JPH03234277A - 全自動麻雀卓用牌撹拌搬送機構 - Google Patents

全自動麻雀卓用牌撹拌搬送機構

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Publication number
JPH03234277A
JPH03234277A JP3054390A JP3054390A JPH03234277A JP H03234277 A JPH03234277 A JP H03234277A JP 3054390 A JP3054390 A JP 3054390A JP 3054390 A JP3054390 A JP 3054390A JP H03234277 A JPH03234277 A JP H03234277A
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JP
Japan
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tile
tiles
ring
magnet
magnet ring
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JP3054390A
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Inventor
Hiromitsu Kakinuma
柿沼 宏光
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KAKINUMA SOGO GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
KAKINUMA SOGO GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上生胤且立互 本発明は、牌撹拌時に発生する騒音を抑えた全自動麻雀
卓用牌撹拌搬送機構に関するものである。
藍来技歪 麻雀牌を撹拌して麻雀卓上の所定位置に送り出す全自動
麻雀卓における牌撹拌搬送機構としては、撹拌機能を備
えた牌収容ボールから牌を四個のブロックとしてそれぞ
れ独立した搬送系統で送り出す方式と、牌収容ボールか
ら一つの搬送系統で複数の牌を送り出した後で四個のブ
ロックに分ける方式とに大別される。
たとえば、特開昭60−232190号公報では、撹拌
器から麻雀卓の四つの角部に向けて延びる搬送路を設け
、それぞれの搬送路を経て、麻雀卓の四辺に牌を振分け
るものが示されている。
また、特開昭60−27974号公報では、撹拌器から
単一の搬送路を経て牌を送り出した後、麻雀卓の四辺を
周回する軌道に沿って牌を移送する間に、四つのブロッ
クに牌を振分けるものが示されている。
しよ゛と る これら従来の全自動麻雀卓の牌撹拌搬送機構のうち、牌
撹拌部から四個のブロックに分けて牌を送り出す方式の
ものは、牌を撹拌して四つのブロックに積上げる時間が
大幅に短縮されるので、騒音発生期間が短い。しかし、
それぞれの搬送系統毎に、搬送路、牌移送手段、整列手
段等を必要とするため、麻雀卓の狭い内部空間に多数の
部品が4組要求され、部品点数が大幅に増加し、かつ組
立て作業が困難なものとなるばかりか、製品コストの上
昇を招き、また面倒なメンテナンスを強いられていた。
他方、牌撹拌部から一つの搬送系統で牌を送り出す方式
にあっては、前掲の実開昭60−27974号公報で図
示されているように、傾斜し7たマグネットリングの最
低個所で牌撹拌部から牌を受取り、。
半回転した最高個所で牌を送出t2ている。そのため、
牌搬送路が牌撹拌部の略半周の短いものになっており、
牌を撹拌して所定の位置に搬送する間に、撹拌器に牌が
滞溜する時間が長くなる。その結果、撹拌器内で牌相互
あるいは牌と撹拌器とが衝突するときに発生する騒音が
大きく、しかも長時間継続することになる。この騒音は
、麻雀を楽しんでいる人に不快感を催す原因となるもの
であるため、可能な限り騒音を小さく、しかも短時間に
抑えることが必要とされる。
るための   び 本発明は、このような従来の麻雀牌撹拌搬送機構がもつ
