JPH03236151A - 無水銀封入形のメタルハライドランプ - Google Patents
無水銀封入形のメタルハライドランプInfo
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- 229910052706 scandium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
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- Discharge Lamp (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、メタルハライドランプの改良に関する。
(従来の技術)
例えば高圧ナトリウムランプは石英ガラスや透光性アル
ミナ導通光性セラミック製の発光管内に発光金属として
ナトリウム(Na)、水銀(Hg)等を封入し、この発
光管を外管内に収容して2重管構造をなしている。
ミナ導通光性セラミック製の発光管内に発光金属として
ナトリウム(Na)、水銀(Hg)等を封入し、この発
光管を外管内に収容して2重管構造をなしている。
このような高圧ナトリウムランプをパルス状のランプ電
流で点灯制御すると、パルス通電時にアーク温度が上昇
するのでナトリウムの励起エネルギーの大きい準位から
の遷移による発光線(Na449.4.4B6.8.4
98゜2.568.8n■など)の放射強度が増大し、
励起エネルギーの小さい準位からの遷移による発光線(
NaD線)の放射強度が減少してランプの色温度が上が
るという高圧ナトリウムランプにとって大きな改善効果
があることが知られている。なお、この場合効率は10
%程度低下する。
流で点灯制御すると、パルス通電時にアーク温度が上昇
するのでナトリウムの励起エネルギーの大きい準位から
の遷移による発光線(Na449.4.4B6.8.4
98゜2.568.8n■など)の放射強度が増大し、
励起エネルギーの小さい準位からの遷移による発光線(
NaD線)の放射強度が減少してランプの色温度が上が
るという高圧ナトリウムランプにとって大きな改善効果
があることが知られている。なお、この場合効率は10
%程度低下する。
このようなパルス電流による点灯制御を高圧ナトリウム
ランプと同じ2重管構造のメタルハライドランプに応用
した場合次のような問題が生じる。
ランプと同じ2重管構造のメタルハライドランプに応用
した場合次のような問題が生じる。
一般に電気特性を維持する水銀が存在すると水銀の発光
はメタルハライドランプの一般の金属発光よりもずっと
励起エネルギーが大きい準位からの遷移によるものなの
で、パルス電流で点灯制御すると水銀の発光ばかりが強
くなりメタルハライドランプの特性が失われる。またピ
ーク電流の通電時中心アーク温度が上昇し、管壁との熱
勾配が大きくなって熱損失が大きくなる。
はメタルハライドランプの一般の金属発光よりもずっと
励起エネルギーが大きい準位からの遷移によるものなの
で、パルス電流で点灯制御すると水銀の発光ばかりが強
くなりメタルハライドランプの特性が失われる。またピ
ーク電流の通電時中心アーク温度が上昇し、管壁との熱
勾配が大きくなって熱損失が大きくなる。
(発明が解決しようとする課題)
このように従来のメタルハライドランプをパルス電流で
点灯制御すると、水銀の発光が大きくなってメタルハラ
イドランプの特性が失われ、また熱損失が大きくなる間
顕があった。
点灯制御すると、水銀の発光が大きくなってメタルハラ
イドランプの特性が失われ、また熱損失が大きくなる間
顕があった。
そこで本発明は、パルス電流で点灯制御してもランプの
特性が失われることがなく、むしろ光効率及び平均演色
評価数を改善でき、また熱損失を小さく抑えることがで
きるメタルハライドランプを提供しようとするものであ
る。
特性が失われることがなく、むしろ光効率及び平均演色
評価数を改善でき、また熱損失を小さく抑えることがで
きるメタルハライドランプを提供しようとするものであ
る。
口発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、電極を備えた発光管内にスカンジウム又は希
土類金属のハロゲン化物と希ガスを封入し、発光管をパ
ルス電流で点灯制御するメタルハライドランプにある。
土類金属のハロゲン化物と希ガスを封入し、発光管をパ
ルス電流で点灯制御するメタルハライドランプにある。
(作用)
このような構成の本発明においては、発光管内にスカン
ジウム又は希土類金属のハロゲン化物と希ガスを封入し
ているので、スカンジウム又は希土類金属のハロゲン化
物の金属発光か主発光となる。そしてこの金属発光は可
視域に連続発光することが知られているが、その連続発
光線は励起エネルギーが大きい準位からの発光線である
のでパルス電流で点灯するとその放射強度は増加する。
ジウム又は希土類金属のハロゲン化物と希ガスを封入し
ているので、スカンジウム又は希土類金属のハロゲン化
物の金属発光か主発光となる。そしてこの金属発光は可
視域に連続発光することが知られているが、その連続発
光線は励起エネルギーが大きい準位からの発光線である
のでパルス電流で点灯するとその放射強度は増加する。
すなわち可視域の連続発光が一様に増加し、これにより
光効率、平均演色評価数(Ra)の大幅な改善か得られ
る。
光効率、平均演色評価数(Ra)の大幅な改善か得られ
る。
また水銀を封入しないで希ガスとスカンジウム又は希土
類金属のハロゲン化物を主成分としているので、アーク
温度の形が変りピーク電流通電時でも熱損失が大きくな
ることはない。
類金属のハロゲン化物を主成分としているので、アーク
温度の形が変りピーク電流通電時でも熱損失が大きくな
ることはない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はメタルハライドランプを示し、1は硬質または
軟質ガラスよりなる外管であり、紡錐形をなしていると
ともに一端に口金2が被着されている。
軟質ガラスよりなる外管であり、紡錐形をなしていると
ともに一端に口金2が被着されている。
なお、外管1内には窒素ガスか充填されている。
前記外管1内には発光管3が収容されている。
発光管3は石英ガラスや透光性アルミナ等の透光性セラ
ミック製よりなるバルブ内に所定量のスカンジウム又は
希土類金属のハロゲン化物と希ガスを封入してあり、両
端に形成した圧潰封止部4゜4にはそれぞれ主電極5.
