JPH03244245A - デジタル信号受信装置 - Google Patents

デジタル信号受信装置

Info

Publication number
JPH03244245A
JPH03244245A JP4207690A JP4207690A JPH03244245A JP H03244245 A JPH03244245 A JP H03244245A JP 4207690 A JP4207690 A JP 4207690A JP 4207690 A JP4207690 A JP 4207690A JP H03244245 A JPH03244245 A JP H03244245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threshold level
data
logic
circuit
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4207690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Osada
長田 富夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP4207690A priority Critical patent/JPH03244245A/ja
Publication of JPH03244245A publication Critical patent/JPH03244245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はデジタル信号受信装置に関し、例えば、文字放
送受信機の波形整形部に適用し得るものである。
[従来の技術1 文字放送受信機や衛星放送受信機やフロッピーディスク
ドライブ装置等の広義のデジタル信号受信装置において
は、入力段に波形整形回路(レベル量子化回路〉を設け
て、受信デジタル信号を閾値レベルと比較することで波
形整形(レベル量子化)した後、デジタル信号処理部本
体に与えるようにしている。
論理「1」データを正しく論理「1」データに、また、
論理r□、データを正しく論理r□、データに波形整形
するためには、波形整形回路における上述した閾値レベ
ルを適切に選定しなければならない。従来では、かかる
閾値レベルを、受信デジタル信号のダイナミックレンジ
の中間レベルに選定したり、また、受信デジタル信号に
おける所定期間の平均レベルに選定したりしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前者の方法によると、受信デジタル信号
の全体のレベルが、伝送系のノイズや受信回路でのドリ
フトや経時変化によって変動した場合に、波形整形を適
切に行なうことができなくなる。
後者の方法は、受信レベルの平均レベルに閾値レベルを
選定しているので、このような受信レベルの直流的な変
動に伴なう問題は少ないが、単に平均処理しているため
、波形歪みをもって入力された受信デジタル信号のビッ
トデータを誤ってレベル量子化することも生じる。
1ビツトデータが1ビツトデータとしてしか意味を持た
ないデジタル信号の場合には、ビット誤りの問題は大き
いとは言え、それほどではないが、数ビツトデータによ
ってコードデータを形成するようなデジタル信号の場合
には1ビツトデータの誤りの影響は非常に大きい。例え
ば、文字放送データの場合、■ビットデータの誤りのた
めに、文章中の(文字が誤り、文章の意味がとれなくな
るようなことも生じる。
確かに、多くのデジタル信号受信装置では誤り訂正回路
を備えており、ビット誤りを訂正することができるが、
訂正ビット数には限界があり、従って、当初よりビット
データが正しいことが求められている。
また、デジタル信号をリアルタイムで処理する必要がな
い装置であれば、誤りデータを再送させることで対応す
ることもできる。しかし、文字放送受信機のような受信
機能しか持たない装置では再送指令を送出することがで
きず、このような措置を講じることができない。また、
文字放送受信機のようなリアルタイムの処理が求められ
る装置では、この点からも、このような措置を講じるこ
とができない。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、受
信デジタル信号に対する波形整形処理を正確に行なうこ
とができるデジタル信号受信装置を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、本発明においては、受信デ
ジタル信号を閾値レベルと比較して波形整形した後に、
デジタル信号処理部に与えるデジタル信号受信装置にお
いて、波形整形後のデータの少なくとも一方の論理レベ
ルについてビット期間を検出するビット期間検出手段と
、検出されたビット期間に応じて、上記閾値レベルを変
化させる閾値レベル制御手段とを備えた。
[作用] 本発明のデジタル信号受信装置においても、受信デジタ
