JPH03237609A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造方法

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JPH03237609A
JPH03237609A JP3206390A JP3206390A JPH03237609A JP H03237609 A JPH03237609 A JP H03237609A JP 3206390 A JP3206390 A JP 3206390A JP 3206390 A JP3206390 A JP 3206390A JP H03237609 A JPH03237609 A JP H03237609A
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JP
Japan
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polymer film
film
recording medium
magnetic recording
cylindrical
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Pending
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JP3206390A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Toma
清和 東間
Ryuji Sugita
龍二 杉田
Kazuyoshi Honda
和義 本田
Yasuhiro Kawawake
康博 川分
Tatsuro Ishida
達朗 石田
Yukari Nakamura
ゆかり 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度記録特性及び耐久性の優れた磁気記録媒
体及びその製造方法に関する。
従来の技術 短波長記録特性の優れた磁気記録方式として、垂直磁気
記録方式がある。この方式においては垂直磁気異方性を
有する垂直磁気記録媒体が必要となる。このような媒体
に信号を記録すると磁化は媒体の膜面に垂直な方向を向
く。従って信号が短波長になるほど、媒体内反磁界が減
少し、高い再生出力が得られる。
現在−船釣に用いられている垂直磁気記録媒体は、高分
子フィルム等の非磁性基板上に直接に、あるいはTi、
Ge、St、Coo、Sin、、高分子等の非磁性下地
層を介して、Co基の垂直磁気異方性を有する合金磁性
層をスパッタ法や真空蒸着法により形成したものである
。特にCoとCrを含有する膜は、CrO量が30重量
%以下の範囲では結晶系が、稠密六方構造であり、その
C軸を膜面に対して垂直方向に配向させることが可能で
あるので、容易に垂直磁気異方性膜を実現出来る。
発明が解決しようとする課題 従来の垂直磁気記録媒体は優れた短波長記録再生特性を
有しているが、既に市販されているメタル塗布型テープ
(MPテープ)や蒸着テープ(MEテープ)に対して、
出力及びS/Nが充分高いとは言い雛かった。また、従
来の垂直磁気記録媒体は耐久性においても満足できるも
のではなかった。したがって、高密度磁気記録媒体とし
て、MPテープやMEテープを出力及びS/Nにおいて
大幅に上回り、かつ耐久性の優れた媒体の開発が要望さ
れてる。
課題を解決するための手段 本発明の磁気記録媒体は、高分子フィルム上に柱状結晶
粒を有するCoとCrあるいはCoとNiとCrを主成
分とする磁性薄膜を配した磁気記録媒体であって、前記
高分子フィルムの表面に断面が略のこぎり刃状の凹凸形
状があり、前記高分子フィルム面の法線に対して傾斜し
ている前記凹凸形状の一定方向の面上に略垂直に前記柱
状結晶粒を形成せしめて磁気記録媒体と威すことを特徴
とするものである。また、本発明の磁気記録媒体の製造
方法は、高分子フィルムを円筒状キャンの周面に沿わせ
て走行させ、前記高分子フィルムが前記円筒状キャンの
周面に沿っている間に、前記高分子フィルムにイオン銃
