JP4482825B2 - 縫合針 - Google Patents

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Description

本発明は医療用ないし外科用の縫合針に関する。さらに詳しくは、バネ作用により糸入口を弾性的に開閉する糸孔(一般に弾機孔、或いはバネ孔と称している)を有する縫合針に関する。
従来のこの種の縫合針は、図6に示すように、針先部102を有する針本体101の針基部103に、縫合糸(図示せず)を挿通する糸孔104と、この糸孔に連通して針基部の基端側へ開放した糸入口105とを備えてなっている(例えば、特許文献1〜2等参照)。前記糸入口105はV字状等に切欠して開放され、この切欠部で糸ガイド部106が構成されている。図6において、107は針本体の胴部、108,109は前記孔104の両側に形成された一対の孔柱を示し、両孔柱108,109はバネ作用を有している。
図6に示す縫合針(以下、「従来針」という)は上記のように構成され、縫合糸を糸ガイド部106から糸孔104側へ付勢すると、孔柱108,109はバネ作用により弾性的に変形して糸入口105が拡開し、縫合糸を糸孔104内へ挿通することができると共に縫合糸が糸孔に挿通されると、前記両孔柱が元の姿勢に復帰する。このように、従来針によれば、縫合糸を糸孔へ挿入して取付ける作業を簡単に行なうことができる。
しかるに、従来針は次のような問題を有している。即ち、上述したように、縫合糸を糸孔側へ付勢することにより両孔柱を柱の基部側を支点Pとして弾性変形して糸入口を拡開するものであるため、孔柱を太く形成すると、バネ硬度が強過ぎて糸口を拡開することができなくなる。そのため、両孔柱を細く形成しているので、孔柱の強度が弱くなる。
ところで、施術において縫合する際に、一般に次のような方法を採用していることが多い。即ち、まづ、持針器(図示せず)で針本体の胴部の略中央部分を挟持し、針先部の先端を生体組織の目的の部位に刺入する。次いで持針器で胴部の基部側(針基部側)の部分を挟持し、針を組織内へ刺通しているが、この際、不用意に針基部を挟持することがある。このように針基部を挟持して針を組織内へ刺通した場合、上述したように、従来針の孔柱は強度が弱いので、図6(c)に示すように、施術中に孔柱108又は109(図示では108)が折損する場合が生じる。
上記のように、施術中に孔柱108が折損すると、孔柱の折損片108aが生体組織内に残される危険性があり、これを探すために多くの時間を要するのみならず、時には探し得ない場合も生じる。
実公昭55−41208号公報 特開平5−104183号公報
本発明は上記のような実情に鑑み、糸孔の糸入口を開閉する孔柱のバネ性を良好に保持し、かつ、孔柱の折損を防止できる縫合針を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明のうちの1つの発明(第1の発明)は、針本体の胴部の一端側に針先部を備えると共に他端側に針基部を備えた縫合針において、
前記針本体の前記針基部は、縫合糸を挿通する糸孔と、この糸孔に連通して前記針基部の基端側へ開放した糸入口と、この糸入口と対向する側において前記糸孔に連通させ、前記針基部の略中央部に沿わせて前記針本体の長手方向に向けて前記糸孔から延長する延長孔と、前記糸孔の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱、及び前記延長孔の両側に対向させて前記孔柱に延長して形成された一対の第2の孔柱とを備え、
前記針基部は略扁平状に形成され、前記糸孔は、前記糸入口側から前記延長孔側方向に向けて巾狭となるようにテーパを付与して形成され、前記延長孔は略平行巾の縦長状の孔で形成され、前記延長孔の長さは前記糸孔の長さの1.5〜2.0倍の長さに形成され、前記延長孔の巾は前記針基部の巾の1/3〜1/4の巾に形成されていることを特徴とする。
本発明のうち、他の1つの発明(第2の発明)は、針本体の胴部の一端側に針先部を備えると共に他端側に針基部を備えた縫合針において、
前記針本体の前記針基部は、縫合糸を挿通する糸孔と、この糸孔に連通して前記針基部の基端側へ開放した糸入口と、この糸入口と対向する側において前記糸孔に連通させ、前記針基部の略中央部に沿わせて前記針本体の長手方向に向けて前記糸孔から延長する延長孔と、前記糸孔の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱、及び前記延長孔の両側に対向させて前記孔柱に延長して形成された一対の第2の孔柱とを備え、
