JPH03241607A - 編組線付接地線を有する圧接シールド線 - Google Patents

編組線付接地線を有する圧接シールド線

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JPH03241607A
JPH03241607A JP3932990A JP3932990A JPH03241607A JP H03241607 A JPH03241607 A JP H03241607A JP 3932990 A JP3932990 A JP 3932990A JP 3932990 A JP3932990 A JP 3932990A JP H03241607 A JPH03241607 A JP H03241607A
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JP
Japan
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metal
wire
braided
shielding
center conductor
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Pending
Application number
JP3932990A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ebina
蝦名 悟史
Akinori Mori
森 昭典
Masatoshi Takahagi
高萩 正敏
Tomizo Yano
矢野 富三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、端末を圧接コネクタに打ち込む構造を有する
絶縁コアからなる信号線と接地線とを並列配置した圧接
シールド線に関し、とくに端末加工性を向上させた接地
線を有する圧接シールド線の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の圧接シールド線の従来例の一つを第4図a、b
に示す。第4図aは断面構造を示す図で、接地線40は
金属の中心導体41に導電性PVC42を被覆したもの
を用いた例である。接地線40と、金属の中心導体41
に絶縁体44を被覆した絶縁コアからなる信号線400
を圧接コネクタのピッチに合わせた間隔で配置し、接地
線40と信号線400を共通にシールド用の金属テープ
45で覆い一体化して、外周に、たとえばプラスチック
により外被46を被覆した構造を有している。
第4図すは、従来例1の圧接シールド線の端末加工部の
状態を示す図で、外被46と金属テープ45を除去した
、絶縁体44被覆の信号線400と導電性PVC42被
覆の接地線の端部を圧接コネクタ47に打ち込む構造と
なっている。
第5図a、bは、従来の圧接シールド線の他の例の断面
構造および端末加工部の状態を示す図である。
第5aに示すように、従来例2は、接地線50として金
属の中心導体をそのまま用い、接地線50と、金属の中
心導体51に絶縁体54を被覆した絶縁コアからなる信
号線500を圧接コネクタのピッチに合わせた間隔で配
置し、接地線50と信号線500を共1通にシールド用
の金属テープ55で覆い一体化し、外周に、たとえばプ
ラスチックにより外被56を被覆した構造を有している
従来例2の圧接シールド線の端末加工部は、第5図すに
示すように、外被56と金属テープ55を除去した絶縁
体54被覆の信号線500の端部と、外被56の一部を
残した被覆状態のままの接地線50の端部とを圧接コネ
クタ57に打ち込む構造となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来例1の導電性PVC被覆の接地線を用いた圧接シー
ルド線は、シールド用に信号線および接地線を共通に全
体を覆っている金属テープから接地線に導通ずる際に、
導電性PVCを介するため総抵抗が高くなり、シールド
の効果が悪くなるという問題がある。
従来例2の金属の中心導体を直接接地線に用いた圧接シ
ールド線は、従来例1のシールド効果を悪くするという
問題は解決されるが、端末処理時における端末加工に際
し、圧接コネクタに接地線の端部を打ち込むときの強度
を保持するため、接地線に被覆されている外被を残した
状態で、信号線の外被および金属テープを除去するとい
う作業を要することとなる。すなわち、端末部の加工に
際し、接地線の端末部の外被残存形状を、信号線端部に
対し、圧接コネクタのピッチに適合した間隔で、かつ圧
接コネクタの挿入孔に適合した形状に保持する加工が必
要で、作業上に問題がある。
さらに、接地線の中心導体を直接覆っているシールド用
の金属テープの部分の強度が不充分であり、とくに信号
線にはさまれた位置に接地線を配置した場合、端末加工
上接地線の両側にスリットが入る為、シールド用金属テ
ープの重なり部分がはがれ易く、接地線部の外被が2分
割されてしまう問題があった。
本発明は上記問題点を解決し、圧接コネクタに適合する
シールド線として、シールド効果が高く、端末加工処理
が容易で、かつ端末加工形状の安定した圧接シールド線
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、接地線と、絶縁コア
からなる信号線を圧接コネクタに適合する所定の間隔で
並列に配置した外周をシールド用金属テープにより共通
に覆い一体化し、一括外被を施した接地線を有する圧接
シールド線において、前記接地線は、金属中心導体の外
周に金属編組線による金属編組を施し、かつ前記金属編
組の隙間に樹脂を埋設した構造を備え、且つ該金属中心
導体と前記シールド用金属テープとの間を該金属編組線
によって電気的に導通せしめたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明の圧接シールド線を構成する接地線の部分に用い
られた金属編組は、金属の中心導体と外側の金属テープ
と導通の径路になるように部分的に編組が表面に露出し
た構造であることから、金属テープと接地線の中心導体
との導通を金属編組を介するため低く押えることが可能
となり、従来例1のように総抵抗の高くなることはなく
、シールド特性が向上する。
また端末部の加工処理に際しては、従来例2のように外
被を部分的に残すことはせず、すべてを除去して圧接コ
ネクタに打ち込む構造であることから、打ち込み、圧接
するときの接地線の強度は、金属編組部の樹脂で保持さ
れ、かつ同時に圧接部で切断された金属編組線は樹脂に
固着された状態で分離されることもなく、端末加工処理
は容易で、かつ端末加工部の形状は安定に保持される。
