JPH03241556A - ビデオテープレコーダにおけるカセット判別装置 - Google Patents

ビデオテープレコーダにおけるカセット判別装置

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JPH03241556A
JPH03241556A JP2039084A JP3908490A JPH03241556A JP H03241556 A JPH03241556 A JP H03241556A JP 2039084 A JP2039084 A JP 2039084A JP 3908490 A JP3908490 A JP 3908490A JP H03241556 A JPH03241556 A JP H03241556A
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JP
Japan
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cassette
tape
reel
reel stand
sum
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JP2039084A
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Toshihiko Ikeda
俊彦 池田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ビデオテープレコーダにおけるテープ残量表
示に好適なカセット判別装置に関し、さらに詳しくは、
装填されたカセットが、VH3方式のコンパクトカセッ
トであるか否かの判別を行うカセット判別装置に関する
〈従来の技術〉 家庭用のVH8方式のビデオテープレコーダにおけるテ
ープ残量の計算においては、例えば、60分テープ、1
20分テープといったテープの種類を先ず判別し、この
種類に応じた計算式に従ってテープ残量を算出して表示
するようにしており、このテープの種類の判別は、従来
、次のようにして行われている。
すなわち、供給リール台の回転周期をTS、巻取りリー
ル台の回転周期をTt、テープ速度をV1テープ全長を
し、テープ厚さをe、リールハブの半径をrとすると、 Ts ’+Tt ’ (4π/v2)・(L−e+2πr2)・・・・・(1
) が成立する。
この(1)式の右辺は、テープの種類に応じた一定の値
となることか明らかであるから供給リール台の回転周期
Tsおよび巻取リリール台の回転周期Ttを計測してT
s ”+Tt ’を演算した結果を、予め記憶されてい
るテープの種類に対応した値と比較することにより、テ
ープの種類の判別を行うことが可能となる。
ここで、上記(1)式がどのようにして導かれるかを以
下に説明する。
供給リール台側のテープの最外周までの半径をR8、巻
取りリール台側のテープの最外周までの半径をRtとす
ると、供給リール台側のテープの最外周によって規定さ
れる円の面積Ssおよび巻取りリール台側のテープの最
外周によって規定される円の面積Stは、 Ss−πRs’ St−πRt’ となる。
また、テープ速度をV、各リール台の回転周期をTs 
、Tt とすると、 2πRs/Ts=V 2πRt /Tt =V が成立するので、上述の各面積の総和Sは、5=Ss 
+5t −(V’/4π)・(Ts ’+T’t ’)となる。
一方、前記面積の総和Sは、両リールハブの面積とテー
プの面積との和としても求められるから、テープ全長を
し、テープの厚さをe、リールハブの半径をrとすると
、 5=L−e +2− yrr 2 となる。
したがって、 (V”/4π)・(TS  ’+’rt  ”)=L 
ae +2 ・ πr 2 となり、 Ts 2+Tt 2 (4π/V2)・(L−e+2πr2)が成立すること
になる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、このような従来例のビデオテープレコーダで
は、フルカセットの種類の判別はできるけれども、V 
HS方式のコンパクトカセットを判別することができな
かった。
すなわち、第4図に示されるように、コンパクトカセッ
ト8は、カセットアダプタ9にセットされた状態でビデ
オテープレコーダに装填されるので、コンパクトカセッ
ト8の供給リールIOは、ビデオテープレコーダの供給
リール台によって直接駆動されるけれども、巻取りリー
ル11は、ギア12を介してカセットアダプタ9のリー
ル13に連結されており、このカセットアダプタ9のリ
ール13が、ビデオテープレコーダの巻取りり−ル台に
よって駆動されるようになっているために、コンパクト
カセット8の場合には、上述の(1)式が成立しないた
めである。
このためコンパクトカセット8を装填した場合の残量計
算は、(1)式により計測演算した結果に最も近い値の
フルカセットとして処理されることになり、誤った残量
が表示されるという難点があった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、フ
ルカセットとコンパクトカセットとを判別できるように
して各カセットに対応して処理が行えるようにすること