ル信号を閾値レベルと比較して波形整形した後に、デジ
タル信号処理部に与えるものである。
ここで、閾値レベルが適切であると、波形整形後のデー
タの各論理レベルのビット期間は、本来のビット周期と
ほぼ等しいものになる。しかし、閾値レベルが高かった
り低かったりすると、その閾値レベルに応じて、波形整
形後のデータの各論理レベルのビット期間は、本来のビ
ット周期と異なるものとなる。
そこで、本発明では、ビット期間検出手段が、波形整形
後のデータの少なくとも一方の論理レベルについてその
ビット期間を検出し、閾値レベル制御手段が検出された
ビット期間に応じて、閾値レベルを変化させることとし
た。
[実施例] 以下、本発明を文字放送受信機に適用した一実施例を図
面を参照しながら詳述する。
衾生逍戒 まず、第1図を用いて実施例の全体構成を説明する。
復調されたビデオ信号が、文字放送受信機におけるこの
文字放送データ抜取り装置10に入力される。入力ビデ
オ信号は、波形整形回路11、抜取りタロツク発生回8
12及び同期分離回路13に与えられる。
波形整形回路11には、閾値レベル発生回路14から閾
値レベルが与えられており、入力ビデオ信号をこの閾値
レベルと比較して波形整形を行なっている。このように
して波形整形されたビデオ信号(後述するようにこの処
理部分では文字放送データ部分にしか意味を有しない〉
は、誤り訂正回路15に与えられる。
上述した抜取りクロック発生回路12は、例えば、ビッ
ト同期をとるためにビデオ信号に挿入されているクロッ
クランイン信号に基づいて、また、バイト同期をとるた
めにビデオ信号に挿入されているフレーミングコードに
よって文字データ部分の開始位置等を認識しながら、文
字放送データを抜きとるための抜取りクロック信号を形
成して誤り訂正回路15に与える。
同期分離回路13は、入力ビデオ信号から水平同期信号
及び垂直同期信号を分離して誤り訂正回路15に与える
誤り訂正回路■5は、与えられる抜取りクロック信号、
水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、文字放送デ
ータが挿入されているタイミングに与えられるビデオ信
号に対して誤り訂正処理を行なう。すなわち、文字放送
データに対して誤り訂正処理を行なう。誤り訂正口F1
1115は、誤りでない文字放送データをそのまま図示
しない文字放送データデコード部に与えると共に、誤り
と検出した文字放送データを訂正して文字放送データデ
コード部に与える。周知のように、文字放送データに対
してはベスト訂正方式が採用されており、データ本体の
272ビツトに対して、誤りが8ビット以内であれば確
実に訂正でき、平均すると■lビットの誤りを訂正する
ことができる。
誤り訂正回路15は、誤り訂正情報と訂正後の文字放送
データ(ビデオ信号)とを閾値レベル制御回路20に与
える。
閾値レベル制御口i20は後述する詳細構成を有し、誤
り訂正情報、訂正後の文字放送データ及び波形整形後の
文字放送データに基づいて現在の閾値レベルの妥当性を
判断し、入力ビデオ信号に対して現在の閾値レベルが相
対的に高いと判断すると閾値レベルを1ランク下げる制
御信号を閾値レベル発生回路14に与え、他方、入力ビ
デオ信号に対して現在の閾値レベルが相対的に低いと判
断すると閾値レベルを1ランク上げる制御信号を閾値レ
ベル発生回路14に与える。
なお、この実施例の閾値レベル発生口i¥814は、閾
値レベルとして数段階のレベルのいずれかを発生できる
ようになされており、閾値レベル制御回路20からの制
御信号に応じて閾値レベルを1ランクだけ補正する。
レベル    20の・ 次に、閾値レベル制御回路20の詳細構成について説明
する。
まず、このような詳細構成を採用した考え方について説
明する。
文字放送データのビット周期は所定時間に定められてい
る。論理「1」データであろうと論理「0」データであ
ろうと、閾値レベルが適切であると、そのビット期間は
上述した所定時間となる。
しかし、閾値レベルが高すぎると、論理r1」データ期
間が所定期間より短くなると共に論理「0」データ期間
が所定期間より長くなる。逆に、閾値レベルが低すぎる
と、論理「0」データ期間が所定期間より短くなると共
に論理rl」データ期間が所定期間より長くなる。すな
わち、波形整形後の論理「1」データ又は論理「0」デ
ータのビット期間は、閾値レベルの値によっている。
従って、論理r1」又は論理「0」データのビット期間
を検出して閾値レベルを制御することで閾値レベルを適
切に選定することができる。
実際上の文字放送データは、論理「1」や論理「0」が
連続することがあり、実施例ではその点を考慮して論理
rl」又は論理「O」データのビット期間を検出するよ
うにしている。また、抜取りクロック信号の整数分のl
(図示のものは1/8)を周期とするサンプリングポイ
ントで、波形整形後の文字放送データ(ビデオ信号〉の
論理レベルを捕らえ、その個数によって論理r1」又は
論理「0」データのビット期間を検出するようにしてい