5を封装しである。なお、一方の圧潰封止部4には一方
の主電極5に近接して補助電極6を封装しである。
ミック製よりなるバルブ内に所定量のスカンジウム又は
希土類金属のハロゲン化物と希ガスを封入してあり、両
端に形成した圧潰封止部4゜4にはそれぞれ主電極5.
5を封装しである。なお、一方の圧潰封止部4には一方
の主電極5に近接して補助電極6を封装しである。
発光管3は両端に形成した圧潰封止部4.4がそれぞれ
ランプホルダ7.7によって支持されており、これらラ
ンプホルダ7.7はリード線兼用のサポートワイヤ8に
固定されている。
ランプホルダ7.7によって支持されており、これらラ
ンプホルダ7.7はリード線兼用のサポートワイヤ8に
固定されている。
上記補助電極6は補助抵抗9を介して上記サポートワイ
ヤ8に接続されているとともに、他方の主電極5もサポ
ートワイヤ8に接続されている。
ヤ8に接続されているとともに、他方の主電極5もサポ
ートワイヤ8に接続されている。
一方の主電極5は口金2のシェルに接続され、上記サポ
ートワイヤ8は口金2のアイレット端子に接続されてい
る。
ートワイヤ8は口金2のアイレット端子に接続されてい
る。
このようなメタルハライドランプにおいて、例えば電極
5,5間の距離が15m+a、管径が12mmの発光管
3内にNa1(ヨウ化ナトリウム)を5xg、 Tl)
I (ヨウ化タリウム)を1mg、Dy13(ヨウ
化ジスプロシウム)を20B、Xe(キセノン)を20
0トール封入し、周波数500 Hz。
5,5間の距離が15m+a、管径が12mmの発光管
3内にNa1(ヨウ化ナトリウム)を5xg、 Tl)
I (ヨウ化タリウム)を1mg、Dy13(ヨウ
化ジスプロシウム)を20B、Xe(キセノン)を20
0トール封入し、周波数500 Hz。
パルスデューティ20%、シマー電流(放電維持電流)
C)、LAで150W入カ一定で点灯制御したところ第
2図に実線のグラフaで示す分光分布特性が得られた。
C)、LAで150W入カ一定で点灯制御したところ第
2図に実線のグラフaで示す分光分布特性が得られた。
これに対して発光管3内にNa’I(ヨウ化ナトリウム
)を5mg、 TIII (ヨウ化タリウム)をll
l1g、DyI>(ヨウ化ジスプロシウム)を20B。
)を5mg、 TIII (ヨウ化タリウム)をll
l1g、DyI>(ヨウ化ジスプロシウム)を20B。
Hg(水銀)を18mg5Ar(アルゴン)を20トー
ル封入した従来のメタルハライドランプを50Hzの商
用電源で15CIW入カ一定で点灯制御したところ第2
図に点線のグラフbで示す分光分布特性となった。
ル封入した従来のメタルハライドランプを50Hzの商
用電源で15CIW入カ一定で点灯制御したところ第2
図に点線のグラフbで示す分光分布特性となった。
このように水銀を封入しないでパルス点灯制御すること
により、可視域の連続発光が増大し光効率、平均演色評
価数(Ra)の改善ができる。
により、可視域の連続発光が増大し光効率、平均演色評
価数(Ra)の改善ができる。
またアーク温度の形か変化しピーク電流通電時でも熱損
失が大きくならず小さく抑えることができる。
失が大きくならず小さく抑えることができる。
また本実施例の場合、輝線発光の強いNaやTlのハロ
ケン化物を添加しているので、NaやTIの線か組み合
わされ、しがもこの発光に従来水銀の発光に要するエネ
ルギーをふり向けることかてきるのてNaやTfiの可
視域の共鳴発光を増加でき、これにより光効率、平均演
色評価数(Ra)をさらに改善かできる。
ケン化物を添加しているので、NaやTIの線か組み合
わされ、しがもこの発光に従来水銀の発光に要するエネ
ルギーをふり向けることかてきるのてNaやTfiの可
視域の共鳴発光を増加でき、これにより光効率、平均演
色評価数(Ra)をさらに改善かできる。
なお、従来のメタルハライドランプを周波数500 H
z、パルスデューティ2006、シマー電流(放電維持
電流)0.1Aで150W入カ一定で点灯制御したとこ
ろ第3図に実線のグラフaで示す分光分布特性となった
。これはグラフbで示す従来のメタルハライドランプを
50Hzの商用電源で150W入カ一定で点灯制御した
分光分布特性に比べても水銀の発光が大きくなることか
らランプ特性がかえって悪化することになる。
z、パルスデューティ2006、シマー電流(放電維持
電流)0.1Aで150W入カ一定で点灯制御したとこ
ろ第3図に実線のグラフaで示す分光分布特性となった
。これはグラフbで示す従来のメタルハライドランプを
50Hzの商用電源で150W入カ一定で点灯制御した
分光分布特性に比べても水銀の発光が大きくなることか
らランプ特性がかえって悪化することになる。
下表は従来のメタルハライドランプを商用電源で点灯者
jノ御したものを従来例(1)とし、また従来のメタル
ハライドランプをパルス電流で点灯制御したものを従来
例(2)とし、これら従来例と本実施例との光効率及び
平均演色評価数(Ra)を比較したものである。
jノ御したものを従来例(1)とし、また従来のメタル
ハライドランプをパルス電流で点灯制御したものを従来
例(2)とし、これら従来例と本実施例との光効率及び
平均演色評価数(Ra)を比較したものである。
なお、前記実施例では点灯周波数500Hz、パルスデ
ューティ20%、シマー電流(放電維持電流)0.1A
としたが必ずしもこれに限定されるものではなく、点灯
