JPH0323938Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0323938Y2
JPH0323938Y2 JP7847486U JP7847486U JPH0323938Y2 JP H0323938 Y2 JPH0323938 Y2 JP H0323938Y2 JP 7847486 U JP7847486 U JP 7847486U JP 7847486 U JP7847486 U JP 7847486U JP H0323938 Y2 JPH0323938 Y2 JP H0323938Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
holder
notch
closing plate
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7847486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62189465U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7847486U priority Critical patent/JPH0323938Y2/ja
Publication of JPS62189465U publication Critical patent/JPS62189465U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0323938Y2 publication Critical patent/JPH0323938Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は例えば床点検口、排水口等の蓋体に適
用する把手装置に関する。
<従来の技術> 従来、床点検口における蓋体の把手装置とし
て、例えば実公昭50−3940号公報記載の考案があ
る。上記把手装置は、第14図、第15図に示す
如く、蓋体の把手取付孔に取付けて表面を蓋体表
面に揃えた取付板7と、この取付板7に支持した
把手8とからなり、取付板7の両端部には、表裏
に貫通する脚孔71、上面には両脚孔71に連通
する凹溝72を形成し、把手8は前記凹溝72に
適合する形状の握り部81の両端に脚孔71を貫
通した脚部82を有し、両脚部82の先端を係止
部材83で連結している。従つて、点検口の閉成
時では、把手握り部81は凹溝72に係合して表
面が取付板7、蓋板表面に一致しており、蓋板を
開放する場合、凹溝72に設けた切欠部73より
握り部81を掴み、少し引き上げてこれを握り、
蓋体を開閉操作する。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、前記従来の把手装置は、握り部81
の指掛りとなる切欠部73が常時開放しているた
め、これに塵埃が溜まり易く、塵埃が溜まると美
観を損じる許りでなく、把手の引き上げに支障を
生じる等の問題があつた。
そこで本考案は、把手握り部の切欠部に可動塞
ぎ板を配備してこれを塞ぎ、塞ぎ板に把手を上昇
させる作動機構を設けることにより、従来の諸問
題を解消した新規な蓋体の把手装置を提供するこ
とを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この考案にかかる蓋体の把手装置は、蓋体に穿
設した取付孔に対し筒開口部を裏側から嵌合して
取付け固定される筒状ホルダと、該ホルダに昇降
可能に設けられホルダ開口面に適合する握り部に
指掛り用の切欠部を形成した把手と、前記切欠部
に昇降可能に配備され切欠部に適合する形状に形
成された可動塞ぎ板と、該可動塞ぎ板と把手との
間に設けられ可動塞ぎ板と一体の昇降動作が可能
な作動手段および該作動手段の下降動作に応動し
て握り部に対し押上力を作用させる駆動手段を備
えた作動機構とを具備して成るものである。
<作用> 上記の構成によると、本考案では、塞ぎ板4は
常時把手握り部31の切欠部32に位置してこれ
を塞いでおり、従つて、蓋体1の表面は、床材お
よび把手握り部31および可動塞ぎ板4によつて
平坦面が形成され、塵埃の貯溜する凹部が存在せ
ず、体裁も良好となる。しかも塞ぎ板4を指先で
押下することにより、把手3はホルダ2に対し上
昇して、握り部31を握り易い高さに位置させ
る。
<実施例> 以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的
に説明する。
第1図〜第4図に示す第1実施例にかかる把手
装置は、蓋体1に穿設した把手取付孔11に筒開
口部を裏側から嵌合して取付け固定した筒状ホル
ダ2と、該筒状ホルダ2に昇降自在に取付けら
れ、ホルダ開口面に適合する握り部31の側辺に
指掛り用切欠部32が形成された把手3と、前記
切欠部32に昇降可能に配備され切欠部32を塞
いだ可動塞ぎ板4と、塞ぎ板4と把手3との間に
設けられ、握り部31をホルダ開口面の上方の握
り位置に移行させる作動機構5とから構成され
る。
前記筒状ホルダ2は、平面形状が矩形をなす適
当長さの筒体であつて、対向側壁にL型取付金具
