JPH03242062A - コネクションレスモード通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコネクションモード通信を行うパケット形通信
網を介してコネクションレスモードの通信を行う通信方
式に関する。

本明細書において「コネクションモード」とは、通信路
が接続された状態（バーチセルサーキットによる接続を
含む）で通信を行うモードをいう。

また、「コネクションレスモード」とは、相手先情報を
含むメツセージの送受信により、互いに通信路が接続さ
れていない状態で通信を行うモードをいう。

本発明は、コネクションレス処理装置が互いの接続を設
定できる構成とすることにより、コネクションレスモー
ド通信用ＰＶＣの帯域を必要最少限に留めながら、端末
の増設を容易にするものである。

〔従来の技術〕

パケット形通信網では、端末装置がバーチセルサーキッ
トにより互いに接続されたコネクションモードで通信が
行われる。このような通信網で、コネクションモードの
データとは異なるコネクションレスモードのメツセージ
を転送する通信方式が従来から考えられている。

第３図および第４図に従来例コネクションレスモード通
信方式のブロック構成図を示す。

第３図に示した例は基本的な構成であり、コネクション
レスモードの通信を処理するコネクションレス処理装置
４が網に一つ設けられる。

コ不りンヨン形端末装置ｌは伝送路を介して交換ノード
２に接続される。交換ノード２は互いに伝送路を介して
接続され、パケット通信網を形成する。このパケット通
信網でコネクションレスモードのメツセージを転送する
ため、いくつかの交換ノード２にはコネクンヨンレス端
末装置３が接続され、一つの交換ノード２には、コネク
ションレス処理装置４が接続される。コネクンヨンレス
端末装置３とコネクションレス処理装置４との間は、相
手アドレスに対応してあらかじめ設定された通信路、す
なわちパーマネントハーチセルサーキット（「以下ｒＰ
Ｖｃｊという）により接続されている。

コネクションレス端末装置３は、自分の送出する情報セ
ルまたはパケットに付加情報として相手アドレスを付与
し、これをメツセージとして送出する。コネクションレ
ス処理装置４は、各コネクションレス端末装置３からの
メツセージを受信し、そのメツセージに含まれる付加情
報を解釈し、相手アドレスに対応してあらかじめ設定さ
れた方路のＰＶＣ上にそのデータを転送する。

この方式では、一つのコネクンヨンレス処理装置４が網
に接続されるすべてのコネクンヨンレス端末装置４に対
応するＰＶＣをもつ必要があるため、その網におけるコ
ネクションレスモード通信用の伝送容量が、常に最大限
に確保されることになる。このため、網の伝送リソース
の無効保留量が大きい欠点がある。

そこで、網に多数のコネクションレス処理装置４を配備
する方式が従来からとられている。その例を第４図に示
す。

第４図に示した従来例は、複数の交換ノード２にコネク
ションレス処理装置４が接続されている。

コネクンヨンレス処理装置４は、その収容する複数のコ
ネクションレス端末装置３からの同一方路に対するメツ
セージを多重化して、相手装置に転送する。

この方式では、統計的多重化効果から、網金体で必要な
コネクションレスモード通信用帯域を減らすことができ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、第４図に示した従来例方式では、コネクション
レス処理装置が、相手装置毎にＰＶＣをメツシュ状に保
有する必要がある。このため、網内に設置されるコネク
ションレス処理装置の数が増加すると、装置間のＰＶＣ
の数が多くなる欠点があった。また、加入者の増大によ
りコネクションレス処理装置を新規に接続した場合に、
すべてのコネクションレス処理装置について、相手アド
レスとＰＶＣとを対応させているテーブルを更新しなけ
ればならない欠点があった。

本発明は、以上の課題を解決し、網内のコネクションレ
スモード通信用ＰＶＣ帯域を必要最小限とし、しかも瞬
間的な一方路への通信の集中に対しても最大限に通信要
求を満足できるコネクションレスモード通信方式を提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のコネクションレスモード通信方式は、コネクシ
ョンレス処理装置が他のコネクションレス処理装置との
間の接続を設定する手段を含むことを特徴とする。

〔作　用〕

発信端末からコネクションレス処理装置にメツセージが
到着すると、このコネクションレス処理装置は、メツセ
ージ内の情報から相手アドレスを識別し、相手端末を収
容する接続先コネクションレス処理装置に対して呼制御
シーケンスを実行する。これにより接続先コネクション
レス処理装置にパスが設定され、装置間に新たな方路の
バーチセルサーキット　（以下ｒＶＣＪという）が確保
される。したがって、可能性のあるすべてのＰＶＣを常
時確保する必要がなく、コネクションレスモード通信用
の網内のＰＶＣ帯域を最少化することが可能となる。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例コネクションレスモード通信方式
を示すブロック構成図であり、第２図はコネクションレ
ス処理装置の詳細を示すブロック構成図である。

