JPH02104448A - 薄肉鋳片の連続鋳造機用鋳型 - Google Patents

薄肉鋳片の連続鋳造機用鋳型

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JPH02104448A
JPH02104448A JP25495088A JP25495088A JPH02104448A JP H02104448 A JPH02104448 A JP H02104448A JP 25495088 A JP25495088 A JP 25495088A JP 25495088 A JP25495088 A JP 25495088A JP H02104448 A JPH02104448 A JP H02104448A
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JP
Japan
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cooled
mold
metal compound
metal
water
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Pending
Application number
JP25495088A
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English (en)
Inventor
Shigenori Tanaka
重典 田中
Akio Kasama
昭夫 笠間
Kunimasa Sasaki
佐々木 邦政
Katsumi Hirata
勝美 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板幅方向の一対の金属製水冷移動壁と板厚方
向の一対の固定堰又は移動堰から成る鋳型を備えた薄肉
鋳片の連続鋳造機の鋳型に関する。
〔従来の技術] 第5図は、従来の薄肉鋳片の連続鋳造機の一例であるロ
ール式連続鋳造機の概念を示す一部破断正面図である。
同図において、図示しない内部水冷装置によって冷却さ
れ、矢印で示すように回転する一対の水冷ロール51と
、一対の固定されたサイドダム4とによって鋳型部60
が形成されている。この鋳型部60にタンデイツシュ5
から溶鋼Rを連続して供給し、双方の水冷ロール51に
よって冷却して凝縮させた薄肉鋳片−1を、下方から連
続的に引出す。
第6図は、従来の薄肉鋳片の連続鋳造機の他の例である
ベルト式連続鋳造機の概念を示す縦断正面図である。
同図において、スプレィ冷却器16によって水冷されブ
ー1月2.13によって矢印で示すようにエンドレスに
回転移動する一対のベルト61と、このベル)61に挟
持され同期してエンドレスに回転移動する一対のサイド
ダム14とによって鋳型部70が形成されている。この
鋳型部70にタンデイツシュ15から溶鋼Rを連続して
供給し、水冷されている双方のベルト61によって冷却
して凝固させた薄肉鋳片6を、下方から連続的に引出す
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の上記のロール式連続鋳造機の水冷ロール又はベル
ト式連続鋳造機のヘルドは、いずれも金属製であるため
熱伝導率が高く、その抜熱量も大きい。
従って、鋳型内の薄肉!h片のa固シェルは2、激に冷
却され、その表面に割れ、二重肌等の欠陥を生ずるよう
な問題点があり、その対応策として水冷壁表面に断熱コ
ーティングを施すことが行われている。
しかし、断熱コーティングを行う場合、水冷壁表面に均
等な断熱Illを形成することが困難であった。
本発明は、上記の従来の薄肉jJ片の連続鋳造機の欠点
を解消しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕 上記問題点を解決するための、本発明は、板幅方向の一
対の金属製水冷移動壁と、板厚方向の一対の固定堰又は
移動堰から成る鋳型を備えた薄肉鋳片の連続鋳造機にお
いて、前記金属製水冷移動壁の鋳型面を10%〜50%
の面積比の金属化合物被膜によって形成した。
また、本発明は、上記薄肉鋳片の連続鋳造機の金属製水
冷移動壁の鋳型面に10〜50%の面積比で散在する凹
部を設け、同凹部に金属化合物被膜を形成した。
〔作用] 本発明では、一対の金属製水冷移動壁と、一対の固定堰
とから成る鋳型に溶融金属を連続して供給し、金属製水
冷移動壁の鋳型面によって冷却して凝固させ、薄肉鋳片
を連続に鋳造する。
このとき、薄肉鋳片の凝固シェルは鋳型面面積比が10
%〜50%のの熱伝導率の低い金属化合物液Vで占める
抜熱量の小さい水冷移動壁の鋳型面によって冷却されて
