JPH03239387A - 光集積回路 - Google Patents

光集積回路

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JPH03239387A
JPH03239387A JP3585690A JP3585690A JPH03239387A JP H03239387 A JPH03239387 A JP H03239387A JP 3585690 A JP3585690 A JP 3585690A JP 3585690 A JP3585690 A JP 3585690A JP H03239387 A JPH03239387 A JP H03239387A
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JP
Japan
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layer
semiconductor substrate
semiconductor
photodetector
semi
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Pending
Application number
JP3585690A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kasatani
和生 笠谷
Hiroaki Takeuchi
博昭 竹内
Kunishige Oe
尾江 邦重
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光集積回路に関する。
〔従来技術〕
例えば、従来の光ヘテロダイン検波用光集積回路の構成
の一例を第4図を用いて説明する。
同図において、n型InP基板5工があり、このn型I
nP基板51の主表面には1局部発信器用の可変波長半
導体レーザ52と、この可変波長半導体レーザ52接続
される導波路53と、この導波路53の他端に接続され
るPINフォトダイオードからなる光検出器54と、こ
の光検出器54とは別個の領域に形成され前記光検出器
54と4に設される光検出器55と、この光検出器55
に接続されかつ前記導波路53と併設して配置された導
波路56と、からなり、前記各導波路53.56は、そ
のほぼ中央部でいわゆる方向性結合型3デシベルカツプ
ラ57を構成している(ホトニック・テクノロジ・レタ
ーズ 1巻 11号 398頁 1989年 参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
そしてこのような構成において、前記光検出器54およ
び光検出器55は、前記可変波長半導体レーザ52であ
る局部発信器の強度雑音を抑制させる等の理由から、そ
れぞれ直列にすなわちp−n−p−n接続されて、いわ
ゆるバランスド・ミキサ構造とすることが提案されてい
る。
この提案されているバランスド・ミキサ構造の光検出器
54.55の詳細を第5図を用いて説明する。同図にお
いて、半絶縁性InP基板50があり、この半絶縁性I
nP基板50上の前記光検出器54は、次に示す積層構
造からなっている。
すなわち、I n G a A s Pの光吸収層23
、InGaAsPの光ガイド層24、ノンドープのIn
2層25、P型のInP層26、p型のI n G a
A s Pからなるキャップ層27が順次積層され。
その周辺部はポリイミド樹脂30で被覆されているとと
もに、前記キャップ層27は電極28aが形成されてい
る。
前記光検出器55においても、前記光検出器54と同様
な構成からなっている。
そして、これら各光検出器54および55の接続は次の
ようになっている。
前記半絶縁性InP基板50の主表面に形成されたn型
InP層22aがあり、このn型1nP層22aは、そ
の−領域が前記光検出器54の工nGaAsPの光吸収
層23下に位置づけられ、かつ前記光吸収層23の形成
領域外に延在されている。この延在された前記n型In
P層22aには電極28bの一端が接続され、その他端
は前記光検出器55のキャップ層27に接続されている
さらに、前記半絶縁性InP基板50の主表面に形成さ
れたn型InP層22bがあり、このn型3 4− InP層22bは、その−領域が前記光検出器53のI
 n G a A s Pの光吸収層23下に位置づけ
られ、かつ前記光吸収層23の形成領域外に延在されて
いる。この延在された前記n型1nP層22bには電極
29の一端が接続されている。
このようにして、前記光検出器54および光検出器55
は、前記電極28a、28b、及びn型InP層22a
、22bを介して直列接続されている。
しかしながら、前記n型InP層22a、22bは、前
記半絶縁性InP基板50に対する不純物のイオン注入
等によって形成するものであるが、前記n型InP層2
2a、22bの抵抗を下げるために、Siのイオンのド
ーズ量をたとえば8×1013/□□□以上に上げた場
合、形成された前記n型InP層22a、22bの結晶
性がきわめて悪くなるという問題点があった。
このような問題からその上面に結晶を成長させて前記光
検出器54および光検出器55を構成すると、その特性
