JPH032440A - 構造物の防水並びに止水用シール材 - Google Patents

構造物の防水並びに止水用シール材

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JPH032440A
JPH032440A JP13258089A JP13258089A JPH032440A JP H032440 A JPH032440 A JP H032440A JP 13258089 A JP13258089 A JP 13258089A JP 13258089 A JP13258089 A JP 13258089A JP H032440 A JPH032440 A JP H032440A
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sealing
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water
sealing material
hollow core
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Hiroyori Satou
裕自 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は土木建築における各種、漏水防止並に止水用シ
ール材に係るものである。
(従来の技術) 従来この種のシール材(a)は第13図に示す如く、構
造物(ロ)の防水、若しくは止水部に介装し、外部から
の圧力Pによって歪ませて相手面とのシールを行なうよ
うに構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来のシール材においては、同シール材を加圧して
歪ませるため、経年変化による変形痩せが発生し、シー
ル材の気密性に問題を生じる。
またシール面と空間部とが均一化されていないと、シー
ル性がよくなく安定性を欠き、面圧も一定化できず、シ
ール材としての機能を保つことができない、(第14図
乃至第16図参照)特に前記外部加圧式シールの場合、
一つの線上でシール材の厚みを超えた空間部のシールを
、単一のシール材で賄うことができず、無理に大きなシ
ール材を挿入してシールを行なうと、材料の疲労及び歪
みによってシール材の寿命を短かくする。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、シール面が均一でなく
とも相手面の形状に即応して変形し、シールすることが
でき、経年変化による変形痩せの生起することがなく、
常水面下の工事にも使用可能な構造物の防水並に上水用
シール材を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明に係る構造物の防水
並に上水用シール材は、加圧流体注入部を有する弾性中
空芯材の外周に、粘着性を有する外部材を層着して構成
されている。
(作用) 本発明に係るシール材は前記したように構成されている
ので、構造物における防水、または止水を要する個所に
配設し、前記弾性中空芯材の中空部に、加圧流体注入部
を介して流体を注入し、前記芯材の内部より加圧するこ
とによって同芯材を膨脹させると、同芯材の外周に層着
された粘着性を有する外部材がシール面が均一でなくて
も同面の形状に沿って変形して同面に密接して接着され
、シール材は無理に圧縮されることがなく、経年変化に
よる変形痩せを生起しない。
また前記芯材に封入された加圧流体によってシール材の
体積が増大することによって、一つの線上でシール面の
空間部の大きさが変化しても、前記シール材の体積変化
によって対応し、確実にシールすることができる。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
囚は構造物の防水並に止水用の線状シール材で、ゴムプ
ラスチック、発泡プラスチック等より構成された弾性中
空芯材(1)の外周に、粘着性を有するブチル系、シリ
コン系等の外部材(2)を層着するとともに、前記芯材
(1)の中空部(3)に加圧流体封入パイプ(4)及び
エヤ抜きパイプ(5)を接続して構成されている。
図中(6)(7)は前記各パイプ(4)(5)に介装さ
れたバルブである。
図示の実施例は前記したように構成されているので、構
造物(81のシール部分に、前記中空二重構造の線状複
合シール材(2)を配設し、前記加圧流体注入パイプ(
4)を介して弾性中空芯材(1)の中空部(3)にグラ
ウト等の加圧流体を注入すると、同流体の内圧によって
前記中空芯材(1)を膨脹せしめ、粘着性を有する外部
材(2)を前記構造物(Blのシール面に密接して接着
せしめ、同シール面を確実にシールする。
前記実施例に示すシール材(2)は、加圧流体の注入さ
れる中空部(3)を有する弾性中空芯材(1)の外周に
、粘着性を有する外部材(2)が層着されていることに
よって、シール面(0が均一でなくとも相手面の形状に
即応して変形してシールすることができる。この際、前
記外部材(2)がその粘着性によりシール面(0に接着
することによって、シール材間が無理に圧縮されること
がないので、経年変化によりシール材に変形痩せを生じ
ることがない。
また前記弾性中空芯材(1)が、その中空部(3)に封
入されたグラウトにより体積の膨脹を生起することによ
って、シール面め空間部が均一化されていなくて、一つ
の線上で空間部の大きさtが変化している場合でも、シ
ール材間がシール面に密着して、全体的に安定したシー
ルができ、確実な防水、止水効果が得られる。
更に前記シール材間は水中におけるシールを可能ならし
めるので、土木建築の常水面下の工事に適用される。
