JPH0323889A - 糸付き縫合針の製造方法 - Google Patents

糸付き縫合針の製造方法

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JPH0323889A
JPH0323889A JP1160432A JP16043289A JPH0323889A JP H0323889 A JPH0323889 A JP H0323889A JP 1160432 A JP1160432 A JP 1160432A JP 16043289 A JP16043289 A JP 16043289A JP H0323889 A JPH0323889 A JP H0323889A
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JP
Japan
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needle
suture
needle body
thread
tip
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JP1160432A
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English (en)
Inventor
Takeshi Noguchi
武 野口
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MIYUTETSUKU KK
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MIYUTETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はアイレスタイプの糸付き縫合針の製造方法に
関し、主として、手術用の細身針に取り付け得る縫合糸
の太さを針本体の太さに対して比較的大きな割合にする
のに用いられる。
〔従来の技術〕
従来、アイレスタイプの糸イ」き縫合針は、(1)♀}
本体を形戊ずる中実丸棒の一端面にトリルまたは他の手
段によって縫合系の取りイ1け穴を設け、この取り付け
穴に挿入された縫合系の一端をかしめによって針本体に
固定するか、〔2〕例えば、特開昭63−31.714
8号公報に記載されているように、中実針本体の元端面
にパイプの一端をレーザ光または電子ビームによって溶
接し、針本体の端面に縫合糸の取り付け穴を設けろこと
が行なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
針本体の端面に縫合糸の取りイ」け穴を設ける前記第1
の場合には、針本体の太さが細くなると縫合糸の取りイ
」け穴をトリルその他の手段によってあけることがむず
かしくなり、糸付き縫合針の製品歩留りが悪くなるとと
もに、取り付け穴の肉厚部分を均一に薄くすることが困
難になるため、手術用の細身針の場合には、針本体の太
さに対して縫合糸の太さが細くなる。
また、針本体の元端面にパイプのー★;A{を溶捺ずる
前記第2の場合には、針本体の祠料であるスデンレス鋼
が溶接による熟影響部に粒界腐食作用を受けて、錆が発
生し易くなったり、折損し易くなるため、縫合針を実用
に供することができなくなる。
この発明は、従来の技f4iFの有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、鈷が発生せず、強度が
強い上に、針本体の入さに対丁る縫合系の太さ割合を比
較的大きくし易い糸付き縫合針の製造方法の提供を目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達戊するために、第■発明では、中空管の一
端を溶接で塞いたのち尖端スエージンク加工により先細
形状に形戊し、この先細部分に尖端研磨を施して所定断
面形状の針先端部を形戊し、中空管の他端の糸付け部分
を除いた針本体に、本体スエージング加工を施して針本
体の太さを糸付け部分のそれより設定された寸法だけ小
さくし、所定形状に湾曲されたのち仕上げ研磨を施され
る針本体、または湾曲後に熱処理と仕」二げ研磨とが3 4 施される針本体の糸付け部分に縫合糸を挿入し、糸付け
部分の外周をかしめその他の手段により変形して縫合糸
を針本体に固定し、糸付き縫合制の製造方法としたもの
である。
また、第2発明では、内部に金属製の芯拐が挿入された
中空管の一端を溶接で塞いたのち尖端ス工一ンンク加工
により先細形状に形成し、この先細部分に尖端研磨を施
して所定断面形状の針先端部を形成し、中空管の他端の
糸付け部分を除いた針本体に、本体スエーシンク加工を
施して針本体の太さを糸付け部分のそれより設定された
寸法たけ小さくし、所定形状に湾曲されたのち仕上げ研
磨を施される針本体、または湾曲後に熱処理と仕上げ研
磨とが施される針本体の糸付け部分に縫合糸を挿入し、
糸付け部分とその近傍の外周とをかしめその他の手段に
より変形して縫合系と芯材とを針本体に固定し、糸付き
縫合針の製造方法としたものである。
〔作 用〕
中空管の針先形成部に施される溶接は、一端開口部を塞
ぐだけのきわめて短時間であるため、溶接時に受ける中
空管の熱影響部に粒界腐食を発生させることはなく、縫
合針を形戊する針本体に強度の低下を起こさない。
