JPH03242499A - 多翼送風機の羽根車 - Google Patents
多翼送風機の羽根車Info
- Publication number
- JPH03242499A JPH03242499A JP3767290A JP3767290A JPH03242499A JP H03242499 A JPH03242499 A JP H03242499A JP 3767290 A JP3767290 A JP 3767290A JP 3767290 A JP3767290 A JP 3767290A JP H03242499 A JPH03242499 A JP H03242499A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- impeller
- vane
- blades
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は換気1通風、排気用等に供される多翼送風機
の羽根車に関するものである。
の羽根車に関するものである。
[従来の技術]
比較的小型の多翼送風機の羽根車のなかには基体部分が
プレス成形によるものが従来がらある。その構造は例え
ば第5図と第6図に示すとおりである。即ち、切り曲げ
により形成された周方向に配列する複数枚の翼10を持
つ円筒体11が基体部分となっている。この円筒体11
は矩形状の金属薄板を円筒形に成形して得られ、多翼1
0は切り曲げによって形成されている。
プレス成形によるものが従来がらある。その構造は例え
ば第5図と第6図に示すとおりである。即ち、切り曲げ
により形成された周方向に配列する複数枚の翼10を持
つ円筒体11が基体部分となっている。この円筒体11
は矩形状の金属薄板を円筒形に成形して得られ、多翼1
0は切り曲げによって形成されている。
円筒体11の一端にはその端部補強と形状維持のための
リング部材7が装着されている。また円筒体11の他端
側には中央にボスを一体化した側板6がカシメにより結
合されている。
リング部材7が装着されている。また円筒体11の他端
側には中央にボスを一体化した側板6がカシメにより結
合されている。
この羽根車は基体部分がプレスによる切り曲げ加工で成
形でき、製造が容易で生産性も高いことから広く採用さ
れている。
形でき、製造が容易で生産性も高いことから広く採用さ
れている。
[発明が解決しようとする課題]
多翼送風機の性能はそれを組み込むシステムの仕様から
決定されることが多く、風量の増大もしくは圧力の増大
という要請を受けることが多い、こうした要請には通常
は羽根車の真数を増加させることや翼長を増加させるこ
とによって対応することになる。しがしながら、従来の
プレスによる切り曲げ加工で成形される羽根車において
は、真数、翼長が円筒体11の円周長により決定されて
しまい、真数を増やせば翼長は小さくなり、翼長を増せ
ば真数は制限されることになり、上記したような要請に
応じることが甚だ困難である。
決定されることが多く、風量の増大もしくは圧力の増大
という要請を受けることが多い、こうした要請には通常
は羽根車の真数を増加させることや翼長を増加させるこ
とによって対応することになる。しがしながら、従来の
プレスによる切り曲げ加工で成形される羽根車において
は、真数、翼長が円筒体11の円周長により決定されて
しまい、真数を増やせば翼長は小さくなり、翼長を増せ
ば真数は制限されることになり、上記したような要請に
応じることが甚だ困難である。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、プレスによる切り曲げ加工により製造でき、真
数や翼長に関する設定の自由度が高い多翼送風機の羽根
車を得ることを目的とするものである。
もので、プレスによる切り曲げ加工により製造でき、真
数や翼長に関する設定の自由度が高い多翼送風機の羽根
車を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る多翼送風機の羽根車は、円筒体を内外二
重に成し、外側のものには外向きの翼を、内側のものに
は内向きの翼をそれぞれ一体に形成し、機能翼を内外の
翼で槽底したものである。
重に成し、外側のものには外向きの翼を、内側のものに
は内向きの翼をそれぞれ一体に形成し、機能翼を内外の
翼で槽底したものである。
またこの発明に係る他の多翼送風機の羽根車は、円筒体
を内外二重に成し、内側のものには内向きの翼を、外側
のものには外向きの翼をそれぞれ一体に形成するととも
に、外側のものの真数を内側のものの真数に対して増減
させたものである。
を内外二重に成し、内側のものには内向きの翼を、外側
のものには外向きの翼をそれぞれ一体に形成するととも
に、外側のものの真数を内側のものの真数に対して増減
させたものである。
さらにこの発明に係る他の多翼送風機の羽根車は、特に
内外二重の円筒体をそれぞれ矩形状の金属薄板からプレ
スによる切り曲げ加工により構成したものである。
内外二重の円筒体をそれぞれ矩形状の金属薄板からプレ
スによる切り曲げ加工により構成したものである。
[作用]
この発明の多翼送風機の羽根車においては、機能真の真
数、翼長を内外二つの円筒体の総門周長から決定するこ
とができ、羽根外径を太きくしなくても真数や翼長を増
加させることができるようになる。
数、翼長を内外二つの円筒体の総門周長から決定するこ
とができ、羽根外径を太きくしなくても真数や翼長を増
加させることができるようになる。
またこの発明の他の多翼送風機の羽根車においては、機
能翼の真数に関する設計上の自由度が増し、組み込むシ
ステムに対して最適な羽根車を得ることができるように
なる。
能翼の真数に関する設計上の自由度が増し、組み込むシ
ステムに対して最適な羽根車を得ることができるように
なる。
