JPH0323537Y2 - - Google Patents

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JPH0323537Y2
JPH0323537Y2 JP11648580U JP11648580U JPH0323537Y2 JP H0323537 Y2 JPH0323537 Y2 JP H0323537Y2 JP 11648580 U JP11648580 U JP 11648580U JP 11648580 U JP11648580 U JP 11648580U JP H0323537 Y2 JPH0323537 Y2 JP H0323537Y2
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scale
oil
rod
piston
storage tank
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JP11648580U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は改良された油圧防振装置用油量計測器
に関する。
配管等の被支持体を、低速変位は許容するとと
もに高速変位は抑制するように支持する周知の油
圧防振装置においては、シリンンダチユーブ側お
よびピストンロツド側のいずれか一方が上記被支
持体に、他方が適宜構造物等の支持体にそれぞれ
連結されるシリンダ装置と、このシリンダ装置の
ロツド側およびヘツド側の両シリンダ室を連通す
る作動油流路と、この流路に設けられ作動油の低
速流動を許容するとともに高速流動を抑制し得る
流量制御弁とを備えている。また、上記シリンダ
装置は一般に片ロツド型のものが用いられてお
り、このためシリンダチユーブ内における作動油
の総量はピストンロツドの出入量、すなわちピス
トン位置に対応して変動するので、上記流路に貯
油タンクを接続し、シリンダチユーブ内における
作動油の余剰分を吸収するとともに不足分を補結
するように構成されている。従つてタンクの液面
位置は、以上に述べた二次的要因(ロツドのスト
ローク変化)によつて変化することになる。な
お、両ロツドタイプの場合には、ロツドの位置が
変化しても両シリンダ室に流入する油量と流出す
る油量が差し引きゼロであるため、二次的要因に
よる液面変化は生じない。
一方、作動油は一次的要因すなわち漏洩等によ
つて減少するので適宜に補充ないしは更新する必
要があるが、上述のようにピストン位置によつて
タンク内油量が異なるので、正しい現在量を知る
ためにはピストン位置をも検知する必要があり、
そのための検出手段を備えている。従来は、ピス
トンと連動する棒体に着色指標を設けるととも
に、これに対応する着色目盛をタンク内に設けた
ものなどが用いられているが、特にタンク内目盛
の読取が困難であるなどの不具合がある。また、
このようなタンク内目盛に代えてタンク外部に液
面計を付設したものなども提案されているが、原
子力発電所等においては放射線対策上および強度
不足という点から透明なガラス管を用いた液面計
が不適当であるなどの難点がある。
本考案は上記事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、二次的要因すなわちロツ
ドのストローク変化による液面変化を補正して、
貯油タンク内における作動油量の一次的要因(油
漏れ等)による過不足を正確かつ容易に検出し得
る油圧防振装置用油量計測器を提供することにあ
る。
以下、本考案につき図面を参照して説明する。
図面においてシリンダ装置1は片ロツド型であつ
て、シリンダチユーブ2、端蓋3、端蓋4、ピス
トンロツド5、連結具6,7およびシリンダチユ
ーブ2内に位置してロツド5に連結されたピスト
ン(図示略)等を備えている。端蓋3,4には、
連通管8を介してヘツド側およびロツド側の両シ
リンダ室(図示略)間に流動する作動油の低速流
動を許容するとともに高速流動を抑制可能な流量
制御弁(図示略)が設けられている。連通管8に
は管9を介して貯油タンク10が接続されてお
り、タンク10は開閉自在に設けられた蓋11を
備えている。また、上記ピストンロツド5にはプ
リセツトピース12を介して棒状体13が同動可
能に連結されている。棒状体13の先端部はロツ
ドカバー4を摺動自在に貫通して軸方向に延在し
ている。棒状体13には適宜の標線14が設けら
れている。必要なら標線14に代えて、たとえば
棒状体13の先端15を標線として用いるように
してもよい。シリンダチユーブ2には棒状体13
と平行に目盛板16が取着されている。目盛板1
6には標線14と連係してピストン位置を検出可
能な目盛部17が設けられている。以上の構成は
従来装置におけると同様であつてもよい。
上記貯油タンク10内に出入自在に挿入される
目盛板20は、たとえば金属材料または合成樹脂
材料等から第2図に示すように短冊状に形成さ
れ、両側縁部に設けられた第1目盛部21および
第2目盛部22を有している。第1目盛部21は
タンク10内における現在油量、たとえばタンク
10の内底面から測つた油面位置、作動油の容積
および重量の少なくともいずれか1つを表示可能
な目盛を備えている。第2目盛部22は、棒状体
13に設けた標線14あるいは棒状体13の先端
部15と目盛板16とによつて表示されるピスト
ン位置に関連する目盛をはしてある。換言すれ
ば、第1目盛部21の各目盛は、これと対向する
第2目盛部22の各目盛に表わされたピストン位
置において、タンク10内に収容されている作動
油の最適油量に対応する。
上記目盛板20を用いる場合には、蓋11を外
して目盛板20を貯油タンク10内に挿入し、下
端面23をたとえば内底壁と当接させてから引上
げると、第1、第2目盛部21,22の下部が作
動油によつて濡らされることによりタンク内にお