また、縫合糸が挿入される前の糸付け部分は、針本体が
本体スエージンク加工を受けて中空管の太さより設定さ
れた寸法だけ小さく形戊されるときにも、中空管の中空
穴の寸法は元の状態に保たれるため、糸付け部分に挿入
される縫合糸の太さは、本体スエーシンク加工を施され
た針本体の太さに比して大きくなり、縫合糸の挿入を容
易にするだけでなく、取り付けられる縫合糸の強度を強
くするのに役立つ。
しかも、針本体の糸付け部分は、縫合糸の挿入後にかし
めその他の手段により固定されたとき、針本体の太さと
ほとんど等しくなるため、手術時の組織破壊を少なくす
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明の方法によって作られた糸付き縫合針
の一実施例であって、縫合針1は、針本体部が円弧状に
湾曲された最も一船的な形状の場合を示す。
絨合針1の断向形状は、切開される部分の即織の硬さに
よって異なるが、縫合する組織が割合硬いときには、例
えば、針先端側のほぼ173程度が三角形状に、中間部
分の1/3程度か円形状に、そして、残りの針後端側の
173程度が楕円形状になっている。しかし、縫合する
組織が軟らかいときには、針先端側の断面形状は、三角
形状より丸形の方が適するようになる。
針先端部2は、中空管の一端を溶接により塞いだのち、
尖端スエージンク加工により先細に形戊された先端部に
研磨作用を施し、設定された大きさの先端角θを有する
形状に形J戊される。釧・先端側が三角形状の場合には
、その各頂点部分に、それぞれ所要の切刃が設けられる
針先端部2が形戊された縫合針1は、糸イ」け部分3を
除いて本体スエーシンク加工が施され、中空管の外径よ
り設定された寸法だけ外径が小さく形戊される。中空管
の元の穴寸法を有ずる糸{=iけ部分3には、本体スエ
ーンンク加工を受けて縮径された釧本体の外径に比べて
割合太さの太い縫合糸4が挿入され、かしめその他の手
段により縮径された針本体の外径とほぼ等しくされてい
る。
次に、本願第1発1男による糸イJ@縫合針の製込手順
の−例について説明する(第2図〜第7図参照)。
(1)作ろうとする縫合針1jこ適した直径を有するス
テンレス・スチールの中空管1aを設定された長さに切
断し、その一端を溶接により塞く (第2図)。
この場合、中空管1aの外径は、作ろうとする縫合釧1
の最大太さ部分よりスエーシング加工によって縮径され
る分だけ大きいものが選ばれる。
(2)中空管1aの溶接部に尖端スエージング加工と尖
端研磨とを施して所定断面形状の針先端部2を形戊する
(第3図)。
(3)中空管1aの他端の糸付け部分3を除いた全体に
本体スエージンク加工を施し、その部分の外径を糸付け
部分3の外径より設定された寸法だ8 け小さくする(第4図)。
この場合、本体スエーシンク加工による縮径量2δは、
中空管1aの外径が0.7mmのとき、例えば0.2m
m程度とされる。
(4)本体スエーシング加工が施された湾曲前の針本体
を曲げ加工によって用途に適した形状(例えば、半円曲
げや378円曲げなど)に湾曲したのち、低温熱処理な
どの熱処理手段によって硬度を高め強度を強くするとと
もに、電解研磨(化学研磨でも可)や洗浄などの手段に
より針本体の表面に発生している微細なハリ、かえり 
(中空管laの切断に起因するもの)や、変色を除去ず
るく第5図)。
(5)針本体の外径より径が若干大きな糸イ」け部分3
の中空穴5内に縫合糸4を挿入する(第6図)。
(6)糸イ」け部分3に挿入された縫合糸4をかしめそ
の他の手段により針本体に固定して糸1テ1き縫合針と
する(第1図)。
上記の縫合針製造手順のうち、熱処理や電解研磨などの
仕上げ処理は、使用する中空管1aが要求される十分な
硬度を有し、かつ中空管1aの切断時に発生したハリや
かえりが針本体の湾曲前に除去されているときには、省
略してもよい。
この実施例に示す製造方法によるときには、針先端部2
の形成時における溶接は、中空管1aの端を塞ぐだけの
ごく短時間でよいから、溶接時の熱影響部に粒界腐食作
用に起因する錆が発生しないようにすることができる。
また、糸付け部分3を除く針本体は、本体ス工一シンク
加工により縮径作用を受けるときに、冷間加工硬化によ
って強度が強くなる。しかも、針本体への縫合糸dの取
り付けは、縮径作用を受けていない径の大きな糸f=I
け部分3の中空穴5内に縫合糸4を挿入して行なうこと
ができるため、針本体の外径に比べて割合太さが太く、
強度の強い縫合糸4の取りイ」けが容易になるだけでな
く、かしめなどにより固定される糸付け部分3の外径を
剣本体の直径とほぼ等しくすることができる。
したがって、特に心臓用、血管用、形成外科用などに用
いられる細身針の糸付き縫合針を高い製品歩留りで、安
価に、かつ能率良く製造することができる。
次に、第7図に示す構或を有する本願第2発明によって
作られた糸付き縫合針の製造手順の−例について説明す
る(第8図〜第■2図参照)。第7図は第1図と同じ構
或の縫合針の内部に芯4月を挿入し、その両端を縫合針
の先端部と後端部とに固着した構或となっている。
(1)作ろうとする縫合針lに適した直径を有するステ
ンレス・スチールの中空管1aを設定された長さに切断
し、この中空穴5内に中空管1aより設定された長さだ
け短い金属製の芯拐6を挿入して芯材6の一端を中空管
1aに溶接し、中空管1aの一方の開口部を塞ぐ(第8
図)。
(2)中空管1aと芯材6との溶接部に尖端スエージン