さらにこの発明の他の多翼送風機の羽根車においては、
特にプレスによる切り曲げ加工で容易に製造することが
できる。
特にプレスによる切り曲げ加工で容易に製造することが
できる。
[実施例]
第1図から第4図はいずれもこの発明による多翼送風機
の羽根車の一実施例を示したもので、それらのいずれも
、周方向に配列する複数の翼1.2を一体形成した内外
二重の円筒体3,4を基体部分として持つことを基本構
成としているものである。
の羽根車の一実施例を示したもので、それらのいずれも
、周方向に配列する複数の翼1.2を一体形成した内外
二重の円筒体3,4を基体部分として持つことを基本構
成としているものである。
初めに第1図〜第3図に示した実施例の羽根車について
説明すると、この羽根車の各々の機能翼5は、外側の円
筒体4に一体に形成されている翼2と、内側の円筒体3
に一体に形成されている翼1との一対一対応による密着
接合で構成されている。翼2は円筒体4の周方向に配列
していて、外側に向かってその出口が回転方向に対して
前向きになるよう切り曲げにより形成されている。また
翼1は翼2と同ピツチに円筒体3の周方向に配列してい
て、内側に向かって切り曲げにより形成されている。各
円筒体3゜4はいずれも矩形状の金属薄板から成形され
、多翼1.2は、矩形状の金属薄板の長手方向に沿って
所定の間隔を維持し、翼幅寸法を幅寸法とした長手方向
に対し直角に配置した切り曲げによって形成されている
。そして、円筒体4の内側に円筒体3が密着状態に多翼
2,1が対応するように一体化され、ボス付きの側板6
と補強のためのリング部材7が側端に装着されていて複
数の機能翼5を周方向に持つ羽根車となっている。完成
品の羽根車は、各円筒体3.4に形成されている翼1,
2と同数の真数の機能翼5を持つことになる。各機能翼
5の翼長は翼1と翼2の幅寸法の和となる。
説明すると、この羽根車の各々の機能翼5は、外側の円
筒体4に一体に形成されている翼2と、内側の円筒体3
に一体に形成されている翼1との一対一対応による密着
接合で構成されている。翼2は円筒体4の周方向に配列
していて、外側に向かってその出口が回転方向に対して
前向きになるよう切り曲げにより形成されている。また
翼1は翼2と同ピツチに円筒体3の周方向に配列してい
て、内側に向かって切り曲げにより形成されている。各
円筒体3゜4はいずれも矩形状の金属薄板から成形され
、多翼1.2は、矩形状の金属薄板の長手方向に沿って
所定の間隔を維持し、翼幅寸法を幅寸法とした長手方向
に対し直角に配置した切り曲げによって形成されている
。そして、円筒体4の内側に円筒体3が密着状態に多翼
2,1が対応するように一体化され、ボス付きの側板6
と補強のためのリング部材7が側端に装着されていて複
数の機能翼5を周方向に持つ羽根車となっている。完成
品の羽根車は、各円筒体3.4に形成されている翼1,
2と同数の真数の機能翼5を持つことになる。各機能翼
5の翼長は翼1と翼2の幅寸法の和となる。
この羽根車を回転軸に装着して回転させると、内側の翼
1に流入する空気に運動量が与えられ、空気は翼1に沿
って外側に流れる。翼1がら流出した空気は翼2に流入
し、さらに運動量を与えられて翼2の形成する出口から
流出されることになる。翼1,2の間隔はここに沿って
流れる空気に剥離が発生しない寸法に設定されていて、
翼1.2によって一枚の単独の機能翼5として働く。
1に流入する空気に運動量が与えられ、空気は翼1に沿
って外側に流れる。翼1がら流出した空気は翼2に流入
し、さらに運動量を与えられて翼2の形成する出口から
流出されることになる。翼1,2の間隔はここに沿って
流れる空気に剥離が発生しない寸法に設定されていて、
翼1.2によって一枚の単独の機能翼5として働く。
多翼送風機の主要値決定は一般的な計算によるが、この
発明に係る主要値は、φ−Q/′)4D22u2 、v
=1.294’v’i 、v=D1 /D2で表され
る。ここで、φは流量係数、Qは風量。
発明に係る主要値は、φ−Q/′)4D22u2 、v
=1.294’v’i 、v=D1 /D2で表され
る。ここで、φは流量係数、Qは風量。
D、は機能翼内径+D2は機能翼外径、u3は機能翼外
径周速度、■は機能翼内径周速度である。今例えば、D
I、D2が決定され、機能翼5の間に流れる空気の剥離
が発生しない機能翼5の枚数が決定されれば、各円筒体
3.4の翼1.2の幅の和により翼長を長くし、計算値
に一致する羽根車を製作することができることになる。
径周速度、■は機能翼内径周速度である。今例えば、D
I、D2が決定され、機能翼5の間に流れる空気の剥離
が発生しない機能翼5の枚数が決定されれば、各円筒体
3.4の翼1.2の幅の和により翼長を長くし、計算値
に一致する羽根車を製作することができることになる。
即ち、翼1,2の組みによる機能翼5の真数、翼長を最
適なものとして設計でき、設計の自由度は著しく増すこ
とになる。また機能翼5を構成する多翼1,2の切り曲
げ角度も任意かつ個別的に設定することもでき、入口角
β。
適なものとして設計でき、設計の自由度は著しく増すこ
とになる。また機能翼5を構成する多翼1,2の切り曲
げ角度も任意かつ個別的に設定することもでき、入口角
β。
出口角αの設定も容易で、はぼ要求どうりのものができ
る。
る。
第4図により示した実施例の羽根車は、外側の円筒体4
の真数の増減により機能翼5の真数を加減して構成でき
るようにしたもので、外側の或は内側の円筒体4.3に
おける翼2,1の幾つかが組み合わせによらず単独に機
能翼5を構成することになる点以外の構成及び作用効果
は前例のものと変わらない。
の真数の増減により機能翼5の真数を加減して構成でき
るようにしたもので、外側の或は内側の円筒体4.3に
おける翼2,1の幾つかが組み合わせによらず単独に機
