JPH0324223Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324223Y2 JPH0324223Y2 JP1985014311U JP1431185U JPH0324223Y2 JP H0324223 Y2 JPH0324223 Y2 JP H0324223Y2 JP 1985014311 U JP1985014311 U JP 1985014311U JP 1431185 U JP1431185 U JP 1431185U JP H0324223 Y2 JPH0324223 Y2 JP H0324223Y2
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- JP
- Japan
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- spherical
- oscillating
- toy
- sounding
- sounding body
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- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 241000283973 Oryctolagus cuniculus Species 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は揺らせて音を出す揺動発音玩具の改良
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術)
手に持つて振つたりころがしたりすると、内蔵
の杆体と振動杆が触れあつて音を出す玩具は従来
より公知である(実公昭37−27923号、同35−
10351号)。しかしそれらの揺動発音体を玩具内に
収めるため従来は手縫い等の縫製によつていたた
め製造が面倒で、揺動発音体の位置調節が難し
く、また音も悪い欠点があつた。
の杆体と振動杆が触れあつて音を出す玩具は従来
より公知である(実公昭37−27923号、同35−
10351号)。しかしそれらの揺動発音体を玩具内に
収めるため従来は手縫い等の縫製によつていたた
め製造が面倒で、揺動発音体の位置調節が難し
く、また音も悪い欠点があつた。
(技術的課題)
本考案は前記の点を解決するもので、その課題
は球状の揺動発音体を玩具本体の製造後その球状
部へ収められるようにするとともに、そのため
の、開口部をスライドフアスナーで閉じることに
より、製造が容易で音質を損なわずしかも玩具の
性能を高めることにある。
は球状の揺動発音体を玩具本体の製造後その球状
部へ収められるようにするとともに、そのため
の、開口部をスライドフアスナーで閉じることに
より、製造が容易で音質を損なわずしかも玩具の
性能を高めることにある。
(技術的手段)
前記課題を解決するため本考案は、振り子6b
との接触により打音を発する振動発音杆6cが植
設された重り6dを下部に有する円筒状筐体6を
上下配置で収めた球状の揺動発音体1を備えてお
り、該球状の揺動発音体1を玩具本体2の下部の
球状部3の一側に包むように内蔵するため、前記
球状部3を、揺動発音体1に密着する表皮8によ
り袋状に形成し、該球状部3の後側に前記球状の
揺動発音体1を収めるための開口部4を設け、そ
の開口縁にスライドフアスナー5を取付けるとい
う手段を講じたものである。
との接触により打音を発する振動発音杆6cが植
設された重り6dを下部に有する円筒状筐体6を
上下配置で収めた球状の揺動発音体1を備えてお
り、該球状の揺動発音体1を玩具本体2の下部の
球状部3の一側に包むように内蔵するため、前記
球状部3を、揺動発音体1に密着する表皮8によ
り袋状に形成し、該球状部3の後側に前記球状の
揺動発音体1を収めるための開口部4を設け、そ
の開口縁にスライドフアスナー5を取付けるとい
う手段を講じたものである。
(作用)
前記構成によれば良好な音響性能を有する筐体
6を収めた球状の揺動発音体1は、球状部3の表
皮8のみによつて適度の緊張状態で包まれてい
る。そのため揺動発音体1の球状表面に表皮8が
密着し、その開口部4を閉じたフアスナー5は表
皮8と同様球状表面に良くなじみ、揺動発音体1
と玩具本体2を全体として一体化させる。それ
故、揺動発音体1の音響性能は玩具本体2による
吸収等の悪影響をこうむることなく外部へ響くこ
ととなる。またフアスナー5によりきつめに閉じ
られるように寸法出しされるから、球状の揺動発
音体1は玩具本体2内へ収めることによつて押え
られ、取付姿勢の調節も容易である。
6を収めた球状の揺動発音体1は、球状部3の表
皮8のみによつて適度の緊張状態で包まれてい
る。そのため揺動発音体1の球状表面に表皮8が
密着し、その開口部4を閉じたフアスナー5は表
皮8と同様球状表面に良くなじみ、揺動発音体1
と玩具本体2を全体として一体化させる。それ
故、揺動発音体1の音響性能は玩具本体2による
吸収等の悪影響をこうむることなく外部へ響くこ
ととなる。またフアスナー5によりきつめに閉じ
られるように寸法出しされるから、球状の揺動発
音体1は玩具本体2内へ収めることによつて押え
られ、取付姿勢の調節も容易である。
(実施例)
図示実施例において、1は揺動発音体で、円筒
状筐体6内に上蓋6aから吊下した振り子6b
と、それが当つて音を出す複数の揺動発音杆6c
とを有する。
状筐体6内に上蓋6aから吊下した振り子6b
と、それが当つて音を出す複数の揺動発音杆6c
とを有する。
6dは重りで玩具を起上り小法師的に作用させ
る。7は揺動体1の球殻で、重り6dの真下の揺
動中心付近に凹部7aを有し、玩具本体2の姿勢
を安定させる。
る。7は揺動体1の球殻で、重り6dの真下の揺
動中心付近に凹部7aを有し、玩具本体2の姿勢
を安定させる。
玩具本体1の球状部3は前記球殻7をすつぽり
包み込める大きさを有し、図例ではうさぎの縫い
ぐるみの外観に形成されたもので、8は表皮、9
は詰め物を示す。開口部4はその玩具本体2の球