る。
このような考え方に基づいて構成されている閾値レベル
制御回路20の詳細構成を説明する。
閾値レベル制御回路20は、第1図に示すように、抜取
りクロック信号の遅延部と、波形整形後のビデオ信号の
遅延部と、サンプリングポイントでのビデオ信号のラッ
チ部と、各サンプリングポイントでの各論理レベルのカ
ウント部と、トータルとしての各論理レベルのカウント
部と、閾値レベル決定回路22とからなる。
抜取りクロック信号の遅延部は、縦続接続された4個の
単位遅延素子31〜34からなり、抜取りクロック発生
回路12から与えられた抜取りクロック信号を遅延させ
て、後述するラッチ回路としてのD型フリップフロップ
回路51〜58と、各サンプリングポイントでの各論理
レベルのカウント部を構成する8組のカウンタ回路61
P及び61N、・・・68P及び68Nとに与える。各
単位遅延素子31〜34は本来のビット周期の1/8の
時間を遅延させるものであり、上述のように4個が縦続
接続されているので、本来のビット周期の1/2だけ遅
延させている。なお、遅延素子群31〜34は原理的に
は不要であるが、他の処理回路との位相補償のために設
けられている。
ビデオ信号の遅延部は、上述した単位遅延素子31〜3
4と同一構成の単位遅延素子が7個(4■〜47)縦続
接続されて構成されている。初段の単位遅延素子41の
入力側、各単位遅延素子4■〜47の出力側からの計8
タップから波形整形後の文字放送データが取出される。
かくして、本来のビット周期の1/8ずつ異なる8個の
文字放送データがかかる遅延部によって得られる。
このような8個の文字放送データはそれぞれ対応するD
型フリップフロップ回851〜58のデータ入力端子に
与えられる。これらD型フリップフロップ回路51〜5
8のクロック入力端子には、遅延された上述の抜取りク
ロック信号が与えられる。このように抜取りクロック信
号が共通に与えられるが、データ入力端子に与えられる
文字放送データが、本来のビット周期の1/8ずつ異な
るため、これらD型フリップフロップ回路51〜58は
文字放送データを本来のビット周期の1/8ずつ異なる
サンプリングクロック信号でサンプリングしたと同様な
ラッチ状態となる。すなわち、文字放送データのlビッ
ト周期を等分な8個のタイミングでサンプリングした論
理レベルをラッチする。
最も新しいサンプリングポイントで文字放送データの論
理レベルをサンプリング(ラッチ〉したフリップフロッ
プ回路51は、その非反転出力信号及び反転出力信号を
それぞれ対応する第1組のカウンタ回路61P及び61
Nのイネーブル入力端子に与える。非反転出力信号及び
反転出力信号は相補的関係にあるので、組をなすカウン
タ回路61P及び61Nの一方だけがイネーブル状態と
なる。サンプリングされた論理レベルが論理「1」の場
合にはカウンタ回路61Pがイネーブル状態になり、論
理「0」の場合には他方のカウンタ回路61Nがイネー
ブル状態になる。これらカウンタ回路61P及び61N
のクロック入力端子には、上述の遅延された抜取りクロ
ック信号が与えられており、イネーブル状態にあるカウ
ンタ回#161P又は61Nがこのクロック信号によっ
てカウントアツプする。
2番目に新しいサンプリングポイントで文字放送データ
の論理レベルをサンプリングしたフリップフロップ回路
52は、その非反転出力信号及び反転出力信号をそれぞ
れ対応する第2組のカウンタ回路62P及び62Nのイ
ネーブル入力端子に与える。これらカウンタ回路62P
及び62Nも第1組のカウンタ回路61P及び61Nと
同様に動作する。すなわち、サンプリングされた論理レ
ベルに応じて一方のカウンタ回A’862 P又は62
Nがイネーブル状態になり、上述の遅延された抜取りク
ロック信号に基づいて、イネーブル状態にあるカウンタ
回路62P又は62Nがカウントアツプする。
第3組〜第8組のカウンタ回路63P及び63N、・・
・68P及び68Nも、同様に動作する。
フリップフロップ回路51〜58が論理rl。
の文字放送データをラッチした際にカウントアツプする
各カウンタ回路61P、62P、・・・68Pのカウン
ト値は、トータルとしての各論理レベルのカウント部を
構成している第1の加算器21Pに与えられて総和が求
められる。同様に、フリップフロップ回路5■〜58が
論理「0」の文字放送データをラッチした際にカウント
アツプする各カウンタ回路61N、62N、・・・68
Nのカウント値は、トータルとしての各論理レベルのカ
ウント部を構成している第2の加算器21Nに与えられ
て総和が求められる。再加算器21P及び21Nによる
サンプリング総和個数は、閾値レベル決定回路22に与
えられる。
従って、単位遅延素子31から第2の加算器21Nに至
る処理部は、■ビット周期を8等分してサンプリングし
た際の各論理レベルのサンプリング個数の総和を求めて
いるものである。このような場合、ビット周期の178
の周期のサンプリングクロック信号を用いてサンプリン
グすることが実際上多く行われると考えられるが、この