いるために、薄肉鋳片は軟冷却され同薄肉鋳片の表面欠
陥の発生が防止される。
また、本発明の金属化合物被膜は金属製水冷移動壁の鋳
型面の凹部に形成されているために、薄肉鋳片との接触
によって剥離又は摩耗することがなく、金属製水冷移動
壁の抜熱量を所定値に保持する。
また更に、凹部の数及び配列を適宜設定することによっ
て、薄肉鋳片を均一に軟冷却すると共に、抜熱量が調整
される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって詳細に説明するが
、従来技術の装置と同一の部材には同一の符号を付し、
重複する説明を省略する。
第1図は本発明の第一の実施例としてのロール式連続鋳
造機の概念を示す一部破断正面図、第2図は第1図の■
−■視における水冷ロールの外周面の展開図である。
第1図及び第2図において、1は水冷壁Uが内蔵された
一対の板幅方向に延びる金属製水冷ロールであり、矢印
で示すように回転して、その側面は、固定式の板厚方向
の一対のサイドダム4と摺動し、鋳型部10が形成され
ている。
鋳型部10の移動壁になる水冷ロールlの外周面には、
第2図に示すように、例えば20〜50μ重程度の浅い
凹部1aが10%〜50%の面積比で水冷ロール1の進
行方向に縦に並んで設けられている。7は各水冷ロール
1の鋳片部lOのほぼ反対側に設けられた吹付は器であ
り、図示しない全屈化合物粉末溶液供給装置に連結され
、凹部1aの縦列上に配置されたノズル7aが設けられ
ている。8は、吹付は器7の水冷ロールlの回転方向下
流側に設けられたブラッシングロールであり、水冷ロー
ル1の外周面に接触するように配置され、図示しない駆
動装置によって矢印で示すように回転する。9は、ブラ
ッシングロール8と鋳型部lOとの間に設けられた乾燥
器であり、スリット状のノズル穴9aが穿設され、図示
しない熱風供給装置に連結されている。
薄肉鋳片1の連続鋳造に際しては、双方の水冷ロールl
を矢印で示す方向に回転させながら、その外周面に、金
属化合物、例えばアルミナ、ジルコニア系のようなセラ
ミックス粉末を液状バインダで混練したセラミックス粉
末f@液C,を吹付は器7のノズル7aから噴射して塗
布し、四部1a以外に付着したセラミックス粉末’R3
f& Clをブラッシングロール8で拭い取ると共に、
四部1aのセラミックス被nり部Cの表面をロールの外
周面の他の面と同一にする。そして、乾燥器9によって
セラミックス被膜部Cを乾燥して、その被膜を凹部1a
に固着させる。このセラミックス被膜部Cが鋳型部IO
に来ると、?8@Rと接触し、そのFJIRを冷却して
凝固させる。セラミックス被膜部Cは、鋳片−1に付着
して!+1離したり摩耗したりするので、それを補充す
るために、水冷ロールlの回転毎に上iJcした作業を
連続して施行する。
本実施例では、薄肉鋳片の凝固シェルは、面積比10〜
50%の熱伝導率の低いセラミックス被膜部Cをもつ金
属製水冷ロールlによって軟冷却されるために、薄肉鋳
片−5の表面の+’f’lれ、二重肌等の欠陥が発生す
ることが防止される。
また、セラミックス被膜部Cは、水冷ロールlの外周面
の凹部1a内に形成されており、これを水冷ロール1の
外周面上に均等に分布させることができ、溶鋼Rは均等
に冷却されることになる。
また、セラミックス被膜部Cは、水冷ロールlの外周面
の凹部1a内に形成されており、かつブラッシングロー
ル8によってロール外周面と同一面に形成されているた
めに、同被膜Cの鋳片−,による剥離又は摩耗が防止さ
れる。
第3図は、本発明の第二の実施例としてのベルト式連続
鋳造機の概念を示す縦断正面図、第4図は、第3図の■
−■視におけるヘルドの外面の展開図である。
第3図及び第4図において、11は一対の板幅方向の金
属製ベルトであり、このベル[1に挟持されて同調移動
する一対の板厚方向のサイドダム14とによって鋳型部
20が形成され、ベル目lの鋳型部20移動壁となる部
分はスプレィ冷却器16によって水冷されている。
ベルトlの外面には、第4図に示すように、上記の第一
の実施例と同様の凹部11aが、10%〜50%の面積
比で設けられ、ベル)lを回転移動させながら、第一の
実施例と同様に吹付は器17のノズル17aからセラミ
ックス粉末溶液CIを噴射して塗布し、ブラッシングロ
ール18によって拭い取ると共に、セラミックス被膜部
Cをヘルドlの他の面と同一にする。そして、乾燥器1
9によってセラミックス被膜部Cを乾燥して固着させ、
このセラミックス被膜部Cが鋳型部20に来ると、タン
デインシュ15からi8 fi4 Rを供給し、水冷さ
れているベルH1によって溶鋼Rを冷却して凝固させて
薄肉鋳片−2とする。このセラミックス粉末溶液CIの
