接触媒質吸引箱に回収ホースに
より接続された接触媒質回収タンク及び同タンクに連通
された空気ポンプとを具えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明超音波接触媒質自動供給1回収装置においては、
接触媒質は試験体表面を走行する超音波探触子まり上方
におかれた接触媒質供給タンクから、落差によって超音
波探触子の内部に入り、内部に入った接触媒質は探触面
から試験面に流れ出し、試験面と探触面との間を充満し
超音波を効果的に試験体に通入させる。一方超音波探触
子の探触面の周りに外嵌された接触媒質吸引箱へ流れ出
した接触媒質は、その開口部を充填している多孔性金属
を通し空気ポンプによって吸引され、試験面から流れ出
すことなく接触媒質回収タンクに回収貯溜される。
〔実施例〕
本発明超音波接触媒質自動供給1回収装置の一実施例を
図面について説明すると、第1図は装置全体の側面図、
第2図は同上における超音波探触子を示し、同図(A)
は斜視図、同図(B)は同図(A)のB矢視による底面
図である。
上図において、試験体である圧力容器1の表面には4接
線2に沿いレール3が布設され、これに探触子駆動台車
4が載架されるとともに、同台車4に伸縮可能な多軸ア
ーム5を介して超音波探触子6が圧力容器1表面に極力
密着し溶接縁2に向は超音波7を投射できるように搭載
されている。
圧力容器1の上部に取付けられたグレーチング8上に、
接触媒質(以下水で代表する)9を入れた水供給タンク
1oが超音波探触子6との間に数m以内の適宜の落差り
を生ずるように設置されており、この水供給タンク10
の下部から例えば2〜31m程度の小径の水供給ホース
11が垂設されて、先端が超音波探触子6に接続される
とともに、途中に流量調節弁12が付設されている。
しかして、この水供給ホース11の先端が接続される超
音波探触子6においては、第2図(A)、  (B)に
示すように、高周波ケープル取付用の接栓13が設けら
れている背部に複数の水供給孔14が形成されて、これ
に水供給ホース11の分岐ホースllaが接続されると
ともに、各水供給TL14の先端は探触面の水供給溝1
5に通して開口している。
また超音波探触子6の探触面の周りに、探触面側が開口
している2重枡形の水吸引箱16が外嵌されており、そ
の開口部の内研と外掛との間の空隙に、ニッケル材で製
作された多孔性金属17が充填されるとともに、この多
孔性金属17中に先端が開口した複数の水回収孔18が
挿設され、その上端が分岐ホース19aに接続されてい
る。
更にこの複数の分岐ホース19aは、第1図において、
水回収ホース19に統合されて、水回収貯溜クンク20
に接続されており、そこには吸引用の空気ポンプ21が
連通されている。
このような装置において、探触子駆動台車4の走行によ
り超音波探触子6が圧力容器1表面を走査し、溶接縁2
を超音波7により自動探傷するにあたり、接触媒質とし
ての水9は、水供給タンク10から水供給ホース11を
介し落差りを利用して超音波探触子6に供給される。超
音波探触子6の水供給孔14から流れ出た水は水供給溝
15を満たすとともに、探触面に拡がることによって圧
力容器1表面と探触面との微小な空隙を一様に充填し、
超音波7を効果的に圧力容器1内に透穴させる。
通常、圧力容器lの表面は微妙な凹凸があるため水の要
求量は刻々と変化し、従来のようにポンプで要求量に関
係なく水が供給されてしまうと、供給過剰の場合圧力容
器1の表面から流出してしまい、また不足の場合は超音
波7の効果的な法人が困難となるが、このように落差り
を利用する場合は、落差I−が数m以内でかつ水供給ホ
ース11の内径が2〜3N程度であれば、超音波探触子
6例の刻々の水の要求量に応して比較的円滑に水を供給
することができる。なお供給量をどうしても絞り込みた
いときは、流量調節弁12を絞ればよい。
このように水は落差りによって継続的に超音波探触子6
例の要求量に応して供給されるので、探触面から移動し
た水はその周りの水吸引箱16の多孔性金属17に至り
、この多孔性金属17部分は水回収孔18及び水回収ホ