実施例では文字放送データ側をピッ【・周期の↓/8ず
つずらせてビット周期のクロック信号でサンプリングす
ることでかかる処理を行なっている。
ここで、各論理レベルのサンプリング総和個数は、波形
整形後の文字放送データの各論理レベルのビット期間に
応じた個数をとるものとなっている。
閾値レベル決定回路22には、上述したように、誤り訂
正回路15から誤り訂正情報及び訂正後の文字放送デー
タも与えられている。この閾値レベル決定回路22は例
えばマイクロプロセッサで構成されており、サンプリン
グ総和個数、誤り訂正情報及び訂正後の文字放送データ
を用いながら、第2図に示す処理を実行して閾値レベル
を制御する。
なお、処理フローチャートは省略するが、閾値レベル決
定図822は、第2図に示す処理で必要な、誤り訂正回
路15から与えられる訂正処理後の文字放送データの論
理「1」及び論理「0」の個数をソフトウェア的に計数
している。
閾値レベル決定回路22は、誤り訂正処理が終了すると
第2図に示す処理を開始する。すなわち、誤り訂正処理
に供するlブロックの文字放送データの受信毎にかかる
処理を行なう。
まず、閾値レベル決定回路22は、訂正不可能なエラー
ビットが生じているか否かを判定する(ステップ5PI
)。生じている場合には、閾値レベルの制御処理を適切
に行なうことができないので、かかる制御処理を行なう
ことなく異常終了処理を行なう(ステップ5P2)。
他方、そのようなエラービットがない場合には、閾値レ
ベル決定回路22は、誤り訂正処理後の文字放送データ
の論理「1」及び論理「0」のそれぞれの計数個数を8
倍して、論理「l」レベルについての基準総和値ECP
及び論理「0」についての基準総和値ECNを求めて内
蔵するレジスタに格納する(ステップ5P3)。上述し
たように、文字放送データの1ビット周期を8回サンプ
リングすると、その際の閾値レベルが適切であれば、文
字放送データの論理r1」及び論理「O」の1ピツ【・
共に8回ずつサンプリングされることになる。従って、
文字放送データの論理rl」及び論理r□、の計数個数
を8倍することは■ビット周期の1/8のサンプリング
ポイント毎のサンプリング総和個数の目標値〈基準値)
となる。
次に、閾値レベル決定回路22は、加算器21Pから与
えられた論理rl、レベルのサンプリング総和個数AP
と、その目標値たる基準個数ECPとを比較する(ステ
ップ5P4)。
一致している場合には、現在の閾値レベルを変更する必
要がないとして閾値レベルの可変処理を実行することな
く、カウンタ回路61P〜68Nのリセット処理等の正
常終了処理を実行する(ステップ5P5)。
論理「1」レベルのサンプリング総和個数APが基準個
数ECPより大きいと、さらに、加算器21Nから与え
られた論理「0」レベルのサンプリング総和個数ANと
、その目標値たる基準個数ECNとを比較する〈ステッ
プ5P6)。
かかる判断において、論理「0」レベルのサンプリング
総和個数ANが基準個数ECNより大きいという結果又
は等しいという結果を得ると、上述した正常終了処理(
ステップ5P5)を実行する。これは、論理r1」レベ
ルのサンプリング総和個数APから見ると閾値レベルが
低いと判断でき、論理「0」レベルのサンプリング総和
個数ANから見ると閾値レベルが高い、又は適切である
と判断でき、総合的には、現在の閾値レベルがおおむね
妥当であると判断できるためである。
論理r1」レベルのサンプリング総和個数APが基準個
数ECPより大きく、論理「0」レベルのサンプリング
総和個数ANが基準個数ECNより小さいという結果を
得ると、閾値レベル決定回’&@ 22は、現在の閾値
レベルが低いと判断し、閾値レベル発生回路14に対し
て閾値レベルを■ランク上げる制御信号を送出し、その
後、正常終了処理(ステップ5P5)を実行する(ステ
ップ5P7)。
上述したステップSP4による論理rl、レベルのサン
プリング総和個数APと基準個数ECPとの比較の結果
、サンプリング総和個数APが基準個数ECPより小さ
いと判断すると、さらに、加算器21Nから与えられた
論理「0」レベルのサンプリング総和個数ANと、その
目標値たる基準個数ECNとを比較する(ステップ5P
8)。
かかる判断において、論理「0」レベルのサンプリング
総和個数ANが基準個数ECNより小さいという結果又
は等しいという結果を得ると、上述した正常終了処理(
ステップ5P5)を直ちに実行する。これは、論理rl
」レベルのサンプリング総和個数APから見ると閾値レ
ベルが高いと判断でき、論理「0」レベルのサンプリン
グ総和個数ANから見ると閾値レベルが低い、又は妥当
であると判断でき、総合的には現在の閾値レベルがおお
むね妥当であると判断できるためである。
論理rlJレベルのサンプリング総和個数APが基準個
数ECPより小さく、論理「0」レベルのサンプリング
総和個数ANが基準個数ECNより大きいという結果を
得ると、閾値レベル決定回F#122は、現在の閾値レ
ベルが高いと判断し、閾値レベル発生回路14に対して
