JPH03239794A - 石炭乾留生成物の歩留り推定方法 - Google Patents

石炭乾留生成物の歩留り推定方法

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JPH03239794A
JPH03239794A JP3574090A JP3574090A JPH03239794A JP H03239794 A JPH03239794 A JP H03239794A JP 3574090 A JP3574090 A JP 3574090A JP 3574090 A JP3574090 A JP 3574090A JP H03239794 A JPH03239794 A JP H03239794A
Authority
JP
Japan
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yield
coal
estimated
coke
following formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP3574090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Kumagai
正敏 熊谷
Yoshitomo Yamate
山手 義友
Akira Takebe
建部 暁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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  • Coke Industry (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、石炭の乾留生成物の歩留りを推定するため
の方法に関するものである。
〔従来の技術〕
コークス炉の操業に当り、石炭の乾留生成物、即ち、コ
ークス、コークス炉ガス、タール、安水、粗軽油の歩留
りを推定することは、適切な操業管理を行なう上におい
て、極めて重要である。
このような石炭乾留生成物の歩留りの推定は、従来、当
該石炭の揮発分(VM)によって行なっていた。即ち1
石炭の揮発分が高くなるに従って、コークスの歩留りは
低下し、一方、コークス炉ガス、タール、安水および粗
軽油の歩留りは、上昇する。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、コークス製造コストの低減のために、低石炭化度
の非・微粘結炭の使用比率が増加してきた。ところが、
このような非・微粘結炭の歩留りに特異なものがあるた
め、上述した石炭乾留生成物の推定に当り、従来の粘結
炭の場合の推定結果と差が生じ、推定精度が悪化してき
た。
第6図は、石炭の揮発分とコークス歩留りとの関係を示
すグラフであり、第7図は、石炭の揮発分とコークス炉
ガス量との関係を示すグラフである。第6図および第7
図において、■印は粘結炭を示し、口印は非・微粘結炭
を示す。図面から明らかなように、同−VM値のときの
コークス歩留りおよびコークス炉ガス量は、粘結炭より
も非・微粘結炭の方が低い。同様に、タール歩留りおよ
び粗軽油歩留りも非・微粘結炭の方が低く、一方、安水
歩留りは、非・微粘結炭の方が高い。
従って、この発明の目的は、上述した問題を解決し、非
・微粘結炭の使用比率が増加しても、石炭乾留生成物の
歩留りを精度高く推定し得る方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、上述した問題を解決し、非・微粘結炭の
使用比率が増加しても1石炭乾留生成物の歩留りを精度
高く推定し得る手段を開発すべく鋭意研究を重ねた。
その結果、石炭の官能基の性状を表わすと考えられる、
石炭中の(酸素/炭素)の原子数比率をパラメータとし
て導入すれば、石炭乾留生成物の歩留りを精度高く推定
し得ることを知見した。
この発明は、上記知見に基いてなされたものであって、
石炭の揮発分(VM)と、前記石炭中の酸素と炭素との
比率(0/C)とに基いて、 前記石炭の乾留生成物の
歩留りを推定することに特徴を有するものである。
この発明においては、上述したように、(0/C)をパ
ラメータとして使用し、 VM値を(0/C)により補
正し、回帰分析によって石炭乾留生成物の歩留りを推定
するものであって、コークス歩留りは下記(1)式によ
り算出される。
コークス歩留り(tyt、%)=96.74−0.67
1 VM(db)−54,0(0/C) =・(1)第
1図は、上記(1)式により算出したコークス歩留りの
推定値とその実測値との関係を示すグラフである。両者
はほぼ一致している。
コークス炉ガス歩留りは、下記(2)式により算出され
る。
コークス炉ガス歩留’J(wt、%)=5.65+0.
229VM(db)+24.1(0/C) −(2)第