能翼5を構成することになる点以外の構成及び作用効果
は前例のものと変わらない。
[発明の効果コ
以上、実施例による説明でも明らかなように、この発明
の多翼送風機の羽根車によれば、機能翼の真数、翼長を
内外二つの円筒体の総置周長から決定することができ、
羽根外径を大きくしなくても真数や翼長を増加させるこ
とができ、設計の自由度が増大する効果が得られる。
の多翼送風機の羽根車によれば、機能翼の真数、翼長を
内外二つの円筒体の総置周長から決定することができ、
羽根外径を大きくしなくても真数や翼長を増加させるこ
とができ、設計の自由度が増大する効果が得られる。
またこの発明に係る他の多翼送風機の羽根車によれば、
機能翼の真数に関する設計上の自由度が増し、組み込む
システムに対して最適な羽根車を得ることができる効果
が得られる。
機能翼の真数に関する設計上の自由度が増し、組み込む
システムに対して最適な羽根車を得ることができる効果
が得られる。
さらにこの発明に係る他の多翼送風機の羽根車によれば
、特にプレスによる切り曲げ加工で容易に製造すること
ができる、コストの低減をも計ることができる。
、特にプレスによる切り曲げ加工で容易に製造すること
ができる、コストの低減をも計ることができる。
第1区はこの発明による多翼送mv1の羽根車の一実施
例を示す斜視図、第2図は同じくその縦断面図、第3図
は第2図における■−■線における拡大断面図、第4図
は他の実施例の羽根車の構成を第3図に準じて示す拡大
断面図、第5図は従来例としての多翼送風機の羽根車を
示す斜視図、第6図は同じ〈従来例の羽根車の断面図で
ある0図において、1,2は翼、3は内側の円筒体、4
は外側の円筒体、5は機能翼である。なお、図中同一符
号は、同−又は相当部分を示す。
例を示す斜視図、第2図は同じくその縦断面図、第3図
は第2図における■−■線における拡大断面図、第4図
は他の実施例の羽根車の構成を第3図に準じて示す拡大
断面図、第5図は従来例としての多翼送風機の羽根車を
示す斜視図、第6図は同じ〈従来例の羽根車の断面図で
ある0図において、1,2は翼、3は内側の円筒体、4
は外側の円筒体、5は機能翼である。なお、図中同一符
号は、同−又は相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)、周方向に配列した外側に向かう複数枚の翼を一
体に持つ円筒体の内側に、周方向に配列した内側に向か
う複数枚の翼を一体に持つ円筒体を密着状態に一体化す
ることによって機能翼が構成されていることを特徴とす
る多翼送風機の羽根車。 - (2)、周方向に配列した内側に向かう複数枚の翼を一
体に持つ円筒体の外側に、周方向に配列した外側に向か
う複数枚の翼を一体に持つ円筒体を密着状態に一体化す
るとともに、上記外側の円筒体の翼枚数を内側の円筒体
の翼枚数に対し増減させたことを特徴とする多翼送風機
の羽根車。 - (3)、各円筒体が矩形状の金属薄板から成形され、そ
れらの各翼が、矩形状の金属薄板の長手方向に沿つて所
定の間隔を維持し、翼幅寸法を幅寸法とした長手方向に
対し直角に配置した切り曲げによって構成されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の多翼送風機の羽
根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3767290A JPH03242499A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 多翼送風機の羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3767290A JPH03242499A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 多翼送風機の羽根車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03242499A true JPH03242499A (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=12504127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3767290A Pending JPH03242499A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 多翼送風機の羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03242499A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141896B2 (ja) * | 1977-02-26 | 1986-09-18 | Thomae Gmbh Dr K | |
JPS6223599A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機の扇車 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP3767290A patent/JPH03242499A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141896B2 (ja) * | 1977-02-26 | 1986-09-18 | Thomae Gmbh Dr K | |
JPS6223599A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機の扇車 |
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