JPH03243051A - ファクシミリ受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はファクシミリ受信装置に関する。

［従来技術］ 現在広く普及しているファクシミリ受信装置は相手を選
ばず全て受信するように構成されている。従って、ダイ
レクトメールのような受信する必要のない人からのメツ
セージ又は画像も全て受信してしまい、その間に必要な
人からの受信が出来ない問題があり、又受信装置が動作
するので電力や用紙等の装置の動作コストが高くつく問
題がある。

従って、このような受信を阻止し必要な受信のみを受信
出来るファクシミリ装置が望まれる。

［発明の目的］ 従って、本発明の目的は所定の送信者からの画像信号の
みを受信し得るようにしたファクシミリ受信装置を提供
することにある。

［発明の概要］ 本発明のファクシミリ受信装置は、予め登録してある暗
証番号に対応する暗証番号信号を受信したときにのみ前
記画像信号の受信を可能にする装置を具備したこと、よ
り具体的には、暗証番号を予め記録する暗証記憶部、受
信した暗証番号信号を予め暗証記憶部に記録された暗証
番号と比較し致した場合に出力を生じる暗証比較回路、
及び前記暗証比較回路からの出力が所定時間生じないと
き、すなわち受信した暗証番号信号が予め記憶されてい
る暗証番号に一致しないが又は暗証番号信号が入信しな
いときに回線を切断するスイッチ装置を設けたことを特
徴とする。

本発明によると、受信磯に特有の一定の暗証番号か、送
信者に特有の暗証番号かにより、所定の通信相手のみか
らの画像信号を受信出来、又ファクシミリ装置の有効利
用時間を増大することが出来る。

［発明の詳細な説明］ 以下本発明を添付図面を参照して詳しく説明する。第１
図は本発明のファクシミリ受信装置の全体図であり、第
２図は本発明の要部構成を示す回路図である。

先ず第１図を参照するに、電話回線１からの電話呼出し
信号及びファクシミリ信号はＮＣＵ部２すなわち回路網
制御回路に受信され、モデム部４（送信変調器／受信復
調器）を経て、画像処理部５に入る。画像処理部５は通
常送受信兼用であり、送信用の光電変換部６により電気
信号化された信号は送信用デジタル信号に変換する作用
もあるが、本発明の要旨には関係がない。受信信号は画
像処理部５で画像信号、走査信号等に分離及び変換され
、画像信号は印字部７に供給されて電気−光変換器で光
信号に変換され、又走査信号及び印字制御信号は制御部
８を経て一部は印字部７に送られて電気−光変換器の制
御を行ない、他の一部は機構制御部９に加えられて印字
部の紙送り機構等を作動させる。又ＮＣＵ部２は電話部
１０にも接続されており、内蔵ダイヤル装置又は外付は
電話機として送信或は独立の通話のために使用出来る。

電話部１０は制御部８に接続されている。

全ての装置は制御部８の制御を受け、送信・受信の切り
替えその他の作用を行なう。なお、１０は電源部、１２
は相手先電話番号等の表示部である。以上の構成及び作
用は従来公知のファクシミリ装置と同様である。

本発明に従って、ＮＣ０部４にはトーンデコーダ３が内
蔵されており、送信者のブツシュボタンダイヤルトーン
をデコードして暗証番号信号を分離する。分離された暗
証番号信号は制御部８の接続制御部１１に送られる。接
続制御部１１は暗証番号に依存して回線の維持及び切断
を行なう。

又、電話部１０は登録スイッチ１３による切替で制御部
８の接続制御部１１の構成部分である暗証記憶部にアク
セスできる。

次に第２図を参照して本発明の新規な構成と動作を説明
する。制御部８は通常のマイクロコンピュータであり、
プログラムを適宜に設定することにより本発明で必要な
回路要素としての機能を容易に持たせることが出来る。

制御部８の接続制御部１１には暗証記憶部１５と暗証比
較部１６とが設けてあり、暗証記憶部１５には暗証番号
の登録のために電話部ｌＯが接続可能であり、又は暗証
比較部１５にはトーンデコーダ３が接続されている。

暗証記憶部１６への暗証番号の登録には、電話部１０に
は内蔵ダイヤル部１８又は外付は電話機１９が使用され
る。外付は電話機を利用するときには登録スイッチ１３
を登録側に切り替えて電話部１０を接続制御部１１に接
続し、所定の暗証番号をダイヤルする。暗証番号の登録
には電話回線からの電源を利用しないでファクシミリ装
置の電源を利用する。ブツシュダイアルの場合には、暗
証番号はトーンデコーダ３を介して暗証記憶部１５に記
憶される。ダイヤルパルスの場合には暗証番号はダイヤ
ルパルス検知器３゛を介して暗証記憶部１５に記憶され
る。暗証番号は受信側で予め送信者に通知してある任意
の単一又は複数の暗証番号である。暗証比較部１６では
受信信号から分離されデコーダ３でデコードされたトー
ン信号が暗証記憶部１５の暗証番号と比較され、一致信
号が出ると回線を維持し、一定時間一致信号が出なけれ
ば制御部８はＮＣＵ２を制御して回線を切断させる。例
えば、制御部８に入信回線との接続で始動するタイマー
１７を設け、その所定の設定時間内に一致が出なかった
ら切断信号を出す。

［作用効果］ 以上の構成であるから、入信回線が接続されるとタイマ
ー１７が始動する。相手が通常の電話番号に続いて暗証
番号を送ると、ＮＣＵ２のトーンデコーダ３は暗証番号
を分離してこれを暗証比較部１６に送る。比較部は暗証
記憶部１５の記憶内容と比較して、一致が出ればタイマ
ー１７をクリアし回線をそのまま保持する。所定時間一
致が出なければタイマー１７は切断信号をＮＣＵ２に送
って回線を切断する。

以上のように、本発明によれば所定の相手先からの受信
画像のみを受信出来る利益が得られる。

すブロック図である。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）画像を表わす電気信号を受信して前記画像を再生す
   るファクシミリ受信装置に於て、予め登録してある暗証
   番号に対応する暗証番号信号を受信したときにのみ前記
   画像信号の受信を可能にする接続装置を具備したファク
   シミリ受信装置。 ２）接続装置は、所定の暗証番号を予め記録する暗証記
   録部、受信した暗証番号信号を前記暗証記憶部に記録さ
   れた所定の暗証番号と比較する暗証比較回路、及び受信
   開始から所定時間内に前記比較回路から一致信号が出力
   しない場合に回線を切断するスイッチ回路よりなること
   を特徴とする、前記第１項記載のファクシミリ受信装置
   。