JPH03241411A - 楕円軌道座標計算装置 - Google Patents

楕円軌道座標計算装置

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JPH03241411A
JPH03241411A JP3860190A JP3860190A JPH03241411A JP H03241411 A JPH03241411 A JP H03241411A JP 3860190 A JP3860190 A JP 3860190A JP 3860190 A JP3860190 A JP 3860190A JP H03241411 A JPH03241411 A JP H03241411A
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JP
Japan
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area
ellipse
coordinate
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Application number
JP3860190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Mifune
三船 義照
Yumi Onishi
由美 大西
Hiroyasu Ito
宏泰 伊藤
Yumiko Ueda
植田 由美子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3860190A priority Critical patent/JPH03241411A/ja
Publication of JPH03241411A publication Critical patent/JPH03241411A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像情報を格子点上のポイントの集まりとし
て表現するような画像処理システム、あるいはパソコン
やワークステーションのビットマツプ上の描画システム
において、星座の運行や原子核の回りの電子の軌道をシ
ミュレーションして表示を行う場合の星座や電子の動き
のように面積速度が一定な楕円軌道を描くような動作の
楕円上の座標計算を低価格で高速高精度に行うものであ
る。
従来の技術 従来の面積速度が一定な楕円軌道座標計算は、角度σに
おける楕円の面積の式 %式% 分の応用+11面積)からこれらの値の差が一定となる
角度σ1.σ2.・・・・・・σ。を計算した上で、楕
円の座標(ACO9(7,、Bs inσ+)(、Ac
os  σ2.  Bs  in σ2)、  ・−=
−(、Alcos(711,Bs inσn)として計
算していた。しかしこのような角度σ1.σ:、・・・
・・・、σ。
は比較関係に無く、解を計算するのに処理時間か掛りま
た、楕円の座標に変換する場合にも三角関数演算(合波
書店 解析概論 高木貞治著P、 18953指数函数
と三角関数)は浮動小数演算を中心とする多項式展開を
行う必要があり、処理時間が多く掛っていた。また高速
化のために面積計算や三角関数計算の多項式展開を短か
くするものもあったが、精度に問題があった。さらにこ
れらを同時に解決するために特殊なリードウェアで演算
するものもあったがコスト的な問題があった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、前記従来の問題点を解決するもので、画像処
理システム及びパソコンやワークステーションの描画シ
ステムにおける、星座の運行や原子核の回りの電子の軌
道等を表示するための面積速度か一定な楕円軌道の楕円
座標計算を簡単な構成でかつ高速高精度に行うものであ
る。この課題解決のために、面積速度が一定という物理
量を一定時間に変化する長軸A短軸Bの楕円の分割しさ
