JPH0324448A - 流体の熱伝導率測定装置 - Google Patents

流体の熱伝導率測定装置

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JPH0324448A
JPH0324448A JP15888289A JP15888289A JPH0324448A JP H0324448 A JPH0324448 A JP H0324448A JP 15888289 A JP15888289 A JP 15888289A JP 15888289 A JP15888289 A JP 15888289A JP H0324448 A JPH0324448 A JP H0324448A
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JP
Japan
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needle
barrel
fluid
thermal conductivity
axis
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Pending
Application number
JP15888289A
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English (en)
Inventor
Eiji Kawai
河合 栄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体の熱伝導率測定装置に係り、例えば溶融樹
脂の熱伝導率を測定する流体の熱伝導率測定装置に関す
る。
(従来の技術) 従来のこの種の流体の熱伝導率測定装置としては、第3
、4図に示すようなものか知られている。
第3図において、円筒状のバレルlには溶融樹脂Pが貯
溜されており、バレルlの外周にはバレル1の周方向の
温度を均一に保温するためのヒータ2が設けられている
。バレル1は温度センサ(図示しない)を内蔵しており
、この内蔵された温度センサはバレル1の内壁面1aの
温度を検出するものである。プローブ3はヒータと温度
センサ(何れも図示しない)を内蔵した針状部材4を有
している。この内蔵されたヒータは針状部材4を均一に
加熱し、温度センサは針状部材4の外周面の温度を検出
するものである。ブローブ3はバレル1の軸線L.方向
に駆動されるプランジャ(図示しない)にコネクタ5を
介して連結されており、針状部材4はプランジャの駆動
により軸線L2上を移動する。測定時には、第4図に示
すようにプローブ3をバレル1の開口側端部に当接させ
て針状部材4を溶融樹脂Pに浸漬させて、針状部材4を
ヒータにより加熱し、パレル1をヒータ2により保温す
る。このとき、針状部材4に加えられた熱量は、溶融樹
脂Pに浸漬した針状部材13の軸線方向所定範囲に亘っ
て放射方向に均一に放出され、溶融樹脂Pを伝導してバ
レル11に伝導される。したがって、溶融樹脂P中を伝
導する熱量の放射方向の熱流束は針状部材4を加熱する
ヒータの発熱量より求めることができ、また熱流方向の
温度勾配は針状部材4の温度センサの検出温度、バレル
1の温度センサの検出温度および針状部材4の外周面と
バレルlの内壁面1aとの離隔距離から求めることがで
きる。すなわち、これらの算出結果から溶融樹脂Pの熱
伝導率λを算出することができる. (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の流体の熱伝導率測定装
置にあっては、針状部材4を溶融樹脂Pに浸漬させるよ
うブローブ3をバレル1の軸線L1方向に移動させると
き、プローブ3はガイド機構等により移動方向をカイド
されていなかった。
このため、ブロープ3をバレル1の開口側端部に当接さ
せるときプランジャから伝わる駆動力のアンバランスに
より、針状部材4が軸線Ll上からずれ易くなり、熱流
方向の温度勾配が放射方向に不均一になる可能性があっ
た。この結果、測定条件が測定毎に異なったり、繰り返
し精度が低下したりして、測定の信頼性が低下するとい
った問題点があった. また、溶融樹脂Pを針状部材4のヒータおよびバレルl
のヒータ2により加熱あるいは保温する構造となってい
るため、体積膨脹により溶融樹脂Pの密度が不均一にな
り、測定精度が低下するといった問題点があった。
(発明の目的) そこで第1の発明は、針状部材を支持する支持部材をバ
レルに嵌挿させることにより、針状部材を測定特に常に
バレルの軸線上に正確に位置させるようにして、測定の
