JP2011159926A - モータ制御装置 - Google Patents

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茂勝 永友
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Abstract

【課題】 ヒートシンクの冷却能力を向上させて、ヒートシンクを小型化し、それによって、モータ制御装置の小型化を容易に実現できるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】 フィンを備えたヒートシンクと、ヒートシンクに密着する複数の外部電極端子を備えたパワー半導体モジュールと、複数の外部電極端子が接続される基板を備えたモータ制御装置において、ヒートシンクは、フィン先端に段差を形成して凹部を設け、凹部にイジェクトピンを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主に高圧電源で動作するインバータ装置やサーボアンプなどのモータ制御装置に関するものであり、特にモータ制御装置の放熱効果を上げるためのヒートシンクに関するものである。
従来のモータ制御装置、例えばインバータ装置は、高熱を発するパワー半導体モジュールを用いているため、パワー半導体モジュールをヒートシンクに密着させて冷却効果を上げている(例えば、特許文献1参照)。
従来のモータ制御装置、例えばインバータ装置においては、図1および図2に示す構成がとられてきた。図1および図2において、ヒートシンク1に対し、例えば四隅にボス1c及びネジ穴1dを設け、前記ボス1c及び1d上に基板4が配置され、ネジ5で基板4は取付けられている。
基板4の下面にあるヒートシンク1の上には、インバータ部IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor )素子等を備えたパワー半導体モジュール2が実装されている。
なお、パワー半導体モジュール2はネジ3でヒートシンク1の上面に密着して取り付けられている。
特開2008−135422号公報
しかしながら、従来のモータ制御装置に使用するヒートシンクは、次のような問題があった。
パワー半導体モジュールの熱を放熱させるための放熱能力をもったヒートシンクを採用する必要があり、ある一定の放熱面積(大きさ)を持ったフィンを備えるヒートシンクが必要であった。ダイカストヒートシンクを採用する場合、ヒートシンクを成型する際には、フィンの先端部にイジェクトピンを設ける必要があった。成型上フィンの先端部に、イジェクトピンを設けて押し出しているために、フィン先端部は機械的強度に耐えるため、厚くする必要があった。フィンを厚くすると、金型側のフィン部が薄くなり破損するため、フィンピッチに限界があった。また狭ピッチのフィンを製作する場合、イジェクトピンが空気の流れを妨げ、熱効率が悪くなり、フィンピッチに限界あった。フィンピッチに限界があるためフィンの放熱面積に限界があり、放熱性に限界があった。そのため、ヒートシンクを小型化してモータ制御装置の小型化を実現するのには限界があった。またヒートシンクの小型化に限界があるため、材料費の削減に限界があった。そのため材料費を削減して、モータ制御装置のコストダウンを実現するには限界があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ヒートシンクの冷却能力を向上させて、ヒートシンクを小型化し、それによって、モータ制御装置の小型化を容易に実現できるモータ制御装置を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、フィンを備えたヒートシンクと、ヒートシンクに密着する複数の外部電極端子を備えたパワー半導体モジュールと、前記複数の外部電極端子が接続される基板を備えたモータ制御装置において、前記ヒートシンクは、フィン先端に段差を形成して凹部を設け、前記凹部にイジェクトピンを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記凹部が、前記ヒートシンクのベース部と同一面であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記ヒートシンクの凹部を千鳥に備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1および2に記載の発明によると、イジェクトピンをフィンの凹部に設けるため、フィン先端部は機械的強度を必要とせず、フィン先端部を薄くすることができる。フィン先端部を薄くすることができるため、フィンピッチを狭くすることができ、フィンの本数を増やすことができる。フィンの本数を増やすことができるため、フィンの放熱面積を大きくとることができ、ヒートシンクのフィンの放熱能力を上げることができる。ヒートシンクのフィンの放熱能力を上げることができることにより、ヒートシンクを小型化することができ、モータ制御装置を小型化することができる。また、ヒートシンクを小型化することにより、ヒートシンクの材料費を抑えることができ、モータ制御装置のコストダウンができる。