らに、格子点上の楕円座標は大小比較及び加減算のみで
構成される漸化式で逐次計算し、また始点から逐次計算
される格子点上の隣接する楕円座標(x +l+  y
 、−+)  (x l+ y 、)と楕円の中心座標
(X c 、 Y c )の間に作られる面積(例えば
三角形として定義する)を逐次累積加算し、累積面積(
A−;−+)が上記分割面積Anの値を越える時点での
楕円座標を順次取り出す事で面積速度が一定な楕円座標
とするものである。本発明の構成によって、星座の運行
や原子核の回りの電子の軌道をノミュレーンヨンして表
示する場合等の面積速度か一定な楕円軌道座標計算を簡
単な構成で高速高精度に行い、これらの処理を行うよう
な画像処理システムやパソコン及びワークステーション
の描画/ステムを低価格で高速高精度な構成にするもの
である。
課題を解決するための手段 本発明は、面積速度が一定な楕円軌道座標座標を、長袖
A短軸Bの全楕円に対する分割面積をもとに、大小比較
及び加減算のみで構成される漸化式によって格子上の楕
円座標 (Xニー1.y、−+)を計算し、格子点上の隣接する
楕円座標(X 5− r 、 Y 、−1)  (X 
+ 、 Y r )と中心座標(Xc、 Yc)で作ら
れる部分面積を累積加算した累積面積との比較から決定
するものであり、分割面積計算手段、楕円座標計算手段
、累積面積計算手段によって構成される。
分割面積計算□手段は、面積速度が一定という物理量を
一定時間に変化する長軸A短軸Bの全楕円の分割面積が
一定であると定義する事から、面積速度が一定である楕
円軌道座標の座標数をn(nは比較的大きな任意の正の
整数)とすると、Ao=“XAXBを計算する。
楕円座標計算手段は、与えられた中心と楕円の長軸短軸
に対して格子点上の楕円座標を逐次漸化式計算によって
決定するものである。漸化式計算は、高速化のために整
数の大小比較及び加減算のみで行えるような、長軸をA
短軸をB、中心座標を(Xc、  Yc)、始点を(X
o−Xc、Yo=Yc+ B)とすると、次式(1)の
(X、。l+  Yニー+)ci=。
1.2.・・・・・・、M−LMは A2+B2に最も
近い整数]で表わされるものとする。
の形はやや複雑となり次式(1) に示すような3段 階の漸化式の座標 (X。
Y、)  j −〇。
V丁]−となる。
2゜ ・・ A C口]]「 」 =B。
・・・・・(11式 ここで(1)式において、Y軸方向の漸化式としかつ始
点を (X o = X c +、A 0 Y c ) とすると式 パテ−丁 そこで特に問題の無い場合には、より簡単な(1)式を
使用するものとする。
累積面積計算手段は、上記楕円座標計算手段によって逐
次計算される格子点上の楕円座標(X、−+、Y1−+
)i =0.1.・・・・・・1M−1の隣接する座標
(Xi−++ yt−+)、’(Xi、Yi)及び中心
座標(Xc、 Yc)の間で作られる部分面積A d 
、++ i = 0. 1.・・・・・・、M、−1を
、逐次累積加算して累積面積Aac++、 1 = O
r  1 + ”・”・+ M+を計算するものである
。この部分面積A d + −+を隣接する座標(X 
++l+ Y t−+)(X i、 Y +)及び中心
座標(Xc、  Yc)の間で形成される3角形で近似
すると第(2)式のようになる。
1f(i<M+N 1f(Y、。+=Yt)  Ad+−+=上Yi−1+
2) else  i f(M+<i<M−1)(1[xi、
l=x、)Ad、。1=上X1゜・+よ2 1se Ad + =圭X 一1+h圭Y 2 に最も近い整数 ・・・・・・(2)式 は上記楕円座標計算手段によって計算される楕円座標(
Xニー+、Y;−+)のX座標が逐次変化する事と、Y
座標が隣接する以前の座標と等しいか1だけ小さくなる
事を利用している。また同(2)式におのY座標が逐次
変化する事と、X座標が隣接する以前の座標と等しいか
1だけ大きくなる事も利用している。
する格子点間(Xi−+、y;、+)(x、、yt)と
