JPH0324213Y2 - - Google Patents

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JPH0324213Y2
JPH0324213Y2 JP8020284U JP8020284U JPH0324213Y2 JP H0324213 Y2 JPH0324213 Y2 JP H0324213Y2 JP 8020284 U JP8020284 U JP 8020284U JP 8020284 U JP8020284 U JP 8020284U JP H0324213 Y2 JPH0324213 Y2 JP H0324213Y2
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JP
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movable
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【考案の詳細な説明】 この考案は形態変化玩具、詳しくは可動部材を
動かすことによつて形態を三種類に変化させる形
態変化玩具に関する。
一般に、複数の可動部材を動かすことによつて
一つの形態から別の形態に変化する形態変化玩具
は、一つの形態から他の一つの形態に変化するの
みで、さらに他の形態へ変化することがなかつ
た。
この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、三つの形態に変化させることができる形態
変化玩具を提案することを目的とする。
以下、図面によつてこの考案の実施の一例につ
いて説明する。
まず、本考案の形態変化玩具の変化の基本原理
は第5図aに示されるように、形態変化玩具を、
基体30とその両側に設けられた両側可動部材3
1とにより構成し、両側可動部材31はそれぞれ
第1の可動部材31aと第2の可動部材31bと
に二分割し、第1の可動部材31aは第2の可動
部材31bにヒンジ32を介してその外側方に折
畳み自在に支承し、かつ第2の可動部材31bは
上記基体30の両側部から突出した支軸33によ
つて上記基体30の側面に沿つて回動自在に支承
したものである。
そして、上記基体30の両側に上記両側可動部
材31が配置されたとき、全体が自動車状に形成
され、同図bのように、第1の可動部材31aが
ヒンジ32を介して第2の可動部材31bの外側
方に折畳まれたとき、上記基体30が機体を構成
し、上記第1の可動部材31aと第2の可動部材
31bとは翼を構成し、全体が飛行機状に形成さ
れ、さらに同図cのように、上記第1の可動部材
31aが第2の可動部材31bの外側方に折畳ま
れ、且つこれら上記第2の可動部材31bが上記
基体30に対し支軸33を介して回動したとき、
基体30が胴体と脚部を構成し、第1の可動部材
31aと第2の可動部材31bが腕部を構成し、
全体としてロボツト状に形成されるのである。
次に、その具体例について詳しく説明する。な
お、この例において、上記第1の可動部材は両側
可動部材10の上の部分10aとして、また第2
の可動部材31bは下の部分10bとして構成さ
れている。
第1図〜第4図において、符号Aは形態変化玩
具を示す。この形態変化玩具Aは第1図に示す戦
車状の形態から第3図に示す戦闘機状の形態に変
化し、さらに第4図に示すロボツト状の形態に可
逆的に変化するもので、ロツク部1と玩具本体2
とから構成されている。
玩具本体2は中央に設けられた基体となる胴体
3と、その両側に設けられた両側可動部材10と
から構成され、さらに両側可動部材10は、胴体
部3はこの例では上部3aと下部3bとの2つに
分割され、下部3bは脚部材4b,4bに分割さ
れている。この脚部材4a,4bは上部3aから
下方へ垂直に伸ばした摺動杆5に摺動自在に嵌着
してある。
さらに、上記の脚部材4a,4bの各外側には
垂直に旋回自在な垂直尾翼6が軸支されている。
また、胴体3の上部3aの縦方向中心には縦に
V字状の溝7が形成してあり、この溝7内には垂
直方向へ回動自在な機首8が軸支して収納されて
いる。この機首8の支軸近傍は溝7内に折り畳ん
で収納された状態にあるとき、胴体上部3aから
若干上部へ突き出ており、ロボツトの頭部9を兼