が充分なものでないものとして得られる。
なお、前記イオン注入を用いず、例えばエツチングによ
り溝を形成し、その溝を含む主表面全域に前記n型In
P層を成長させた後、前記溝以外の領域面に形成された
n型InP層を除去する方法が考えられる。
しかし、この場合にあっても前記n型InP層の除去に
はイオンミリングを用い、このイオンミリングによって
やはり前記n型InP層の表面は損傷を起こしてしまい
、上述と同様の問題が生じる。
それ故、本発明は、このような事情に基づいてなされた
ものであり、その目的とするところは、同一半導体基板
上の各素子がそれぞれ半導体基板内で電気的に分離され
ているにも拘らず、充分に信頼性ある特性を有する各素
子を備えた光集積回路を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するため、本発明は、まず、同一
半導体基板の主表面上に、半導体レーザ及び光検出器の
うち少なくとも一種の素子を含み。
かつ複数からなる素子を備えるとともに、それらの素子
は光導波路に接続されている光集積回路において、前記
半導体基板は、半絶縁性半導体基板とその主表面に形成
された成長層からなる半導体層とからなり、前記半導体
層は、前記各素子の形成領域周辺を他の素子の形成領域
周辺と分離する反転層が前記半絶縁性半導体基板面に到
って形成されていることを特徴とするものである。
さらに、本発明は、同一半導体基板の主表面上に、半導
体レーザ及び光検出器のうち少なくとも一種の素子を含
み、かつ複数からなる素子を備えるとともに、それらの
素子は光導波路に接続されている光集積回路において、
前記半導体基板は、半絶縁性半導体基板とその主表面に
形成された成長層からなる半導体層とからなり、前記半
導体層は、前記各素子の形成領域周辺を他の素子の形成
領域周辺と分離する分離層が前記半絶縁性半導体基板面
に到って形成され、前記分離層は、前記光導波路と交差
する部分が反転層で形成されているとともに、それ以外
の部分が条溝で形成されていることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
このように、本発明は、半絶縁性半導体基板上に成長さ
れた半導体層が形成されたものを使用し、この半導体層
を各素子形成領域毎に電気的に分割するように反転層を
形成しするようにしている。
このため、成長層からなる半導体層の表面にそのまま他
の成長層を積層させて可変波長半導体レーザおよび光検
知器を形成することができるようになる。この場合、前
記成長層は、少なくとも、前記可変波長半導体レーザお
よび光検知器の形成領域の表面においては、従来のよう
にイオン打ち込みのようにダメージを受けていないこと
から、前記ダメージの影響を全く受けることなく前記可
変波長半導体レーザおよび光検知器を形成することがで
きるようになる。このため、前記可変波長半導体レーザ
および光検知器を信頼性あるものとして形成することが
できる。
この場合において、前記反転層を少なくとも光導波路と
交差する箇所のみに形成し、それ以外の箇所においては
、条溝を形成することによって前記半導体層を電気的に
分離するようにしてもよい。
このようにした場合、全て反転層を用いた場合と比べて
前記半導体層との接合面に発生する容量の影響を抑制さ
せる効果をもたらすことができる。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明による光集積回路の一実施例を示す全
体斜視図である。第3図と同符号のものは同機能、およ
び同材料を表している。
同図において、半絶縁性InP基板1があり、この半絶
縁性InP基板1の主表面には、その全域にわたってn
型InP層6が形成されている。
このn型InP層6は成長法によって形成された成長層
であり、たとえば、1X1018のキャリア濃度を有し
ている。なお、この実施例の説明では、前記半絶縁性I
nP基板工と、この半絶縁性InP基板王の主表面に形
成されたn型InP層6とを半導体基板と称する。
そして、このn型InPJiij6の主表面には、従来
と同様に可変波長半導体レーザ52.光検出器54.5
5、及び光導波路53が形成されている。
このような構成で第4図と異なるのは、並設された前記
光検出器54.55の形成領域周辺を前記可変波長半導
体レーザ52の形成領域周辺と分離するようにして、前
記n型InP層6に反転層7が前記n型I n、 P層
6の底面部に到って形成されている。
さらに、前記反転層7によって前記可変波長半導体レー
ザ52の形成領域周辺と分離された前記前記光検出器5
4.55の形成領域周辺において、前記光検出器54の
形成領域周辺を前記光検出器55の形成領域周辺と分離
する条溝8が前記n型InP層6の底面部に到って形成
されている。このため、前記条溝8の一端部は前記反転
層7と交差するようにして交わっている。
このようにして、前記可変波長半導体レーザ52、光検
出器54、及び光検出器55は、それぞれ前記反転層7
及び条溝8によって、同一半導体基板下において電気的
に分離された構造となる。
第1図のU−U線における断面図を第2図に示す。同図
において、第5図と同符号のものは同一材料を示してい
る。第5図と異なる構成は、それぞれの光検知器54.
