JPS587317Y2 - 差圧測定器 - Google Patents

差圧測定器

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Publication number
JPS587317Y2
JPS587317Y2 JP11760178U JP11760178U JPS587317Y2 JP S587317 Y2 JPS587317 Y2 JP S587317Y2 JP 11760178 U JP11760178 U JP 11760178U JP 11760178 U JP11760178 U JP 11760178U JP S587317 Y2 JPS587317 Y2 JP S587317Y2
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JP
Japan
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tank
pressure
measured
measuring device
liquid level
Prior art date
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Expired
Application number
JP11760178U
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English (en)
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JPS5534263U (ja
Inventor
布垣義明
Original Assignee
三鬼エンヂニアリング株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三鬼エンヂニアリング株式会社 filed Critical 三鬼エンヂニアリング株式会社
Priority to JP11760178U priority Critical patent/JPS587317Y2/ja
Publication of JPS5534263U publication Critical patent/JPS5534263U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば既設の屋内ガス配管からのガス漏れ
検知等に使用する差圧測定器に関するものである。
従来、この種の差圧測定器としては水を入れたマノメー
タが使用されているが、一般にマノメータの長さは30
CTL程度であるので、屋内ガス配管内のガス圧を0.
03 kg/ffl程度までしか測定できない。
ところが、一般家庭用の供給ガスのガス圧は0.3kg
/cn程度であるため、水を用いたマノメータでは実際
上ガス圧の測定は不可能である。
そこで、水に代えて水銀を用いることも考えられるが、
水銀では取扱上問題があるばかりか、ガス漏れにもとづ
く屋内ガス配管内のわずかな圧力変化を測定することが
できないという問題がある。
とくに、ガス漏れの場合、漏れ圧力(漏れ量)の大小に
よって配管修理の仕方が異なるため、漏れ圧力を正確に
測定することは極めて重要である。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、差
圧測定が正確にかつ容易に行なえ、しかも全体としてコ
ンパクトな差圧測定器を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
第1図〜第3図において、1は本差圧測定器のケース、
2はケース1の前面部に取付けられたカバーである。
上記ケース1の内部には着色水からなる測定液3を貯留
したタンク4が固定されており、このタンク4の底部に
は給排水口5が設けられている。
タンク4の側面には2本の配管6,7が開口しており、
一方の配管6は伸縮自在なベローズ8に接続され、他方
の配管7は直立した表示部であるガラス管14の下部に
連通している。
上記ベローズ8の端部は支軸9を支点として回動自在な
可動板10の一端に取付けられ、かつ可動板10はスプ
リング11により常時第1図中左回り方向に付勢されて
いる。
したがってベローズ8は常時圧縮方向に付勢され、ベロ
ーズ8内に充満した測定液3をタンク4内に所定圧で押
しもどし、調圧タンクを構成している。
なお、12は可動板10に取付けられた指針で、この指
針12はケース1の前面に設けた調圧目盛13(第3図
参照)に対応している。
上記ガラス管14の上端には配管15が接続され、その
配管15の端部16がケース1の前面に突出し、この端
部16に被測定部であるたとえば既設の屋内ガス配管A
(第4図参照)が接続されるようになっている。
また、ガラス管14はケース1の前面に設けた測定目盛
17(第3図参照)に沿って露出するとともに、ガラス
管14の背後には半円筒状の背面板18が設けられてお
り、ガラス管14内に入った測定液3の液位を外部から
明確に目視できるようになっている。
上記タンク4の上端には配管19.21が連通しており
、各配管19.21の中間にはそれぞれバルブ20.2
2が設けられている。
上記配管21の端部23はケース1の前面に突出し、こ
の端部23に加圧ポンプ(図示せず)が接続されるよう
になっている。
また、上記配管19の一端は配管15に連結され、この
連結部24に配管25を介して圧力計26が接続されて
いる。
なお、27は上記ケース1内の各部品を取付けた略り字
形のフレーム、28はバランス用の肉厚な鉄板である。
つぎに、上記構成からなる差圧測定器の使用方法を説明
する。
まず、バルブ20.22を閉じておき、ケース1前面に
突出した配管15 、21の端部16゜23にそれぞれ
ガス配管Aと加圧ポンプとを接続する。
そして、バルブ20を徐々に開くと、屋内ガス配管A内
に充満している定圧ガス(たとえば0、3 kg/cv
r )が配管19を介してタンク4上部に入り込み、タ
ンク4上部とガラス管14上部との圧力が同一となって
タンク4内の液位とガラス管14内の液位とは同一レベ
ルとなる。
この状態において、タンク4およびガラス管14の上部
にかかる圧力によって、ベローズ8はスプリング11に
抗して引き伸ばされ、タンク4およびガラス管14の測
定液3が若干ベローズ8内に入込む。
そのため、タンク4とガラス管14との液位は同一レベ
ルのまま若干下降するとともに、可動板10に取付けた
指針12は調圧目盛13の一側からO位置近傍まで移動
する。
なお、上記スプリング11のばね力は上記定圧ガスの圧
力に応じて設定されてお゛す、たとえば0.3 kg/
