JPH03236094A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、画面上に複数の画像を一体的に同時表示する
か又は経時的に個別表示することができる両像表示装置
に関する。

（従来の技術） この種の画像表示装置として、Ｘ線ＴＶ装置により撮影
された胸部画像を、診断するための画像表示を例にして
説明する。すなわち、予め、多人数についてのディジタ
ル胸部画像をＸ線ＴＶ装置により得て、ファイル装置に
保存されているとする。そして、診断に際しては、特定
部位として例えば左肺下の中央寄り部を詳細に診断する
場合を考える。

上述にあって画像をファイル装置から呼出してデイスプ
レィに表示することになるが、デイスプレィに現れてい
る左肺下の中央寄り部について目を近づけて観察する他
に当該部位を拡大表示して観察する。

上述の拡大表示のための操作は、先ず、一つの画像の現
われている画面上に例えば矩形Ｒｏｔを表示し、トラッ
クボールやマウスを用いて当該ＲＯＩを左肺ドの中央寄
り部に設定し、当該ＲＯＩ内を拡大処理すべく指定を行
う。これにより、当該ＲＯＩ内つまり一つの画像におけ
る拡大された左肺下の中央寄り部が画面上に表示され、
これを観察対象とすることができるようになる。

そして、次の画像についても上述と同様な操作を行い、
拡大画像の観察を行うようにする。

（発明か解決しようとする課題） 上述したＲＯＩ指定による拡大観察のための操作は、１
〜２の画像観察であれば、その手間等に関する問題は大
きくないが、観察する対象画像が多くなればなるほど診
断の効率の点で大きな問題となる。

そこで本発明の目的は、特定領域について特定処理され
た態様で観察することを容易ならしめる画像表示装置を
提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
のような手段を講じた構成としている。

すなわち、本発明は、複数の画像を画面上に一体表示す
るか又は経時的に表示することができる画像表示装置に
おいて、複数の画像処理手段と、前記画面上に所望の領
域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により
設定された領域に対して前記複数の画像処理手段の内の
一つを割当てる手段とを具備したことを特徴とする。

（作用） このような構成によれば、−回の領域及び処理設定を行
うだけで、複数の画像について同じ表示形態を得ること
かできるので、特定領域について特定処理された態様で
観察することが容易となる。

（実施例） 以下本発明にかかる画像表示装置の一実施例を図面を参
照して説明する。第１図は本実施例装置のブロック図で
ある。図に示すように、画像入力装置１としてＸ線ＴＶ
装置により複数人の胸部画像を撮影し、デジタル信号に
てファイル装置に保存している。そして、診断に際して
は、コンソール３からの指定によりファイル装置２から
１枚の画像が呼出され、当該画像は、フレームメモリ４
、ＤＡＣ（デジタル／アナログ変換器）５を通してデイ
スプレィ６に表示されるようになっている。

また、マウス７及びマウスコントローラ８が設けられ、
デイスプレィ６の画面に対して例えば矩形Ｒｏｔを設定
できるものとなっている。

さらに、画像プロセッサ９及びパラメータ決定部１０を
有している。画像プロセッサ９は、拡大処理、縮小処理
、細線処理等の画像処理手段を持っており、コンソール
３の指定によりパラメータ決定部１０を介して所望の処
理を設定できるものとなっている。パラメータ決定部１
０は、マウス７及びマウスコントローラ８により設定さ
れた矩形ＲＯＩに対して画像プロセッサ９の処理内容及
びその細目について割当てができ且つ固定化することが
できるようになっており、次のような操作によりなされ
る。すなわち、操作者は、コンソール３を操作してファ
イル装置２から１枚の画像を呼出し、当該画像を、フレ
ームメモリ４．ＤＡＣ（デジタル／アナログ変換器）５
を通してデイスプレィ６に表示する。そして、マウス７
及びマウスコントローラ８により当該画像が表示されて
いるデイスプレィ６の画面に対して矩形ＲＯＩを設定す
る。次に、コンソール３を操作して当該矩形ＲＯＩに対
してどのような処理を施すべきかを設定し、該設定の下
で例えば倍率等の細目についても設定し、また、適用す
べき画像の枚数等を設定する。この操作により、表示さ
れる２枚目以降の画像についても同じ位置に矩形ＲＯＩ
が設定され且つ当該ＲＯＩに対して同じ処理が施され、
処理された画像が単独又はウィンドウ形式にて表示され
る。

以上の構成における作用を第２図及び第３図を参照して
説明する。すなわち、 操作者は、コンソール３を操作してファイル装置２から
１枚の画像を呼出すための設定をする。

これにより、第２図（ａ）に示すように、当該画像１１
はデイスプレィ６の画面Ｆに表示される。

そして、マウス７及びマウスコントローラ８を操作する
ことにより、画面Ｆに矩形ＲＯＩを設定する。次に、コ
ンソール３を操作して当該矩形ＲＯＩに対してどのよう
な処理を施すべきかを設定し、該設定の下で例えば倍率
等の細目についても設定し、また、適用すべき画像の枚
数等を設定する。この操作により、第２図（ｂ）に示す
ように、矩形ＲＯＩの拡大された画像■、−が表示され
る。次に、第３図（ａ）に示すように、２枚目の画像■
２を表示した場合も前述の条件は変えられていないので
、そのまま２枚目の画像Ｉ２にも適用され、第３図（ｂ
）に示すように、矩形ＲＯＩの拡大された画像！２　′
が表示される。

以上のように本実施例によれば、−回の領域及び処理設
定を行うたけで、複数の画像について同じ表示形態を得
ることができるので、特定領域について特定処理された
態様で観察することが容易ら画ｔｉ　Ｉ　３が外れてい
るような場合には、画像Ｉ、が画面Ｆ内に収まるように
画像工、を移動した後に、前述と同様の操作を行うよう
にする。

さらに、バ、ラメータ設定部１０に、任意の状態でコン
ソール３にて設定解除することができるように構成する
ことにより、自由度の高い操作を行うことができるもの
である。

また、画面上に一つの画像を表示する場合以外に複数の
画像を表示するマルチデイスプレィ表示に適用しても良
い。

本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもの
である。

［発明の効果コ 以上のように本発明では、複数の画像を画面上に一体表
示するか又は経時的に表示することができる画像表示装
置において、複数の画像処理手段と、前記画面上に所望
の領域を設定する領域設定手段と、前記領域設定手段に
より設定された領域に対して前記複数の画像処理手段の
内の一つを割当てる手段とを具備したことにより、−回
の領域及び処理設定を行うだけで、複数の画像について
同し表示形態を得ることができるので、特定領域につい
て特定処理された態様で観察することが容易となる。

よって本発明によれば、特定領域について特定処理され
た態様で観察することを容易ならしめる画像表示装置を
提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる画像表示装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第２図〜第４図は同実施例の作用を
示す図である。 １・・・画像入力装置、２・・・ファイル装置、３・・
・コンソール、４・フレームメモリ、５・・・ＤＡＣ（
デジタル／アナログ変換器）、６・・・デイスプレィ、
７・・・マウス、８・・・マウスコントローラ、９・・
・画像処理プロセッサ、１０・・・パラメータ決定部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の画像を画面上に一体表示するか又は経時的に表示
   することができる画像表示装置において、複数の画像処
   理手段と、前記画面上に所望の領域を設定する領域設定
   手段と、前記領域設定手段により設定された領域に対し
   て前記複数の画像処理手段の内の一つを割当てる手段と
   を具備したことを特徴とする画像表示装置。