以下図面にもとづき実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明による圧接シールド線の一実施例の断面
構造を示す図である。
接地線10と、金属の中心導体lに絶縁体4を被覆した
絶縁コアからなる信号線lOOを圧接コネクタのピッチ
に適合する間隔で、本実施例は、中央に接地線101両
側に信号線100を並列に配置した外周をシールド用の
金属テープ5により共通に覆い一体化し、たとえば塩化
ビニルなどの樹脂を用いて全体に一括被覆を施した構造
を備えている。
接地線lOは、第3図a、bに断面および長手方向の側
面要部を示すように、金属の中心導体1の外周に金属編
組線2により金属編組を施し、金属編組の隙間には樹脂
3を埋設して固定化した構造を有している。
接地線lOの部分に用いられた、金属編組線2により施
された金属編組は、金属の中心導体1と外側のシールド
用の金属テープ5とを導通ずる径路を形成するように、
部分的に金属編組線2が表面に露出した構造となってい
る。
第2図に本実施例の圧接シールド線の端末加工部の状態
の概要を示す。圧接シールド線の端末部は、信号線10
0および接地線IOに一括施されている外被6および共
通に覆っている金属テープ5を除去し、圧接コネクタ7
に打ち込み圧接する。接地線lOは、金属編組線2が部
分的に露出した金属編組を介することにより、金属テー
プ5と接地線IOの金属の中心導体lとの間の導通を低
く押えることが可能となり、さきに第4図a、  bで
例示した従来例1のように総抵抗の高くなることはなく
、シールド特性が向上する。
また、端末加工部は、さきに第5図すで例示した従来例
2のように、接地線の端末部に外被の一部を残して強度
を保持させるための加工処理を必要とせず、外被はすべ
て除去し、圧接コネクタに打ち込み圧接する際の強度を
金属編組線の隙間に埋設した樹脂の部分で十分保持でき
るとともに、圧接部で切断された金属編組線は樹脂部分
に固着されてばらばらに分離することがないので、端末
加工部の形状を安定、かつ容易に処理することができる
本実施例は、編組線付接地線を中央にし、両側に圧接コ
ネクタのピッチに適合した間隔で信号線を配置した例に
ついて説明したが、本発明の金属編組線付接地線を有す
る圧接シールド線は、編組線付接地線と、絶縁コアから
なる信号線を必要な本数だけ、適宜圧接コネクタのピッ
チに適合した間隔で配置し、全体をシールド用金属テー
プで覆い一体化し、外周を、たとえば塩化ビニールなど
の樹脂により一括外被を施した多心の圧接シールド線に
適用できる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の圧接シールド線は、絶縁
コアからなる信号線と、金属の中心導体に金属の編組線
により金属編組を施し、金属編組の隙間を樹脂で埋設、
固定した接地線とを、圧接コネクタのピッチに適合した
間隔で並列に配置し、外周をシールド用金属テープで覆
い固定、一体化し、外周に樹脂により一括被覆を施した
構造を備えていることから、圧接コネクタに適用するシ
ールド線としてシールド効果が高く、かつ、端末加工部
は外被を一様に除去するだけで、安定な形状の端末加工
処理を容易に行うことができ、端末加工部を圧接コネク
タに打ち込み圧接することにより、現在既存の各種圧接
シールド線の品質を向上、安定化することができる。
さらに、各種電子機器の設計において、回路上の問題、
要求などから、中央に接地線を配置した構成の圧接シー
ルド線に本発明の金属編組線付接地線を具備した圧接シ
ールド線を適用して、製品の品質上その効果は顕著であ
る。
【図面の簡単な説明】
0 第1図は本発明による圧接シールド線断面図、第2図は
本発明による圧接シールド線端末加工部概要図、第3図
a、bは本発明に係る接地線構成図、第4図a、bおよ
び第5図a、bはそれぞれ従来の圧接シールド線例1お
よび例2の構成概要図である。 10、40.50・・・接地線、100.400.50
0・・・信号線、1.41゜51・・・中心導体、2・
・・金属編組線、3・・・樹脂、4.44゜54・・・
絶縁体、5.45.55・・・金属テープ、42・・・
導電性PvC16,46,56−・・外被、7,47.
57−・・圧接コネクタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 接地線と、絶縁コアからなる信号線を圧接コネクタに適
    合する所定の間隔で並列に配置した外周をシールド用金
    属テープにより共通に覆い一体化し、一括外被を施した
    接地線を有する圧接シールド線において、 前記接地線は、 金属中心導体の外周に金属編組線による金属編組を施し
    、かつ 前記金属編組の隙間に樹脂を埋設した構造を備え、かつ
    該金属中心導体と前記シールド用金属テープとの間を該
    金属編組線によって電気的に導通せしめた ことを特徴とする編組線付接地線を有する圧接シールド
    線。
JP3932990A 1990-02-20 1990-02-20 編組線付接地線を有する圧接シールド線 Pending JPH03241607A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105788721A (zh) * 2016-03-07 2016-07-20 江苏泰祥电线电缆有限公司 一种强化屏蔽船用仪表电缆
EP3547516A1 (de) * 2018-03-29 2019-10-02 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Stromversorgungsvorrichtung für einen elektromotor
EP3547515A1 (de) * 2018-03-29 2019-10-02 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Stromversorgungsvorrichtung für einen elektromotor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105788721A (zh) * 2016-03-07 2016-07-20 江苏泰祥电线电缆有限公司 一种强化屏蔽船用仪表电缆
EP3547516A1 (de) * 2018-03-29 2019-10-02 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Stromversorgungsvorrichtung für einen elektromotor
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