状部3の後側に下向き弧状に設けてあり、開口縁
にスライドフアスナー5を取付けている。実施例
のフアスナー5はナイロン製のもので、玩具本体
2を形成する幾つかの表皮片の内、下部球状部3
のために設けた凸レンズ状当て片8aの後側縫合
部に設けている。8bは前側縫合部を示す。
包み込める大きさを有し、図例ではうさぎの縫い
ぐるみの外観に形成されたもので、8は表皮、9
は詰め物を示す。開口部4はその玩具本体2の球
状部3の後側に下向き弧状に設けてあり、開口縁
にスライドフアスナー5を取付けている。実施例
のフアスナー5はナイロン製のもので、玩具本体
2を形成する幾つかの表皮片の内、下部球状部3
のために設けた凸レンズ状当て片8aの後側縫合
部に設けている。8bは前側縫合部を示す。
(効果)
従つて本考案によれば球状の揺動発音体1を、
玩具本体2の球状部3に開口部4より極く容易に
収められ、その開口部4はスライドフアスナー5
により閉じられるので、体裁良く、その球形によ
くなじみ、かつ玩具本体2の表面から突出せず取
扱上便宜であるのみならず、作業工程が著しく簡
易化される効果がある。特に、球状の揺動発音体
1を包むように縫製するのは手作業であればとも
角、ミシン縫いでは不可能に近いので、構造的に
良くかつ音質の良いものを作るのは従来は極めて
困難であつた点が本考案により解決できるもので
ある。これはベルクロ等テープ状のものを使用し
ても厚みが相当増す反面、固定法に不安が残るの
に比較しても了解できる本考案の顕著な効果であ
る。また、きつめにフアスナーを閉じられるよう
に寸法出しすることができるので、他の部分の形
状もその目的通りの形状となる。例えば詰め物9
の量を変えるだけで第4図に示したような形の違
うものも容易にできる更に揺動発音体1を球状に
し、それをそのまますつぽり包み込める球状部3
を玩具本体2に設けたので起上り小法師式の玩具
が非常に簡単に形成され、内部の発音機構の音質
を全く損うことがない等顕著な効果を奏する。
玩具本体2の球状部3に開口部4より極く容易に
収められ、その開口部4はスライドフアスナー5
により閉じられるので、体裁良く、その球形によ
くなじみ、かつ玩具本体2の表面から突出せず取
扱上便宜であるのみならず、作業工程が著しく簡
易化される効果がある。特に、球状の揺動発音体
1を包むように縫製するのは手作業であればとも
角、ミシン縫いでは不可能に近いので、構造的に
良くかつ音質の良いものを作るのは従来は極めて
困難であつた点が本考案により解決できるもので
ある。これはベルクロ等テープ状のものを使用し
ても厚みが相当増す反面、固定法に不安が残るの
に比較しても了解できる本考案の顕著な効果であ
る。また、きつめにフアスナーを閉じられるよう
に寸法出しすることができるので、他の部分の形
状もその目的通りの形状となる。例えば詰め物9
の量を変えるだけで第4図に示したような形の違
うものも容易にできる更に揺動発音体1を球状に
し、それをそのまますつぽり包み込める球状部3
を玩具本体2に設けたので起上り小法師式の玩具
が非常に簡単に形成され、内部の発音機構の音質
を全く損うことがない等顕著な効果を奏する。
図面は本考案に係る揺動発音玩具の一実施例を
示すもので第1図は斜視図、第2図は揺動発音体
部分の側面断面図、第3図は部分断面図、第4図
は他の実施例の斜視図である。 1……揺動発音体、2……玩具本体、3……球
状部、4……開口部、5……スライドフアスナ
ー。
示すもので第1図は斜視図、第2図は揺動発音体
部分の側面断面図、第3図は部分断面図、第4図
は他の実施例の斜視図である。 1……揺動発音体、2……玩具本体、3……球
状部、4……開口部、5……スライドフアスナ
ー。
Claims (1)
- 振り子6bとの接触により打音を発する振動発
音杆6cが植設された重り6dを下部に有する円
筒状筐体6を上下配置で収めた球状の揺動発音体
1を備えてなり、該球状の揺動発音体1を玩具本
体2の下部の球状部3の一側に包むように内蔵す
るため、前記球状部3を、揺動発音体1に密着す
る表皮8により袋状に形成し、該球状部3の後側
に前記球状の揺動発音体1を収めるための開口部
4を設け、その開口縁にスライドフアスナー5を
取付けたことを特徴とする揺動発音玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985014311U JPH0324223Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985014311U JPH0324223Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130291U JPS61130291U (ja) | 1986-08-14 |
JPH0324223Y2 true JPH0324223Y2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=30499114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985014311U Expired JPH0324223Y2 (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324223Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS498083U (ja) * | 1972-03-11 | 1974-01-23 | ||
JPS4978091U (ja) * | 1972-10-23 | 1974-07-05 |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1985014311U patent/JPH0324223Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130291U (ja) | 1986-08-14 |
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