また、イジェクトピンをフィンの凹部に設けるため、空気の流れを妨げない。空気の流れを妨げないため、フィンピッチを狭くすることができ、フィンの本数を増やすことができる。フィンの本数を増やすことができるため、フィンの放熱面積を大きくとることができ、ヒートシンクのフィンの放熱能力を上げることができる。
さらに、ヒートシンクのフィンの放熱能力を上げることができるため、ヒートシンクを小型化することができ、モータ制御装置を小型化することができる。また、ヒートシンクを小型化することにより、ヒートシンクの材料費を抑えることができ、モータ制御装置のコストダウンができる。
請求項3記載の発明によると、フィンの段差を千鳥に設けるため、フィン間の乱流を抑えることができ、スムーズな冷却風の流れにすることができる。スムーズな冷却風の流れにすることができるため、ヒートシンクのフィンの放熱能力を上げることができ、ヒートシンクを小型化することができる。ヒートシンクを小型化することができることにより、モータ制御装置を小型化することができる。また、ヒートシンクを小型化することにより、ヒートシンクの材料費を抑えることができ、モータ制御装置のコストダウンができる。
従来及び本発明の実施例を示すモータ制御装置の斜面図である。 従来及び実施例を示すモータ制御装置の分解斜面図である。 本発明の実施例におけるヒートシンクを示す図で、(a)は背面図、(b)は下面図、(c)は一部分を断面した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、モータ制御装置の斜視図である。図2は、図1におけるモータ制御装置の分解斜視図である。図3は、図1におけるヒートシンク部の本発明によるヒートシンク1を示した図であり、図3は、本発明の実施例におけるヒートシンクを示す図で、(a)は背面図、(b)は下面図、(c)は一部分を断面した斜視図である。
斜視図である。
図1から図3において、1は冷却用ヒートシンク、2はインバータ部IGBT素子等を含むパワー半導体モジュールであり、複数本の外部電極端子を持つ構造になっている。4はパワー半導体モジュール2の外部電極端子が接続される第1の基板である。
前記ヒートシンク1は、例えば直方体をしており、上面は平面状に形成され、パワー半導体モジュール2をヒートシンク1に取付けるためのネジ穴1bが複数個形成されている。
また、外部電極端子が接続される第1の基板4をヒートシンク1に取付けるためのボス1c及びネジ穴1dが複数個形成されている。下面にはフィン1a及びイジェクトピン1eが形成されている。
前記パワー半導体モジュール2は、前記ヒートシンク1のネジ穴1bの上に配置し、ネジ3を使用し仮固定する。
前記第1の基板4は、前記ヒートシンク1のボス1c及びネジ穴1dの上に配置し、ネジ5を第1の基板4のネジ通し穴4aを通して、ネジ穴1dに締付固定させる。前記パワー半導体モジュール2も締付固定させる。この状態で前記パワー半導体モジュール2の端子を第1の基板4に半田付けする。
本実施例のモータ制御装置は、ヒートシンク1のフィン1aの先端に段差を形成して凹部1fを設け、前記の凹部1fにイジェクトピン1eを設けている。フィン1aの先端にイジェクトピンを設けないので、フィン先端部は薄く、フィンピッチは狭くなっている。これにより、従来に比べて、フィン1aの本数は増し、フィン1aの放熱面積は広くなっている。
このように、パワー半導体モジュール2の熱を、有効的に放熱することができるので、ヒートシンク1を小型化することができる。ヒートシンク1を小型化することにより、モータ制御装置の小型化を図ることができる。またヒートシンク1を小型化することにより、ヒートシンク1の材料費を抑えることができ、モータ制御装置のコストダウンができる。
1 ヒートシンク
1a フィン
1b ネジ穴
1c ボス
1d ネジ穴
1e イジェクトピン
1f 凹部
2 パワー半導体モジュール
3 パワー半導体モジュール固定用のネジ
4 第1の基板
4a ネジ通し穴
5 第1の基板固定用のネジ

Claims (3)

  1. フィンを備えたヒートシンクと、ヒートシンクに密着する複数の外部電極端子を備えたパワー半導体モジュールと、前記複数の外部電極端子が接続される基板を備えたモータ制御装置において、
    前記ヒートシンクは、フィン先端に段差を形成して凹部を設け、前記凹部にイジェクトピンを備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記凹部が、前記ヒートシンクのベース部と同一面であることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記ヒートシンクの凹部を千鳥に備えたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
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