前記針基部は略扁平状に形成され、前記糸孔は、前記糸入口側から前記延長孔側方向に向けて巾狭となるようにテーパを付与して形成され、前記延長孔は前記糸孔側から前記胴部側方向に向けて任意の傾斜角度で次第に巾広となるテーパを付与した縦長状の孔で形成され、前記延長孔の長さは前記糸孔の長さの1.5〜2.0倍の長さに形成され、前記延長孔の巾は前記針基部の巾の1/3〜1/4の巾に形成されていることを特徴とする。
本発明のさらに他の1つの発明(第3の発明)は、針本体の胴部の一端側に針先部を備えると共に他端側に針基部を備えた縫合針において、
前記針本体の前記針基部は、縫合糸を挿通する糸孔と、この糸孔に連通して前記針基部の基端側へ開放した糸入口と、この糸入口と対向する側において前記糸孔に連通させ、前記針基部の略中央部に沿わせて前記針本体の長手方向に向けて前記糸孔から延長する延長孔と、前記糸孔の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱、及び前記延長孔の両側に対向させて前記孔柱に延長して形成された一対の第2の孔柱とを備え、
前記針基部は略扁平状に形成され、前記糸孔は、前記糸入口側から前記延長孔側方向に向けて巾狭となるようにテーパを付与して形成され、前記延長孔は前記糸孔側から前記胴部側方向に向けて任意の傾斜角度で次第に巾狭となるテーパを付与した縦長状の孔で形成され、前記延長孔の長さは前記糸孔の長さの1.5〜2.0倍の長さに形成され、前記延長孔の巾は前記針基部の巾の1/3〜1/4の巾に形成されていることを特徴とする。
上記のように構成すると、第1及び第2の両孔柱は、第2の両孔柱の基部側を支点としてバネ作用により弾性的に変形することになるので、糸入口に外力が加えられることにより従来針に比べて弱い力でも糸入口が容易に拡開される。そのため、第1及び第2の両孔柱を太く形成しても縫合糸を糸孔側へ付勢することにより糸入口を円滑良好に拡開して縫合糸を糸孔内へ挿通することができる。このように、上記構成によれば孔柱のバネ性を良好に保持して孔柱の強度を強くすることができる。
本発明の縫合針は、その種類や形状等に関係なく、医療用ないし外科用に使用する全ての縫合針を含む。
例えば、一例として次のような縫合針を挙げることができる。針先部がテーパ部で形成された丸針。針先部の先端が鈍点で形成された鈍針。針先部の先端に刺入尖端を備えた縫合針。針先部にバフ研磨、電解研磨、或いは化学研磨等によって仕上げした先端部を備えた縫合針。針先部に角錐により形成した先端部を備えた縫合針。針先部が切刃を有する三角形その他の多角形断面に形成された角針。
また、針の外観の形状としては、例えば、一例として次のようなタイプの縫合針を挙げることができる。弯曲針や直針。針本体の全長の約半分(針先部側)のみを弯曲した縫合針(先曲針)。ジモン氏や兎唇用縫合針のようにフック状に弯曲した縫合針。
さらにまた、本発明においては、針の所望部における表面にシリコンをコーティングする構成を採用することもできる。
本発明によれば、孔柱のバネ性を良好に保持して柱孔の強度を強くすることができる。したがって、持針器で針基部を挟持して施術しても孔柱が折損するのを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を説明する。
図1は本発明の縫合針の一実施の形態を示す図であって、同図(a)は縫合針の全体構成の概要を示す斜視図、同図(b)は同上縫合針の要部を拡大して示す説明図、同図(c)〜(e)は同図(b)のA−A線〜C−C線断面図、図2は同上縫合針の製造工程の一例を概略的に示す説明図、図3は同上縫合針の作用説明図である。
上記図1〜図3において、この実施の形態(実施の形態1)の縫合針は丸針で構成され、針本体1の胴部2の一端側に針先部3を備えていると共に他端側に針基部4を備えている。
針本体1は、その素材として、例えばオーステナイト系ステンレス、その他のステンレス鋼等の丸棒状の針材11(図2参照)を採用できる。針本体1の太さ(主に胴部2の径)及び長さ(針本体1を直線状に伸展した状態における一端から他端までの寸法)は、縫合する部位、用途、目的等に応じて任意に設定される。