中心座標(X c 、 Y c )で作られる三角形の
面積((X r−+  X + ) ×Y 1−+ ×
上=lxY、、・×12 =2Y1−11及び隣接する格子点間 (x、−+、Y、−+)(x、、y*)と最も最近にY
軸が変化した直前の格子点座標(X o l d + 
、−Y o 1a + + −l、)で作られる三角形
の面積点 (X −1) が作る三角形の面積 −M )をそれぞれ計算して3つの三角形の面積の和と
する。
増加してY軸の座標が1減少して隣接する座標が対角線
上に変化する場合には、隣接する格子点座標cX、−1
,y、−+)、(X、、Y、)と中心座標(X、、yc
)で作られる面積を、3つに分割して計算する。第1番
目に元の座標(X、、Y、)とX軸が変化せずY軸だけ
を1減した中間的格子点(X、、”r’+−1)と中心
座標(Xc、Yc)が作る三角形の面積((Y、  Y
、−+)XX、x−L−1xX、x 12 =X、/2)、第2番目に上記中間的格子点(X、、Y
、−1)と格子点(x =1. y 1−+)及び中心
座標(X c 、 Y c )か作る三角形の面積((
X1〜+  X、) X Y、−+X−!= I X 
Yニー+X±−2 Y −−+/ 2 ) 、第3番目に隣接する格子点座
標(X、l、Yl−+)(X:、y:)及び上記中間的
格子る格子点間(X、。++ Y*−1)、(X;、Y
;)と中心座標(Xc、 Yc)で作られる三角形の面
積2x、−+)及び隣接する格子点間(X、。I、  
Yl−→(x、、y、)と今後量も最近にX軸が変化す
る直後の格子点座標(Xnev+1−11+ Ynew
+;−++)で作られる三角形の面積 少してX軸の座標が1増加して隣接する座標が対角線に
変化する場合には、隣接する格子点座標(X 、−1,
Y 、−+)(X :、 Y 、)と中心座標(Xc、
Yc)で作られる面積を、3つに分割して計算する。第
1番目に元の座標(X、、Y、)とX軸が変化せずY軸
だけを1減した中間的格子点(Xl、  Yl−+)と
中心座標(Xc、 Yc)が作る三角形の面積1−  
  1− ((Y :  Y 1++ ) XX : x   1
 XX ; ×2−X、2)、第2番目に上記中間的格
子点(X、、Yニー+)と格子点(x+−+、Y;−+
)及び中心座標(X c 、 Y c )が作る三角形
の面積((xニー、−x、) xY:。1X−−l X
 Y H+ 1Xよ=− 2 y、−+/2)、第3番目に隣接する格子点座標(x、
−+、 Yi、I)(Xi、Yi)及び上記中間的格子
点(X、、Y、−1)が作る三角形の面積2、・・・・
・・、M2−1は次の(3)式となる。
Aaco=O ABC++や++ = Aac+ + Ad+、−z 
  −−(31式楕円座標を(1F式のように、Y軸方
向の漸化式の場合も同様の考え方によって部分面積Ad
+−1は(2)式のようになる。
1f(Oこj<M’+)[ i f (M+< j <M’N =L)をそれぞれ計算して3つの三角形の面積の和とす
る。
以上によって隣接する楕円の格子点座標(X=l、Yニ
ー+)(X、、Y、)及び楕円の中心(Xc、  Yc
)で作られる楕円の部分面積Adを三角形で近似すると
(2)式のようになる。また部分面積A d ++Iの
累積面積Aac、−,,i = Q、  l) 」=0 J 2M 1゜ 、M 2゜ +1.M+ +2.・・・・・・1M M=ヅA2+82−に最も近い整数 ・・・・・・(2)°式 累積面積は(3)°式と同じ形の(3)°式となる。
Aaco=O ABC+−+ = Adr−+ + Aac、    
−−−・・・(31’式格子点上の面積速度が一定な楕
円軌道座標を、中心座標(Xc、 Yc) 、長軸A短
軸Bの楕円の格子点上の座標が中心座標(Xc、Yc)
との間に作る面積が一定となる座標として計算するとす
る。
まず、前記分割面積計算手段によって、取り出すべき面
積速度が一定な楕円座標の数をnとすると分割面積Ao