ねている。
上記胴体3を挟んで胴体3の両側には両側可動
部材10が設けられている。これはその中央を胴
体3に軸支して垂直方向へこの軸を中心に旋回自
在にした長方形状の部材で、戦車のキヤタピラー
型に形成してある。そして両側可動部材10は上
下に二分割されており、上の部分10aはそれぞ
れ外側方へ開くようにヒンジ11で下の部分10
bに連結されている。下の部分10bが支軸22
を介して胴体3に垂直方向へ旋回自在に軸支して
あり、なおかつ、この下の部分10bの下部には
外方向へ引き出せるように水平尾翼12が埋設さ
れ、また裏面にはロボツトの腕部材13が裏面方
向へ引き出せるように畳み込まれている。他方、
両側可動部材10の上の部分10aの表面には一
体的に主翼部材14が形成されている。
上述の各部材は係合突起や係合片によつてそれ
ぞれの可動作用を係止し固定してあつて、この状
態で戦車の車台を模している。
次に、ロツク部1の詳細は第2図に示し、胴体
上部3aの裏面にT字状突起15を回動自在にビ
ス16で取り付け、これに上記突起15の庇部分
が入る程度のスリツト17を裏面に穿設した中空
状のロツク部材18を覆設する。ロツク部材18
はその裏板が胴体3の裏面とT字状突起15の庇
部分とに挟持され、該ロツク部材18は突起15
の垂直部分を中心に旋回自在である。
ロツク部材18は戦車の砲塔18aに模してあ
り、制動杆となる戦車砲19が内部に挿通して支
承され、内部に立設した案内板20によつて前後
に摺動案内され、その挿通端部は二股に分岐して
あつて、砲19を最後砲へ移動させたときには前
記T字状突起15の垂直部分を上記二股の部分で
緊締挟持し、この際には突起15を挟んだ分だけ
二股の部分が両外側へ膨らむので案内板20と二
股部分との間が緊密になる結果、砲19は前後に
摺動しにくくなるとともに、砲19と突起15と
の間を緊密になるから砲塔18aは前後および旋
回運動が止められる。
次に、上記構成の形態変化玩具Aの使用状態に
ついて説明する。
全ての部材を折り畳んだ状態では戦車の形状を
構成しており、砲塔18aがヒンジ11の上に載
る位置までこれを旋回ないしスライドさせておく
と、キヤタピラー状の両側可動部材10の旋回は
砲塔18aの裏板が当つて可動を阻止され、砲1
9を奥へ引込ませると砲塔18aは比較的動きに
くくなり、戦車の態様が保持される。
これを展開して第3図に示す戦闘機の形態に変
化させるにあたつては上記砲塔18a状のロツク
部1を解除して砲19を引き出す砲塔18aを下
げる。
次いで両側可動部材10の下の部分10bの下
端部に折り畳まれた水平尾翼12を引き出す。そ
れから上記可動部材10の上の部分10aをヒン
ジ11を中心に外側へ旋回させてその外端面を下
の部分10bの外端面に当接させ、係止突起でこ
の状態に係止保持される。さらに砲塔18aは最
下部迄引下げると同時に砲19を真直に後方へ向
けてこれを砲塔18a内へ挿し縮めて固定し、脚
部材4a,4bの両側にそれぞれ設けた垂直尾翼
6を引起す。さらに、機首8を胴体上部3aから
引き出し、その中に埋設された車輪21を引き出
すことにより、上述のようにして戦闘機状形態を
得ることができる。
第3図の形態から第1図の形態に変化させると
きは、上記の逆の順序に各可動部材を折畳めばよ
い。
次に、第3図の戦闘機の形態から第4図に示す
ロボツト状の形態に変化させるには、車輪21を
機首8内に納め、さらに機首8も胴体3内へ折畳
み、次いで両側可動部材10はその支軸を中心に
して垂直に180゜回転させて上に移動させる。
それから上の部分10aをヒンジ11によつて
少し外側へ開いた水平尾翼12を下の部分10b
内へ折畳んでから上の部分10aを上記の元の位
置へ戻し、砲塔18aは180゜旋回させ、この砲塔
18aの裏板が前記両側可動部材10に当り、こ
れの位置が保持され易いように動く。次に、脚部
材4a,4bを摺動杆5に沿つて引き下げてから
それぞれを左右に水平移動させ、腕部材13を前
に引き上げてロボツト状形態を得ることができ
る。
第4図の形態から第2図の形態に変化させると
きは、上記と逆の各可動部材を戻せばよい。
上述のように、上記形態変化玩具Aは複数の可
動部材を備えるものであるが、これら可動部材を
作動させるにあたつては、まずロツク部材18を