実施の形態1の縫合針は針本体1を全体的に円弧状に弯曲した弯曲針で構成されている。弯曲針の種類としては、半円形状、即ち、円周の約1/2の長さの円弧状に形成したもの(一般に強弯針と称されている)と、円周の約3/8の長さの円弧状に形成したもの(一般に弱弯針と称されている)等がある。実施の形態1では弱弯針で構成した縫合針が開示されている。
実施の形態1の縫合針は上述したとおり丸針で構成されている。丸針の場合、胴部2の断面形状は、通常の場合には円形状が多いが、楕円形状や鼓形状等に形成することもできる。これらの形状は所望に応じて任意に決定する。
針先部3は先端側方向に次第に先細(直径又は断面積が縮小)になるテーパ部31で構成され、テーパ部31の先端32は尖鋭に形成した刺入尖端で構成されている。なお、鈍針の場合には、テーパ部31の先端を尖鋭に形成しないで鈍点状に形成する。ここで、前記テーパ部31とは、前記したように胴部2側から先端32に行くにしたがって直径又は断面積が次第に縮小する形状一般を意味し、断面積の変化が直線状なものは勿論、曲線状なものも含まれる。
前記テーパ部31の断面形状は、一般的には円形状に形成されているが、楕円形状等に形成することもできる。
実施の形態1の針本体1の針基部4は略扁平状に形成されている。針基部4は縫合糸5(図3参照)を挿通する糸孔41と、糸入口42と、延長孔43と、糸入口42の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱44a,44b、及び延長孔43の両側に対向させて形成された第2の孔柱45a,45bとを備えている。
前記糸孔41は上述したように縫合糸5を挿通するもので、孔41の大きさは適当に決定する。また、孔41の形状は特に限定するものではないが、実施の形態1では、糸入口42側から延長孔43側方向に向けて緩やかなカーブを描いて巾狭となるようにテーパを付して形成した例が開示されている。
前記糸入口42は糸孔41の略中央部に連通させて針基部4の基端側へ開放して形成されている。実施の形態1の糸入口42は略V字状に切欠して開放され、この切欠部で糸導入用のガイド部46が構成されている。
前記延長孔43は、糸入口42と対向する側において糸孔41に連通させ、針基部4の略中央部に沿わせて任意の巾で針本体1の長手方向に向けて糸孔41から縦長状に延長する孔で構成されている。
延長孔43の長さは特に限定するものではないが、糸孔41の長さの約1.5〜約2.0倍程度の長さ(図示では約2倍弱)に形成することができる。前記孔43の巾は上述したように任意に決定できるものであるが、例えば、針基部4の巾の約1/3〜約1/4程度に形成することができる。但し、上記範囲内に限定するものではない。また、実施の形態1の延長孔43は、略平行巾の縦長状の孔で形成されている。
前記両第1の孔柱44a,44bは、上述したように、糸孔41の両側に相対向して形成されている。この両孔柱44a,44bは針基部4に糸孔41を成形することにより形成される。
前記両第2の孔柱45a,45bは、第1の孔柱44a,44bに延長して延長孔43の両側に相対向して形成されている。この両第2の孔柱45a,45bは針基部4に延長孔43成形することにより形成される。
上記のように構成した縫合針によると、第1及び第2の孔柱44a,44b及び45a,45bは図3に示すように、第2の孔柱45a,45bの基部側を支点Pとしてバネ作用により弾性的に変形することになるので、糸入口42に外力(開方向の外力)が加えられることにより、糸入口42が容易に拡開される。
したがって、第1及び第2の孔柱44a,44b及び45a,45bを太く形成した場合においても縫合糸5をガイド部46から糸孔41側へ付勢することにより、図3に仮想線で示すように、糸入口42を円滑良好に拡開して縫合糸5を糸孔41内へ挿通することができる。また、縫合糸が糸孔に挿通されると、第1及び第2の孔柱はバネ作用により元の位置に復帰する。このように、実施の形態1の縫合針によれば孔柱のバネ性を良好に保持して孔柱の強度を高めることができる。なお、上記の場合において、延長孔の長さを変えることにより、孔柱のバネ強度を調整することができる。
