JPH03234797A - 石けん組成物 - Google Patents

石けん組成物

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JPH03234797A
JPH03234797A JP3193090A JP3193090A JPH03234797A JP H03234797 A JPH03234797 A JP H03234797A JP 3193090 A JP3193090 A JP 3193090A JP 3193090 A JP3193090 A JP 3193090A JP H03234797 A JPH03234797 A JP H03234797A
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JP
Japan
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fragrance
soap
soap composition
degenerating
higher fatty
Prior art date
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Pending
Application number
JP3193090A
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English (en)
Inventor
Makoto Ozeki
真 大関
Seiji Suzuki
誠司 鈴木
Yuuko Shibaya
柴屋 有子
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は色調及び香り安定性にすぐれた石けん組成物に
関するものである。
(従来技術及びその問題点) 石けんは、これを長期間にわたって保管したり、日光や
室内灯にさらすと、石けん性能には格別な変化を生じな
いものの、石けんの持つ良好な香りが失なわれるととも
に、色調が変化することが一般に知られている。この現
象は、石けんに配合されているオイゲノールやクマリン
等の特定の香料(変質性香料)が変質したり、その香料
変質によって石けん基剤自身が劣化することに起因する
ものである。
石けんに見られるこのような香りの喪失や、色調変化を
防止するために、抗酸化剤や、金属封鎖剤、その他の安
定化剤を配合することが広く行われているが、その効果
は未だ不十分であった。
(発明の課題) 本発明は、従来の石けんに見られる前記香りの喪失や色
調の変化の問題の解決された新しい石けん組成物を提供
することをその課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、炭素数が8〜IOの高級脂肪酸を添加することに
よって、その課題を解決し得ることを見出し、本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、オイゲノール、イソオイゲ
ノール、バニリン、エチルバニリン、イソブチルキノリ
ン、ムスクケトン、クマリン、へりオトロビン及びヘリ
オナールの中から選ばれる少なくとも1種の変質性香料
を含有する石けん組成物において、炭素数が8〜IOの
高級脂肪酸を全組成物に対し0.5〜8重量%の割合で
含有させたことを特徴とする色調及び香り安定性にすぐ
れた石けん組成物が提供される。
本発明で用いる石けん基剤としては、従来公知のものが
用いられる。石けん基剤は、例えば、牛脂、豚脂、鯨脂
、魚腹等に代表される動物油脂、ヤシ油、パーム油、パ
ーム核油、大豆油、オリーブ油、綿実油等に代表される
植物性油脂等の各単独ないし混合物等をアルカリでけん
化するか、あるいは種々の脂肪酸や樹脂酸をアルカリ等
で中和することによって製造することができる。
本発明で石けん基剤に配合する香料は、オイゲノール、
イソオイゲノール、バニリン、エチルバニリン、イソブ
チルキノリン、ムスクケトン、クマリン、ヘリオトロピ
ン、ヘリオナールの中から選ばれた少なくとも1種の変
質性香料を含むものである。これら香料の配合量は1石
けん基剤に対し、 0.0001−0.5重量メ、好ま
しくは0.001−0.1重量2である。香料の配合量
が前記範囲より少ないと、十分な強さの香りが得られな
く、一方、前記範囲より多いと、本発明による脂肪酸を
添加しても石けんの変色を充分抑えることが困難になる
本発明においては、石けん基剤に対して、前記変質性香
料とともに、その変質性香料に起因する問題を解決する
ために、炭素数8〜10の高級脂肪酸を配合する。この
高級脂肪酸は直鎖状又は分枝鎖状のものであることがで
き、また、不飽和結合を含んでいてもよい。このような
高級脂肪酸としては、ヤシ油やパーム核油等の油脂由来
の混合脂肪酸や、カプリル酸、カプリン酸等を挙げるこ
とができる。これらの高級脂肪酸は単独又は混合物の形
で用いることができる。高級脂肪酸の配合量は、石けん
基剤に対して、0.5〜8重量%、好ましくは3〜6重
量%である。その配合量が前記範囲より少ないと、香料
による石けんの変色を防止することが困難になり、一方
、前記範囲より多くなると、脂肪酸特有の刺激臭により
石けんの芳香が損われるとともに、石けんの物理的性質
が低下するようになるので好ましくない。
本発明の石けん組成物には、前記した配合成分とともに
、必要に応じ、種々の補助成分を配合することができる
例えば、配合成分の石けん基剤への混和を促進させる界
面活性剤を配合することができる。この界面活性剤の具
体例としては1例えば、α−スルホ脂肪酸エステル、イ
セチオン酸エステル、アルキルアリールスルホン酸、ア
ルコール硫酸エステル、アルコールエトキシレートの硫
酸エステル、オレフィンスルホン酸、パラフィンスルホ
ン酸、N−アシルグルタミン酸、及び前記したエステル
や酸の塩類、さらにはアルキルベタイン、アルキルスル
ホベタイン等を挙げることができる。
また、皮膚への残油効果を向上させる過脂肪剤や、皮膚
保護剤を配合することができる。それらの具体例として
は、例えば、スクワレン、スクワラン、オレフィンオリ