閾値レベルを(ランク下げる制御信号を送出し、その後
、正常終了処理(ステップ5P5)を実行する(ステッ
プ5P9)。
犬施透凶鮎韮 次に、以上の精成を有する装置の閾値レベルの制御動作
を説明する。
実際上は、閾値レベルの見直しに供する文字放送データ
のビット数は4ビツトよりはるかに多いが、ここでは説
明の簡単化のために4ビツトとする。また、論理rl、
、r□、、「1」、「0」の4ビツトとする。
このような論理レベルに応じた第3図(A>に示すビデ
オ信号が入力されると、波形整形回路11によって閾値
レベルと比較されて波形整形される。この際の閾値レベ
ルが多少高めであると、波形整形後の文字放送データは
、第3図(B)に示すように、論理rl、データのビッ
ト期間が短めに、論理「0」データのビット期間が長め
になる。
このような波形整形後の文字放送データが、本来のビッ
ト周期の1/8の周期でサンプリングされる。この実施
例の場合、文字放送データをビット周期の1/8ずつず
らせてビット周期の抜取りクロック信号(サンプリング
クロック信号)で同時にサンプリングしているが、ビッ
ト周期の1/8のサンプリングクロック信号によってサ
ンプリングしているのと等価である。すなわち、第3図
(C)に示すようにサンプリングしているのと等価であ
る。
従って、第1の加算器2IPに得られる論理「1」のサ
ンプリング総和個数APは12となり、第2の加算器2
1Nに得られる論理「0」のサンプリング総和個数AN
は20となる。
この例の場合、文字放送データ列が論理rl。
10Jであるので、論理「1」及び「0」のサンプリン
グデータの目標個数ECP、ECN共に16であり、閾
値レベル決定回路22は現在の閾値レベルが高めである
ことを判別して閾値レベルを1ランク下げる制御信号を
閾値レベル発生回路14に送出する。
このようにして閾値レベルが下げられるが、下降が不十
分な場合には次の制御動作でもさらに下げるように制御
され、やがて適切な閾値レベルに落ち着く。
なお、当初の閾値レベルが低い場合には、上述と対称的
な動作によって閾値レベルが上昇する方向に制御されて
、やがて適切な閾値レベルに落ち着く。
実遊涜l死歓果 従って、上述の実施例によれば、波形整形後の文字放送
データの論理「1」データ及び論理r□。
データのビット期間情報を得て閾値レベルを制御するよ
うにしたので、両輪環レベルのビット期間が本来のビッ
ト周期に一致するような閾値レベルになり、閾値レベル
を適切に選定することができる。
虹Ω実篇例 上述の実施例では、波形整形後の文字放送データの論理
「1」及び「0」のビット期間をビット周期より短い周
期のサンプリングによって検出するものを示したが、他
の方法を適用するようにしても良い。例えば、充放電回
路等を用いた直流的な検出であっても良い。
また、閾値レベルの制御を一方の論理レベルのビット期
間に応じて行なうようにしてし良い。
さらに、本発明の適用対象は、文字数送受(glに限定
されるものではなく、各種のデジタル信号受信装置に適
用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、受信デジタル信号を波
形整形する際の閾値レベルを、波形整形後のデータの少
なくとも一方の論理レベルのビット期間を検出して制御
するようにしたので、閾値レベルを適切に選定すること
ができ、波形整形を適切に実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデジタル信号受信装置の一実施例
である文字放送受信機を示すブロック図、第2図はその
閾値レベル決定回路の処理手順を示すフローチャート、
第3図はその動作の説明に供する信号波形図である。 IO・・・文字放送データ抜取り装置、1■・・・波形
整形回路、14・・・閾値レベル発生回路、(5・・・
誤り訂正回路、20・・・閾値レベル制御回路、21P
、21N・・・加算器、22・・・閾値レベル決定回路
、3■〜34.41〜47・・・単位遅延素子、5■〜
58・・・D型フリップフロップ回路、61P〜68N
・・・カウンタ回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受信デジタル信号を閾値レベルと比較して波形整
    形した後に、デジタル信号処理部に与えるデジタル信号
    受信装置において、 波形整形後のデータの少なくとも一方の論理レベルにつ
    いてビット期間を検出するビット期間検出手段と、 検出されたビット期間に応じて、上記閾値レベルを変化
    させる閾値レベル制御手段とを備えたことを特徴とする
    デジタル信号受信装置。
  2. (2)上記受信デジタル信号が文字放送信号であること
    を特徴とする請求項第1項に記載のデジタル信号受信装
    置。