欠点である麻雀卓内部に配置される機構が複雑化するこ
とを避け、しかも騒音を小さく、かつ騒音発生を短時間
内に終らせることができる牌撹拌搬送機構を提供するも
のである。
本発明の全自動麻雀卓用牌撹拌搬送機構は、麻雀卓本体
の中央に内蔵され、底部周辺の一部からこの反対側頂部
周辺の他部に亘り上端部が斜めに切截された円筒状側壁
をもった有底円筒状の牌収容ポールと、該牌収容ボール
の底部上面に回転可能に設けられた撹拌羽根と、前記円
筒状側壁の傾斜上端縁の周囲に回転可能に配置され、複
数の磁石を円周方向に配列したマグネットリングと、該
マグネットリングの上方に配置され、前記牌収容ポール
の外周を一周以上で取囲む渦巻状の牌搬送路を形成する
カバーリングとを備えており、前記マグネットリングに
装着した磁石の表面磁極と牌に埋設した磁石の文字側磁
極とを異ならせたことを特徴とするものである。
この撹拌搬送機構において、牌収容ボールから送り出さ
れた牌は、牌収、容ボールの外周に渦巻状に設けられた
牌搬送経路を経て、卓面上の所定位置に搬送される。こ
の牌搬送経路は、牌収容ボールの外周を一周以上取り囲
む長さとなっているので、そこに多数の牌を送り込むこ
とができる。
この長い渦巻状の搬送経路を採用することによって、牌
収容ボールで撹拌されている牌は逐次搬送経路に送り出
され、牌収容ボールに残留している牌の個数を瞬時に少
くすることができる。そのため、牌収容ボール内で牌が
相互に衝突する機会や、牌収容ボールの内壁に牌が衝突
する機会が少なくなる。
実施拠 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。
本実施例の全自動麻雀卓は、天板を取除いて内部構造を
概略的に示した第1図で示されているように、中央部に
牌収容ボール1が配置されている。
この牌収容ボール1の底部には、撹拌羽根2が回転可能
に設けられている。また牌収容ボール1の周縁には、後
述するように底部周辺の一部からこの反対側頂部周辺の
他部に亘り上端縁が斜めに切截された円筒状側壁103
が形成されている。
この全自動麻雀卓に使用される牌収容ボール1は、第4
図ないし第6図に示すように、中央部に撹拌羽根20回
転軸201を貫通するための開口101を形成した底板
102と、この底板102から起立した側壁103で構
成されている。なお、104は牌収容ボール1を麻雀卓
のベースに固定するためのボルト挿通孔である。
底板102の外周部には、撹拌羽根2で順不同に撹拌さ
れた牌10を逐次送出すために、円筒状側壁3の最低部
に隣接して、牌送出し口105が設けられている。また
牌がこの牌送出し口105に至る周経路106の底面横
断面形状は、部分断面図である第7図ないし第9図で示
すように経路に沿って変化しており、底板102の下面
に磁石保持部111が突設され、この磁石保持部111
に牌裏返し用の永久磁石112が嵌着されている。
そして、この円筒状側壁の傾斜上端縁の周囲に、複数の
ブラケット107が等間隔で設けられ、このブラケット
107に、リングガイド301を介してマグネットリン
グ3が回転自在に取付けられている。
マグネットリング3には、図示するように複数の永久磁
石302がリング本体303に二重円状に配列され、リ
ング本体303の外側面には、第10図に示すようにギ
ア304が一体に形成され、このギア304は、駆動源
に接続されたビニオン(図示せず)に噛合い、撹拌羽根
2の周速よりもやや速い周速でマグネットリング3が回
転するようになっている。
またマグネットリング3とブラケット107との間に配
置されるリングガイド301は、第4図、第5図および
第11図に示すように、牌収容ボール1の外周に一致す
る曲率で底形されている。牌収容ボールlのブラケット
107に設けたボルト孔108を貫通したボルト111
0をリングガイド301のボルト挿通孔305に蝶着す
ることにより、リングガイド301は牌収容ボール1の
ブラケット107に固着されるようになっている。
さらにリングガイド301としては、摩擦係数の小さな
合成樹脂型のものが使用される。このリングガイド30
1の上をマグネットリング3が摺動するため、従来のよ