=!rXAx8で計算する。次に前記楕円座標計算手段
によって(1)式にもとづいて、長軸A短軸Bで中心座
標(X c 、 Y c )の楕円座標(X、、Y、)
を始点(Xo=Xc、Yo=Yc=B)から計算してい
く。その際に逐次計算される楕円座標(X、、y:)毎
に、前記累積面積計算手段によって隣接する格子点座標
(X、。++  Y、−+)(X、、Y、)と中心座標
(X c 、 Y c )の作る部分面積Ad、、lの
累積面積Aac、−+を(2)式、(3)式にもとづい
て計算する。そして上記累積面積Aac1−1が上記分
割面積Anを越える時点での楕円座標(X ニー+、 
Y ;−+)を順次取り出す事によって面積速度が一定
な楕円軌道座標(X n =−+、 Y n 1−+)
る対称形として座標変換すれば良い。またnが奇数なら
ば、(2)′式によって’yr 〜2 yrの範囲を(
2)式によって計算し、それをX軸に対する対称座標変
換を行う。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は本発明の楕円軌道座標計算装置をパソコンやワークス
テーション等の原子核の回りの電子の動作軌道をシミュ
レーションして動的に表示する場合のグラフィック描画
システムに適用した場合の例を示し、面積速度が一定な
楕円軌道座標を高速高精度に計算する原理を示している
。第2図は楕円軌道座標計算装置の詳細な構成例を示し
、面積速度が一定な楕円軌道座標を、長軸A短軸Bの楕
円の全面積に対して取り出す座標数nの数学的な分割面
積Anと、中心座標を(Xc、 Yc)とする長軸A短
軸Bの格子点上の楕円座標(X、−+、Y+−+)をi
に対する漸化式で逐次計算してのその隣接する楕円座標
(Xニー+、Yニー+)(Xi、  Yi)と中心座標
(Xc、 Yc)で作られる部分面積A d + −+
を累積加算した累積面積AaCt−+と比較し、累積面
積AaC,−+が分割面積Anを越える時点の楕円座標
(Xi+1Y1−+)= (Xo、Yo)で順次決定す
る処理の流れを示している。
第1図において、楕円軌道座標計算装置1は、取り出す
べき面積速度がnの場合の、数学的な分割面積Anを計
算する分割面積計算手段2、中心座標(X c 、 Y
 c )と長軸A短軸Bに対する格子点上の楕円座標(
X:、Y、)(i 〜0.1,2゜・・・・・・、M−
1)[MはJ]]−11]−に最も近い整数コをiに対
する漸化式で逐次計算する楕円座標計算手段3、前記楕
円座標計算手段3から逐次計算される現在の楕円座標(
X 1−1. Y ニー+)に対して一段前の楕円座標
(x、、y、)とでつくられる隣接する楕円座標(X 
ニー+、 Y +−+)(X i、 Y t)と中心座
標(X c 、 Y c )で作られる部分面積A d
 + ++を計算し、−没前の累積面Aac+に加算し
て現在の累積面積A a C+ −1を計算する累積面
積計算手段4、前記分割面積Anと累積面積Aac、。
1を比較する比較手段5とよりなる。
座標変換手段6は、楕円軌道座標計算装置lによって計
算された各々長軸AI、A2.A3.A4及び短軸B+
、B2.B3.B4の楕円座標が、軸の傾きを持つ場合
の座標軸変換処理を行う。
記憶部7は、楕円軌道座標計算装置1及び座標変換手段
6によって計算された、各々長軸AH。
A2.A3. A4.短軸B+、B2.B3.B4の楕
円の各々面積速度が一定な、各々nl、n:!+  n
3゜n4ケの楕円軌道座標を記憶する、楕円座標記憶部
7−1.7−2.7−3.7−4からなる。
表示部は、1ドツト単位に表示をオンあるいはオフして
画情報を表示する格子点座標平面9及び、記憶部7から
4つ楕円の座標を読み出し、順次前記格子点座標平面9
に表示を行う表示手段とよりなる。
総合制御手段10は、表示部に原子核の回りに面積速度
が一定な異なる楕円軌道上を運動する電子の動きを表示
させる動作を総合的に制御するもので、あらかしめ楕円
軌道計算手段1によって長袖Al+  A=、A3.A
