JPH03237757A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JPH03237757A
JPH03237757A JP9032390A JP3239090A JPH03237757A JP H03237757 A JPH03237757 A JP H03237757A JP 9032390 A JP9032390 A JP 9032390A JP 3239090 A JP3239090 A JP 3239090A JP H03237757 A JPH03237757 A JP H03237757A
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JP
Japan
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layer
silicon oxide
oxide film
interface
transfer electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP9032390A
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English (en)
Inventor
Tatsuji Oda
小田 達治
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH03237757A publication Critical patent/JPH03237757A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 本発明は、半導体基板に形成された電荷転送領域上に絶
縁膜に被覆された電極層がその上部を覆う遮光層と共に
形成された固体撮像素子において、その電極層の側壁に
上記絶縁膜より高屈折率の屈折層を形成し、その屈折層
の表面を、入射光が側壁界面で略全反射され得るような
側壁との角度に形成することにより、低スメア特性等を
得るものである。
〔従来の技術〕
CCDイメージヤ如き固体撮像素子においては、半導体
基板上に電荷を転送するためのレジスタ部が形成され、
そのレジスタ部上に転送電極が形成され、その転送電極
はアルミニウム等からなる遮光層に覆われている。
第7図は従来のCCDイメージ中の画素部分の断面図で
ある。シリコン基板101の表面に、不純物拡散された
センサ一部102と、信号電荷を転送するためのチャン
ネル層103が形成され、そのセンサ一部102とチャ
ンネル層103の間の領域が読み出し部104とされて
いる。チャンネル層103と読み出し部104上には、
酸化膜105を介して転送電極106が形成されており
、その転送電極106上には酸化膜107を介してアル
ミニウムからなる遮光層108が形成されている。この
遮光層108は、その開口部109によって入射光をセ
ンサ一部102だけに導くためのものであり、チャンネ
ル層103や読み出し部104等のレジスタ部へ光が入
射するのを防止する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、第7図の構造のCCDイメージ中では、レジ
スタ部への光の漏れ込みを十分に阻止することかできず
、低スメア化を図ることが困難である。
すなわち、この構造のCCDイメージ中では、遮光特性
は、遮光層10Bの下部の酸化膜107の膜厚t、と、
遮光層108が張り出している距離d、に依存し、膜厚
t0が薄いほど、或いは距Nd0が長いほど遮光特性は
向上する。しかし、膜厚Loについては、現状のアルミ
ニウムのバターニング加工時の選択比がlO対1程度で
あるために、あまり膜厚t、を薄くすることが困難であ
り、同様に膜厚t、を薄くした場合では、電極層の段差
が大きくなり、遮光層の加工やその後の製造工程での加
工が困難になる。また、距#d、については、合わせ精
度の問題から、それ程小さくすることができないでいる
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、低スメア
等を実現するような固体撮像素子の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の固体撮像素子は、半導体基板に形成された電荷
転送領域上に絶縁膜に被覆された電荷転送用の電極層が
形成され、少なくとも上記電極層上を覆う遮光層が形成
されている。上記絶縁膜は一般的にはシリコン酸化膜で
ある。そして、上記電極層の上記絶縁膜を介した側壁に
該絶縁膜よりも屈折率の高い屈折層が形成される。この
屈折層としては、例えばシリコン窒化膜、ポリシリコン
層、アモルファスシリコン層等の材料が選ばれる。
その屈折層の表面は上記側壁に対して、その表面から当
該屈折層へ入射した光が上記側壁との界面で略全反射さ
れるような角度を以て形成される。
−例として、屈折層の表面は、基板の主面と平行な面と
され、或いは上記条件を満足するような傾斜を有した面
であっても良い、また、上記屈折層は、いわゆるLDD
 (ライトリイ・ドープト・ドレイン)のサイドウオー
ルの形成技術を利用して、全面に被着された後にエツチ
ングされて上記側壁に残存した層であっても良い。
〔作用〕
光は屈折率の異なる媒体の界面で屈折して進み、第5図
に示すように、良く知られたスネルの法則からは、全反
射条件 (no /n+ )sinΦi≧1 が導かれる。
ここで、(n、/n、)を高い値とすることで、広い角
度の入射角Φiで全反射が得られることになる0例えば
第5図の媒体Iをポリシリコン層とすると、no=3.
