JPH03238366A - 絶縁抵抗測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は絶縁抵抗測定装置、さらに詳しくは絶縁抵抗
を測定するときに被測定物に充電された電荷を放電する
機能を有する絶縁抵抗測定装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来の絶縁抵抗測定装置としては、例えば第２図に示す
ものがある。第２図は従来の絶縁抵抗測定装置の構成の
概略を示す接続図で、図において（１）　、　（２）は
それぞれ測定用入力端子、（３）はスイッチ、（４）は
指示計、（５）は電源である。

測定用入力端子（１）　、　＜２＞に例えばケーブルな
どの被測定物（図示せず）を接続し、スイッチ（３）を
ＯＮ（接続）状態とすることにより電流が流れて指示計
（４）に測定値が表示され、被測定物の絶縁抵抗値を読
むことができるようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の絶縁抵抗測定装置は以上のように構
成され動作するので、絶縁抵抗測定後には電荷が被測定
物に充電されてしまう。したがって人が触れたりすると
感電する危険性があり、また放電してしまう前に他の機
器に接続しなりすると、接続した他の機器を損傷してし
まう恐れがある等の問題点があった。

この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、特別の操作を必要とせずに絶縁抵抗測定後に被測定物
に充電された電荷を放電させることができる絶縁抵抗測
定装置を得ることを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この発明にかかる絶縁抵抗測定装置は、スイッチをＯＦ
Ｆ状態にしたときに両方の測定用入力端子間がショート
するようにしたものである。

〔作用］ この発明における絶縁抵抗測定装置は、スイッチをＯＦ
Ｆ状態にしたときに両方の測定用入力端子間がショート
するようにしたので、絶縁抵抗測定後のスイッチＯＦＦ
により被測定物に充電された電荷を放電させることが可
能となる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
１図はこの発明の一実施例を示す接続図で、図において
（１）　、　（２＞はそれぞれ測定用入力端子、（４）
は指示計、（５）は電源、（３０）はこの実施例におけ
るスイッチである。

この実施例におけるスイッチ（３０）は第１図に示すよ
うにＯＦＦ状態において両方の測定用入力端子（１）　
、　（２）間をショートさせることができるように構成
されている。

第１図に示すような構成において、測定用入力端子（１
）　、　（２）に被測定物（図示せず）を接続し、スイ
ッチ（３０）をＯＮ（接続）状態とすることにより電流
が流れて指示計（４）に測定値が表示され、この測定値
で被測定物の絶縁抵抗値を読むことができる。そして抵
抗値測定後に測定用入力端子（１）、（２）を被測定物
に接続したままスイッチ（３０）をＯＦＦ　（遮断）状
態とするこよにり、両方の測定用入力端子（１）　、　
（２）間をショートさせ、被測定物に充電された電荷を
放電させることができる。

したがって従来の装置と同様の操作により、被測定物に
充電された電荷を放電させることができる。

なお上記実施例は絶縁抵抗測定装置について説明してい
るが、被測定物に電荷が充電されるような装置、例えば
絶縁耐圧器などにも応用することができる。

［発明の効果］ この発明は以上説明したように、スイッチをＯＦＦ状態
にしたときに両方の測定用入力端子間がショートするよ
うにしたので、簡単な構成で従来の装置の操作と何ら変
わることなく、被測定物に充電された電荷を放電させる
ことができ、感電や機器の損傷を防止することができる
等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す接続図、第２図は従
来の絶縁抵抗測定装置を示す接続図である。 図において（１）　、　（２）はそれぞれ測定用入力端
子、（４）は指示計、（５）は電源、（３０）はスイッ
チ。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の測定用入力端子とスイッチと電源と指示計とを有
   し、被測定物に各測定用入力端子を接続してスイッチを
   ＯＮ状態とすることにより当該被測定物に電流を流して
   絶縁抵抗を測定する絶縁抵抗測定装置において、 上記スイッチをＯＦＦ状態とすることにより各測定用入
   力端子間をショートさせる手段を備えたことを特徴とす
   る絶縁抵抗測定装置。