信頼性を向上することを目的としている。
また、第2の発明は、測定時に被測定流体を加圧するこ
とにより、被測定流体密度を均一にして、測定精度を向
上することを目的としている。
(発明の構或) 第1の発明による流体の熱伝導率測定装置は上記目的達
成のため、温度センサを内蔵し被測定流体を貯溜する円
筒状のバレルと、温度センサおよび発熱体を内蔵する針
状部材と、針状部材を支持する支持部材と、を備え、針
状部材の軸線とバレルの軸線とを一致させるようにして
、針状部材を被測定流体に浸漬させ、被測定流体の熱伝
導率を測定する流体の熱伝導率測定装置において、前記
支持部材をバレルに嵌挿して、針状部材の軸線とバレル
の軸線とを一致させるようにしたことを特徴とするもの
である。
また、第2の発明による流体の熱伝導率測定装置は上記
目的達成のため、温度センサを内蔵し被測定流体を貯溜
する円筒状のバレルと、温度センサおよび発熱体を内蔵
する針状部材と、針状部材を支持する支持部材と、を備
え、針状部材の軸線とバレルの軸線とを一致させるよう
にして、針状部材を被測定流体に浸漬させ、被測定流体
の熱伝導率を測定する流体の熱伝導率測定装置において
、測定時に被測定流体を加圧する加圧手段を設けたこと
を特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は第lの発明に係る流体の熱伝導率測定装置の一
実施例を示す図であり、溶融樹脂の熱伝導率を測定する
装置に適用した例である。
まず、構成を説明する。
第1図において、11は温度センサを内蔵した円筒状の
バレルであり、バレル11に内蔵された温度センサはバ
レルl1の内壁面11aの所定箇所の温度T,検出する
ものである。また、バレル11は溶融樹脂Pを貯溜して
おり、バレル11の外周にはバレルl1を均一に保温す
るヒータ12が設けられている。
l3は針状部材であり、針状部材13は温度センサおよ
びヒータ(何れも図示しない)を内蔵している。
針状部材l3に内蔵された温度センサは針状部材13の
外周面の温度T2を検出するものであり、針状部材13
に内蔵されたヒータは針状部材13を均一に加熱するも
のである。針状部材l3はロッドl4に支持されており
、針状部材13の軸線上はロッド14の軸線に一致して
いる。バレル11の内壁面11aの開口側端部はテーパ
面1lbになっており、針状部材13はテーパ面1lb
を介してバレル11に嵌挿されるようになっている。そ
して、ロッド14がバレル11に嵌挿されたとき、針状
部材13は溶融樹脂Pに浸漬するとともに針状部材13
の軸線はバレル11の軸線L!に一致するようになって
いる.またこのとき、針状部材l3の外周面とバレル1
1の内壁面11aとの離隔距離は周方向に均一であり、
この距離をXとする。
ここで、ロッドl4をバレル11に嵌押させた状態で、
針状部材13をヒータで加熱するとともにハレル11を
ヒータl2で保温すると、針状部材に加えられた熱量は
、溶融樹脂Pに浸漬した針状部材l3の軸線方向所定範
囲に亘って周方向に均一に放出され、溶融樹脂Pを介し
てバレル11に伝達される。
次に、作用を説明する。
バレル11にロソド14を嵌挿すると、針状部材13が
溶融樹脂Pに浸漬するとともに、針状部材13の軸線が
バレルl1の軸線L2に一致する。次いで、針状部材1
3をヒータにより加熱するとともにバレル11をヒータ
l2により保温する。次いで、バレル11の内壁面11
aの温度T,および針状部材13の外周面の温度T2を
検出して、これらの検出結果と距離Xから放射方向の熔
融樹脂Pの温度勾配を求めるとともに、針状部材l3か
ら放射方向に放出される熱量の熱流束qを求め、次式に
より熱伝導率λを算出する。
すなわち、これにより溶融樹脂Pの熱伝導率λが測定さ
れる。
上述のように本実施例では、針状部材13がロッ口4に
直接に支持されているので、コネクタを介して支持して
いた従来のものに比較すると、コネクタによる接続時に
針状部材13が軸線L2に対して傾くようなことを防止
することができる。また、ロッド14がバレル11に嵌
挿されるようになっているので、ロッド14をバレル1
1に対してガイドするものがなかった従来のものに比較
すると測定時に針状部材13を常にバレル11の軸線L
2上に正確に位置させることができる。
したがって、測定条件を一定に保つとともに測定の繰り
返し精度を向上することができ、測定の信頼性を向上す
ることができる。
第2図は第2の発明に係る流体の熱伝導率測定装置の一
実施例を示す図であり、溶融樹脂Pの熱伝導率を測定す
る装置に適用した例である。なお、第2図において、第
