JPH03234806A - 直接紡糸装置 - Google Patents

直接紡糸装置

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JPH03234806A
JPH03234806A JP2480290A JP2480290A JPH03234806A JP H03234806 A JPH03234806 A JP H03234806A JP 2480290 A JP2480290 A JP 2480290A JP 2480290 A JP2480290 A JP 2480290A JP H03234806 A JPH03234806 A JP H03234806A
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JP
Japan
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pump
spinning
inverter
direct spinning
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2480290A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fujita
隆 藤田
Tomoaki Nishikawa
西川 知章
Masumi Shirai
白井 真澄
Takanori Shimomiya
下宮 孝則
Koji Yoshida
広治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Nippon Ester Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanebo Ltd, Nippon Ester Co Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP2480290A priority Critical patent/JPH03234806A/ja
Publication of JPH03234806A publication Critical patent/JPH03234806A/ja
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリエステルの直接紡糸装置に関する。
(従来の技術) ポリエステルの重合法としてビス−2−ヒドロキシエチ
ルテレフタレートとエチレングリコールとを主とするポ
リエステルモノマー又はそのオリゴマーを連続的に重縮
合せしめる連続重合法が知られている(特公昭34−8
843号公報参照)。
かかる連続重合装置に直接紡糸装置を接続した装置は得
られた重合物を口金から吐出して直ちに糸条化すること
が可能であり、工業上極めて有利なものである。ただ、
連続重合法では重合度のバラツキが直ちに糸質のバラツ
キに繁がるため、重合反応工程をできるだけ安定に維持
しておく必要がある。重合反応に最も大きな影響を与え
るのは、ポリマーの流量変化である。例えば直接紡糸装
置において銘柄切替作業や、ドロップポリマー発生時の
面掃作業等で紡糸ポンプの停止又は運転操作を行う際は
重合工程に影響を与えない程度の流量変化に留めるよう
配慮するが、時に変化量が過大となると重合工程に悪影
響を及ぼし、重合度の変動や重合反応異常を生せしめる
かかる変動を低減するためには、昇圧ポンプの容積効率
が低いものを使用して、変動を吸収せしめる方法や、特
公昭46−2194号公報に記載された如く、流量変化
を検知してモノマーの供給量を調節する方法等がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、昇圧ポンプの容積効率が低いものを使用
して運転することは、必然的に大きな昇圧ポンプを必要
とし、設備的にもエネルギー的にも効率が極めて悪い。
又、特公昭45−2194号公報の如く供給量の調節を
行う方法は装置や調節手段が複雑となる。
本発明はかかる問題点を解決するものであって、容積効
率の高い小容量のポンプと若干の付加装置のみで、紡糸
装置の停止e運転操作時に生ずる変動を低減せしめ、重
合反応を安定して行なわせしめることにより、均一な糸
質の糸条を製造可能な直接紡糸装置の提供を目的とする
(課題を解決するための手段) 前記目的は、ポリエチレンテレフタレート系ポリエステ
ルを連続的に重縮合せしめ直ちに紡糸する直接紡糸装置
において、容積効率80%以上の昇圧ポンプ、各紡糸口
金毎に個別にインバータ制御される紡糸ポンプ用モータ
ー及び該インバータを所定時間をもって定常運転又は停
止せしめるコ− ントローラを備えてなることを特徴とする直接紡糸装置
により達成される。
(作用) 本装置は銘柄切替作業、ドロップポリマー発生時の回帰
作業等を行うに際して、該当紡糸口金に直結した紡糸ポ
ンプのみを前記の如く停止せしめて、作業を行ない、次
に同じく前記の如く再運転を行なう。
これにより、停止・運転時に生じる変動が低減され容積
効率80%以上の小容量昇圧ポンプでも安定した連続重
合直接紡糸が可能となる。
(実施例) 以下、図面を用いて本装置を説明する。第1図は本発明
に係る直接紡糸装置の模式図である。
直接紡糸装置は、ビス−2−ヒドロキシエチルテレフタ
レートとエチレングリコール等からなるポリエステルモ
ノマー又はこれらのオリゴマーを重合槽(1)に供給し
、該重合槽内を一定の真空度、温度に設定して連続的に
重合せしめ、該重合物を昇圧ポンプ(2)によって取出
し、紡糸ポンプ(3)を経て紡糸口金より押出して糸条
化する装置を指し、重合槽(1)、昇圧ポンプ(2)、
紡糸ポンプ(3)を備える点では公知の装置との差はな
い。
一方、本発明では昇圧ポンプ(2)として容積効率が8
0%以上のものを用いる。容積効率はポンプの実吐出し
量と理論吐出し量の比で与えられ、ポンプ内部の漏れ流
量等にも影響されるが、略々ポンプの能力と流体の吐出
・吸入圧力に比例し、ポンプの最大能力に近い条件で運