うに複雑な送り機構を必要とせず、しかも騒音の発生も
少なくなる。
またカバーリング4は、マグネットリング3の上方に位
置してブラケット107を介して牌収容ボール1に取付
けられ、このカバーリング4は、牌収容ボールlの外周
のマグネットリング3上を一周以上に巻かれた渦巻状の
搬送路402を有するように形成され、その搬送路40
2はベルトコンベア5を経て、外周に配置された待機台
6に続いている。
さらに前記カバーリング4は、その断面を第6図に示す
ように、傾斜したマグネットリング3の走行面に対して
直交する側壁401を有し、この側壁401は、カバー
リング4を牌収容ボール1に取付けたときにその上端が
略同−高さとなるように、牌送り出し口105近傍で最
も長く、反対側で最も短くなっている。
なお、403は側壁401の内周側と外周側とを接続し
、カバーリング4を補強するブリッジであり、このブリ
ッジ403は、複数の牌が積重なって搬送されることを
防止する作用も有する。
また404は側壁401から内方に突出して設けられて
いる牌落し手段であり、正規の姿勢ではなく横向きや縦
向き等の状態でマグネットリング3に載置されている牌
を牌収容ボール1内に落下させるためのものである。
さらに渦巻状の牌搬送路402を形成する側壁401の
下流側搬出端部405は、第4図に示すように放射方向
に変位しており、その搬送端部近傍は略直線状になって
いる。406はこの下流側端部405と内周側の側壁4
01を連結する連結部である。
さらにまた407はカバーリング4の最外周に等間隔で
設けられた継手部である。この継手部407に穿設され
たボルト挿通孔408にボルト409を挿通し、牌収容
ボール1のブラケッ) 107に穿設したボルト装着孔
109にボルト409をねじ込むことにより、カバーリ
ング4が牌収容ボール1に固定される。
そして、牌収容ポール1にカバーリング4を装着するこ
とによって形成される牌搬送路402は、牌送出し口1
05のところで最も低くなっており、マグネットリング
3が傾斜していることから徐々に高くなり、牌送出し口
105の対称位置で最も高くなる。さらに、マグネット
リング3の下降に伴って徐々に低くなり、牌送出し口1
05の外側で最下点を通過した後、再び上昇して下流側
端部405に接続されている。
待機台6は、緯入側の角部を除き、4本の直線部材60
1をコーナ部材602で連絡した略四角形に形成され、
これら直線部材601およびコーナ部材602には、タ
イミングベルト701の走行軌道を確保する溝部607
が形成されている。
また緯入側の直線部材601aには、ヒンジ603が形
成されており、このヒンジ603より先端側を傾斜角度
変更可能なスロープ部604としている。
さらに、待機台6には、エレベータ機構9の昇降と同期
して揺動するブツシャ−アーム605が枢着されており
、ブツシャ−アーム605の先端に押し板606が取付
けられている。
待機台6を周回する歯付タイミングベルト701の外側
面の一個所に係止部720が形成され、この係止部72
0にアームホルダー703が一体に嵌着され、このアー
ムホルダー703のベルト搬送側に隣接して、配牌アー
ム702がベル) 701の長手方向に沿い牌搬送方向
と逆方向へ起伏自在に枢着され、配牌アーム702とア
ームホルダー703と転載機構8に隣接した待機台6と
に永久磁石704,705  (第13図参照)、永久
磁石706(第2図参照)がそれぞれ設けられ、永久磁
石704と永久磁石705とは、その隣接部で異極性に
設定されるとともに、永久磁石705と永久磁石706
とは、その隣接部で同極性に設定されている。
また緯入側待機台6aの両端外側に隣接してガイドバー
支柱707,708が植設され、支持金具709゜71
0を介してガイドバー711が緯入側待機台6aと平行
に架設され、このガイドバー711にゲート部材712
が摺動自在に嵌装され、このゲート部材712の先端受
は片713は下方へ垂下されている。
さらに、支柱707.708に隣接してゲートプーリ支
柱714.715が植設され、この支柱714.715
にガイドバー711に対して直角な水平方向を中心とし
て回転自在にゲートプーリ716,717が枢支され、