ゴマー、ワックス、ワセリン等の炭化水素;ステアリン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、パ
ルミチン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸等の脂肪酸:各
種グリセライド、シュガーエステル、ラノリン、イソプ
ロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソ
ブチルステアレート等の脂肪酸エステル;セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の
脂肪族アルコール;グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のポリオール;アルコ
ールや脂肪酸のエトキシレート;ジメチルシリコーン等
のシリコーン類の他、各種の蛋白及び蛋白誘導体、ビタ
ミン類等を挙げることができる。
さらに、本発明の石けん組成物には、その使用目的に応
じて、色素、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウ
ム等の消炎剤、2,4.4’−トリクロロ−2′−ヒド
ロキシジフェニルエーテルや3,4.4′−トリクロロ
カルバニリド(TCC)等の殺菌剤、エチレンジアミン
四酢酸又はその塩、有機多塩基酸又はその塩等の安定化
剤を配合することができる。
本発明の石けん組成物には、前記変質性香料とともに、
他の香料を有利に配合することができる。
このような香料としては、例えば、アセトフェノン、ア
ルデヒドC−9、アルデヒドc−io、アルデヒドC−
11、アルデヒドC−12、アンプロキサン、アミルサ
リシレート、ベンジルアセテート、ペンジルサリシレー
ト、シス−3−ヘキセノール、シス−3−ヘキセニルア
セテート、シス−3−へキシニルサリシレート、カシメ
ラン、セダーウッドオイル、セドランバー、セドロール
、セレストライド、シトラルバ、シトロネロール、シト
ロネリルアセテート、クローブオイル、コニフェラン、
シクラメンアルデヒド、アルファダマスコン、ベータダ
マスコン、ジヒドロミルセノール、ジメチルベンジルカ
ルビニルアセテート、ジメチルベンジルカルビノール、
ジメトール、ガラキソライド、ゼラニウムオイル、ゲラ
ニオール、ゲラニルアセテート、グリサルバ、ヘディオ
ン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミ
ックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、インドール、
イオノンアルファ、イオンベータ、メチルイオノン、イ
ンイースーパー、ジャマスマール、ラベンダーオイル、
ラベンダーオイル、レモンオイル、リリアール、リナロ
ール、リナリルアセテート、リラール、ミュゲアルデヒ
ド、ネロール、オキシフェニロン、パチュリオイル、フ
ェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、
ローズマリーオイル、ローズフェノン、ローズオキサイ
ド、ターピネオール、タービニルアセテート、トナライ
ド、トリブラール、ベルトフィックス、ベルテネックス
等を挙げることができる。
本発明の石けん組成物は、従来公知の方法に従って、石
けん基剤に前記した如き各配合成分を添加し、均質化す
ることによって製造される。石けん組成物は、固形状の
他、フレーク状、粉末状等の種々の形状で用いることが
できる。
(発明の効果) 本発明の石けん組成物は、従来の製品に見られた変質性
香料に起因する香りの喪失や、変色の問題の解決された
もので、香気が強く、長期間保存した後でもその新鮮な
香りを失うことがなく、その上、色調安定性においても
非常にすぐれたものである。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
、以下において示す部及び対はいずれも重量基準である
実施例1〜3、比較例1〜2 石けん用の基剤香料Aとして、以下の表−1に示す成分
組成のものを用いた。
表−1 前記基剤香料Aに対して表−2に示した変質性香料を加
えて石けん組成物用香料とした。
次に1石けん基剤として、牛脂/ヤシ油の重量比が80
/20の混合油脂から得られた12%の水分を含むナト
リウム石けんを用い、この石けん基剤に対して、表−2
に示した脂肪酸及び前記香料を配合して石けん組成物を
得た。この石けん組成物を以下に示す耐光性試験と耐熱
性試験に供し、変色度と香り安定性を調べ、その結果を
表−2に示す。
(耐光性試験) 試料を夏季屋外に10日間放置する。
(耐熱性試験) 試料を45℃の恒温槽内に21日間放置する。
(変色度) 測色色差計(2−1001DP型、日本定色工業−社製
)を用いて°試験後の試料の色差と、試験前の色差を測
定し、その差を変色度とした。
(香り安定性) 香りの専門パネラ−5名により、試験後の試料と試験前
の試料(S準品)の各香りを比較し、下記の基準により
評価した。
O:香りが標準品よりすぐれている O:香りが標準品と同等である Δ:香りが標準品よりやや劣る ×:香りが標準品より劣る 表−2に示した結果から、 本発明の石けん組成物 は、 色調の安定性及び香り安定性において著しくすぐれてい
ることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オイゲノール、イソオイゲノール、バニリン、エ
    チルバニリン、イソブチルキノリン、ムスクケトン、ク
    マリン、ヘリオトロピン及びヘリオナールの中から選ば
    れる少なくとも1種の変質性香料を含有する石けん組成
    物において、炭素数が8〜10の高級脂肪酸を全組成物
    に対し0.5〜8g重量%の割合で含有させたことを特
    徴とする色調及び香り安定性にすぐれた石けん組成物。
JP3193090A 1990-02-13 1990-02-13 石けん組成物 Pending JPH03234797A (ja)

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