JPH03234251A - 超音波手術用具のホーン - Google Patents

超音波手術用具のホーン

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JPH03234251A
JPH03234251A JP2029538A JP2953890A JPH03234251A JP H03234251 A JPH03234251 A JP H03234251A JP 2029538 A JP2029538 A JP 2029538A JP 2953890 A JP2953890 A JP 2953890A JP H03234251 A JPH03234251 A JP H03234251A
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JP
Japan
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horn
wall
blocking wall
cut
ultrasonic surgical
Prior art date
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Pending
Application number
JP2029538A
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English (en)
Inventor
Yasuo Noguchi
野口 康夫
Akira Harada
明 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、生体組織を破砕し吸引除去するための、超音
波手術用具のホーンに関するものである。
〔従来の技術〕
超音波の機械的信号を利用して生体組織を破砕し、さら
に乳化し吸引除去する超音波手術用具、謂る超音波メス
の使用は、各種外科手術の分野で一般化しつつある。超
音波手術用具の生体組織と接触し破砕作用をするホーン
は、第5図に示したように、接続部(32)において超
音波振動源である振動子とネジ等の適宜な方法によって
接続され、振動子の超音波振動をホーン先端の作業部(
33)へ伝達増幅するものである。通常、ホーン(31
)には長袖方向に貫通孔がおいており、貫通穴は先端の
作業部(33)で破砕された生体組織及び洗浄液、体液
等を吸引し、除去するための吸引孔(34)として使用
される。
ホーン(31)は、先端作業部(33)の接触により生
体組織を破砕し乳化するものであるが、ホーン先端であ
っても吸引孔(34)の中空部分では生体組織の破砕は
行われておらず、吸引孔(34)端部の形状が環状であ
るということは作業効率が悪いと共に、ホーン先端部と
ホーン内部で吸引孔(34)の直径が同しであるため、
ホーン(31)内部あるいは振動子の吸引孔内でのりま
りが発生1−2易いと言う問題があった。
そこで本考案者らは、吸引孔となるw通人を有するホー
ンの先端部に遮断壁が設けられ、該遮断壁には1個もし
くは複数個の小孔、またはを角形もしくは多積形の孔が
設けられていることを特徴とする超音波手術用具のホー
ンを考案し、実願平1−39629号に開示したが、超
音波の高速振動下におていは、作業部近傍の振幅を大り
くした際、遮断壁部にクラックが発生し折損するという
問題点があった。
以下、図面に基づいて従来のホーンの問題点を詳述する
第3図(b)は、従来の超音波手術用具の遮断壁を設け
たホーンの断面図である。ホーン(1)内部には長軸方
向に貫通している穴がおいており、接続部(2)と図示
していないが超音波振動源である振動子とネジ等適宜な
方法で接続される。ホーン(1)内部の吸引孔(4)と
なる貫通穴は、振動子との接続により振動子の貫通穴と
接続される。この貫通穴は、ホーン(1)先端の作業部
(3)の超音波振動によって破砕され乳化した生体組織
や洗浄液あるいは体液を吸引除去するための吸引孔(4
)として使われる。
吸引孔(4)はホーン(1)内を貫通しているが、ホー
ン(1)先端の作業部(3)には1個もしくは複数個の
小孔(6)を有する遮断壁(5)が設けられている。遮
断壁(5)の厚みは0.5〜25m、好ましくは1°〜
10薗程度とするのがよい。これによって、作業部(3
)の接触面積が増加して破砕効率が大幅に向上するとと
もに、先端部の小孔(6)が吸引孔(4)より小さいこ
とにより、ホーン(1)内での破砕物のつまりという問
題が解消された。しかしながら、遮断壁(5)の吸引孔
側端面(51〉の形状が吸引孔(4)の内壁面に対して
直角であるコーナー部(52)を有する故、超音波の高
速振動下においては、作業部(3)の振幅を大きくして
ゆくとこのコーナー部(52)に振動応力が集中し、コ
ーナー部(521で内部クランクが生し、更にそのまま
振動を続けると、吸引側端面(51)部にてバイブ部(
53)が環状に折損するだけでな%、超音波の共振周波
数を逸脱した周波数となり適正な振動ができなくなって
しまうという問題点があった。
第4図は、従来の遮断壁を設けた他のホーンの例で、遮
断壁(5)をホーン先端より後退した位置に設けており
、生体組織は先ず作業部(3)で粗砕きされて先端吸引
孔(8)に入り、ここで遮断壁(5)に当たってさらに
細かく破砕され、小孔(6)より吸引孔(4)に入る。
このとき、先端吸引孔(8)をとり囲む周壁(9)が、
遮断壁(5)の表面で破砕された破砕片の飛散を防ぐ役
目をする。遮断壁(5)を後退させる距離、即ち先端吸
引孔(8)の長さは、超音波振動の振幅によっても異な
るが通常1−IOIIIll程度とする。この遮断壁形
状の場合には、遮断壁(5)の両端面、即ち吸引側端面
(51)及び作業側端面(54)の2つの端面があり、
それぞれがパイプ部(53)内壁面に対して直角である
コーナー部(52)が両端面側にあり、このコーヅ一部
(52〉にて第3図の場合と同様に振動応力集中し、ク
ラック折損につながるという問題点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、従来の超音波手術用具の遮断壁が設けられて
いるホーンのこの様な問題点が解決することを目的とし
、高振幅下においても遮断壁部での応力集中を緩和し、
クラックによる折損を無くし得る超音波手術用具用の新
規なホーンを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本考案は、超音波振動により生体組織を破砕、吸
引、除去するホーン先端部に、1個もしくは複数個の小
孔が設けられた遮断壁を有する超音波手術用具のホーン
であって、該遮断壁の端面が球面形状もしくは楕円球面
形状をなしていることを特徴とする超音波手術用具のホ
ーンである。
以下、図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例となる超音波手術用具のホー
ンであって、先端部に遮断壁を有するホーンの断面図で
ある。作業部(3)により生物組織を細かく、効率良く
破砕、吸引するという機能は、第3図に示した従来のホ
ーンと同し効果を示し、遮断壁(5)の吸引側端面(5
1)の形状は、球面もしくは楕円球面形状をなしており
、ホーンのパイプ部(53)の内壁は遮断壁(5)の端
面、即ちこの球面もしくは楕円球面形状と連接している
ので、その接点となるコーナー部(52)は直角、鋭角
、或いは鈍角という角ばった構造ではなく、作業部(3
)近傍のパイプ部(53)と遮断壁(5)とが超音波の
高速振動をしても、このコーナー部(52〉に振動応力
が集中するのを緩和できる。更に、応力緩和するには、
パイプ部(53)の内壁面が球面もしくは楕円球面に対
して接線関係をなすのが最も望ましい。
第2図は、本考案の他の実施例となる超音波手術用具用
のホーンであって、遮断壁(5)がホーン先端より後部
側に後退して設けであるホーンである。作業部(3)で
生物組織を飛散することなく、細かく、効率良く破砕、
吸引するという機能は、第4図に示したホーンと同し効
果を発揮し、遮断壁(5)の吸引側端面(51)及び作
業部側端部(54)の形状は、共に球面もしくは、楕円
球面形状をなしており、パイプ部(53)の内壁はこれ
らの球面もしくは楕円球面形状と連接しているので、吸
引側端面(51)及び作業側端面(54)の両側のコー
ナー部(52)は、いずれも直角、鋭角、或いは鈍角と
いう角ばった構造ではなく、作業部(3)近傍のパイプ
部(52)と遮断壁(5)とが超音波の高速振動をして
も、これらのコーナー部(52)は振動応力が集中する
のを緩和できる。更に、応力緩和するには、パイプ部(
53)の内壁面が球面もしくは、楕円球面形状の遮断壁
(5)の端面(51) (54)に対して接線関係をな
すのが最も望ましい。
第1図及び第2図の例において、遮断壁(5)に設ける
1個もしくは複数個の小孔(6)の形状は特に円形に限
定されるものではなく、楕円形であってもよい。さらに
1個もしくは複数個の小孔の代わりに、多積形の孔や多
角形の孔を設けてもよく、本考案の目的とする効果を得
ることが出来る。また、大きさの異なる小孔が併用され
ていても何ら差しつかえない。
ホーン(1)の材質としてはチタン合金、アルミニウム
合金、ステンレス鋼といった耐腐蝕性のある金属を用い
るものが望ましく、また、音速が1000〜6000m
/sec程度のもので超音波振動に充分耐え得るもので
あれば良い。この他、アルくニウム等の金属や、ポリス
ルホン等のプラスチ7クを炭素繊維と複合化した炭素繊
維強化金属や炭素繊維強化プラスチック、さらにはグラ
ファイトも使用することが出来る。
〔考案の効果] 本考案によるホーンは先端部の遮断壁の端面形状が球面
形状もしくは楕円球面形状をなしていて、ホーンのパイ
プ部内壁面と連接するコーナー部に応力集中することが
なくなり、超音波の高速振動下において、高い振幅であ
ってもこの連接部にクラックが発生するのを防ぐことが
できて耐久性に富み、効率の良い手術が行なえ、工業上
、医療上からも極めて優れた超音波手術用ホーンである
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例となる超音波手術
用具のホーンの断面図、第3図、第4図及び第5図は、
従来の超音波手術用具のホーンの断面図で、それぞれ(
81図はい)開先端部の作業部正面図である。 実用新案登録出願人 住友ヘークライト株式会社第 1 図 (a) (b) 第 図 (0) (b) 54作業部側端面 51吸引側端而 第 図 (()) (b) 52コ一ナ一部 手 続 浦 正 書 (自発ン 平成 2午 5月 4s

