JPH03233820A - 光スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、投光用光ファイバと受光用光ファイバとの間
に接続し、光ファイバ間の光伝達路をアクチェータによ
りＩｌ械式に開閉して光信号をオン。

オフする光スイッチに関する。

〔従来の技術〕

頭記した光スイッチとして、第６図に示すような構成の
ものが特願平１−３１４６５４号として同じ出願人より
提案されている。

図において、１はスイッチケース、２，３はスイッチケ
ース１に接続した投光用光ファイバ、受光用光ファイバ
であり、スイッチケースｌの内部には、光ファイバ２と
３との間にまたがる導光プリズム体４、アクチェータ５
、アクチェータ５に設けた遮光シャッタ６、アクチェー
タの復帰ばね７が組み込まれて光スイッチを構成してい
る。

次に前記スイッチの開閉動作について述べると、図示は
スイッチオンの状態を示したおり、投光用光ファイバ２
の端面より出射した光信号の光線８はプリズム体４の各
コーナ部を反射して受光用光ファイバ３に伝達される。

一方、図示状態からスイッチケース１より突出している
アクチェータ５を矢印Ｐ方向に押し込むと、遮光シャッ
タ６がプリズム体４の空隙部４ａに没入する。これによ
り、投光用光ファイバ２を通じてプリズム体４に入光し
た光線８は遮光シャッタ６で遮られて受光用光ファイバ
３に伝達せず、光スイッチはオフとなる。

なお、受光用光ファイバ３に伝達された光信号は制御盤
などに組み込んだ別の検出回路で電気的なオン、オフ信
号に光電変換されて信号処理される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記した光スイッチを電気的検出回路を組み
込んだ制御盤と離れた場所に据付けた機械のリミットス
イッチなどとして使用する場合に、第６図に示した光ス
イッチの構造のままでは、点検保守などに際して使用現
場で作業する作業員は光スイッチが正常に作動している
か否かをその場所で簡単にチエツクすることができない
。

本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、光ス
イッチのオン、オフ動作をスイッチ使用現場で簡単に目
視チエツクできるようにした動作表示機能付きの光スイ
ッチを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために、本発明の光スイッチにおい
ては、遮光ジャシタに対し、スイッチオフの操作位置で
投光用光ファイバを通じてプリズム体に入光した光線を
ほぼ直角方向に反射させてスイッチケースの外方へ導く
反射面を設けて構成するものとする。

また、上記構成における遮光シャッタの反射面は、光ス
イッチの使用用途などに合わせて反射光線をスイッチケ
ースの側壁面に設けたスイッチ動作表示用の透光窓に向
けて導びく反射面とするか、あるいは反射光線をアクチ
ェータに開口した導光穴を通じてその先端より外方に導
びく反射面として構成することができる。

〔作用〕

上記の構成で、アクチェータの操作で遮光シャッタをス
イッチオフの位置に移動すると、投光用光ファイバを通
じて導光プリズム体に入光した光線はシャッタの反射面
に反射して向きを変え、スイッチケースの側壁面に設け
た透光窓、ないしはアクチェータに開口した導光穴を通
じてスイッチケースの外方に導光される。

したがって、光スイッチの使用現場に居る作業員は、ス
イッチケースの透視窓、ないしアクチェータの導光穴よ
り外方に出射する光線をｆ１！！することで光スイッチ
が正常に作動しているか否かをその場で簡単に目視チエ
ツクできる。また、特に反射光線をアクチェータの導光
穴を通じて外方へ導くようにした構成では、光スイッチ
に照光板を備えた押Ｓ口を組合わせることで、照光式の
押釦スイッチが簡単に構成できる。

〔実施例〕

次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

なお、以下述べる各実施例において第６図に対応する同
一部材には同じ符号が付しである。

実施例１： 第１図５第２図において、スイッチケース１の内部には
、第６図と同様に投光用光ファイバ２と受光用光ファイ
バ３との間にまたがる導光プリズム体４、およびアクチ
ェータ５の操作でプリズム体４の空隙部４ａに出没する
遮光シャッタ６を備えている。かかる構成の光スイッチ
に対し、本発明によりシャッタ６には符号６ａで示す反
射面が形成されており、また該反射面６ａに対向してス
イッチケースｌの側壁にはスイッチ動作モニタ用の透光
窓９が嵌め込んである。ここで、前記の反射面６ａはア
クチェータ５をスイッチケース内に押し込んだ光スイッ
チのオフ動作位置で、投光用光ファイバ２を通じてプリ
ズム体４に入射した光線８を側方の透光窓９に向けてほ
ぼ直角方向に偏向させるようにした斜め４５度の傾斜反
射面である。なお、反射面ｉには金属メツキを施すか、
あるいは鏡板を被着させるなどして反射率を高めるよう
にしている。

上記の構成で、遮光シャッタ６がプリズム体４の空隙部
４ａの外に後退していれば、第６図で述べたように投光
用光ファイバ２から出射した光線８はプリズム体４の中
を透過して受光用光ファイバ３に到達する。一方、アク
チェータ５の操作で第２図のようにシャッタ６をプリズ
ム体４の空隙部４ａに没入させると、光＆ｌ［８はシャ
ッタ６に遮られてスイッチオフに切り替わるとともに、
シャッタ６の反射面６ａで反射した反射光線８ａが透光
窓９に照射してここに光スポットを形成する。

したがって、光スイッチの使用現場で透光窓９を目視す
ることにより、光スイッチの作動状態、つまり光スイッ
チが正常に動作しているか否かを簡単にチエツクできる
。

なお、前記反射面６ａをシャッタ６の前後面に対象的に
形成しておくことにより、双方向性の光スイッチにも対
応でき、２本の光ファイバのいずれが投光側であっても
スイッチ動作をモニタリングできる。