次に実施の形態1の縫合針の製造方法の一例について説明する。縫合針の針材11は、図2(a)に示すように、例えばオーステナイト系ステンレス、その他のステンレス鋼等の丸棒状に形成したものを採用し、所定の長さに切断されている。図2(b)に示すように、針材11の一端側を略円錐状に研削し、針材の一端側に適当な長さのテーパ部31で構成した針先部3を形成する。
また、図2(c)に示すように、針材11の他端側にプレス加工により適当な長さの略扁平状に形成した針基部4を成形する。この成形によって、針基部には針本体の胴部2から端部にかけて緩やかな勾配を持った二平面が形成される。この場合、針基部4は平行な二平面で形成しても良い。しかし、胴部2から針基部4に移行する部位に急激な断面形状の変化を与えることは刺通性を維持する上でも好ましいことではない。
上記工程後、針基部4に前記導入用のガイド部46,糸入口42,糸孔41及び延長孔43を形成する。前記ガイド部46,糸入口42,糸孔41及び延長孔43等を形成する手段としては、例えば、プレス加工,レーザービーム,電子ビーム,或いはワイヤ放電加工(ワイヤカット)等の加工方法を採用することができる。
上記工程により、糸孔41の両側には前記第1の孔柱44a,44bが形成され、また、延長孔43の両側には前記第2の孔柱45a,45bが形成される。
次いで、針先部3(テーパ部31)の先端32を研削或いは研磨等により尖鋭に形成し、刺入先端を形成する。そして、針本体1を円弧状に弯曲し、シリコーンコーティング等の処理工程を含んで弯曲針(弯曲縫合針)を得る。この場合において、シリコーンコーティングを省略することもできる。なお、鈍針の場合には、テーパ部31の先端を尖鋭に形成しないで、鈍点状に形成する。また、直針の場合は上記した弯曲処理工程を省略して製品を得る。
なお、上記製造方法は一例として開示したもので、前記以外の製造方法を採用できること勿論である。
図4は本発明の縫合針の他の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す説明図である。この縫合針において、実施の形態1で既に説明した構成と共通する構成部等には同一符号を付して説明を省略する。実施の形態2は延長孔の構成に特徴がある。
即ち、実施の形態2は実施の形態1の縫合針において、針本体1の針基部4に設けた延長孔43Aを糸孔41側から胴部2側方向に向けて任意の傾斜角度で次第に巾広となるテーパを付与した縦長状の孔で形成したものである。他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態2の縫合針は上記のように構成したもので、この縫合針は実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
図5は本発明の縫合針のさらに他の実施の形態(実施の形態3)の要部を示す説明図である。この縫合針において、実施の形態1で既に説明した構成と共通する構成部等には同一符号を付して説明を省略する。実施の形態3の縫合針も延長孔の構成に特徴がある。
即ち、実施の形態3は実施の形態1の縫合針において、針本体1の針基部4に設けた延長孔43Bを糸孔41側から胴部2側方向に向けて任意の傾斜角度で次第に巾狭となるテーパを付与した縦長状の孔で形成したものである。他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態3の縫合針は上記のように構成したもので、この縫合針も実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
なお、上述した実施の形態は丸針で構成した縫合針について開示したが、本発明は丸針に限定されるものではなく、医療用ないし外科用に使用する全ての縫合針に適応できること既に述べたとおりである。
また、上記した縫合針は本発明の実施の形態の一例として開示したもので、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲内において任意に変更可能なものである。