ース19を介して空気ポンプ21により強力に吸引され
ているので、流れ出た水は多孔性金属17の中を上昇し
、水回収孔18及び水回収ホース19を通って水回収貯
溜タンク20に貯溜される。
かくして、この装置によれば、超音波探触子6が走査す
る圧力容器1表面への水の供給及び回収が自動的に行わ
れ、自動回収においては、超音波探触子6の探触面から
流れ出た水は、その周りの水吸引箱16の多孔性金属1
7によって適確に吸引されるので、圧力容器1への超音
波7の効果的退入が行われるとともに、超音波探触子6
が走査した後の圧力容器1表面は濡れている程度であっ
て水滴が溜まるようなことはなく、水滴の落下等による
周囲への影響は極めて少ない。
なお多孔性金属17はスポンジ等に比べて強度が大きく
耐摩耗性もあるので、スポンジのように千切れや早期摩
耗の心配もなく耐久性は良好であり、またニッケル材で
製作されているので、発錆のおそれもなく圧力容器1の
材質への悪影響もない。またこの装置をパイプの探傷に
用いるときは、第2図(A)に点線で示す削り落し22
の個所を、水吸引箱16、多孔性金属17及び超音波探
触子6についてパイプに合わせた形に形成すればよい。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、試験体表面を走行する台車に
搭載された超音波探触子の上方の落差を生ずる位置に設
置され上記超音波探触子と供給ホースにより接続された
接触媒質供給タンクと、上記超音波探触子の探触面の4
゜ 周りに外嵌され同探触面側の開口部に多孔性金属が充填
された接触媒質吸引箱と、上記接触媒質吸引箱に回収ホ
ースにより接続された接触媒質回収タンク及び同タンク
に連通された空気ポンプとを具えたことにより、接触媒
質の自動供給及び自動回収が極めて円滑適確に行われ、
接触媒質が試験体表面を流れ出し下方に落下したり床面
をliすようなことがなく、更に接触媒質切れのような
探傷の障害となる現象もなく、ひいては安定した超音波
自動探傷を実施することができる超音波接触媒質自動供
給1回収装置を得るから、本発明は産業」二極めて有益
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明超音波接触媒質自動供給回収装置の一実
施例における装置全体の側面図、第2図うよ同上におけ
る超音波探触子を示し、同図(A)は斜視図、同図(B
)は同図(Δ)のB矢視による底面図である。 第3図は従来の超音波接触媒質自動供給装置の正面図で
ある。 1・・・圧力容器、2・・・溶接線、3・・・レール、
4・・・探触子駆動台車、5・・・多軸アーム、6・・
・超音波探触子、7・・・超音波、8・・・グレーチン
グ、9・・・水、10・・・水供給タンク、11・・・
水供給ホース、lla・・・分岐ホース、12・・・流
量調節弁、13・・・接栓、14・・・水供給孔、15
・・・水供給溝、16・・・水吸引箱、17・・・多孔
性金属、z8・・・水回収孔、1つ・・・水回収ホス、
19a・・・分岐ホース、20・・・水回収貯溜タンク
、21・・・空気ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 試験体表面を走行する台車に搭載された超 音波探触子の上方の落差を生ずる位置に設置され上記超
    音波探触子と供給ホースにより接続された接触媒質供給
    タンクと、上記超音波探触子の探触面の周りに外嵌され
    同探触面側の開口部に多孔性金属が充填された接触媒質
    吸引箱と、上記接触媒質吸引箱に回収ホースにより接続
    された接触媒質回収タンク及び同タンクに連通された空
    気ポンプとを具えたことを特徴とする超音波接触媒質自
    動供給、回収装置。
JP4227990A 1990-02-22 1990-02-22 超音波接触媒質自動供給,回収装置 Pending JPH03245056A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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