2図は、上記(2)式により算出したコークス炉ガス歩
留りに基づくコークス炉ガス量の推定値とその実測値と
の関係を示すグラフである。両者はほぼ一致している。
タール歩留りは、下記(3)式により算出される。
タール歩留り(tit、%)=−1,33+0.283
VM(db)−23,2(0/C)  ・−(3)第3
図は、上記(3)式により算出したタール歩留りの推定
値とその実測値との関係を示すグラフである。両者はほ
ぼ一致している。
粗軽油歩留りは、下記(4)式により算出される。
粗軽油歩留り(wt、%)” −0,279+0.04
2VM(db) −3,4(0/C) −(4)第4図
は、上記(4)式により算出した粗軽油歩留りの推定値
とその実測値との関係を示すグラフである。両者はほぼ
一致している。
安水歩留りは、下記(5)式により算出される。
安水歩留り(すt、幻= −1,57+0.102VM
(db)+57.3(0/C)・・・(5)第5図は、
上記(5)式により算出した安水歩留りの推定値とその
実測値との関係を示すグラフである。両者はほぼ一致し
ている。
なお、第1〜第5図において、■印は粘結炭を示し、口
印は非・微粘結炭を示す。
第1〜第5図から明らかなように5この発明の方法によ
り1石炭の揮発分(VM)と、前記石炭中の酸素と炭素
との比率(0/C)とに基いて、 回帰分析により石炭
乾留生成物の歩留りを算出するときは、粘結炭と非・微
粘結炭との較差がなくなり、前記石炭乾留生成物の歩留
りを、高精度で推定することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、コークス炉の操
業に当り、非・微粘結炭の使用比率が増加しても、石炭
乾留生成物の歩留りを高精度で推定することができ、こ
れによって、コークスの操業管理を適切に行なうことが
できる、工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法により算出したコークス歩留り
の推定値とその実測値との関係を示すグラフ、第2図は
この発明の方法により算出したコークス炉ガス量の推定
値とその実測値との関係を示すグラフ、第3図はこの発
明の方法により算出したタール歩留りの推定値とその実
測値との関係を示すグラフ、第4図はこの発明の方法に
より算出した粗軽油歩留りの推定値とその実測値との関
係を示すグラフ、第5図はこの発明の方法により算出し
た安水歩留りの推定値とその実測値との関係を示すグラ
フ、第6図は石炭の揮発分とコークス歩留りとの関係を
示すグラフ、第7図は石炭の揮発分とコークス炉ガス歩
留りとの関係を示すグラフである。 第3図 第4図 粗軽5由歩留り算出値(wt、%) 第 第2図 クス炉ガス量算出イ直(N瓜ヅT) 第5図 第6図 石炭の揮発分VMC注b)  C〆9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石炭の揮発分(VM)と、前記石炭中の酸素と炭素
    との比率(0/C)とに基いて、前記石炭の乾留生成物
    の歩留りを推定することを特徴とする、石炭乾留生成物
    の歩留り推定方法。 2 下記式によりコークス歩留りを推定する、請求項1
    に記載の方法。 コークス歩留り(wt、%)=96.74−0.671
    VM(db)−54.0(0/C) 3 下記式によりコークス炉ガス歩留りを推定する、請
    求項1に記載の方法。 コークス炉ガス歩留り(wt、%)=5.65+0.2
    29VM(db)+24.1(0/C) 4 下記式によりタール歩留りを推定する、請求項1に
    記載の方法。 タール歩留り(wt、%)=−1.33+0.283V
    M(db)−23.2(0/C)5 下記式により粗軽
    油歩留りを推定する、請求項1に記載の方法。 粗軽油歩留り(wt、%)=−0.279+0.042
    VM(db)−3.4(0/C)6 下記式により安水
    歩留りを推定する、請求項1に記載の方法。 安水歩留り(wt、%)=−1.57+0.102VM
    (db)+57.3(0/C)
JP3574090A 1990-02-16 1990-02-16 石炭乾留生成物の歩留り推定方法 Pending JPH03239794A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148924A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Nippon Steel Corp コークス炉ガス歩留りの推定方法及びコークスの製造方法
KR101412405B1 (ko) * 2012-07-30 2014-06-25 현대제철 주식회사 코크스 공정의 타르 수율 예측방법

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