を用いて1keV以下の低エネルギーイオン及び電子を
照射する第1の工程と、前記高分子フィルムにイオン銃
を用いて3keV以上の高エネルギーイオンを照射する
第2の工程と、前記高分子フィルムに電子銃からの電子
を照射する第3の工程と、前記高分子フィルム上に斜方
蒸着法によりCoとCrあるいはCoとNiとCrとを
主成分とする磁性薄膜を形成する第4の工程とを順次実
施することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である
作用 3keV以上の高エネルギーイオンを高分子フィルムに
照射すると、高分子フィルム表面はスパッタされて凹凸
形状が誘起される。このような高分子フィルム表面にC
oとCrあるいはCoとNiとCrとを主成分とする磁
性薄膜を斜方蒸着すると、磁化容易軸が入射方向に面し
た凹凸形状の面に垂直に配向する。即ち、磁化容易軸が
膜面の法線方向に対して傾斜する。従って、磁気ヘッド
としてリングヘッドを用いる場合に、記録され易い。ま
た磁化容易軸が膜面内ではないので減磁作用が弱く、高
い記録磁化が残る。その結果、高い再生出力が得られる
。また、磁性層としてCoとCrあるいはCoとNiと
Crを主成分とする膜を用いると、その高い飽和磁化及
び高い結晶磁気異方法により出力が増加する。さらに、
高分子フィルム表面に誘起された凹凸形状は磁性層表面
にも反映され耐久性が向上する。
実゛施例 以下に本発明の一実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例における磁気記録媒体の断
面構造の概略を示す図である。高分子フィルム1上に柱
状結晶粒13を有するCoとCrあるいはCoとNiと
Crを主成分とする磁性薄膜を有する構造である。磁性
薄膜を槽底する柱状結晶粒13は高分子フィルム1面の
法線に対して傾斜している。しかし、微視的にみると柱
状結晶粒13は高分子フィルムlの表面にある略のこぎ
り刃状凹凸面に略垂直になっている。従って、磁性薄膜
の磁化容易軸は柱状結晶粒13と同方向に強く配向して
いる。
第2図は、本発明の一実施例における磁気記録媒体の製
造方法に用いる真空蒸着装置の内部構造の概略を示す図
である。高分子フィルムエを円筒状キャン2の周面に沿
わせて矢印Aの方向に走行させる。3及び4はそれぞれ
高分子フィルム1の供給ロール及び巻き取りロールであ
る。 11.12はフリーローラーである。高分子フィ
ルムlを円筒状キャン2の周面に沿わせて走行させてい
る間に、高分子フィルム1に対して以下の4工程を順次
実施することにより磁気記録媒体を製造する。
(第1の工程)第1のイオン銃7からの低エネルギーイ
オン及び電子を高分子フィルム1の表面に照射する。本
工程により、高分子フィルムlの帯電を除去し、高分子
フィルムlを円筒状キャン2の周面にしわの無い状態で
沿わせることが出来る。
ここで照射するイオンのエネルギーは1keV以下がよ
い、帯電の除去が目的であるので低エネルギーイオンで
十分である。高エネルギーイオンを照射すると、高分子
フィルムlが膜厚10tIm前後の薄いフィルムである
場合に熱的ダメージを受ける危険がある。第1のイオン
銃7はイオンビームスパッタリング、イオンミリング、
基板の前処理等で一般に使用されているものと同様のイ
オン銃である。このイオン銃の概略を第3図を用いて説
明する。イオン銃のグリッド14からはA r I N
 ! IH2,0□等の加速されたイオン15がでてく
る。
尚、一般にはArが用いられる。17はニュートラライ
ザ−であり、これに電流を流すことにより電子16が発
生する。ここで第1のイオン銃7は第3図に示すように
イオンのみでなく電子も放射するようにすることが帯電
除去を目的とする場合には重要である。
(第2の工程)第2のイオン銃8からの高エネルギーイ
オンを高分子フィルムlの表面に照射する。
高エネルギーイオンの照射によりスパッタされた高分子
フィルム1の表面には凹凸形状が誘起される。第2のイ
オン銃8も基本的には第3図示したイオン銃と同様のも
のである。但し、ニュートラライザ−17は使用しない