、4短軸Bl、B2.B3.B<の4つの楕円の面積速
度が一定となる楕円軌道座標を計算して、記憶部7に記
憶しておき、発振器11からの信号によって一定時間ご
とに記憶部7の座標を読み出して楕円軌道座標を順次表
示して、電子の動作を表示するものである。
以上のように構成された原子核のまわり電子の動作軌道
をシミュレーノヨンする描画システムの動作説明を第1
図を用いて行う。
総合制御手段10は、まず表示部の格子点座標平面9上
にとの位置(X c 、  Y c )にどのような楕
円軌道(長軸、A +、 A =、 、A 、]、  
A 4及び短軸BB:、B3.B4)を、どのような面
積速度(取り出すべき座標数nl、n2.n3.n4及
び表示周期)で表示するかを決定する。それに従って楕
円軌道座標計算装置に対して取り出すべき座標数n1o
a(n、、n2.n3+  rz)、長軸A短軸B10
b((A+、B+)(A=、B2)(A3.B3)(A
4.B4))及び中心座標(Xc、 Yc) 10 c
を出力し漸化式計算を逐次行なうためのクロック信号c
lklodも出力し、長軸A短軸B10bの面積速度が
一定な楕円軌道座標(X;−+、y:、+)= (X、
、Y、)4bを順次計算させて出力させる。これらの各
々長軸At、A2.A1.A4短軸Bl、  B2. 
 B3.  B4に対する各々n1.n二、n3.n4
ケの面積速度が一定な楕円軌道座標は、必要な場合には
座標変換手段6による座標軸の傾き処理を行った座標6
−1゜6−2.6−3.6−4として一旦楕円座標記憶
部7−1.7−2.7−3.7−4に記憶させる。次に
発振器11からの実時間信号11aによって一定時間間
隔毎に表示指示信号10eを表示部に出力する。表示部
か表示指示信号10eを受は取ると、表示手段8は格子
点座標平面9上の4つの楕円の一つ前の軌道座標をオフ
して新しい軌道座標を記憶部7から読み出してオンする
。以上の制御ンーケンスによって面積速度が一定な楕円
軌道座標が表示される。
次に本発明による楕円軌道座標計算装置の構成例を第2
図を用いて説明する。
分割面積計算手段2は、総合制御手段10で指定される
取り出すべき座標数n1oaと長軸A短軸B10bから
一定の面積速度を表わす長軸A短軸Bの楕円の分割面積
x ’ A ’ B 2aを計算する。
楕円座標計算手段3は、総合制御手段IOから出力され
る中心座標(Xc、  Yc) 10 c、長軸A短軸
B10bに対して格子点上の楕円座標(Xl、□1.y
+−1)を逐次計算するために、(1)式の初期値で示
したようなパラメータの初期値を設定する初期値計算部
3−1、(1)式の漸化式で計算される前段の値から現
在の1に対する座標を計算する現在座標計算部3−2、
現在座標の計算結果をフィードバックして、次段の計算
準備を行うために記憶しておく前段計算記憶部3−3と
よりなる。
累積面積計算手段4は、楕円座標計算手段3によって逐
次計算される格子点上の楕円座標(X;−++  yニ
ー+)3a+、a:毎にi軸に対して、(2)式で示さ
れるような座標範囲を(Q<Xt−+<接する格子点間
(Xニー+、Y、、+)(Xl、Y;)と中心座標(X
C,Yc)の間で形づくられる三角形の部分面積Ad1
゜lを前段の座標と現在の座標から計算しさらにまた(
3)式で示されるような前段までの累積面積Aaciと
現在の部分面積Ad1゜1を加算して現在の累積面積A
aC1−+を計算する各々の座標範囲における現在面積
計算部4−2a、2b、次段の計算準備を行うために現
在の部分面積と現在の座標を記憶しておく各々の座標範
囲における前段計算記憶部4−3a、3bとよりなる。
比較手段5は、分割面積計算手段2から出力される分割
面積An2aと、累積面積計算手段4から出力される座
標毎の累積面積AaC++−zを比較し、累積面積AB
C0−11が分割面積Anを越える時点の現在座標(X
i、l、 Y、、1)=(X、、 Yo) 4bb:を
順次出力する。
第2図で示した楕円軌道座標計算装置の詳細な構成例に