解除させる。このことによつて形態の変化が可能
になるので、各可動部材が勝手に動くおそれがな
い。また形態は実施例のように戦車や飛行機に限
られるものではなく、トラツクやブルドーザ、あ
るいは鳥などに変化させ得るよう、各可動部材の
基本構成をそのままにして簡単な塗色と模様の変
更で足りる。
以上詳しく説明したように、本考案に係る形態
変化玩具は、以下の要件を備えたことを特徴とす
るものである。
(イ) 基体とその両側に設けられた両側可動部材と
により構成されていること (ロ) 上記両側可動部材はそれぞれ第1の可動部材
と第2の可動部材とに二分割され、第1の可動
部材は第2の可動部材にヒンジを介してその外
側方に折畳み自在に支承され、かつ第2の可動
部材は上記基体の両側部から突出した支軸によ
つて上記基体の側面に沿つて回動自在に支承さ
れていること (ハ) 上記基体の両側に上記両側可動部材が配置さ
れたとき、全体が自動車状に形成されること (ニ) 上記第1の可動部材が第2の可動部材の外側
方に折畳まれたとき、上記基体が機体を構成
し、上記第1の可動部材と第2の可動部材とは
翼を構成し、全体が飛行機状に形成されること (ホ) 上記第1の可動部材が第2の可動部材の外側
方に折畳まれ、且つこれら上記第2の可動部材
が上記基体に対し支軸を介して回動したとき、
基体が胴体と脚部を構成し、第1の可動部材と
第2の可動部材が腕部を構成し、全体としてロ
ボツト状に形成されること このように、簡単な基本構造による複数の部材
を効率的、有機的に連結することにより、細長の
乗り物、飛行機、及びロボツトの3つの形態に変
化することができるので、従来よりもさらに複雑
になり、意外で多様な変化遊びができ、遊びの領
域をさらに拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る形態変化玩具の折畳ん
だ状態を示す図で、aはその裏面図、bはその側
面図、cはその下面図、dはその正面図、第2図
aはロツク部の横断面図、bはそのA−A矢視
図、第3図は形態の態様を示し、そのaは正面
図、そのbは側面図、そのcは上面図である。第
4図は他の変化の態様を示し、そのaは正面図、
そのbは側面図であり、第5図a,b,cは本考
案の形態変化の原理説明図である。 符号A……形態変化玩具、1……ロツク部、2
……可動部材、3……基体となる胴体、3a……
胴体上部、3b……胴体下部、10……両側可動
部材、10a……可動部材の上の部分、10b…
…可動部材の下の部分、11……ヒンジ、15…
…T字状突起、18……ロツク部材、19……制
御杆(砲)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の要件を備えたことを特徴とする形態変化
    玩具。 (イ) 基体とその両側に設けられた両側可動部材と
    により構成されていること (ロ) 上記両側可動部材はそれぞれ第1の可動部材
    と第2の可動部材とに二分割され、第1の可動
    部材は第2の可動部材にヒンジを介してその外
    側方に折畳み自在に支承され、かつ第2の可動
    部材は上記基体の両側部から突出した支軸によ
    つて上記基体の側面に沿つて回動自在に支承さ
    れていること (ハ) 上記基体の両側に上記両側可動部材が配置さ
    れたとき、全体が自動車状に形成されること (ニ) 上記第1の可動部材が第2の可動部材の外側
    方に折畳まれたとき、上記基体が機体を構成
    し、上記第1の可動部材と第2の可動部材とは
    翼を構成し、全体が飛行機状に形成されること (ホ) 上記第1の可動部材が第2の可動部材の外側
    方に折畳まれ、且つこれら上記第2の可動部材
    が上記基体に対し支軸を介して回動したとき、
    基体が胴体と脚部を構成し、第1の可動部材と
    第2の可動部材が腕部を構成し、全体としてロ
    ボツト状に形成されること。
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JPH069633B2 (ja) * 1986-07-31 1994-02-09 株式会社タカラ 形態変化ロボツト玩具

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