。照射するイオンのエネルギーは3keV以上がよい。
誘起される凹凸形状は照射するイオンのエネルギーに強
く依存している。しかし、凹凸形状のイオンエネルギー
依存性を直接定量的に表現することは難しい。概念的に
は以下のように説明される。即ち、低エネルギーイオン
照射の場合、スパッタ率は低くしかもスパッタされた高
分子フィルム1の表面は平坦である。一方、高エネルギ
ーイオン照射の場合、スパッタ率は高くしかも高速でス
パッタされた高分子フィルム1の表面は凹凸形状を有す
る。必要なイオンエネルギーの値は磁気記録媒体として
の総合的な評価より確認した。これについては後で説明
する。尚、本工程においてはイオンのみを照射するので
高分子フィルム1は正に帯電し、静電引力により高分子
フィルム1は円筒状キャン2の周面に張り付く、この時
、高分子フィルム1は第1の工程の効果により円筒状キ
ャン2の周面にしわの無い状態で張り付く、このような
状態にしておけば高分子フィルム1が受けた熱は円筒状
キャン2に効率よく逃げて行くので、高分子フィルム1
に高エネルギーイオンを照射しても高分子フィルム1は
熱的ダメージを受けない。
(第3の工程)電子銃9からの加速電子を高分子フィル
ム1に照射する。電子照射により高分子フィルム1は負
に帯電し、静電引力により高分子フィルムlは円筒状キ
ャン2の周面に張り付く、このようにして高分子フィル
ム1を円筒状キャン2の周面に強く張り付かせることで
、次工程において高分子フィルム1が受ける熱を効率的
に円筒状キャン2に逃がすことができる。なお、′高分
子フィルム1は前工程においてイオン照射され正に帯電
し円筒状キャン2に張り付いているが、この状態では次
工程においては不十分である。イオン照射による正電荷
の高分子フィルム1中への侵入深さは浅いので、高分子
フィルム1の表面に導電性の膜が形成されると、高分子
フィルム1の正の帯電は容易に除去されてしまう、加速
された電子は高分子フィルムl中に深く侵入するので容
易には除去されない。従って、金属磁性薄膜が高分子フ
ィルム1の表面に形成されても高分子フィルム1の円筒
状キャン2への張り付きは保持される。高分子フィルム
1に電子銃9により電子を照射する際に必要とされる加
速電圧は、高分子フィルム1の種類や蒸着条件によって
多少異なるが概ね1kV以上あればよく、実状に合わせ
て設定すればよい。通常、電子銃9としてはピアス型が
用いられる。ピアス型電子銃は走査範囲が広く、広幅の
高分子フィルム1に電子を照射するときには都合がよい
。また、加速電圧は一般に30kV以上あるので十分で
ある。尚、高分子フィルム1の幅が狭い場合やピアス型
電子銃が設置できない場合には小型の電子銃を使用して
もよい。
(第4の工程)高分子フィルム1上に斜方蒸着法により
CoとCrあるいはCoとNiとCrとを主成分とする
磁性1il膜を形成する。蒸発源5としては、抵抗加熱
蒸発源、誘導加熱蒸発源、電子ビーム蒸発源等が考えら
れるが高融点であるCo基合金を高速で蒸発させるため
には電子ビーム蒸発源を採用する必要がある。蒸発源5
と円筒状キャン2との間には、蒸発源5から蒸発する蒸
気が不要な部分に付着するのを防止するために、遮蔽板
6が配置されている。遮蔽板6は、Sで示されるように
開口しており、この開口部Sを通過した蒸気が高分子フ
ィルム1上に付着する。θ1及びθ2はそれぞれ蒸着開
始部および蒸着終了部における蒸発原子の高分子フィル
ムlへの入射角である。
蒸発原子の高分子フィルムlへの入射角は膜の成長にと
もなってθ、からθ2に変化する。本方法で成膜する際
には、蒸発原子の高分子フィルム1への入射角10”以
上70’以下とすることにより、柱状結晶粒と磁化容易
軸が膜面の法線に対して傾斜する。なお、この角度内で
入射角範囲を狭くしてもよいが膜堆積速度が低くなる。
特性はほとんど変わらない。真空蒸着法により高い膜堆
積速度で薄膜を作製する際には、高分子フィルム1は蒸
発源からの輻射熱や蒸発原子の凝縮熱等の熱を受けるの
で熱変形や熱分解を生し易い。従って、薄膜を高堆積速
度で形成する際には、これらの熱的ダメージを避けるた
めに、高分子フィルム1を円筒状キャン2の周面に強く