周波数は100〜3000Hzの範囲であればよく、パ
ルスデューティは10〜40%の範囲であればよく、ま
たパルス電流/シマー電流は5〜100の範囲であれば
よい。この場合、点灯周波数が3000Hzを越えると
アーク温度が時間的に均一化されてしまうため好ましく
ない。またパルスデューティが10%未満ではア−りの
不安定が生じ、40%を越えるとピーク時のアーク温度
の上昇があまりないので好ましくない。さらにパルス電
流/シマー電流か5未満てはピーク時のアーク温度の上
昇かあまりないので好ましくなく、100を越えると立
ち消え易くなる。
ューティ20%、シマー電流(放電維持電流)0.1A
としたが必ずしもこれに限定されるものではなく、点灯
周波数は100〜3000Hzの範囲であればよく、パ
ルスデューティは10〜40%の範囲であればよく、ま
たパルス電流/シマー電流は5〜100の範囲であれば
よい。この場合、点灯周波数が3000Hzを越えると
アーク温度が時間的に均一化されてしまうため好ましく
ない。またパルスデューティが10%未満ではア−りの
不安定が生じ、40%を越えるとピーク時のアーク温度
の上昇があまりないので好ましくない。さらにパルス電
流/シマー電流か5未満てはピーク時のアーク温度の上
昇かあまりないので好ましくなく、100を越えると立
ち消え易くなる。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、パルス電流で点灯
制御してもランプの特性が失われることかなく、むしろ
光効率及び平均演色評価数を改善でき、また熱損失を小
さく抑えることができるメタルハライドランプを提供で
きるものである。
制御してもランプの特性が失われることかなく、むしろ
光効率及び平均演色評価数を改善でき、また熱損失を小
さく抑えることができるメタルハライドランプを提供で
きるものである。
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はメタルハラ
イドランプの側面図、第2図は本実施例と従来の分光分
布特性を示すグラフ、第3図は従来の分光分布特性を示
すグラフである。 3・・・発光管。 第1図
イドランプの側面図、第2図は本実施例と従来の分光分
布特性を示すグラフ、第3図は従来の分光分布特性を示
すグラフである。 3・・・発光管。 第1図
Claims (1)
- 電極を備えた発光管内にスカンジウム又は希土類金属の
ハロゲン化物と希ガスを封入し、前記発光管をパルス電
流で点灯制御することを特徴とするメタルハライドラン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3060390A JP2982198B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 無水銀封入形のメタルハライドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3060390A JP2982198B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 無水銀封入形のメタルハライドランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236151A true JPH03236151A (ja) | 1991-10-22 |
JP2982198B2 JP2982198B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=12308447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3060390A Expired - Fee Related JP2982198B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 無水銀封入形のメタルハライドランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2982198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE416475T1 (de) | 2001-09-27 | 2008-12-15 | Harison Toshiba Lighting Corp | Hochdruck-entladungslampe, hochdruck- entladungslampenbetriebseinrichtung und scheinwerfereinrichtung für kraftfahrzeuge |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP3060390A patent/JP2982198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2982198B2 (ja) | 1999-11-22 |
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Legal Events
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