このゲートプーリ717にゲートモータ718が直結さ
れ、ブーIJ716.717に無端状歯付ゲートベルト
719が架渡され、このゲートベルト719にゲート部
材712が結着されており、ゲートモータ718を適宜
正逆転させることにより、卓上に配牌すべき牌の数が調
整されるようになっている。
また、ベルトコンベア5の先端近傍に設けられている搬
入機構8では、モータ801の出力軸802に押し羽根
803が取付けられている。
牌収容ポール1から送り出された牌10は、搬入機構8
により待機台6に移し変えられ、一定個数のブロックに
積み込まれた後、牌回送機構7の配牌アーム702によ
り待機台6の所定位置に送られるようになっている。
また牌収容ボールlを囲みかつ待機台6の内側に隣接し
てエレベータ機構9が配設され、このエレベータ機構9
は、4枚のエレベータ上板901 と、このエレベータ
上板901を相互に正方形状に結合するエレベータコー
ナ902と、鉛直上方に指向して回転自在に枢支されエ
レベータコーナ902に螺合するエレベータシャフト9
03と、該エレベータシャフト903に一体に嵌着され
たブー+J904と、該プーリ904に架渡されたエレ
ベータ駆動用タイミング歯付ベルト905と、該タイミ
ング歯付ベルト905の内側の歯付面に噛合って該タイ
壽ング歯付ベルト905を回送することができる図示さ
れない駆動プーリと、該駆動ブーりを回転駆動する図示
されないエレベータ駆動モータと、前記タイ箋ング歯付
ベルト905の緩みを取るアイドラプーリとからなって
いる。
この麻雀卓で使用される牌lOは、第13図に示すよう
に、牌10の内部に永久磁石1001を埋め込まれてい
る。そして、牌10の文字側表面1002に向った永久
磁石1001の表面磁極は、マグネットリング3に装着
した永久磁石302の表面磁極に対して異極性となるよ
うに着磁されている。
なお、牌収容ボールlの内部に配置された撹拌羽根2は
、回転軸201を介して麻雀卓のベースに設けられてい
るモータ(図示せず)に接続されている。他方、マグネ
ットリング3の外方側面に形成したギア304は、別の
モータの出力軸に接続されている駆動ギア905(図示
せず)と噛合う。すなわち、それぞれ独立して回転速度
が調整できるように、撹拌羽根2とマグネットリング3
とは別駆動方式になっている。
本実施例は前記したように構成されているので、下記の
ような動作が行われる。
麻雀の一局が終了したとき、プレーヤは、卓面上にある
操作部の操作ボタン(図示されず)を押下すと、天板蓋
を開き、使用済みの牌10を牌収容ボール1に落下させ
ることができる。
次のプレーのために、操作部の操作ボタンを再度押下げ
ると、前記天板蓋を閉じ、エレベータ機構9を下降動作
させることができるとともに、攪拌羽根2とマグネット
リング3とを回転させ、ベルトコンベア5と転載装置8
とを動作させることができる。
操作部のボタン操作によって、これらエレベータシャフ
ト903は、タイミングベルト905により同期しなが
ら回転し、エレベータコーナ902およびエレベータ上
板901は降下する。
この降下に同期してブツシャ−アーム605が揺動し、
その先端に取付けた押し板606で待機台6上にある牌
10がエレベータ上板901に移し変えられる。
次いで、エレベータシャフト903が逆回転すると、エ
レベータ上板901が上昇して、天板と面一状態になる
。また、ブツシャアーム605は 、エレベータ上板9
01の上昇に同期して後退し、次回のプレーに使用する
牌10の押出しに備える。
この別の組の牌10の送出しと並行して、前回使用され
た牌10は、牌収容ボール1内で撹拌羽根2の回転によ
って撹拌される。この撹拌によって牌は順不同の状態と
なる。
牌収容ボール1の底板102外周部には第7図ないし第
9図で示したような周方向経路106が形成されている
ので、順不同となった牌10は、回転方向に対して外径
部分が後退する撹拌羽根2の直線部によって半径方向へ
押出され、周方向経路106に逐次送り込まれる。
この周方向経路106に沿って移動する牌10は、その
下方の永久磁石112の磁石により表面が下方に向くよ