転を行う程理論設計値に近づき、通常、ポンプからの流
体の吐出量/ポンプへの吸入量で示される。即ち、容積
効率が高いことは、送液量が同じ場合、小容量の昇圧ポ
ンプでも充分使用可能であることを示す。
次に本発明では、紡糸ポンプ(3)としてインバータ制
御可能なものを用いる。インバータによりポンプ等のモ
ータを制御することは公知の技術であるが、本発明では
、各紡糸口金毎に設けられた紡糸ポンプ(3)を個別に
インバーター制御する。コノため、インバーター(6)
を駆動するコントローラ(5)は各紡糸ポンプ用モータ
ー(4)に対応して必要である。
更に、該コントローラ(5)は以下の如きチャートに従
ってインバーター(6)を制御するものである。
第2図はコントローラより出力されるインバーター制御
周波数と時間との関係の一例を示すグラフである。同図
に示す如く、コントローラ(5)より出力される周波数
は所定時間をもって定常運転周波数(f2)に達し、又
所定時間をもって停止する。
即ち、第2図(至)の場合、急激に周波数を上昇せしめ
るTlAsこれに比べ緩やかなT2A1定常運転期間を
経て、緩やかに周波数を減衰せしめるTδA1略々瞬時
に停止せしめるT4Aの4種類の上昇・下降率を有する
が、停止から定常運転に到るまでにiiT、A十T2A
と云う所定時間を有する。かかる運転・停止コントロー
ルを行うことにより、同期間に生じる変動の発生を低減
することが可能となる。
同図(4)の場合、停止から定常運転周波数(f2)に
到るまで(又はその逆転時)、中間周波数(fl)にお
いて周波数上昇・下降率を変化せしめているが中間周波
数の設定数は限定されず、第2図ω)のTMB+T4B
の如く、単一の勾配をもって停止・運転を行なってもよ
く、又、複数の中間周波数をもって除々に周波数を変化
(図示しない)せしめてもよい。ただ運転開始直後、或
いは停止直前は比較的急な勾配で、定常運転に近づくに
つれて緩やかな勾配をもってコントロールすることが好
ましい。中間周波数(fl)は任意でよいが定常運転周
波数(ft)の30〜60予程度に設定することが好ま
しく、この程度の中間周波数までであれば、第2図の(
A)(B)の如く瞬時に運転・停止を行ってもよい。
尚、前記範囲の中間周波数(fl)でのポリマー吐出も
可能であるので、定常運転周波数(ft)が高吐出量に
対応する場合、紡糸工程でのポリマーロスを低減させる
こともできる(第2図(0゜更に定常運転周波数は前記
の如く、任意に設定可能であるが、これを個別に若干変
化せしめることにより染着性能の異なった糸条を得るこ
とができる。
又、異繊度糸を紡糸するときは、各紡糸ポンプによって
定常運転周波数の設定を変えればよい。
以下、具体例について述べる。
具体例 ビス−2−ヒドロキシエチルテレフタレートとエチレン
グリコールとを重合槽(1)に供給して常法によってポ
リエステル連続重合プロセスを用いポリエチレンテレフ
タレートを製造した。かかるポリエチレンテレフタレー
トは、第1図に示す如く、圧力コントロール用の昇圧ポ
ンプ(2)(川崎重工製、容積効率85%)により重合
槽より連続して取出し、12個の紡糸ポンプ(3)供給
した紡糸ポンプ(3)は各紡糸口金(ホール数5000
個)に対応して設けられ、各紡糸ポンプのモータ(4)
はインバーター(6)によって駆動されると共に、各イ
ンバーター(6)にはコントローラ(5)が設けられて
いる。
かかる直接紡糸装置を用いて、1.3dX5000I(
×12のポリエステル糸を紡糸した。定常運転中、ドロ
ップポリマーの発生が認められたので第2図(4)に示
す関係で、インバータ(6)を制御して紡糸ポンプ(3
)を停止し、回帰作業終了後再運転を行った。
同図中、flは15 Hz s  ftは48 Hz 
、、T+ Aは1秒、T2Aは30秒、T3Aは30秒
であった。かかる停止・再運転作業では、昇圧ポンプに
殆んど影響はなく、重合反応異常も全も認められなかっ
た。
(発明の効果) 本発明によれば、ポリエステル連続重合直接紡糸工程に
おいて、小型の容積効率の高い小容量の昇圧ポンプを用
いても、銘柄切替、回帰作業等が重合反応異常を引き起
こすことなく安定して行なえ、その結果良質の糸条が供
給可能となるものであって、その有用性は明らかである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る直接紡糸装置の模式図、第2図は
本発明で用いるインバータコントロールの関係を示すグ
ラフである。 (1)・・・重合槽、(2)・・・昇圧ポンプ、(3)
・・・紡糸ポンプ、(4)・・・紡糸ポンプ用モータ、
(5)・・・コントローラ、(6)・・・インバーター
=8=

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエチレンテレフタレート系ポリエステルを連
    続的に重縮合せしめ直ちに紡糸する直接紡糸装置におい
    て、容積効率80%以上の昇圧ポンプ、各紡糸口金毎に
    個別にインバーター制御される紡糸ポンプ用モーター及
    び該インバーターを所定時間をもって定常運転又は停止
    せしめるコントローラを備えてなることを特徴とする直
    接紡糸装置。
JP2480290A 1990-02-02 1990-02-02 直接紡糸装置 Pending JPH03234806A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100335703C (zh) * 2003-11-27 2007-09-05 厦门翔鹭化纤股份有限公司 一种直接纺生产聚酯纺粘非织布的方法
CN101776075A (zh) * 2010-03-14 2010-07-14 苏州工业园区华西泵业有限公司 一种单口纺丝泵试验台
WO2012008430A1 (ja) * 2010-07-13 2012-01-19 三菱レイヨン株式会社 糸の製造方法および糸の製造装置

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