実施例２： 第３図、第４図は実施例１の応用実施例を示すものであ
り、遮光シャッタ６に形成した反射面６ａは、第３図（
ａ）の断面図として表した（口）１（Ｃ）図のように傾
斜角度がアクチェータ５のストローク方向に沿って連続
的に変化する傾斜面として形成されている。これにより
アクチェータ５を押し込み操作する過程では、そのスト
ローク位ｌにより光線８の反射角度が変化する。一方、
スイッチケース１の側壁面に設けた透光窓９にはその左
右方向に沿って目盛９ａが付しである。

かかる構成により、アクチェータ５を押し込み操作した
際に透光窓９に照射形成される反射光線８ａのスポット
８ｂが、アクチェータ５のストローク量に対応して左右
に位置を変えることになる。

したがって、光スイッチを例えばリミットスイッチとし
て使用する場合に、透光窓９に照射された反射光線スポ
ット８ｂの位置と目盛９ａとを対比してチエツクするこ
とにより、スイッチを開閉させるアクチェータ５の動作
ストロークが適正であるか否かの判定、ないし光スイッ
チの取付は位置調整を行うことができて便利である。

実施例３： 第５図は実施例１．２とは別な実施例を示すものであり
、遮光シャッタ６に形成した反射面６ａは図面に対して
上下方向で斜め４５度の角度に形成されており、さらに
反射面６ａに連ねてアクチェータ５にはその頂部端面に
開口する導光穴５ａが穿孔されている。なお、導光穴５
ａは中空のままとするか、あるいは穴内を光透過性のよ
い透明材料で充填してもよい。

かかる構成でアクチェータ５をスイッチオフの位置に押
し込み操作すると、投光用光ファイバ２からプリズム体
４に入光した光線８は遮光シャッタ６の反射面６ａに反
射して上方に向きを変え、その反射光線８ａは導光穴５
ａを通じてアクチェータ５の端面より外方へ出光するこ
とになる。したがって光スイッチの動作状態をアクチェ
ータ５の端面側で目視チエツクできる。

この実施例は、特に光スイッチを押釦式スイッチとして
操作盤などに組み込む場合に都合がよい。

すなわち、光スイッチのアクチェータ５を押し込み操作
するようにアクチェータの先端に結合した押釦の端面に
照光板を填め込んで直くことにより、スイッチオフ位置
でシャッタ６の反射面６ａで反射した反射光線８ａが押
釦の透光板上に導光されてこの位置に表示される。これ
により別な表示灯を付設する必要なしに照光式の押釦ス
イッチが構成できる。

〔発明の効果〕

本発明の光スイッチは、以上説明したように構成されて
いるので、次記の効果を奏する。

（１）光スイツチ自身に光学的な動作表示機能を与えて
スイッチの動作状態、ないしスイッチが正常に作動して
いるか否かを簡単に目視チエツクでき、光スイッチの機
能拡大化が図れる。

（２）ここで、遮光シャッタの反射面について、反射光
線をスイッチケースの側壁面に設けたスイッチ動作モニ
タ用の透光窓に向けて導びくよう構威したことにより、
例えば光スイッチをリミットスイッチとして機械などに
組み込んだ場合に、外方から容易に目視チエツクできて
便利である。

（３）また、反射光線をアクチェータに開口した導光穴
を通じてその先端より外方に導びくよう構成したことに
より、例えば光スイッチに照光板を備えた操作用押釦を
組み合わせて押釦スイッチを構成する場合でも、別な表
示灯を設けることなくスイッチ動作を押釦に照光表示で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図１第２図は本発明の実施例工を、第３図。 第４図は実施例２を、第５図は実施例３を示すものであ
り、ここで第１図、第２図は光スイッチの縦断面図、横
断面図、第３図（ａ）、　（ｂｌ、　（Ｃ１図はそれぞ
れ遮光シャッタの側面図、および（８１図における矢視
ｂ−ｂ、ｃ−ｃ断面図、第４図は光スイッチの外観側面
図、第５図は光スイッチの要部断面構造図、第６図は従
来における光スイッチの構造断面図である０図において
、 １：スイッチケース、２：投光用光ファイバ、３：受光
用光ファイバ、４：導光プリズム体、５ニアクチェータ
、５ａ：導光穴、６：遮光シャッタ、６ａ二反射面、８
：光線、８ａ：反射光線、９：第３図 第５図 第６閉

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）投光用光ファイバと受光用光ファイバとの間の光伝
   達路をアクチェータの操作により機械式に開閉して光信
   号をオン、オフする光スイッチであり、スイッチケース
   の内部に投光、受光用光ファイバの間にまたがる導光プ
   リズム体、およびアクチェータの操作により前記プリズ
   ム体の空隙部に出入して光ファイバ間の光伝達路を開閉
   する遮光シャッタを組み込んで成るものにおいて、前記
   遮光シャッタに、スイッチオフの操作位置で投光用光フ
   ァイバを通じてプリズム体に入光した光線をほぼ直角方
   向に反射させてスイッチケース外へ導く反射面を設けた
   ことを特徴とする光スイッチ。 ２）請求項１に記載の光スイッチにおいて、遮光シャッ
   タの反射面が、反射光線をスイッチケースの側壁面に設
   けたスイッチ動作モニタ用の透光窓に向けて導びく反射
   面であることを特徴とする光スイッチ。 ３）請求項１に記載の光スイッチにおいて、遮光シャッ
   タの反射面が、反射光線をアクチェータに開口した導光
   穴を通じてその先端より外方に導びく反射面であること
   を特徴とする光スイッチ。