おける動作原理の説明を行う前に、面積速度が一定な楕
円軌道座標計算のアルゴリズムの説明を第3図、第4図
及び第5図を用いて行う。
第3図において、中心座標(Xc、 Yc)は(0,0
)で長軸Aは150、短軸Bは100を使用している。
同図において白マルは、これらの値に対して、楕円座標
計算手段3によって(1)式の漸化式を逐次計算した場
合の格子点上の楕円座標(X、、Y、)i=o、1,2
.・・・・・・、17及び楕円座標(X、、Y、)i=
100.101102、・・・・・・、112を示して
いる。また外構円周12は、数学的に計算された論理的
な楕円周を示している。同図において斜線部は、(2)
式で計算されるような隣接する格子点座標(XY 、 
−+ )  (X t  Y 、 )と中心座標(Xc
、 Yc)で作られる三角形の近似的な部分面積Ad、
−+ を図式化している。13,14.15..16は
X軸の整数)で17.18,19.20はX軸座標範囲
がM−Aの場合を示している。13は(2)式のIY、
、、の面積((XI、Y+)、(Xo、Yo)と(Xc
、Yc)で作られる三角形の面積)と172の面積  
[(XI、   Y+)  、   (XI、   Y
o)   と  (Xo、   Yo)で作られる三角
形の面積)を示している。14は同様に(2)式の2Y
1−1の面積((X6. Y6) 。
(X5.  Ys)と(Xc、  yc)で作られる三
角形の面積)と1/2の面積[(X6.Y、S) 、 
 (X5. Y5)と(Xo、 Yo)で作られる三角
形の面積)を示している。15は隣接する座標がX軸、
Y軸ともに変化する場合の例を示し、(2)式のTXl
の面積((XO,Y9) 、 (XO,Y+o)と(X
c、  Yc)で作られる三角形の面積)と2 Y 、
−+の面積((XIo。
Y to) 、(XO,Y to)と(Xc、Yc)で
作られす る三角形の面積)と−の面積((XIo、 Y+o) 
(XO,YIO)と(XO,Y9)で作られる三角形の
面積)を示している。16は、13.14と同様に(X
 13. Y 13) 、 (X 12.Y +。)と
(Xc、  Yc)で作られる面積を図示している。1
7.18,19゜20は同様にX軸の座標範囲が114
17以上の場合の近似面積を表わしており、(2)式に
おける1/2の面積がX軸において前向きの計算となる
事を表わしている。外構円周12と部分面積13゜14
、・・・・・・、20の比較によって、累積面積の近似
精度を推定できる。
上記累積面積の近似精度を数学的に説明したのが、第4
図、第5図である。第4図において横軸は、X軸の格子
点の座標値X、i=0.1.2・・・・・・、17で、
縦軸はY軸の格子点の座標値Yi=0.1.2・・・・
・・17を表わしている。同図において白マルは、長軸
Aを150で短軸を100とした場合の座標(X、、Y
、)i−0,1,2・・・・・・ 17を表わしている
。またX +、 X 2. X 3はY軸の値がB−1
,B−2,B−3と1ずつ減少する場合のX軸の値を示
している。理論的な楕円外周12と+21. +31式
による近似誤差は、同図におけるX +、 X =、 
X 3 テ’)接mb<Y=B、Y=B−1Y=B−2
の直線と交わる所での同図の斜線部ESI、ES2.E
S3の各々の三角形の面積の大きさ以下となる。またX
 1. X :、 X 3での接線の傾きはるため三角
形の面積ESS、ES2.ES3は各々の値は楕円の式
から、 となる。
(4)式となる。
T ((XI−XO)−(X2−XI))・・・・・・
(4)式 第5図は、(2)式で計算される部分面積Ad、が(4
)式で示されるような累積誤差の面積EA、より大きく
なり、X軸の分解能において十分精度が出ている様子を
示している。同図において横軸はX軸の格子点の座標値
X、(i=0.1.2.3・・・・・・及び累積誤差面
積EA、の面積を表している。
軸の値か1の場合の部分面積Ad、は、(2)式で示さ
