JPH032367Y2 - - Google Patents

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JPH032367Y2
JPH032367Y2 JP17226085U JP17226085U JPH032367Y2 JP H032367 Y2 JPH032367 Y2 JP H032367Y2 JP 17226085 U JP17226085 U JP 17226085U JP 17226085 U JP17226085 U JP 17226085U JP H032367 Y2 JPH032367 Y2 JP H032367Y2
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JP
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contact surface
mold
radiator
heat dissipation
electronic device
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JP17226085U
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、パワートランジスタ等の発熱電子部
品の放熱を行なう電子機器の放熱器構造に係り、
特に、成形完了後、二方向に型抜きする放熱フイ
ンの高さの高い放熱器において、放熱効果および
美観を損う虞れがないようにした電子機器の放熱
器構造に関するものである。
(従来技術・考案が解決しようとする問題点) 従来、放熱フインの高さが高いアルミダイキヤ
スト製の放熱器の形態としては、例えば、第4図
に示すようなものがある。
この、第4図に示すような放熱器1は、その成
形工程において、第5図[A]に示す冷却過程が
終つて、第5図[B]に示すように、めす型キヤ
ビテイ2およびおす型キヤビテイ3からなる金型
が開くと、第5図[C]に示すように、放熱器1
を一方のキヤビテイ2に残し、上記成形機の型開
き動作と関連を保ちながら、例えば、円形断面の
形状をしたエジエクタピン(ノツクアウトピン)
4を前進させ、その先端で放熱器1を突き出すよ
うにしている。
従つて、エジエクタピン4の先端が当たる放熱
器1の放熱フイン1aには、エジエクタピン4の
先端と接触可能なある程度の面積を有する接触面
1bと、放熱フイン1aにある程度の強度を持た
せるためのリブ1cとを形成しておく必要があつ
た。
上記のように、放熱器1に接触面1bとリブ1
cとを形成しているため、放熱フイン1aの間隔
が狭くなり、空気の流通の妨げとなる等放熱効果
を低下させる原因となつていた。また、放熱フイ
ン1aに接触面1bとリブ1cを形成することは
美観上もあまり好しいものではなかつた。
本考案は、上記した点に鑑みてなされたもので
あつて、その目的とするところは、放熱器の機能
や美観を損うことがない電子機器の放熱器構造を
提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係る電子機器の放熱器構造は、電子機
器の筐体本体への取付部と、その取付部の一側壁
面に突出して形成した放熱フインとを一体成形し
た電子機器の放熱器構造において、成形機の型開
き動作と関連を保ちながら金型から突出するエジ
エクタピン用の第1の接触面を、取付部の筐体本
体側に位置する壁面に設けるとともに、型抜き非
常時に金型から突出させるエジエクタピン用の第
2の接触面を放熱フインの背面に設けることによ
り、問題点の解決を図つている。
(作用) エジエクタピンの先端が当る第1の接触面を、
取付部の筐体本体側に位置する壁面に設けたか
ら、放熱効果および美観を損うことがない。ま
た、型抜き非常時に突出させるエジエクタピン用
の第2の接触面を放熱フインに設けたから、放熱
フイン側のキヤビテイに、成形した放熱器が取り
残された状態となる型抜き非常時の場合において
も、容易に放熱器を取り出すことができる。更
に、この接触面の面積は放熱フインのフイン幅と
同じ径のものでも十分であるため、放熱効果や美
観を損うことがない。
(実施例) 本考案に係る電子機器の実施例を第1図乃至第
3図に基づいて説明する。
図中、1は放熱器で、複数個の放熱フイン1a
と、その放熱フイン1aを一側壁面に突設すると
ともに、電子機器の筐体本体(図示しない)に取
り付ける取付部1dとを設けている。
5は取付部1dの筐体本体側に位置する壁面1
eに設けた第1の接触面であつて、成形機の型開
き動作と関連を保ちながら、金型のおす型キヤビ
テイ3から突出するエジエクタピン6の先端が当
る面を形成している。7は放熱フイン1aの背面
1fに設けた第2の接触面であつて、この第2の
接触面7の面積は放熱フイン1aの背面のフイン
幅と同じ径で形成されている。更に、この第2の
接触面7は、おす型キヤビテイ2側に成形した放
熱器1が、取り残された状態となる型抜き非常時
の場合に、おす型キヤビテイ2から突出されるエ
ジエクタピン8の先端が当る面を形成している。
このように構成した本考案に係る電子機器の放
熱構造は、第3図[A]に示す冷却過程が終つ
て、第3図[B]に示すように、めす型キヤビテ
イ2およびおす型キヤビテイ3からなる金型が二
方向に開くと、第3図[C]に示すように放熱器
1をおす型キヤビテイ3に残し、上記成形機の型
開き動作と関連を保ちながら、エジエクタピン6
を前進させ、その先端で、取付部1dの壁面1e
に設けた第1の接触面5を押し、放熱器1を突き
出すことができる。
上記の第3図[B]の型開きの際、放熱器1が
めす型キヤビテイ2側に取り残されるという型抜
き非常時が生じた場合は、エジエクタピン8を、
めす型キヤビテイ2から突出させて、放熱フイン
1aの背面1fに設けた第2の接触面を押し、放
熱器1を突き出すようにしている。この、エジエ
クタピン8による放熱器1の金型からの突き出し
は、あくまで非常時の場合であるから、第2の接
触面7は、第1の接触面5に比較して小さい径の
もので十分対応することができ、美観を損うよう
な形状とはならない。
「考案の効果」 本考案に係る電子機器の放熱器構造によれば、
第4図に示す従来の電子機器の放熱器構造に設け
られているような、ある程度の面積を有する接触
面や強度を持たせるためのリブを設ける必要がな
いから、放熱効果や美観を損う虞れのない構成と
することができる。しかも、構成は著しく簡単で
あつて、実施が容易である等の優れた特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案に係る電子機器の
放熱器構造の実施例を示すものであつて、第1図
は背面側から見た斜視図、第2図は取り付け側か
ら見た斜視図、第3図[A],[B],[C]は、成
形工程の型抜き部分を示す説明図である。第4図
および第5図は、従来の電子機器の放熱器構造を
示すもので、第4図は側面側から見た斜視図、第
5図[A],[B],[C]は、成形工程の型抜き部
分を示す説明図である。 1……放熱器、1a……放熱フイン、1d……
取付部、5……第1の接触面、7……第2の接触
面、4.6,8……エジエクタピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器の筐体本体への取付部と、その取付部
    の一側壁面に突出して形成した放熱フインとを一
    体成形して構成した電子機器の放熱器構造におい
    て、 成形機の型開き動作と関連を保ちながら金型か
    ら突出するエジエクタピン用の第1の接触面を前
    記取付部の筐体本体側に位置する壁面に設けると
    ともに、型抜き非常時に金型から突出させるエジ
    エクトピン用の第2の接触面を前記放熱フインの
    背面に設けたことを特徴とする電子機器の放熱器
    構造。
JP17226085U 1985-11-11 1985-11-11 Expired JPH032367Y2 (ja)

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JP17226085U JPH032367Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JP17226085U JPH032367Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

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JPS6282162U JPS6282162U (ja) 1987-05-26
JPH032367Y2 true JPH032367Y2 (ja) 1991-01-23

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JP5387342B2 (ja) * 2009-11-09 2014-01-15 日本軽金属株式会社 ヒートシンク
JP2011159926A (ja) * 2010-02-04 2011-08-18 Yaskawa Electric Corp モータ制御装置

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JPS6282162U (ja) 1987-05-26

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