コネクション処理装置１は伝送路を介して交換ノード２
に接続される。交換ノード２は互いに伝送路を介して接
続され、パケ７）通信網を形成する。このパケット通信
網のいくつかの交換ノード２には、相手先情報０目手ア
ドレス）を含むメツセージの送受信により互いに通信路
が接続されていない状態、すなわちコネクションレスモ
ードで通信を行うコネクションレス端末装置３が接続さ
れ、別のいくつかの交換ノード２には、コネクションレ
ス端末装置３の通信を中継するコネクションレス処理装
置４が接続される。

コネクションレス処理装置４は、コネクションレスデー
タのセルあるいはパケットを受信する受信部４２と、受
信部４２が受信したセルあるいはパケットの付加情報か
ら相手アドレスを抽出して識別する相手アドレス認識部
４３と、相手アドレスに対して中継するべきコネクショ
ンレス処理装置４を経由した相手端末までのＰＶＣを対
応させて記憶するテーブル記憶部４４と、このテーブル
記憶部４４の記憶内容にしたがってＰＶＣを選択する送
信制御ｆｉ４５と、送信制御部４５により指定されたＰ
ＶＣにメツセージを送信する送信部４６とを備える。

ここで本実施例の特徴とするところは、コネクションレ
ス処理装置４が、他のコネクションレス処理装置４との
間の接続を設定する手段として、着呼処理部４１および
呼設定処理部４７を備えたことを特徴とする。

コネクションレス端末装置３の発信したコレクションレ
スデータは、発信端末から着信端末までの経路があらか
じめ定められている場合には、その端末を収容するコネ
クションレス処理装置４に対してあらかじめ設定された
ＰＶＣにより転送される。第１図ではこれを二重実線の
矢印で示す。

コレクションレス処理装置４では、受信部４２により、
自分が収容しているコレクションレスａ末装置３から、
または他のコレクションレス処理装置４から、セルまた
はパケットの形態のコネクションレスデータを受信する
。相手アドレスＫＲＦｌａ　ｍ４３は、受信したコネク
ションレスデータの付加情報から相手アドレスを認識す
る。送信制御部４５は、テーブル記憶部４４を参照して
、受信したコネクションレスデータの相手アドレスから
その相手端末までのＰＶＣを選択し、送信部４６に通知
する。送信部４６は、通知されたＰＶＣによりコネクシ
ョンレスデータを転送する。

テーブル記憶部４４に相手アドレスに対応するＰｖＣが
存在しない場合には、送信制御部４５は、呼設定処理１
４７に、相手端末を収容するコネクションレス処理装置
４との間の呼設定を指示する。呼設定処理部４７は、送
信部４６を介して、相手端末を収容するコネクションレ
ス処理装置４のアドレスにより発呼し、そのコネクショ
ンレス処理装置４との間にＶＣを設定する。第１図では
これを二重破線の矢印で示す。ＶＣが設定されると送信
８４６は、そのＶＣによりコネクションレスデータを転
送する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のコネクションレスモード
通信方式は、コネクション処理装置が呼設定を行うこと
により、コネクションレス処理装置間のパスをすべて相
手装置向けに保有せず、特に通信頻度の高いパスだけを
常時確保しておく。

頻度の低いパスについては、メツセージの到着時には呼
制御を行ってパスを確立する。これにより、網内のコネ
クションレスモードのＰＶＣ容量を最少化できる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例コネクションレスモード通信方式
を示すブロック構成図。 第２図はコネクションレス処理装置の詳細を示すブロッ
ク構成図。 第３図および第４図は従来例コネクションレスモード通
信方式を示すブロック構成図。 １・・・コネクンヨン形端末装置、２・・・交換ノード
、３・・・コネクションレス端末装置、４・・・コネク
ションレス処理装置、４１・・・着呼処理部、４２・・
・受信部、４３・・・相手アドレス認識部、４４・・・
テーブル記憶部、４５・・・通信制＠部、４６・・送信
部、４７・・・呼設定処理部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、相手先情報を含むメッセージの送受信により互いに
   通信路が接続されていない状態で通信を行うコネクショ
   ンレス端末装置と、 このコネクションレス端末装置の通信を中継するコネク
   ションレス処理装置と を備え、 前記コネクションレス端末装置および前記コネクション
   レス処理装置は通信路が接続された状態で通信が可能と
   なる通信網に接続された コネクションレスモード通信方式において、前記コネク
   ションレス処理装置は他のコネクションレス処理装置と
   の間の接続を設定する手段を含む ことを特徴とするコネクションレスモード通信方式。