ける現在油面位置(濡部と非濡部との境界)が表
示される。したがつて、第1目盛21によりタン
ク10内における現在油量(たとえば油面高さ45
mm)を読取ることができるとともに第2目盛部2
2によりこの現在油量を最適とするピストン位置
(たとえば150mm)を読取ることができる。また、
上記シリンダチユーブ12に設けられた目盛板1
6の目盛部17と指標14とから読取つたピスト
ンの現在位置を第2目盛部22に当はめてみるこ
とにより、これに対応する最適油量を第1目盛部
21から読みとることができる。そして、この最
適油量と、タンク10内における現在油量とを比
較することにより、またはピストンの現在位置と
上記最適位置との差異から、タンク10内におけ
る油量の過不足を知ることができる。すなわち、
二次的要因(ロツトのストローク変化)による影
響を排除して、一次的要因(油漏れ等)による液
面変化を知ることができる。
上記構成によればシリンダにおけるピストンの
現在位置を読取るとともに目盛板20をタンク内
に挿入して引上げるだけでよく、第1、第2目盛
部21,22からタンク内における油量の適否を
正確かつ容易に読取ることができる。しかも、目
盛板20は携行可能であるから最も見易い状態で
の読取が可能である。また、油量の過不足量(実
際には過多の場合はほとんどない)を直読し得る
ので、補給にも便利である。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、その要旨とするところの範囲内で
種々な変更ないし応用が可能である。
本考案は、上述したように片ロツド型の油圧防
振装置の貯油タンクに用いられるものであつて、
上記貯油タンク内に出入り自在に挿入可能な目盛
板を具備し、この目盛板は上記貯油タンク内の現
在油量を表示可能な第1目盛部と、この第1目盛
部に併設されかつ上記ピストンロツドの位置に関
連する目盛を付した第2目盛部とを備え、上記第
1目盛部の各目盛は、これと対抗する第2目盛部
の各目盛りに表わされたピストン位置における貯
油タンク内の作動油の最適油量を表示することを
特徴とするものである。したがつて、貯油タンク
内に一旦挿入したのち引出すことによつて得られ
たタンク内の現在油量と、ピストンの現在位置に
対応する最適油量とを直接的に比較することによ
り、二次要因による見かけ上の液面変化を補正し
て、油量の過不足を簡単かつ容易に、しかも正確
に読取ることができる。また、携行自在であるか
ら最も見易い状態で読取ることができるし、必要
ならシリンダ装置またはタンクないしはその近傍
等に着脱自在に取付けておくことができるなど、
実用上の効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧防振装置を略示する切欠正面図、
第2図は本考案の一実施例を示す正面図である。 1……シリンダ装置、5……ピストンロツド、
8……連通管、10……貯油タンク、13……棒
状体、14……標線、16……目盛板、17……
目盛部、20……目盛板、21……第1目盛部、
22……第2目盛部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片ロツド型のシリンダ装置と、このシリンダ装
    置のロツド側およびヘツド側の両シリンダ室を連
    通可能な作動油流路に接続されかつロツドのスト
    ローク変化に対応して液面位置が変化する貯油タ
    ンクと、上記シリンダ装置のピストンロツドと連
    係するピストン位置検出手段とを有する油圧防振
    位置に用いられるものであつて、上記貯油タンク
    内に出入り自在に挿入可能な目盛板を具備し、こ
    の目盛板は上記貯油タンク内の現在油量を表示可
    能な第1目盛部と、この第1目盛部に併設されか
    つ上記ピストンロツドの位置に関連する目盛を付
    した第2目盛部とを備え、上記第1目盛部の各目
    盛は、これと対抗する第2目盛部の各目盛に表わ
    されたピストン位置における貯油タンク内の作動
    油の最適油量を表示することを特徴とする油圧防
    振装置用油量計測器。
JP11648580U 1980-08-18 1980-08-18 Expired JPH0323537Y2 (ja)

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JP11648580U JPH0323537Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18

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JP11648580U JPH0323537Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18

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JPS5739326U JPS5739326U (ja) 1982-03-03
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JP11648580U Expired JPH0323537Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18

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JP2017169858A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 Kyb株式会社 転倒防止装置、及びその取り付け方法

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