1図に示した第1の発明に係る流体の熱伝導率測定装置
の実施例と同一の構成部材には第1図に示す構或部材の
符号と同じ符Bを付してその構成部材の説明を省略する
第2図において、ロツドl4は加圧駆動部15に連結さ
れており、加圧駆動部15によりハレルIIの軸線L2
方向に駆動されるようになっている9すなわち、ロッド
14は加圧駆動部15によりハレル11に嵌挿されると
ともに、ロッド14が溶融樹脂Pに接した後、溶融樹脂
Pはロッド14を介して加圧されるようになっている。
したがっ゛ζ、ロッド14および加圧駆動部15は測定
時に溶融樹脂Pを加圧する加圧手段を構戒する。
次に、作用を説明する。
まず、ロッド14が加圧駆動部l5によりバレル11に
嵌挿されるとともに溶融樹脂Pがロツド14を介して加
圧される。このとき、針状部材13が溶融樹脂Pに浸漬
するとともに針状部材13の軸線がバレル11の軸線L
2に一敗する。次いで、針状部材13をヒータにより加
熱するとともにバレルl1をヒータ12により保温する
。次いで、前述の第1の発明による流体の熱伝導率測定
装置の実施例と同様にして溶融樹脂Pの熱伝導率λが測
定される。
上述のように本実施例では、溶融樹脂Pを加圧した状態
で熱伝導率λを測定するようにしているので、前述の第
1の発明による流体の熱伝導率測定装置の実施例の効果
に加え、体積膨脹に伴い溶融樹脂Pの密度が不均一にな
るのを防止することができ、測定精度を向上することが
できる。
(効果) 第1の発明によれば、針状部材を支持する支持部材をバ
レルに嵌挿させて、針状部材の軸線とバレルの軸線を一
致させているので、針状部材を常にバレルの軸線上に正
確に位置させることができ、測定の信頼性を向上するこ
とができる.第2の発明によれば、測定時に被測定流体
を加圧するようにしているので、被測定流体の密度を均
一にすることができ、測定精度を向上することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に係る流体の熱伝導率測定装置の一
実施例を示すその断面図、第2図は第2の発明に係る流
体の熱伝導率測定装置の一実施例を示すその断面図、第
3、4図は従来の流体の熱伝導率測定装置を示す図であ
り、第3図はその断面図、第4図はその作用を説明する
ための断面図である。 IL・・・・・・バレル、 13・・・・・・針状部材、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度センサを内蔵し被測定流体を貯溜する円筒状
    のバレルと、温度センサおよび発熱体を内蔵する針状部
    材と、針状部材を支持する支持部材と、を備え、針状部
    材の軸線とバレルの軸線とを一致させるようにして、針
    状部材を被測定流体に浸漬させ、被測定流体の熱伝導率
    を測定する流体の熱伝導率測定装置において、前記支持
    部材をバレルに嵌挿して、針状部材の軸線とバレルの軸
    線とを一致させるようにしたことを特徴とする流体の熱
    伝導率測定装置。
  2. (2)温度センサを内蔵し被測定流体を貯溜する円筒状
    のバレルと、温度センサおよび発熱体を内蔵する針状部
    材と、針状部材を支持する支持部材と、を備え、針状部
    材の軸線とバレルの軸線とを一致させるようにして、針
    状部材を被測定流体に浸漬させ、被測定流体の熱伝導率
    を測定する流体の熱伝導率測定装置において、測定時に
    被測定流体を加圧する加圧手段を設けたことを特徴とす
    る流体の熱伝導率測定装置。
JP15888289A 1989-06-21 1989-06-21 流体の熱伝導率測定装置 Pending JPH0324448A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063311A (ja) * 1992-06-22 1994-01-11 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 流体の熱伝導率の測定方法及び流体の状態の測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063311A (ja) * 1992-06-22 1994-01-11 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 流体の熱伝導率の測定方法及び流体の状態の測定装置

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