張り付け、高分子フィルム1の受けた熱を効率的に円筒
状キャン2に逃がすことが必要である。
以上の4工程を実施することで磁気記録媒体は製造され
る。しかし、構造上、各工程を実施する部分が近接して
おり工程間相互の影響が課題となる。そのため、各工程
を実施する部分を隔離する必要がある。特に荷電粒子を
扱う工程の間、第1の工程を実施する部分と第2の工程
を実施する部分との間、及び、第2の工程を実施する部
分と第3の工程を実施する部分との間にはそれぞれ隔壁
10を設は工程分離を充分に行なうことが重要である。
ここで、高分子フィルム1を円筒状キャン2の周面に張
り付ける有効な補助手段について説明する。磁性薄膜と
円筒状キャン2との間に電位差を付与する方法である。
フリーローラー12と円筒状キャン2との間に電源を接
続し、フリーローラー12を介して磁性薄膜と円筒状キ
ャン2との間に電位差を付与する。この電位差により静
電引力が発生し、薄膜が形成された瞬間から高分子フィ
ルムlが円筒状キャン2に張り付く。この補助手段を用
いることにより、異物等が原因で高分子フィルム1が円
筒状キャン2の周面から浮いた状態になった場合でも、
高分子フィルム■の広範囲にわたる熱分解が避けられる
以下に具体的実施例について説明する。
第2図に示す真空蒸着装置にてCo−Cr膜を形成した
高分子フィルム1として幅20cm、厚さ10μmのポ
リイミドフィルムを用いた。ポリイミドフィルムを供給
ロール3から巻きだし、円筒状キャン2の周面を矢印A
の方向に5m/分の速度で走行させ、巻き取りロール4
に巻き取った。第1のイオン銃7からのイオン及び電子
と、第2のイオン銃8からイオンをポリイミドフィルム
に照射する。
第1のイオン銃7は、イオン加速電圧500 V、イオ
ン電流密度0.2mA/cd、電子電流密度1mA/d
とした。また第2のイオン銃8は、イオンの加速電圧を
3kV、イオン電流密度1mA/c+fとして使用した
。第1及び第2のイオン銃ともイオン化するガスとして
はArを用い、Arの導入量は20cc/分とした。ボ
リイくドフィルム張り付は用の電子銃9は加速電圧2k
Vの小型電子銃を用いた。工宅ツシヲン電流は100m
Aとした。蒸発源5としては電子ビーム蒸発源を用いた
。入射角θ、は70°、θ2は10°とした。ポリイミ
ドフィルムのはりっけの補助手段としてフリーローラー
12を介して直流100VをCo−Cr膜と円筒状キャ
ン2との間に印加した。以上の方法により、膜厚0.2
μmのCo−Cr膜を形成した。
以上の如く作製した本発明の媒体の130kF、Pl(
1インチ当り130000回の磁化反転のある記録状態
)における再生出力及びノイズを従来の媒体と比較して
第1表に示す。ただし、磁気ヘッドとしてはMn−Zn
フェライトから威るギャップ長0.15μmのリングヘ
ッドを用いた。
以下余白 第 表 第1表から、本発明の媒体が従来の媒体に比べて、極め
て高い再生出力を有しており、ノイズも低いことがわか
る。従って、本発明の媒体を用いることにより高いS/
Nが得られる。
第4図に第2図のイオン銃8の加速電圧を変化させて作
製した媒体の動摩擦係数μmの測定結果を示す。−船釣
にμ、と媒体の耐久性とは強い相関があり、μ、が低い
ほど耐久性が優れている。
μ、の測定はドローイング試験法によって行なった。加
速電圧Ovは、第2のイオン銃8を作動させない状態を
意味している。第4図から加速電圧が3kVを越えると
μつが約0.2となり、市販のMPあるいはMEテープ
と同等になることがわかる。また、動摩擦係数を測定し
たものと同じ媒体についての再生出力及びノイズの測定
結果を第2表に示す、なお、評価方法は第1表の場合と
同様である。
以下余白 第 表 第2表から、第2のイオン銃8の加速電圧が3kV以上
、つまりイオンエネルギーが3keV以上で高いS/N
が得られることがわかる。高分子フィルム1としてポリ
イミドフィルム以外の高分子フィルム、例えばポリアミ
ドフィルムやポリエチレンナフタレートフィルム等にい
ても同様の試験を行なった結果、ポリイミドフィルムの
場合とほぼ同様な結果かえられる。
以上の実施例では、Co−Cr膜を形成する場合につい