なお前記シール材(2)は第1図乃至第3図に示す方形
断面の他に、第4図に示す如き台形断面、第5図に示す
如き円形断面、その他、任意の断面形状に構成される。
第6図は前記シール材間によって相隣る30版(8)(
8)間の目地防水を施した実施例を示す。
第7図は山留桟橋H型親杭(9)の止水に前記シール材
間を適用した実施例を示し、前記親杭(9)の周囲にシ
ール材(2)を貼着し、耐圧盤00)のコンクリート打
設後、グラウト材を同シール材間の中空芯材(1)の中
空部に加圧流体注入パイプ(4)を介して注入し、前記
親杭(9)の常水面下におけるシールを行なうものであ
る。
第8図はディープウェル回りの止水に前記シール材(2
)を適用した実施例を示し、ウェル01)の外周に前記
シール材間を貼着し、耐圧盤0りのコンクリート打設後
、前記加圧流体封入パイプ(4)を介して前記シール材
間の中空芯材(1)の中空部にグラウト材を注入し、地
下水圧によって透水するのを防止する。
なお前記パイプ(4)にはグラウトの逆流防止用チエツ
クパルプを装着するものである。
図中03)は捨コンクリートである。
第9図は地下工事のコンクリ−)II体打継部の止水に
、前記シール材間を適用した実施例を示し、躯体打継面
04)に前記シール材間を配設し、打継コンクリート打
設後、前記シール材間の中空芯材(])の中空部に、加
圧流体封入パイプ(4)を介してグラウト材を注入し、
躯体コンクリートに接する他山0ωから浸出する地下水
を止水するものである。
第10図乃至第12図は地下山留壁面からのコンクリー
ト打設後の漏水処理に前記シール材間を適用した実施例
を示し、第10図に示す地下山留壁Oeの漏水個所0力
をカッターによって斬り込み、(第11図参照)同折り
込み部O0に前記シール材間を挿入し、中空芯材にグラ
ウト材を圧入し、同グラウト材の注入圧によって漏水を
防止するものである。
(発明の効果) 本発明に係る構造物の防水並に止水並に止水用シール材
は前記したように、加圧流体注入部を有する弾性中空芯
材の外周に、粘着性を有する外部材を層着した中空:1
重構造の複合シール材に構成されているので、構造物の
シール部に装着したのち、前記中空芯材の中空部に加圧
流体を注入することによって同芯材を膨脂せしめるとと
もに、同芯材に層着された粘着性を有する外部材を外周
シール部に密着せしめることによって、シール面が不均
一であっても全体として安定したシール効果が発揮され
るとともに、シール材の経年変化による変形痩せの生起
することがない。
また本発明に係るシール材によれば水中におけるシール
が可能となり、土木建築の常水面下における工事に適用
される。
更に本発明に係るシール材によれば、従来、コーキング
では必要であった防水モルタルによる左官工事が不要に
なり、施工が著しく簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る構造物の防水並に止水用シール材
の一実施例を示す一部縦断斜視図、第2図はその゛縦断
面図、第3図はその使用状態を示す縦断面図、第4図及
び第5図は夫々本発明の他の各実施例を示す縦断面図、
第6図は前記シール材をpc版の目地防水に適用した使
用例を示す縦断面図、第7図は前記シール材を山留桟橋
親杭の止水に適用した使用例を示す斜視図、第8図は前
記シール材をディープウェルの止水に適用した使用例を
示す縦断面図、第9図は前記シール材を地下工事のコン
クリート躯体打継部の止水に適用した使用例を示す縦断
面図、第10図乃至第12図は前記シール材を使用した
地下山留壁面の漏水処理工程を示す説明図、第13図乃
至第16図は従来のシール材の使用状態を示す縦断面図
である。 (2)・・・シール材、   (1)・・・弾性中空芯
材、(2)・・・外部材、    (3)・・・中空部
、(4)・・・加圧流体注入パイプ。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外1名 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加圧流体注入部を有する弾性中空芯材の外周に、粘着性
    を有する外部材を層着してなることを特徴とする構造物
    の防水並に止水用シール材。
JP1132580A 1989-05-29 1989-05-29 構造物の防水並びに止水用シール材 Expired - Fee Related JP2844080B2 (ja)

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JPH032440A true JPH032440A (ja) 1991-01-08
JP2844080B2 JP2844080B2 (ja) 1999-01-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995013437A1 (fr) * 1993-11-12 1995-05-18 Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha Plaque decoupee se dilatant dans l'eau

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5157506U (ja) * 1974-10-31 1976-05-06
JPS5940414U (ja) * 1982-09-06 1984-03-15 株式会社クボタ 壁板の水密接合構造

Patent Citations (2)

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