fflの圧力がかかったとき指針12が調圧目盛13の
O位置に達するように設定されている。
もし差圧測定器内部の配管内の圧力が屋内ガス配管Aの
圧力より低い場合には、すなわち指針12が調圧目盛1
3のO位置より若干−側にある場合には、バルブ22を
開いて加圧ポンプを作動させ、タンク4の上部およびガ
ラス管14の上部の圧力を上昇させて、指針12が調圧
目盛13のO位置にくるように調整すればよい。
こののち、両バルブ20,22を閉じてセットを完了す
る。
ここで、屋内ガス配管Aにガス漏れが生じていると、屋
内ガス配管A内の圧力は徐々に低下する。
同時に、配管15を介して接続されたガラス管14の上
部の圧力も低下するので、ガラス管14内の液位は徐々
に上昇し如め、タンク4内の液位との間に所定高さの液
位差りを生じる。
このとき、ガラス管14内の液位上昇にともないタンク
4内の液位が下降しようとするが、ベローズ8の働きに
よって測定液3が補給され、タンク4内の液位低下はな
い。
この動作を、第4図に従って詳述する。
まず、ベローズ8がない場合を考えると、被測定部たる
屋内ガス配管A内の圧力低下によってガラス管14内の
液位はaだけ上昇し、一方タンク4内の液位はbだけ下
降する。
そして両液位の差りはaとbとの和で与えられ、この差
りが屋内ガス配管Aの圧力低下値を与えることになる。
しかしながら、測定目盛17に表われるのはaのみであ
るため正確な測定はできず、しかもタンク4上部の空間
の体積が液位降下によって増大し、セットした状態にお
ける圧力(0,3kg/ffl )より若干低下するた
め、上記液位差りも正確な値ではない。
そこでベローズ8によってセット状態の圧力を測定数3
に加えることにより、タンク4内の液位をもとの位置ま
でもどし、同時にガラス管14内の液位をほぼ同程度上
昇させる。
これにより、測定目盛17に表われたガラス管14の液
位上昇分h′が屋内ガス配管Aの正確な圧力低下値を与
えることになる。
なお、圧力計26は屋内ガス配管Aの圧力値を表わし、
この圧力値に応じたガス漏れの圧力低下を上記測定目盛
17で表わすことができる。
ただし、この圧力計26は必ずしも設ける必要はなく、
上記調圧目盛13で兼用してもよい。
上記説明では、現在使用中の既設ガス配管Aからのガス
漏れ検知について述べたが、新設配管においては上記と
同様にして、タンク上部をたとえば0.3 kg/cy
ytになるように加圧ポンプで加圧してガス漏れ状態を
検知することができる。
また、本考案における調圧タンクとしては、上記実施例
のごときベローズ8に限らず、シリンダでもよい。
ただ、ベローズ8の場合には測定液3の漏れがなく摺動
性の問題もないのでより好ましいO さらに、表示部としては上記のごとくタンク4の下部か
ら分岐したガラス管14に限らず、タンク4の上部から
ガラス管14を挿入してその下端を測定液3中に浸し、
タンク4上部の圧力を被測定部のガス圧より若干大きく
して、あるいは被測定部のガスを若干リークさせて、ガ
ラス管内の液位を予め所定高さまで上昇させておき、こ
の位置を基準として被測定部のガス漏れにもとづくガラ
ス管内の液位変化を測定するようにしてもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば当初タン
ク上部と表示部上部とを被測定部に連通しておき、タン
ク上部を密封して被測定部の圧力変化を表示部で測定す
るようにしたので、被測定部の圧力が大きくてもその圧
力変化分の長さの表示部があればよく、小型となる。
しかも、タンク下部には調圧タンクが連通しているので
、タンク内の液位が常に一定に保たれ、被測定部のわず
かな圧力変化でも上記表示部で正確に測定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる差圧測定器を示し、第1図はその
断面正面図、第2図は断面右側面図、第3図は配管図、
第4図は原理図である。 3・−・・・・測定液、4・・・・・・タンク、6,7
・・・・・・配管、8・・・・・・ベローズ、10・・
・・・・可動板、11・・・・・・スプリング、12・
・・・・・指針、13・・・・・・調圧目盛、14・・
・・・・ガラス管、15・・・・・・配管、17−・・
・測定目盛、19・・・・・・配管、20・・・・・・
バルブ、A・・・・・・被測定部(屋内ガス配管)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内部に測定液を所定量貯留した密閉タンクと、タ
    ンクの上部と被測定部とを連通し、途中に開閉バルブを
    設けた配管と、タンクの下部と被測定部とを連通し、外
    部より測定液の液位を目視可能な表示部と、タンクの下
    部と連通し、伸縮目在でかつ測定液をタンク内に所定圧
    で押しもどす方向に付勢された調圧タンクとを具備して
    なる差圧測定器。
  2. (2)上記調圧タンクを伸縮自在なベローズと該ベロー
    ズを常時圧縮方向に付勢するスプリングとで構成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の差
    圧測定器。
JP11760178U 1978-08-28 1978-08-28 差圧測定器 Expired JPS587317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11760178U JPS587317Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 差圧測定器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11760178U JPS587317Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 差圧測定器

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Publication Number Publication Date
JPS5534263U JPS5534263U (ja) 1980-03-05
JPS587317Y2 true JPS587317Y2 (ja) 1983-02-08

Family

ID=29071193

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11760178U Expired JPS587317Y2 (ja) 1978-08-28 1978-08-28 差圧測定器

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