JPH03243303A - ドクターブレード - Google Patents
ドクターブレードInfo
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- JPH03243303A JPH03243303A JP3821890A JP3821890A JPH03243303A JP H03243303 A JPH03243303 A JP H03243303A JP 3821890 A JP3821890 A JP 3821890A JP 3821890 A JP3821890 A JP 3821890A JP H03243303 A JPH03243303 A JP H03243303A
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- doctor blade
- slurry
- green sheet
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ドクターブレード法によるセラミックグリー
ンシートの製造装置に係り、特に薄肉で、幅の広いセラ
ミックグリーンシートを高歩留まりで製造する装置に関
する。
ンシートの製造装置に係り、特に薄肉で、幅の広いセラ
ミックグリーンシートを高歩留まりで製造する装置に関
する。
ドクターブレード法によるセラミックグリーンシートの
製造方法は、セラミック主材、焼結助剤等の無機物粉末
と、有機バインダ、可塑剤等の有機物と、多量の溶剤と
を混合したスラリを、キャリアフィルム上に設置された
ドクターブレードを有するダムへ注入し、キャリアフィ
ルムを一定方向へ移動させ、スラリをドクターブレード
とキャリアフィルムとの間隙を通過させて、キャリアフ
ィルム上に一定の厚みに塗工し、自然乾燥及び強制乾燥
によって溶剤を蒸発させて固化し、グリーンシートとす
る方法である。
製造方法は、セラミック主材、焼結助剤等の無機物粉末
と、有機バインダ、可塑剤等の有機物と、多量の溶剤と
を混合したスラリを、キャリアフィルム上に設置された
ドクターブレードを有するダムへ注入し、キャリアフィ
ルムを一定方向へ移動させ、スラリをドクターブレード
とキャリアフィルムとの間隙を通過させて、キャリアフ
ィルム上に一定の厚みに塗工し、自然乾燥及び強制乾燥
によって溶剤を蒸発させて固化し、グリーンシートとす
る方法である。
ところで、従来では第１図に示すように、スラリがドク
ターブレードを通過したあと、スラリの一部がドクター
ブレードの出口に付着して乾燥膜ができる。付着・乾燥
が繰り返されてこの乾燥膜が大きな塊りとなり、やがて
、塗工面に落下すると、塊りの近傍の乾燥速度が周囲よ
りも速くなり、収縮歪が発生して、グリーンシートに塊
りを出発点とするひび割れが発生する。あるいは塊の巻
込みにより不良グリーンシートとなる。
ターブレードを通過したあと、スラリの一部がドクター
ブレードの出口に付着して乾燥膜ができる。付着・乾燥
が繰り返されてこの乾燥膜が大きな塊りとなり、やがて
、塗工面に落下すると、塊りの近傍の乾燥速度が周囲よ
りも速くなり、収縮歪が発生して、グリーンシートに塊
りを出発点とするひび割れが発生する。あるいは塊の巻
込みにより不良グリーンシートとなる。
この塊りは塗工面の両端にとくに発生しやすい。
このため、たとえば、特開昭６４−９７０１号公報に記
載のように、スラリ塗工中にダムの側板を左右に移動さ
せ、スラリ流れのよどみによる乾燥膜の発生を防止する
対策がなされている。
載のように、スラリ塗工中にダムの側板を左右に移動さ
せ、スラリ流れのよどみによる乾燥膜の発生を防止する
対策がなされている。
上記従来技術はグリーンシートの幅が変化するので、予
め、所要の幅より広く成形しておく必要があり、歩留ま
り向上に限界がある。
め、所要の幅より広く成形しておく必要があり、歩留ま
り向上に限界がある。
本発明の目的は、ドクターブレードの出口に発生する乾
燥膜の塊りの発生を抑制し、この塊りに起因するグリー
ンシートの不良率を低減し、薄肉で、幅の広いセラミッ
クグリーンシートを高歩留まりで製造する装置を提供す
ることにある。
燥膜の塊りの発生を抑制し、この塊りに起因するグリー
ンシートの不良率を低減し、薄肉で、幅の広いセラミッ
クグリーンシートを高歩留まりで製造する装置を提供す
ることにある。
上記目的を達成するために、本発明はセラミックグリー
ンシート製造装置のドクターブレードに孔を設け、孔の
中に冷媒を循環させてドクターブレードを冷却する設備
を設けた。
ンシート製造装置のドクターブレードに孔を設け、孔の
中に冷媒を循環させてドクターブレードを冷却する設備
を設けた。
〔作用〕
グリーンシート中の溶剤の蒸発速度は、温度の低いほど
遅い。ドクターブレードを冷却しておけば、ドクターブ
レードの出口に付着したスラリが乾燥しにくくなり、塊
りの発生を抑制することができる。
遅い。ドクターブレードを冷却しておけば、ドクターブ
レードの出口に付着したスラリが乾燥しにくくなり、塊
りの発生を抑制することができる。
以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図により説明
する。第１図は本実施例のドクターブレードの側面図で
ある。ドクターブレード１の側面から貫通孔８，８゛を