うに裏返しされ、牌送出し口105からマグネットリン
グ3に乗り移る。このとき、文字側表面1002が上向
きになっている牌10は、内蔵された磁石1001の下
側磁極とマグネットリング3の磁石302の表面磁極と
が同極となるために磁気反発力が働き、牌10は反転さ
れる。
次に、牌送出し口105からマグネットリング3上に転
載された牌10は、マグネットリング3の永久磁石30
2に吸着された状態で、渦巻状に形成された牌搬送路4
02に案内されながらマグネットリング3の回転に対応
して約1周半以上回送された後、マグネットリング3の
最も高い位置に隣接した個所の下流側搬出端部405に
送られ、これに接続されたベルトコンベア5により、搬
入機構8の近く迄搬送される。
そして搬入機構8の近くに搬送された牌10は、緯入側
待機台6aの傾斜状態スロープ部604に搬入機構8で
もって1個ずつ搬入され、緯入側待機台6aに配設され
ているゲート部材712に衝突する迄牌10は移送され
、次にスロープ部604は水平に下降されて、既に送り
込まれている牌10の上に1個ずつ重ねられる。
さらに緯入側待機台6a上に牌10が所定個数2段に積
み重ねられると、タイミングベルト701が上から見て
時計回りに270°回送され、タイミングベルト701
に付設された配牌アーム702でもって、緯入側待機台
6a上の牌IOがこの緯入側待機台6aよりも上家の待
機台6dに搬送される。
この積み重ねられた牌10の回送中でも、搬入機構8は
間断なく動作を続け、緯入側待機台6a上に牌10は次
々と送り込まれ、回送の終わった配牌アーム702が緯
入側待機台6a上の牌10に衝突するが、この衝撃力に
よって、配牌アーム702の永久磁石704とアームホ
ルダー703の永久磁石705との吸着が解かれて、配
牌アーム702は牌10の移動方向側へ倒され、緯入側
待機台6a上の牌lOの下方を潜って搬入機構8よりも
上流側の元の位置に復帰しろる。
そしてマグネットリング5の最も高い位置に隣接した下
流側搬送端部405の近くに達したマグネットリング5
の永久磁石302は、牌IOの排出後に下降し、最下点
の牌送出し口105の近くで牌収容ボール1内の牌10
を受取り、1周半回転して最高点の下流側搬送端部40
5を介してコンベヤ5に搬送することができる。
この搬送の途中で、横向きや縦向きになっている牌は、
騰落し手段404で牌収容ボール1内に落されるので、
カバーリング4の内周側および外周側の側壁401で区
画される牌搬送路402に送り込まれる牌10は、文字
側表面が下向きになっている正規の状態に維持される。
またマグネットリング3上では、牌10は、1.5周に
亘り渦巻状に存在しているため、牌10の全体の数の割
合から大きな比率を占め、牌収容ボール1内では牌10
が短時間で空となり、牌10相互の接触音や、攪拌羽根
2による牌10の牌収容ボール1への衝撃音が直ちに消
去し、プレーヤに騒音による不快感を軽減することがで
きる。
マグネットリング3の回転速度は、撹拌羽根2の回転速
度、すなわち牌10の送出し速度より大きくとることが
好ましい。これにより、牌収容ボール1内、とくに牌送
出し口105の近傍に牌10が滞溜することなく円滑に
送り出される。
また、撹拌羽根2とマグネットリング3との回転をそれ
ぞれ別系統のモータで行っているため、何らかのトラブ
ルがあったとき、撹拌羽根2あるいはマグネットリング
3を単独で駆動させることができる。そのため、閉塞状
態にある牌10の取出しゃ、麻雀卓内部に落下した点棒
、チップ等の異物除去を容易に行うことができる。
皇悪旦処果 以上に説明したように、本発明の牌撹拌搬送機構による
とき、短時間のうちに牌収容ボールから牌が送り出され
るため、牌収容ボール内で牌が相互に衝突し、あるいは
牌収容ボールの内壁に牌が衝突する機会が少なくなり、
その分だけ騒音が抑えられる。そのため、プレーヤは、
騒音による不快感を催すことなく、プレーを続行するこ
とができる。
また、牌収容ボールから待機台に至る牌搬送経路を一系
統としているので、麻雀卓内部に組み込まれる部品の点
数が少なくなり、製造コストを低減させ、組立て作業や