れるような値となり、1つの計算式で表わす事かできな
いか、(2)式にもとづいて部分面積Adの最大値と最
小値を同図に示したような、三角形の近似最大部面積2
1 部分面積Ad、を斜線部の範囲で表わす事ができる。最
大累積誤差面積EA、は、(4)式で表わされた、理論
的な楕円外周と三角形の近似面積のiまでな増加曲線と
なる。つまり第5図からiがと累積面積A、。63.を
比較する場合に誤差の大きさよりその時点での部分面積
Ad、−+ の方か大きい事か分かり、常に正しい座標
値が得られる事を示している。
以下に第2図で示した本発明による楕円軌道座標計算装
置の詳細な構成例による動作原理を示す。
総合制御手段10より、面積速度を表わす元になる取り
出すべき座標数n 10 a %楕円の長軸A短軸B1
0b、中心座標(Xc、 yc) 10 cが出力され
ると、まず分割面積計算手段2によって数学的な分割面
積An=“xA+B2aが計算される。次に総合制御手
段10から出力される漸化式の計算用クロックcl k
 10 dに従って、座標毎の計算を楕円座標計算手段
3と累積面積計算手段4で実行する。楕円座標計算手段
3と初期値計算部3−1では(1)式の初期値で計算さ
れるi、j。
Xo、Yo  、   S  UM、  isem、 
 j  5UkA j+Nc、  1oEtr、  n
の値を求め、前段計算記憶部3−3に初期値出力3−1
aを行う。クロックcl k 10 dが入力されると
、(1)式の漸化式で計算されるi、j、XY□ 、 
isuM、 jsU@、 1oEtt+ nの値の更新
を現在座標計算部3−2と前段計算記憶部3−3により
て行う。また現在座標計算部3−2で更新された値は、
次のクロックで次段の計算に使用するために、前段計算
記憶部3−3にフィードバックして記憶させておく。さ
らに現在座標計算部3−2で計算された現在の座標(X
5.Y、)3 al+  a2は累積面積を計算す′る
ために、累積面積計算手段4に出力される。累積面積計
算手段4の座標判定部4−1では(2)式で示されるよ
うなX軸の座標範囲によって部分面積Ad+−+の計算
式を切り換える信号4−1aを出力する。また現在面積
計算部4−2a、4−2bでは、各々の座標範囲におい
て、(2)式及び(3)式で示されるように現在座標計
算部3−2から出力される現在の座標(X 1−+、 
Y 、−+ )3al、3a2及び前段計算記憶部4−
3a、3bから出力される前段の座標(X、、Y+)と
累積面積A a e iからクロックci’kl Od
に従って現在の部分面積Adニー+と、現在の累積面積
A @ e(、lを計算する。座標判定部4−1によっ
て現在面積計算部および前段計算記憶部が切り換わる際
に、その時点での累積面積A at 1−14 2 a
 lは、前段計算記憶部4−3bに入力される。また現
在面積計算部4−2a、2bで計算された累積面積A 
a Cla+cl及び現在座標(Xl−+ 、Y;−+
 )は次のクロックで次段の計算に使用するために、前
段計算記憶部4−3a、3bにフィードバックして記憶
させておく。
比較手段5では、クロック毎に累積面積計算手段4によ
って計算される累積面積A a C+l−1+ 4 a
と分割面積計算手段2によって計算された分割面積An
2aを比較し、累積面積A a c tニー++の方が
大きくなった時点でゲート信号5aを出力する。その事
によって一定の面積速度を持つn個の楕円軌道座標を現
在座標(X;−+ 、Y、−+ )= (Xn。
Yn)4b+、b2として外部に出力する。
以上の構成をとることによって、高速高精度な面積速度
が一定な楕円軌道の座標計算を、簡単な構成で実現でき
る。
発明の効果 以上本発明によれば、面積速度が一定な楕円軌道座標を
面積速度が一定という物理量を一定時間に変化する長軸
A短軸Bの楕円の全面積に対する分割面積(An=  
“xA+B )が等しいとし、格子点上の楕円座標を大
小比較及び加減算のみで構成される漸化式で逐次計算し