設けた。温度調整装置（図示せず）により冷却した水を
孔８に導入し、孔８゛から排出させてドクターブレード
を冷却する。
する。第１図は本実施例のドクターブレードの側面図で
ある。ドクターブレード１の側面から貫通孔８，８゛を
設けた。温度調整装置（図示せず）により冷却した水を
孔８に導入し、孔８゛から排出させてドクターブレード
を冷却する。
第２図はドクターブレードの温度とグリーンシート上の
塊り発生頻度の関係についての実験結果である。スラリ
中の溶剤は、トリクロルエチレン。
塊り発生頻度の関係についての実験結果である。スラリ
中の溶剤は、トリクロルエチレン。
テトラクロロエチレン、ｎブタノールの混合液である。
ドクターブレードの温度は室温及び乾燥炉からの熱的影
響を受け、夏期には２８℃以上になる。
響を受け、夏期には２８℃以上になる。
実験によれば、ドクターブレードの温度が３０℃のとき
はグリーンシート１ｍ毎に一個の塊りが発生した。これ
に対して、ドクターブレードを１５℃に冷却したとき塊
り発生頻度は１／１０に低減した。
はグリーンシート１ｍ毎に一個の塊りが発生した。これ
に対して、ドクターブレードを１５℃に冷却したとき塊
り発生頻度は１／１０に低減した。
本実施例ではドクターブレードｌの側面から貫通孔８，
８′を設けたが、もちろん、ドクターブレード１の出口
側に冷却パイプを接触させる構造にしてもよい。
８′を設けたが、もちろん、ドクターブレード１の出口
側に冷却パイプを接触させる構造にしてもよい。
本発明によれば、ドクターブレードを冷却するだけで塊
りに起因するセラミックグリーンシートの不良率を従来
の１０％以下に低減させ、セラミックグリーンシートの
歩留まりを高めることができる。
りに起因するセラミックグリーンシートの不良率を従来
の１０％以下に低減させ、セラミックグリーンシートの
歩留まりを高めることができる。
第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図はドクター
ブレードの温度とグリーンシート上の塊り発生頻度の関
係を示したグラフ、第３図は従来技術の装置の側面図で
ある。 １・・・ドクターブレード ２・・−スラリ３・・・ダ
ム壁 ４・・・セラミックグリーンシート ５・・・スラリ乾燥膜 ６・・・塊り７・・・キャ
リアフィルム ８，８′・・・貫通孔弔５図 〒１図 第２図 フ゛し−ド５＆月Ｌ（’Ｃ） ＼二
ブレードの温度とグリーンシート上の塊り発生頻度の関
係を示したグラフ、第３図は従来技術の装置の側面図で
ある。 １・・・ドクターブレード ２・・−スラリ３・・・ダ
ム壁 ４・・・セラミックグリーンシート ５・・・スラリ乾燥膜 ６・・・塊り７・・・キャ
リアフィルム ８，８′・・・貫通孔弔５図 〒１図 第２図 フ゛し−ド５＆月Ｌ（’Ｃ） ＼二
Claims (1)
- １、ドクターブレード法によるセラミックグリーンシー
ト製造装置において、ドクターブレードの側面に孔を設
け、この孔に冷媒を循環させることを特徴とするドクタ
ーブレード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3821890A JPH03243303A (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | ドクターブレード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3821890A JPH03243303A (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | ドクターブレード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243303A true JPH03243303A (ja) | 1991-10-30 |
Family
ID=12519169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3821890A Pending JPH03243303A (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | ドクターブレード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03243303A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018058281A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 株式会社アスペクト | 粉末床溶融結合装置 |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP3821890A patent/JPH03243303A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018058281A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 株式会社アスペクト | 粉末床溶融結合装置 |
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