21の一方の取付壁をビス止めし、他方の取付壁
を蓋体基板12にビス固定し、基板上に貼着する
タイル等、床材13表面とホルダ2の筒端面を一
致させている。
ホルダ2の内部には、昇降ガイドを兼ねた取付
部材22を組込み、把手3と塞ぎ板4と作動機構
5とを支持している。
前記取付部材22は、筒状ホルダ2内の上部お
よび下部にブロツク23,24をビス固定し、ホ
ルダ2の側壁とブロツク23,24側面との間に
上下に連通した通路25を形成して把手3の両脚
部35を挿通すると共に、上部ブロツク23は、
その上面をホルダ開口面より少し下げ、把手握り
部31を支承したとき、握り部31の表面がホル
ダ開口面に位置するようになす。
把手3は、両側辺の対称位置に切欠部32を形
成した平板状握り部31の下面に、昇降ガイドを
兼ねた支持枠33を一体に取付けてなり、支持枠
33は、握り部31と同一幅を有す取付基板34
の両端に対向する脚部35を形成しており、この
脚部35は、ホルダ2の筒長さより把手3の上昇
分だけ長く設定し、前記基板34上に握り部31
を一体に止着している。
両脚部35は前記ホルダ2の通路25を上下に
貫通し、且つ下部は取付基板34と平行な連結板
36にて連設しており、従つて把手3は握り部3
1がホルダ2開口に位置したときは脚部35が下
方に突出し、また握り部31が上昇したときは連
結板36が下部ブロツク24を支持する。
塞ぎ板4は、上部ブロツク23に対しU状枠4
1を下側から係合し、対向する側壁42の上端部
を互いに内向きに屈曲して、握り部31の切欠部
32に適合する形状となしており、前記両側壁4
2はその高さを上部ブロツク23より大となして
ブロツク23に対し上下動可能に支持され、且つ
バネ43により上昇附勢されて塞ぎ板4を切欠部
32に位置している。
把手3を昇降させる作動機構5は、把手3とホ
ルダ2との間に介装され把手3を上昇させる引張
りバネ51と、把手3の両側壁に切起し加工によ
り対向突設された係止片52と、下部ブロツク2
4上に往復動可能且つバネ56により互いに逆方
向に弾圧附勢され、前記係止片52に係合して把
手3を下降端に止める爪片54および対称なテー
パ面55を形成したストツパー53と、塞ぎ板4
の下部に取付けられ前記ストツパー53のテーパ
面55に係合してストツパー53を互いに接近方
向に移行させる作動片57とから構成してなるも
のである。
第5図〜第7図は第2実施例を示している。該
実施例では、把手3は筒状ホルダ2に対してフリ
ー状態に昇降自由に取付けると共に、ホルダ2内
部には、先端が把手3の係止片52を支承した揺
動レバー58を配備し、一方、塞ぎ板4は下部ブ
ロツク24との間にバネ44を介装して上昇附勢
し、下面に前記揺動レバー58の基端作動片59
を連繋しており、塞ぎ板4をバネ44力に抗して
押下するとき、塞ぎ板4の下面の作動片48が基
端作動片59を下方へ押し、揺動レバー58が係
止片52を上昇させ、把手握り部31をホルダ2
から上昇させる。
第8図〜第10図は第3実施例を示しており、
該実施例では、把手3はホルダ2の開口面に適合
する平面形状の握り部31の基端に枢止部37、
先端に下向きに突設した係止爪38を形成して、
これをホルダ開口面に起伏自在に枢止したもので
ある。前記ホルダ中には、下部にバネ59を配備
して上端を前記把手握り部31に弾圧附勢した突
上軸60と、ブロツク24に往復動可能且つバネ
45により係止爪38方向に弾圧附勢され、前記
係止爪38に係合して把手3を下降端に止める爪
片54および同一方向に傾斜した2つのテーパ面
55,55aを有すストツパー53と、把手握り
部31の切欠部32に対応して塞ぎ板4をなす作
動軸46に形成され前記テーパ面55aを押下し
てストツパー53を後退させる作動片47とを設
けて把手3の昇降作動機構5を構成している。
第11図〜第13図は第4実施例を示し、前記
第3実施例と同様、把手3は平板状握り部31の
基端をホルダ2に枢止して起伏自在となす。一
方、塞ぎ板4はブロツク23に支持すると共に、
ホルダ2内には揺動レバー61を配備して基端を
塞ぎ板4の下端の作動片49に、また先端部を把
手3の基端の作用片30に連繋しており、塞ぎ板
4を押下するとき、揺動レバー61の先端部がバ
ネ62力に抗して上昇し把手握り部31を起立方
向に回動変位するものである。
しかして第1実施例にかかる把手装置では、筒
状ホルダ2の上端が床材表面に揃い、ホルダ2の
開口面には把手3の握り部31および可動塞ぎ板
4が同一面に位置して、平坦な蓋体1を構成して
いる。従つて、蓋体表面には塵埃の溜まる凹部が
無い。蓋体1の開閉に際し把手3を上昇するにあ
たつては、塞ぎ板4を指先で押下するとき、スト
ツパー53はバネ56力に抗して後退し、爪片5
4が係止片52を解放し、把手3はバネ51力に
より上昇して握り部31を握り位置に定位し、蓋
体1の開閉に用いる。
蓋体開閉の後、握り部31を下降させせるに
は、握り部31をバネ51力に抗して押下するこ
とにより係止片52がストツパー53のテーパ面
55を押圧してこれを後退させ、テーパ面55を
越えたとき爪片54が係止片52上に係合して原
状となる。なお第2実施例では揺動レバー58