グ加工と尖端研磨とを施し、所定断面形状の針先端部2
を形戊する(第9図)。
(3)糸付け部分3を除いた中空管1aの全体に本体ス
エーシング加工を施し、その部分の外径を糸付け部分3
のタl径より設定された寸法だけ小さくする(第10図
)。
(4)芯材6と一体の中空管1aを曲げ加工により用途
に適した形状に湾曲し、必要に応じて熱処理を施すとと
もに電解研磨や洗浄などにより表面仕上げを行なう(第
11図)。
(5)糸付け部分3の中空穴5内に芯材6と当接するよ
うに縫合糸4を挿入する(第12図)。
この場合、芯材6と縫合糸4の当接部は接着剤により固
着してもよい。
(6)芯材6の後端部と縫合糸4とを糸付け部分3に施
すかしめその他の手段により針本体に固定し、針本体と
ほぼ同じ外径とする(第7図)。
この実施例に示す製造方法によるときには、前記製造方
法によって得られる効果に加えて、針本体内に挿入され
ている芯材6の作用により縫合針1の強度をより強くす
るとともに、手術中に縫合針lが折れるような事故が起
った場合にも、組織外に出ている縫合針↓の折れ片部を
引っ張ることにより、組織内に残されている縫合針1の
折れ片1■ 12 部を芯材6を介して簡単に取り出すことができ、手術の
遅れを防止することができる。
〔発明の効果〕
この発明は、」二連の通り構戊されているので、次に記
載する効果を奏する。
請求項1の糸付き縫合針の製造方法においては、中空管
の一端にごく短時間しか溶接を行なわない,′コめ、尖
端スエージング加工と尖端研磨や、その他の加工を施し
て形戊される縫合針は、ステンレス製針に要求される耐
食性試験(25%食塩水に常温で24時間浸漬したのち
、大気中に24時間放置することを2回繰り返す試験)
でも、錆が全く発生しなかった。
また、針本体は糸付け部分を除いて本体スエジング作用
を受けて縮径されるとともに、適宜熱処理と仕上げ処理
とが施されるため、縫合針に要求される曲げ弾性強さ試
験と折り曲げ強さ試験にも合格し、十分実用に供し得る
ことがわかった。
さらに、縫合糸は本体スエージング加工を受けて縮径さ
れる針本体に比して径の大きな糸付け部分に挿入される
ため、縫合針の直径に対する割合が大きく、強度の強い
縫合糸をきわめて容易に、かつ能率良く取り付けること
ができる。
請求項2の糸付き縫合針の製造方法においては、中空管
の内部に金属製の芯材を挿入するとともに糸付け部分の
かしめ時に芯材の後端部と縫合糸とを針本体に固定した
ため、請求項1に記載の効果に加えて針本体の強度をよ
り強くし、手術中に縫合針の折損事故が発生した場合に
も、その事故を簡単に処理できるようにして手術の遅れ
をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願第1発明の方法によって作られた糸付き
縫合針の一実施例の一部断面正面図、第2図ないし第6
図は第1発明の製造手順の一例を示した図面で、第2図
は中空管の一端を溶接により塞いだ状態を示す断面図、
第3図は針先端部が形戊された状態を示す正面図、第4
図は本体スエージンク加工後の状態を示す一部断面正面
図、第5図は針本体の湾曲後の状態を示す正面図、第6
図は縫合糸挿入時の状態を示す一部断面正面閃、第7図
は本願第2発明によって作られた糸イス]き縫合針の一
実施例の一部断面正面図、第8図ないし第12図は第2
発明の製造手順の−例を示した画面で、前記第1発明に
ついて示した製造手順の第2図ないし第6図のそれぞれ
に対応した断面図、正面図、および一部断面正面図であ
る。 ■ 縫合針     1a・・・中空管2 針先端部 
   3・・糸付け部分4・・縫合糸     5・・
中空穴 6 芯材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空管の一端を溶接で塞いだのち尖端スエージン
    グ加工により先細形状に形成し、 この先細部分に尖端研磨を施して所定断面形状の針先端
    部を形成し、 中空管の他端の糸付け部分を除いた針本体に、本体スエ
    ージング加工を施して針本体の太さを糸付け部分のそれ
    より設定された寸法だけ小さくし、所定形状に湾曲され
    たのち仕上げ研磨を施される針本体、または湾曲後に熱
    処理と仕上げ研磨とが施される針本体の糸付け部分に縫
    合糸を挿入し、糸付け部分の外周をかしめその他の手段
    により変形して縫合糸を針本体に固定することを特徴と
    する 糸付き縫合針の製造方法。
  2. (2)内部に金属製の芯材が挿入された中空管の一端を
    溶接で塞いだのち尖端スエージング加工により先細形状
    に形成し、 この先細部分に尖端研磨を施して所定断面形状の針先端
    部を形成し、 中空管の他端の糸付け部分を除いた針本体に、本体スエ
    ージング加工を施して針本体の太さを糸付け部分のそれ
    より設定された寸法だけ小さくし、所定形状に湾曲され
    たのち仕上げ研磨を施される針本体、または湾曲後に熱
    処理と仕上げ研磨とが施される針本体の糸付け部分に縫
    合糸を挿入し、糸付け部分とその近傍の外周とをかしめ
    その他の手段により変形して縫合糸と芯材とを針本体に
    固定することを特徴とする 糸付き縫合針の製造方法。
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