を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明では、上述の目的を達成するために、装填された
テープカセットが、VH9方式のコンパクトカセットで
あるか否かを判別するビデオテープレコーダにおけるカ
セット判別装置であって、第1.第2計測手段、演算手
段および判別手段を備え、前記第1計測手段は、供給リ
ール台の回転周期を計測するものであり、前記第2計測
手段は、巻取リリール台の回転周期を計測するものであ
り、前記演算手段は、前記各計測手段でそれぞれ計測さ
れた各回転周期をそれぞれ2乗してその和を演算するも
のであり、前記判別手段は、第1の時点で計測された前
記両回転周期に基づく前記演算手段の演算結果と、前記
第1の時点と異なる第2の時点で計測された前記両回転
周期に基づく前記演算手段の演算結果との差が、予め定
めた値以上であるときに、前記コンパクトカセットであ
ると判別するようにしている。
〈作用〉 カセットアダプタにセットされてビデオテープレコーダ
に装填されるコンパクトカセットは、フルカセットと異
なり、リール台の回転周期の2乗の和が一定にならず、
変化することに着目し、本発明では、2つの異なる時点
においてそれぞれ計測されたリール台の回転周期の2乗
の和を比較し、その差が予め定めた値以上であるときに
は、コンパクトカセットであると判別するようにしてい
る。
〈実施例〉 以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例の機能ブロック図である。
この実施例のビデオテープレコーダは、装填されたテー
プカセットが、VHS方式のコンパクトカセットである
かフルカセットであるかを判別し、その判別結果に応じ
てテープ残量を計算して表示部7に表示できるようにな
っている。
ここで、本発明によるカセット判別の原理を説明する。
コンパクトカセット8は、上述の第4図で説明したよう
に、カセットアダプタ9にセットされた状態でとデオテ
ープレコーダに装填されるので、ビデオテープレコーダ
の巻取りリール台の回転周期は、カセットアダプタのリ
ール13の回転周期となり、この回転周期は、コンパク
トカセット8の巻取りリールIIの回転周期を、両リー
ル11゜■3間のギア12の比で定まる減速比で減速し
たものとなる。
この減速比をkとし、第2図に示されるように、供給側
リールハブI4の半径をrs、供給側リールのテープ■
5の最外周までの半径をRs、供給リール台の回転周期
をTs、巻取り側リールハブ16の半径をrtc、巻取
り側リールのテープI7の最外周までの半径をRt C
、巻取り側リールの回転周期を’rtc、カセットアダ
プタのリール13の回転周期(巻取りリール台の回転周
期)をTt、テープ速度をV1テープ全長をL1テープ
厚さをeとすると、 2πRs/Ts=V 2zrRt c /Tt c =V Tt c =Tt /に であるから Ts=2πRs/V       ・・・・・・・(2
)Tt =k −2rr Rt c /V    −(
3)となり、 また、巻取りリールに巻かれているテープの長さを1t
とすると、各リール側のテープの最外周によって規定さ
れる円の各面積は、各リールハブ面積と各リール側のテ
ープ面積との和としてそれぞれ表せるから、 rrRs 2=(L−1t ) ・e +πr s ”
  −−(4)π Rt  c   ’=I   t 
  −e   +rrr  t  c   ’    
     −−・ (5)となり、上記(2)(3)(
4)(5)式よりRs 、Rt cを消去すると、 Ts ”+Tt 2 =(4π/V”)((k 2−1)  ・e i t+
L−e+πrs2+に2πrtc”  )(6) が得られる。
したがって、コンパクトカセットの場合には、供給リー
ル台の回転周期Tsの2乗と巻取りリール台の回転周期
Ttの2乗との和は、(6)式の右辺から明らかなよう
に、テープ走行に応じてltが変化することにより、そ
の係数(4π/V′)(k’−1)eに従って変化する
ことになる。すナワチ、Ts ’+’rt ’が変(L
するか否かによって、コンパクトカセットであるかフル
カセットであるかの判別ができることになる。
なお、(6)式と上述の(1)式とを比較すると、(1
)式は、(6)式において、k=1.、rS =r t
 C=rとした場合であるということができる。
第1図を参照して、上述の原理に基づく本発明において
は、供給リール台に取り付けられて該リール台の回転に
応じてパルスを発生する光学的あるいは磁気的なセンサ
(図示せず)からのリールパルスおよび水晶発振子lか
らの基準クロックに基づいて、供給リール台の回転周期
Tsを計測する第1計測手段2と、巻取りリール台の同
様のセンサからのリールパルスおよび前記基準クロック
に基づいて、巻取りリール台の回転周期Ttを計測する
第2計測手段3と、前記各計測手段2.3でそれぞれ計
測された各回転周期をそれぞれ2乗してその和(Ts 
2+Tt ”)を演算する演算手段4と、第1の時点で
計測された前記両回転周期Tsl、Tt+に基づく前記
演算手段4の演算結果(Ts 、’+Tt +’)と、
前記第1の時点と異なる第2の時点で計測された前記両
回転周期Ts 2.T’t zに基づく前記演算手段4
の演算結果(TSt’+Tt、′)との差((Ts 、
2+’rt +2) −(Ts 、”+Tt+’))が