てのみ説明したが、Co−Ni−Cr膜を形成した場合
も同様な結果が得られたことは言うまでもない。
発明の効果 本発明によれば、再生出力が高く耐久性の優れた磁気記
録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気記録媒体の断面
構造の概略図、第2図は本発明の一実施例における磁気
記録媒体の製造方法に用いる真空蒸着装置の内部構造の
概略図、第3図はイオン銃の構造の概略図、第4図は媒
体の動摩擦係数とイオンの加速電圧との関係図である。 l・・・・・・高分子フィルム、2・・・・・・円筒状
キャン、3・・・・・・供給ロール、4・・・・・・巻
き取りロール、5・・・・・・蒸発源、6・・・・・・
遮蔽板、7・・・・・・第1のイオン銃、8・・・・・
・第2のイオン銃、9・・・・・・電子銃、10・・・
・・・隔壁、11.12・・・・・・フリーローラー、
13・・・・・・柱状結晶粒、14・・・・・・グリッ
ド、15・旧・・イオン、16・・・・・・電子、17
・・・・・・ニュートラライザ−1A・・・・・・矢印
、S・旧・・開口部、θ1・・・・・・蒸着開始部にお
ける蒸発原子の入射角、θ2・・・・・・蒸着終了部に
おける蒸発電子の入射角。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子フィルム上に柱状結晶粒を有するCoとC
    rあるいはCoとNiとCrを主成分とする磁性薄膜を
    配した磁気記録媒体であって、前記高分子フィルムの表
    面に断面が略のこぎり刃状の凹凸形状があり、前記高分
    子フィルム面の法線に対して傾斜している前記凹凸形状
    の一定方向の面上に略垂直に前記柱状結晶粒を形成せし
    めて成る磁気記録媒体。
  2. (2)高分子フィルムを円筒状キャンの周面に沿わせて
    走行させ、前記高分子フィルムが前記円筒状キャンの周
    面に沿っている間に、前記高分子フィルムにイオン銃を
    用いて1keV以下の低エネルギーイオン及び電子を照
    射する第1の工程と、前記高分子フィルムにイオン銃を
    用いて3keV以上の高エネルギーイオンを照射する第
    2の工程と、前記高分子フィルムに電子銃からの電子を
    照射する第3の工程と、前記高分子フィルム上に斜方蒸
    着法によりCoとCrあるいはCoとNiとCrとを主
    成分とする磁性薄膜を形成する第4の工程とを順次実施
    することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  3. (3)磁性薄膜を形成する際、蒸発原子の前記高分子フ
    ィルムへの入射角を前記高分子フィルム面の法線方向に
    対して10°以上70°以下として形成することを特徴
    とする請求項(2)記載の磁気記録媒体の製造方法。
  4. (4)第1の工程を実施する部分と第2の工程を実施す
    る部分との間及び第2の工程を実施する部分と第3の工
    程を実施する部分との間に隔壁を設ける請求項(2)記
    載の磁気記録媒体の製造方法。
  5. (5)磁性薄膜と円筒キャンとの間に電位差を設ける請
    求項(2)記載の磁気記録媒体の製造方法。
JP3206390A 1990-02-13 1990-02-13 磁気記録媒体及びその製造方法 Pending JPH03237609A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8848370B2 (en) 2011-08-10 2014-09-30 Hyundai Motor Company Inverter for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8848370B2 (en) 2011-08-10 2014-09-30 Hyundai Motor Company Inverter for vehicle

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