メンテナンスを容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1[mは本発明に係る牌撹拌搬送機構を組込んだ全自
動麻雀卓の内部構造を示す概略斜視図、第2図はその要
部平面図、第3図はその正面図、第4図は前記牌撹拌搬
送機構の一実施例におけるマグネットリング及びカバー
リングを重ねた牌収容ボールの平面図、第5図はカバー
リングを取外した牌収容ボールの平面図、第6図は第5
図の■−■線に沿って裁断した縦断面図、第7図ないし
第9図は牌収容ボールの底面周辺部に形成した溝部をそ
れぞれ示す第6図の■−■断面図、■−■断面図および
IX−IX断面図、第10図はマグネットリングの断面
図、第11図はリングガイドの平面図、第12図はその
横断面図、第13図は本実施例で使用した牌の斜視図、
第14図はタイミングベルトおよび配牌アームの正面図
、第15図はその平面図、第16図はその斜視図、第1
7図はその分解斜視図である。 1・・・牌収容ボール、2・・・撹拌羽根、3・・・マ
グネットリング、4・・・カバーリング、5・・・ベル
トコンベア、6・・・待機台、7・・・タイミングベル
ト、8・・・プッシャー、9・・・エレベータ機構、1
0・・・牌1・・・牌収容ボール関係 101・・・開口、102・・・底板、103・・・側
壁、104・・・ボルト挿通孔、105・・・牌送出し
口、106・・・周方向経路、107・・・ブラケット
、108・・・ボルト孔、109・・・ボルト装着孔、
110・・・ボルト、111・・・磁石保持部、112
・・・永久磁石、 2・・・攪拌羽根関係 201・・・回転軸、 3・・・マグネットリング関係 301・・・リングガイド、302・・・永久磁石、3
03・・・リング本体、304・・・ギア、305・・
・ボルト挿通孔、4・・・カバーリング関係 401・・・側壁、402・・・牌搬送路、403・・
・ブリッジ、404・・・騰落とし手段、405・・・
下流側搬出端部、406・・・連結部、407・・・継
手部、408・・・ボルト挿通孔、409・・・ボルト
、 5・・・ベルトコンベア 6・・・待機台関係 601・・・直線部材、602・・・コーナ部材、60
3・・・ヒンジ、604・・・スロープ部、605・・
・ブツシャ−アーム、606・・・押し板、607・・
・溝部、7・・・牌回送機構 701・・・タイミングベルト、702・・・配牌アー
ム、703・・・アームホルダー、704,705,7
06・・・永久磁石、707,708・・・ガイドバー
支柱、709,710・・・支持金具、711・・・ガ
イドバー、712・・・ゲート部材、713・・・先端
受は片、714.715・・・ゲートプーリ支柱、71
6,717・・・ゲートプーリ、718・・・ゲートモ
ータ、719・・・ゲートベルト、720・・・係止部
8・・・搬入機構 801・・・モータ、802・・・出力軸、803・・
・押し羽根、9・・・エレベータ機構関係 901・・・エレベータ上板、902・・・エレベータ
コーナ、903・・・エレベータシャツl−1904・
・・プーリ、905・・・エレベータ駆動用タイミング
歯付ベルト、10・・・牌関係 1001・・・永久磁石、1002・・・文字側表面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 麻雀卓本体の中央に内蔵され、底部周辺の一部からこの
    反対側頂部周辺の他部に亘り上端縁が斜めに切截された
    円筒状側壁をもった有底円筒状の牌収容ボールと、該牌
    収容ボールの底部上面に回転可能に設けられた撹拌羽根
    と、前記円筒状側壁の傾斜上端縁の周囲に回転可能に配
    置され、複数の磁石を円周方向に配列したマグネットリ
    ングと、該マグネットリングの上方に配置され、前記牌
    収容ボールの外周を一周以上で取囲む渦巻状の牌搬送路
    を形成するカバーリングとを備えており、前記マグネッ
    トリングに装着した磁石の表面磁極と牌に埋設した磁石
    の文字側磁極とを異ならせたことを特徴とする全自動麻
    雀卓用牌撹拌搬送機構。
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