、予め定めた値以上であるときに、前記コンパクトカセ
ットであると判別する判別手段5とを備えており、前記
各計測手段2.3、演算手段4および判別手段5は、マ
イクロコンピュータ6によって構成されている。
この実施例では、供給リール台の回転周期Tsの2乗と
巻取りリール台の回転周期Ttの2乗との和(Ts 2
+Tt ’)を、異なる2つの時点で測定し、その差が
、デジタル処理のための量子化誤差を考慮した所定の値
以上であれば、テープ走行に応じてTs ’+Tt ’
が変化したものとして上述の判別原理に従ってコンパク
トカセットであると判別し、前記所定値未満であれば、
フルカセットであると判別するものである。
第3図は、判別処理のためのフローチャートである。
先ず、ステップn1では、第1の時点における各リール
台の回転周期Tsi、Tt+を計測し、ステップn2で
は、計測された回転周期T s +、T tlをそれぞ
れ2乗してその和(Ts I”+Tt +’)を演算し
てステップn3に移る。
ステップn3では、第1の時点よりも、例えば、数秒程
度後の第2の時点における各リール台の回転周期’ps
2.Tt2を計測し、ステップn4では、計測された回
転周期Ts t、Tj 2をそれぞれ2乗してその和(
T s t”+ T t t’)を演算してステップn
5に移る。
ステップn5では、第2の時点に対応する演算結果と第
1の時点に対応する演算結果との差Δ−(TS 、′+
Tt t’) −(TS −+Tt +2)を演算して
ステップn6に移り、ステップn6では、この差Δが予
め定めた値A以上であるか否かを判断し、予め定めた値
A以上であれば、コンパクトカセットであると判別して
ステップn7に移ってコンパクトカセットに対応した残
量計算を行う。また、ステップn6において、差Δが予
め定めた値A未満であるときには、フルカセットである
と判別してステップn8に移って従来と同様にフルカセ
ットに対応した残量計算を行う。
なお、コンパクトカセットおよびフルカセットの残量計
算は、例えば、以下の式に基づいて算出される。
コンパクトカセットの場合には、テープ速度Vで走行さ
せたときのテープ残量時間Tは、((v”Ts ’/4
πe)−(πr ”/e))/Vで算出することができ
る。
なお、■はテープの実走行速度である。
フルカセットの場合には、Tt /Ts =Bとすると
、 T−[(L/(1+B2) ) + ((]−B”)/(1+B”)) (rrr ”/e)
]/V で算出することができる。
この残量時間Tの算出も、演算手段4によって行われて
その結果が表示部7に表示されることになる。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、コンパクトカセットの判
別が可能となるので、コンパクトカセットに対応した残
量計算を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機能ブロック図、第2図は
本発明の判別原理を説明するための図、第3図は動作説
明に供するフローチャート、第4図はコンパクトカセッ
トの装填状態を説明するための図である。 2.3 ・第1.第2計測手段、4・・演算手段、5・
・判別手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)装填されたテープカセットが、VHS方式〔登録
    商標〕のコンパクトカセットであるか否かを判別するビ
    デオテープレコーダにおけるカセット判別装置であって
    、 第1、第2計測手段(2)、(3)、演算手段(4)お
    よび判別手段(5)を備え、 前記第1計測手段(2)は、供給リール台の回転周期を
    計測するものであり、 前記第2計測手段(3)は、巻取りリール台の回転周期
    を計測するものであり、 前記演算手段(4)は、前記各計測手段(2)、(3)
    でそれぞれ計測された各回転周期をそれぞれ2乗してそ
    の和を演算するものであり、 前記判別手段(5)は、第1の時点で計測された前記両
    回転周期に基づく前記演算手段(4)の演算結果と、前
    記第1の時点と異なる第2の時点で計測された前記両回
    転周期に基づく前記演算手段(4)の演算結果との差が
    、予め定めた値以上であるときに、前記コンパクトカセ
    ットであると判別するものであることを特徴とするビデ
    オテープレコーダにおけるカセット判別装置。
JP2039084A 1990-02-19 1990-02-19 ビデオテープレコーダにおけるカセット判別装置 Pending JPH03241556A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165057A (ja) * 1987-12-21 1989-06-29 Toshiba Corp テープカセット種別検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01165057A (ja) * 1987-12-21 1989-06-29 Toshiba Corp テープカセット種別検出装置

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