塗布、固着作業は、上記の第一の実施例と同様に連続し
て施行する。
本実施例においても、上記第一の実施例と同様に、薄肉
鋳片1を均等に軟冷却して表面欠陥の発生を防ぐことが
でき、またセラミックス被膜Cの?、II離又は摩耗を
防ぐことができる。
なお、上記再実施例におけるセラミックス被膜部Cの面
積比は、鋳造条件を設定した要素実験による薄肉鋳片−
1,−2の凝固シェル厚さによって決定され、実験によ
ると、前記面積比を10%〜50%に設定することによ
り、鋳型の抜熱量は、10%〜30%低下させることが
可能であることが判明した。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでな
く、予め水冷ロール及びヘルドにセラミックス被膜を第
2図及び第4図に示すように溶射して面一に仕上げたも
のを第1図及び第3図に示すように組立てるようにして
もよい。
〔発明の効果〕
本発明は、金属製水冷移動壁の鋳型面の表面積の10%
〜50%を、熱伝導率の低い金属化合物被膜によって形
成したことにより、前記鋳型面の抜熱量を低下させるこ
とができ、鋳型内の薄肉鋳片の凝固シェルが軟冷却され
、その表面の割れ、二重肌等の欠陥を防止することがで
きる。
また本発明は、金属製水冷移動壁の鋳型面の凹部に金属
化合物被膜を形成させることにより、同被膜は凹部内に
確実に保持されて剥離及び摩耗が防止され、抜熱量を維
持することができ、かつ、凹部の数及び配列を適宜選定
することによって抜熱量を調整することができると共に
、薄肉鋳片を均一冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例であるロール式連vL鋳
造機を一部破断して示した正面図、第2図は第1図のロ
ー■視における水冷ロールの外周面の展開図、第3図は
本発明の第二の実施例であるヘルド式連続鋳造機の縦断
正面図、第4図は第3図のIV−rV視におけるヘルド
の外面の展開図、第5図は従来のロール式連続鋳造機の
一例を示す一部破断正面図、第6図は従来のヘルド式連
続鋳造機の一例を示す縦断正面図である。 l −水冷ロール、    la−・四部、4 サイド
ダム、    7−吹付は器、8−プランジングロール
、9−・乾燥器、lO鋳型部、      11−ヘル
ド、11a  凹部、      14  サイドダム
、16  スプレィ冷却器、  17−吹付は器、18
−プランジングロール、19  乾燥器、2〇−鋳型部
、     C−セラミックス被膜部、R−・ン容鋼、
              −1・ H2−薄肉ih
片。 第1図 ρ 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、板幅方向の一対の金属製水冷移動壁と、板厚方向の
    一対の固定堰又は移動堰とから成る鋳型を備えた薄肉鋳
    片の連続鋳造機において、上記金属製水冷移動壁の鋳型
    面を、10%〜50%の面積比の金属化合物被膜によっ
    て形成したことを特徴とする薄肉鋳片の連続鋳造機用鋳
    型。 2、金属製水冷移動壁の鋳型面に10%〜50%の面積
    比で散在する凹部を設け、同凹部に金属化合物被膜を形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の薄肉鋳片の連
    続鋳造機用鋳型。
JP25495088A 1988-10-12 1988-10-12 薄肉鋳片の連続鋳造機用鋳型 Pending JPH02104448A (ja)

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JP25495088A JPH02104448A (ja) 1988-10-12 1988-10-12 薄肉鋳片の連続鋳造機用鋳型

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489239B1 (ko) * 2000-08-24 2005-05-17 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조기의 롤 표면 세척장치 및 그 방법
CN108057862A (zh) * 2017-12-28 2018-05-22 安徽东升精密铸钢件有限公司 一种双辊带坯的铸造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072649A (ja) * 1983-09-30 1985-04-24 Hitachi Ltd 急冷金属薄帯の製造装置

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