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波振動により生体組織を破砕、吸引、除去す
    るホーン先端部に、1個もしくは複数個の小孔が設けら
    れた遮断壁を有する超音波手術用具のホーンであって、
    該遮断壁の端面が球面形状もしくは楕円球面形状をなし
    ていることを特徴とする超音波手術用具のホーン。
  2. (2)請求項(1)記載のホーンにおいて、前記遮断壁
    の端面とホーンのパイプ部内壁面とが連接するコーナー
    部では、パイプ部内壁面が遮断壁の端面に対して接線関
    係にあることを特徴とする超音波手術用具のホーン。
JP2029538A 1990-02-13 1990-02-13 超音波手術用具のホーン Pending JPH03234251A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570515U (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 アロカ株式会社 超音波手術器用手術具
US10272518B2 (en) 2011-11-18 2019-04-30 Nike, Inc. Multi-functional manufacturing tool
US10532468B2 (en) 2011-11-18 2020-01-14 Nike, Inc. Manufacturing vacuum tool with selective activation of pickup zones

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10272518B2 (en) 2011-11-18 2019-04-30 Nike, Inc. Multi-functional manufacturing tool
US10532468B2 (en) 2011-11-18 2020-01-14 Nike, Inc. Manufacturing vacuum tool with selective activation of pickup zones
US10610958B2 (en) 2011-11-18 2020-04-07 Nike, Inc. Multi-functional manufacturing tool

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