本発明の縫合針の一実施例を示すものであって、同図(a)は縫合針の全体構成の概要を示す斜視図、同図(b)は同上縫合針の要部を拡大して示す説明図、同図(c)は同図(b)のA−A線断面図、同図(d)は同図(b)のB−B線断面図、同図(e)は同図(b)のC−C線断面図である。 同上縫合針の製造工程を一例を概略的に示す説明図であって、同図(a)は針材を示す斜視図、同図(b)は針材の一端側に針先部を形成する工程を示す説明図、同図(c)は針材の他端側を略扁平状に形成する工程を示す説明図、同図(d)は針基部に糸入口,糸孔,及び延長孔を形成する工程を示す説明図である。 同上縫合針の作用説明図である。 本発明の縫合針の他の実施の形態の要部を示す説明図である。 本発明の縫合針のさらに他の実施の形態の要部を示す説明図である。 従来の縫合針を示す図であって、同図(a)は縫合針の全体構成の概要を示す斜視図、同図(b)は図6の縫合針の針基部側の部分を拡大して示す説明図、同図(c)は図6の縫合針の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
1 針本体
2 胴部
3 針先部
4 針基部
41 糸孔
42 糸入口
43 延長孔
44a,44b 第1の孔柱
45a,45b 第2の孔柱

Claims (3)

  1. 針本体の胴部の一端側に針先部を備えると共に他端側に針基部を備えた縫合針において、
    前記針本体の前記針基部は、縫合糸を挿通する糸孔と、この糸孔に連通して前記針基部の基端側へ開放した糸入口と、この糸入口と対向する側において前記糸孔に連通させ、前記針基部の略中央部に沿わせて前記針本体の長手方向に向けて前記糸孔から延長する延長孔と、前記糸孔の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱、及び前記延長孔の両側に対向させて前記孔柱に延長して形成された一対の第2の孔柱とを備え、
    前記針基部は略扁平状に形成され、
    前記糸孔は、前記糸入口側から前記延長孔側方向に向けて巾狭となるようにテーパを付与して形成され、
    前記延長孔は略平行巾の縦長状の孔で形成され、
    前記延長孔の長さは前記糸孔の長さの1.5〜2.0倍の長さに形成され、
    前記延長孔の巾は前記針基部の巾の1/3〜1/4の巾に形成されている、
    ことを特徴とする縫合針。
  2. 針本体の胴部の一端側に針先部を備えると共に他端側に針基部を備えた縫合針において、
    前記針本体の前記針基部は、縫合糸を挿通する糸孔と、この糸孔に連通して前記針基部の基端側へ開放した糸入口と、この糸入口と対向する側において前記糸孔に連通させ、前記針基部の略中央部に沿わせて前記針本体の長手方向に向けて前記糸孔から延長する延長孔と、前記糸孔の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱、及び前記延長孔の両側に対向させて前記孔柱に延長して形成された一対の第2の孔柱とを備え、
    前記針基部は略扁平状に形成され、
    前記糸孔は、前記糸入口側から前記延長孔側方向に向けて巾狭となるようにテーパを付与して形成され、
    前記延長孔は前記糸孔側から前記胴部側方向に向けて任意の傾斜角度で次第に巾広となるテーパを付与した縦長状の孔で形成され、
    前記延長孔の長さは前記糸孔の長さの1.5〜2.0倍の長さに形成され、
    前記延長孔の巾は前記針基部の巾の1/3〜1/4の巾に形成されている、
    ことを特徴とする縫合針。
  3. 針本体の胴部の一端側に針先部を備えると共に他端側に針基部を備えた縫合針において、
    前記針本体の前記針基部は、縫合糸を挿通する糸孔と、この糸孔に連通して前記針基部の基端側へ開放した糸入口と、この糸入口と対向する側において前記糸孔に連通させ、前記針基部の略中央部に沿わせて前記針本体の長手方向に向けて前記糸孔から延長する延長孔と、前記糸孔の両側に対向させて形成された一対の第1の孔柱、及び前記延長孔の両側に対向させて前記孔柱に延長して形成された一対の第2の孔柱とを備え、
    前記針基部は略扁平状に形成され、
    前記糸孔は、前記糸入口側から前記延長孔側方向に向けて巾狭となるようにテーパを付与して形成され、
    前記延長孔は前記糸孔側から前記胴部側方向に向けて任意の傾斜角度で次第に巾狭となるテーパを付与した縦長状の孔で形成され、
    前記延長孔の長さは前記糸孔の長さの1.5〜2.0倍の長さに形成され、
    前記延長孔の巾は前記針基部の巾の1/3〜1/4の巾に形成されている、
    ことを特徴とする縫合針。
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