JP4207690A 1990-02-22 1990-02-22 デジタル信号受信装置 Pending JPH03244245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4207690A JPH03244245A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 デジタル信号受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4207690A JPH03244245A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 デジタル信号受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03244245A true JPH03244245A (ja) 1991-10-31

Family

ID=12625972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4207690A Pending JPH03244245A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 デジタル信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03244245A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121387A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Nec Corp 識別再生方法および識別再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121387A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Nec Corp 識別再生方法および識別再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7599003B2 (en) Data slicer, data slicing method, and amplitude evaluation value setting method
US7310397B2 (en) Data recovery circuit, phase detection circuit and method for detecting and correcting phase conditions
AU702708B2 (en) Apparatus for detecting a synchronization component in a satellite transmission system receiver
US5677935A (en) Sync detecting method and sync detecting circuit
JPS6068787A (ja) フレ−ミングコ−ド検出回路
US7190739B2 (en) Regenerator circuit of serial data and method of regenerating the same
US6504578B1 (en) Apparatus and method for detecting vertical synchronizing signal of digital TV
JPH03244245A (ja) デジタル信号受信装置
US6614487B2 (en) Apparatus and method for detecting synchronizing signal of digital TV
JPH0332182A (ja) テレテキスト・デコーダ
EP0706741B1 (en) Auxiliary video information code correction in sync-suppression type scrambled video signals
JP3001414B2 (ja) 符号誤り訂正装置
JPH08249822A (ja) シンク検出方法及びシンク検出回路
US6307904B1 (en) Clock recovery circuit
JPS58173933A (ja) 符号信号伝送方式
JP2612769B2 (ja) 文字放送信号のスライス信号制御回路
KR100263707B1 (ko) 디지털 텔레비전의 수평 동기 신호 검출 장치
US8392812B2 (en) Teletext decoder
JPS6398238A (ja) 高速フレーム同期方法
JP2566939B2 (ja) 伝送装置
KR100281050B1 (ko) 디지털 텔레비전의 수직 동기 신호 검출 장치및 방법
JPH08330979A (ja) 誤り訂正装置
JPS63215181A (ja) 文字放送デ−タ抜取回路の抜き取りクロツク位相制御装置
JPH01251970A (ja) 文字多重放送用波形等化装置
JPH03204236A (ja) デジタル信号受信装置