42となり、媒体■をシリコン酸化物とすると、n+=
1.4となって、入射角Φiが24.2 ”以上で全反
射する。
第6図はプリズム中の光路を示した図である。
スネルの法則等より、 nosinΦj = n I NflΦ、■Φ1+α=
Φ。
および、全反射条件(nt /no )sinΦ、≧1
から、 sirα((n+/no)”−5inΦi) ””−c
os a:slnΦi≧1が得られる。
例えば、αが90@であり、no =1.4 (S i
Ox )、  n、=2.0 (S iN)であれば、
(n1/n o) Xは2.04であり、入射角Φiに
よらず、必ず全反射する。従って、界面と屈折層の表面
の角度を、絶縁膜と屈折層の両方の屈折率を考慮しなが
ら、プリズムにおける全反射の条件に基づき設定するこ
とで、レジスタ等への光の漏れ込みが抑えられることに
なる。
このような界面と屈折層の表面の角度αと、全反射の生
ずる臨界入射角ΦCの関係をシミュレーションした結果
が、第4図である。なお、各パラメーターは、第3図の
ように設定され、Noはシリコン酸化膜に対応した1、
45.Nsはシリコン窒化膜に対応した2、00或いは
ポリシリコン膜に対応した3、42が選ばれてシミュレ
ーションされた結果が第4図に示されている。
第4図では、Nsをシリコン窒化膜とした例を丸印で示
しており、Nsをポリシリコン膜とした例はX印で示し
ている。特に、ポリシリコン膜の例では、プリズムの頂
角に相当する界面と屈折層の表面の角度αが40°以上
であれば、あらゆる角度で入射した光が界面で全反射さ
れることになり、低スメア等が実現される。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
第1の実施例 本実施例は、インターライン転送型のCCDイメージ中
の例であり、屈折層としてシリコン窒化層がそのセンサ
一部を覆うように形成される例である。
その要部の断面構造を第1図に示す、シリコン基板lの
表面には、センサ一部2と、電荷転送部3が形成されて
いる。その電荷転送部3の上部には、シリコン酸化膜4
を介して転送電極5が形成されている。シリコン酸化膜
4は膜厚t、で形成され、転送電極5は例えばポリシリ
コン層からなる。この転送電極5のセンサー側の側壁5
sは、基板の主面に対して略垂直に切断された面を有し
ており、その側壁5sにはシリコン酸化M7が被覆して
いる。転送電極5の上部にも、同様に膜厚1、のシリコ
ン酸化膜8が形成されており、そのシリコン酸化#8上
にアルよニウム層からなる遮光層9が形成されている。
シリコン酸化膜7に覆われた側壁5sには、屈折層であ
るシリコン窒化層6が形成されている。このシリコン窒
化層6の表面6aは、基板主面と平行な面を有している
従って、この屈折層であるシリコン窒化層6とシリコン
酸化膜7の界面6bと、シリコン窒化層6の表面6aの
なす角度は略906とされる。
このような構造のCCDイメージヤでは、シリコン窒化
層6とシリコン酸化膜7の界面が全反射面として機能す
る。すなわち、前述の〔作用〕で説明したように、本実
施例はプリズムの頂角αが90’の場合に相当し、シリ
コン窒化層6とシリコン酸化膜7の屈折率の違いから、
どのような角度で光が入射しても、界面6bで全て光は
反射される。従って、低スメア化を図ることができる。
また、本実施例のCCDイメージ中では、屈折層として
のシリコン窒化層6を埋め込んで形成することができ、
その表面6aが平坦化される。このため遮光層9は、平
坦な領域上のバターニングにより形成されるため、精度
良く加工されることになる。従って、遮光層9がシリコ
ン窒化層6と重なる距Mdは、界面6bで光が全反射さ
れることと合わせて、十分に短くできる。その結果、セ
ンサ一部上の開口率を高くできる。さらに、屈折層であ
るシリコン窒化層6は、絶縁膜であるために、シリコン
酸化膜4の膜厚りやシリコン酸化11I8の膜厚t2を
薄くすることもできる。シリコン酸化膜8の膜厚t、を
薄くした場合では、距離dをさらに短くすることも可能
となる。
なお、上述の実施例では、屈折層としての材料をシリコ
ン窒化物としたが、ポリシリコン等の材料であっても良
い。
第2の実施例 本実施例は、第1の実施例と同様なインターライン転送
型のCCDイメージヤの例であり、転送電極の側壁にポ
リシリコン層をエツチングして残存させる例である。
その要部の断面構造を第2図に示す0本実施例のCCD
イメージヤは、シリコン基板11の表面にセンサ一部1
2と、電荷転送部13が形成されている。その電荷転送
部13の上部には、シリコン酸化膜14を介してポリシ
リコン層からなる転送電極15が形成される。
この転送電極15のセンサー側の側部には、シリコン酸
化膜17が形成される。また、転送電極15の上部もシ
リコン酸化膜18に覆われる。シリコン酸化膜17のさ
らにセンサー側の側部には、エツチングによって形成さ