、逐次計算される隣接する楕円座標(Xニー+、Y、−
+)、(X、、Y、)と楕円の中心の(Xc 、  Y
c )間に作られる部分面積A d ;、+(例えば三
角形として定義する)を逐次累積加算し、累積加算した
累積面積Ame++−++が上記分割面積Anを越える
時点の楕円座標(X、、1.Yi、l)= (Xo、 
Yo)として順次水めるものである。上記の構成をとる
ことによって、星座の運行や原子核の回りの電子の軌道
をシミュレーションして表示する場合等の面積速度が一
定な楕円軌道座標計算を簡単な構成で高速高精度に行う
事ができ、このような処理を行う画像処理システムやパ
ソコン及びワークステーションの描画システムを低価格
で高速高精度な構成にする事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による楕円軌道座標計算装置を原子核の
回りの電子の軌道を動的に表示する描画システムに適用
した場合の構成例を示す図、第2図は本発明による楕円
軌道座標計算装置の詳細な構成例を示す図、第3図は本
発明による楕円座標及び部分面積の計算結果例と理論的
な楕円外周の関係を示す図、第4図は本発明による楕円
面積の近似と理論的な楕円面積の誤差を最大近似面積で
表わすための関係を示す図、第5図は本発明による楕円
軌道座標計算結果の精度をX軸の座標iに対する最大累
積誤差とX軸の座標iでの部分面積の値の範囲との関係
で表わしている図である。 1・・・・・・楕円軌道座標計算装置、2・・・・・・
分割面積計算手段、3・・・・・・楕円座標計算手段、
4・・・・・・累積面積計算手段、5・・・・・・比較
手段、6・・・・・・座標変換手段、7・・・・・・記
憶部、8・・・・・・表示手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力された面積速度を長軸A短軸Bの楕円の分割面積と
    して計算する分割面積計算手段、入力された中心(X_
    c、Y_c)と長軸A短軸Bに対して格子点上の楕円座
    標を漸化式による逐次計算で決定する楕円座標計算手段
    及び上記楕円座標計算手段によって出力される楕円座標 (X_i_+_1、Y_i_+_1)[(X_o=X_
    c、X_o=Y_c+B)i=0、2、・・・・・・、
    M_−_1、M=A^2/√(A^2+B^2)に最も
    近い整数]毎に、隣接する格子点と中心(X_c、Y_
    c)の間で作られる部分面積を累積計算する累積面積計
    算手段とよりなり、上記分割面積計算手段によって計算
    した分割面積A_nと上記累積面積計算手段によって逐
    次計算される累積面積A_a_c_j_+_1を比較し
    、累積面積A_a_c_j_+_1が分割面積A_nを
    越える座標(X_j_+_1、Y_j_+_1)を、面
    積速度が一定な楕円軌道座標とすることを特徴とする楕
    円軌道座標計算装置。
JP3860190A 1990-02-20 1990-02-20 楕円軌道座標計算装置 Pending JPH03241411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462797B1 (en) 1996-11-07 2002-10-08 Lg. Philips Lcd Co., Ltd. Method for fabricating a liquid crystal cell

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US6462797B1 (en) 1996-11-07 2002-10-08 Lg. Philips Lcd Co., Ltd. Method for fabricating a liquid crystal cell

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