が、第3実施例では突上軸60が、第4実施例で
は揺動レバー61が、それぞれ押上力を発生させ
て握り部31を握り位置まで上昇させるものであ
る。
<考案の効果> 本考案は上記の如く、蓋体に穿設した取付孔に
対し筒開口部を裏側から嵌合して取付け固定され
る筒状ホルダと、該ホルダに昇降可能に設けられ
ホルダ開口面に適合する握り部に指掛り用の切欠
部を形成した把手と、前記切欠部に昇降可能に配
備され切欠部に適合する形状に形成された可動塞
ぎ板と、該可動塞ぎ板と把手との間に設けられ可
動塞ぎ板と一体の昇降動作が可能な作動手段およ
び該作動手段の下降動作に応動して握り部に対し
押上力を作用させる駆動手段を備えた作動機構と
で蓋体の把手装置を構成したから、本案では握り
部31の指掛りとなる凹部が存在せず、以て塵埃
が溜まらず且つ体裁良好となる。しかも、塞ぎ板
4を指先で押下することにより把手3はホルダ2
に対し上昇し、握り部31を握り易い高さに位置
する等、構成簡易にして実用上の優れた効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の把手装置の平面図、第2図は第
1図中A−A線断面図、第3図は第1図中B−B
線断面図、第4図は第2図中C−C線断面図、第
5図は第2実施例を示す平面図、第6図は第5図
中D−D線断面図、第7図は第5図中E−E線断
面図、第8図は第3実施例を示す平面図、第9図
は第8図中F−F線断面図、第10図は第8図中
G−G線断面図、第11図は第4実施例を示す平
面図、第12図は第11図中H−H線断面図、第
13図は第11図中I−I線断面図、第14図は
従来例を示す図、第15図は第14図中J−J線
断面図である。 1……蓋体、11……取付孔、2……ホルダ、
3……把手、31……握り部、32……切欠部、
4……塞ぎ板、5……作動機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋体に穿設した取付孔に対し、筒開口部を裏側
    から嵌合して取付け固定される筒状ホルダと、 該ホルダに昇降可能に設けられ、ホルダ開口面
    に適合する握り部に指掛り用の切欠部を形成した
    把手と、 前記切欠部に昇降可能に配備され、切欠部に適
    合する形状に形成されて切欠部を塞ぐ可動塞ぎ板
    と、 該可動塞ぎ板と把手との間に設けられ、可動塞
    ぎ板と一体の昇降動作が可能な作動手段および該
    作動手段の下降動作に応動して握り部に対し押上
    力を作用させる駆動手段を備えた作動機構とを具
    備して成る蓋体の把手装置。
JP7847486U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0323938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7847486U JPH0323938Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7847486U JPH0323938Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62189465U JPS62189465U (ja) 1987-12-02
JPH0323938Y2 true JPH0323938Y2 (ja) 1991-05-24

Family

ID=30927452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7847486U Expired JPH0323938Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0323938Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62189465U (ja) 1987-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0323938Y2 (ja)
JPH0613322Y2 (ja) 蓋体の取手装置
JPH0247164Y2 (ja)
JPH0428000Y2 (ja)
JPH0215999Y2 (ja)
JPH034166Y2 (ja)
KR910008768Y1 (ko) 창문용 잠금장치
JPS5821885Y2 (ja) 施錠装置
JPS63108990U (ja)
JPS5820038Y2 (ja) 天井点検口の内枠支持装置
JPH0739202U (ja) スイッチギヤの扉開閉装置
JPS6211526Y2 (ja)
JPS6143371Y2 (ja)
JPS61161378U (ja)
JPH0348390Y2 (ja)
JPH0112645Y2 (ja)
JPH03103810U (ja)
JPH0347363U (ja)
JPS6362007U (ja)
JPH0195032U (ja)
JPH03286079A (ja) 引戸の中間停止装置
JPH01108980U (ja)
JPH02120225U (ja)
JPS62180168U (ja)
JPS62195298U (ja)