55が前記条溝8によって互いに分離された前記n型I
nP層6に搭載されている。このn型InP層6は、上
述したように前記半絶縁性I n、 P基板工面に成長
させた成長層からなっているため、例えばイオン注入方
法等で形威したn型層と異なり、結晶欠陥の極めて少な
い半導体層となっているものである。このため、前記n
型InP層6面に複数種の半導体層等を積層させて構成
する光検出器54.55は、従来のように前記結晶欠陥
の影響を受けることなく形威されることになる。
また、第3図は前記第工図の■−■線における断面図で
ある。同図において前記半絶縁性InP基板1面に形威
された前記n型InP層6に反転層7が形成されている
ことを示すものである。そして、この反転層7の幅は約
10μmに設定されている。また、この反転層7は例え
ばベリリウムの注入によって形威されるもので、前記光
検出器54.55の形成時における熱処理の温度によっ
て活性化されるようになっている。前記光検出器54.
55は、図示する層構造を周知のMOVPE成長法等の
技術を用いて形威し、その際の成長温度は通常600〜
650℃となる9 また。前記n型InP層6それ自体は、前記反転層7お
よび条溝8によって各素子毎に分離されていることから
、この0型InP層6を覆う層を孔空けして前記n型I
nP層6の一部を露呈させ、この露呈箇所を、前記光検
知器54の裏面電極9、及び前記可変波長半導体レーザ
2の裏面電極1−0としている。
以」=説明したように、本実施例によれば、InP基板
]、からなる半絶縁性半導体基板上に成長されたn形I
nP層6からなる半導体層が形成されたものを使用し、
この半導体層を各素子形成領域毎に電気的に分割するよ
うに反転層7を形成しするようにしている。このため、
成長層からなる半導体層の表面にそのまま他の成長層を
積層させて11− 可変波長半導体レーザ52および光検知器54.55を
形成することができるようになる。この場合、前記成長
層は、少なくとも、前記可変波長半導体レーザ52およ
び光検知器54.55の形成領域の表面においては、従
来のようにイオン打ち込みのようにダメージを受けてい
ないことから、前記ダメージの影響を全く受けることな
く前記可変波長半導体レーザ52および光検知器54.
55を形成することができるようになる。このため、前
記可変波長半導体レーザ52および光検知器54.55
を信頼性あるものとして形成することができる。
上述した実施例では、並設された光検知器54.55側
と可変波長半導体レーザ52側とを分離するための分離
層として反転層7を形威し、前記光検知器54側と光検
知器55側とを分離するための分離層として条溝8を形
成したものである。しかし、これに限定されるものでな
く、例えば前記条溝8を反転層とするようにしてもよい
。前記光検知器54側と光検知器55側とを分離する箇
所12− は、前記光導波路56と交差する箇所でないことから、
条溝とすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による光集積回路によれば
、同一半導体基板上の各素子がそれぞれ半導体基板内で
電気的に分離されているにも拘らず、充分に信頼性ある
特性を有する各素子を備えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による光集積回路の一実施例を示す全
体斜視図、 第2図は、前記第1図のト」線における断面図、 第3図は、前記第1図のm =m線における断面図。 第4図は、従来の光集積回路の一例を示す全体斜視図、 第5図は、従来の光集積回路の光検出器をバランスド・
ミキサ構造とすることが提案された該バランスド・ミキ
サ構造の説明図である。 図中、工・・半絶縁性InP基板、6・・・n型In2
層、7・・・反転層、8・・・条溝、52・・・可変波
長半導体レーザ、53.56・・光導波路、54.55
・・・光検知器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一半導体基板の主表面上に、半導体レーザ及び
    光検出器のうち少なくとも一種の素子を含み、かつ複数
    からなる素子を備えるとともに、それらの素子は光導波
    路に接続されている光集積回路において、前記半導体基
    板は、半絶縁性半導体基板とその主表面に形成された成
    長層からなる半導体層とからなり、前記半導体層は、前
    記各素子の形成領域周辺を他の素子の形成領域周辺と分
    離する反転層が前記半絶縁性半導体基板面に到って形成
    されていることを特徴とする光集積回路。
  2. (2)同一半導体基板の主表面上に、半導体レーザ及び
    光検出器のうち少なくとも一種の素子を含み、かつ複数
    からなる素子を備えるとともに、それらの素子は光導波
    路に接続されている光集積回路において、前記半導体基
    板は、半絶縁性半導体基板とその主表面に形成された成
    長層からなる半導体層とからなり、前記半導体層は、前
    記各素子の形成領域周辺を他の素子の形成領域周辺と分
    離する分離層が前記半絶縁性半導体基板面に到って形成
    され、前記分離層は、前記光導波路と交差する部分が反
    転層で形成されているとともに、それ以外の部分が条溝
    で形成されていることを特徴とする光集積回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015122440A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 富士通株式会社 光半導体装置及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015122440A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 富士通株式会社 光半導体装置及びその製造方法

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