れた所謂サイドウオールの形状のポリシリコン層16が
屈折層として存在する。このポリシリコン層16は、全
面に被着された後に、エッチバックされ、転送電極15
の側壁の段差部のみに残存したものである。このポリシ
リコン層16は、その表面16aが曲率を以て形成され
、その接線が屈折層の表面からの角度の基準となる0例
えば、ポリシリコン層16の表面16aのある点から入
射した光が、当該ポリシリコン層16とシリコン酸化膜
17の界面16bに突き当たる時の点における接線と、
入射した点の接線のなす角を頂角αとするプリズムを考
えれば、ポリシリコン層の屈折率はすでに判っているた
めに、界面16bで全反射するか否かが判り、逆に、第
4図のシミュレーシッン結果からも明らかなように、頂
角αが大きくなるような形状でポリシリコン層16を残
存させれば、確実に界面16bでの全反射が行われ、ま
た、それに近い頂角αであれば実用上問題のない範囲で
の低スメア化が図られる。
転送電極15の上部を覆うシリコン酸化膜18上と、上
記ポリシリコン層16の表面16a上には、薄いシリコ
ン酸化ll119が形成される。そして、転送電極15
上からポリシリコン層16の上端部にかけて遮光するよ
うに遮光層20が形成される。この遮光層20とポリシ
リコン層16の重なり合う距離は、第1の実施例と同様
に、ポリシリコン層16の界面16bの全反射の機能に
よって遮光がなされるために短くて良い、従って、開口
率が高くなる。また、サイドウオールの形状から、遮光
層20の加工も凹凸に小さい領域で行うことが可能であ
り、微細加工に有利である。
なお、上述の実施例では、単一のポリシリコン層を屈折
層として形成したが、複数の層を重ねて屈折を生じさせ
るような構造にすることも可能である。
〔発明の効果〕
本発明の固体撮像素子では、電極層の絶縁膜を介した側
壁に屈折層が形成され、その屈折層と絶縁膜との界面で
入射した光が略全反射される。このため電荷転送領域へ
の光の漏れ込みが防止されて、低スメア化が実現される
。また、遮光層が覆うべき領域も少なくて済むことにな
り、センサー部上の開口率が高くなる。さらに、屈折層
が設けられた分だけ、凹凸が小さくなり、微細加工に有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の固体撮像素子の一例の要部断面図、第
2図は本発明の固体撮像素子の他の一例の要部断面図、
第3図は本発明の固体撮像素子に用いられる屈折層のモ
デルを示す図、第4図は屈折率の異なる材料における臨
界入射角と頂角の関係をシミュレーシッンした結果を示
す図、第5図は屈折の原理を説明するための図、第6図
はプリズムにおける屈折を説明するための図、第7図は
従来の固体撮像素子の一例の要部断面図である。 1.11・・・シリコン基板 4.7,8,14.1?、18.19・・・シリコン酸
化膜 6・・・シリコン窒化層 16・・・ポリシリコン層 6a、16a・・・表面 6b、16b・・・界面 9.20・・・遮光層 6b 本発明ηCCDイX−ジャの一佇1」 第1図 未発百雷6すccoイ X −”、vty>ety> 
−#lJ第2図 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板に形成された電荷転送領域上に絶縁膜
    に被覆された電荷転送用の電極層が形成され、少なくと
    も上記電極層上を覆う遮光層が形成され、上記電極層の
    上記絶縁膜を介した側壁に該絶縁膜よりも屈折率の高い
    屈折層が形成され、その屈折層の表面は上記側壁に対し
    て、その表面から当該屈折層へ入射した光が上記側壁と
    の界面で略全反射されるような角度を以て形成されてな
    ることを特徴とする固体撮像素子。
  2. (2)上記屈折層は、全面に被着された後にエッチング
    され、上記側壁に残存した層であることを特徴とする請
    求項(1)記載の固体撮像素子。
JP9032390A 1990-02-15 1990-02-15 固体撮像素子 Pending JPH03237757A (ja)

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JP9032390A JPH03237757A (ja) 1990-02-15 1990-02-15 固体撮像素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6069378A (en) * 1996-12-05 2000-05-30 Denso Corporation Photo sensor integrated circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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