JPH03233419A - 電動ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

電動ズームレンズ鏡筒

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JPH03233419A
JPH03233419A JP2890390A JP2890390A JPH03233419A JP H03233419 A JPH03233419 A JP H03233419A JP 2890390 A JP2890390 A JP 2890390A JP 2890390 A JP2890390 A JP 2890390A JP H03233419 A JPH03233419 A JP H03233419A
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Shinsuke Kawamoto
真介 河本
Takuji Hamazaki
拓司 浜崎
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、ズーミング操作をパワー化した電動ズームレ
ンズ鏡筒に関する。
「従来技術およびその問題点」 この種の電動ズームレンズ鏡筒では、パワーズーミング
とマニュアルズーミングの切換を行なうために、レバー
等によりクラッチを切り替えている。しかしレンズ鏡筒
には、フォーカスリング、絞目盛環等の操作部材がある
ため、このような切換レバーを設け、さらにモータの正
逆の駆動スイッチやマニュアルズーム操作環を設けるこ
とはスペース的に困難であった。また操作も煩雑になる
。さらにズーム速度の調整を行なうには、別途ボリュー
ムを設けなければならない。
「発明の目的」 本発明は、ズーム操作環によって、ズーミングスイッチ
、ズーミング方向の制(II(テレワイドの切替)、お
よびズーミング速度の調整ができ、しかも操作力を与え
ないと自動的に停止する電動ズームレンズ鏡筒を得るこ
とを目的とする。
また本発明は、同じズーム操作環により、マニュアルズ
ーミングもできる電動ズームレンズ鏡筒を得ることを目
的とする。
「発明の概要」 本発明は、ズーム操作環の中立位置からの正逆の回動に
よりテレワイドの切替を行なうとともに、その回動角の
大小によりズーム速度を制御し、さらにズーム操作環か
ら手を離したときには、自動的にモータを停止させるよ
うにしたものである。
すなわち本発明の電動ズームレンズ鏡筒は、ズームモー
タ;このズームモータの正逆の回転によって焦点距離を
変化させるパワーズーム機構:回動操作可能なズーム操
作環;このズーム操作環の中立位置からの正逆の回動に
応じてズームモータを正逆に回転駆動する回転方向制御
手段;ズーム操作環の中立位置からの回動角の大小に応
じズームモータの回転速度を制御する速度制御する速度
制御手段;およびズーム操作環に操作力を加えないとき
、該ズーム操作環を中立位置に復帰させる中立位置復帰
機構を備えたことを特徴としている。
ズーム操作環を光軸方向に移動可能に支持するとともに
、その光軸方向の特定の移動位置で回転方向に一体化さ
れるスイッチ部材を設け、このスイッチ部材により回転
方向制御手段および回転速度制御手段を動作させれば、
ズーム操作環を特定の光軸方向位置に移動させたときだ
け、上記作用が得られる。
そしてこのズーム操作環の光軸方向の別の移動位置で該
ズーム操作環と光軸方向に一体化されるマニュアルズー
ム部材と、このマニュアルズーム部材の回動で作動する
マニュアルズーム機構とをさらに設けることにより、同
一のズーム操作環によりマニュアルズーミングも可能と
なる。
中立位置復帰機構は、例えば、ズーム操作環またはスイ
ッチ部材に設けた少なくとも1本の復帰柱と、この復帰
柱に係合しズーム操作環またはスイッチ部材が中立位置
から正逆いずれかに変位したとき一方が撓み量を大きく
する一対のばね部材とから構成することができる。
あるいは、この中立位置復帰機構は、ズーム操作環また
はスイッチ部材に回転方向に離隔させて設けた一対の復
帰柱と、この一対の復帰柱に対応させて固定部分に設け
た一対の中立柱と、この−対の復帰柱および中立柱に同
時にかつ互いに外側から当接可能な一対の復帰レバーと
、この一対の復帰レバーに接近力を付与する付勢手段と
から構成することができる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。この実施例
は、2群タイプの電動ズームレンズに本発明を適用した
ものである。前群レンズLLは前群枠11に固定され、
前群枠11はヘリコイド環12にヘリコイドHによって
螺合している。前群枠11はまた直進案内突起11aを
備え、この直進案内突起11aは、フォーカス環13に
形成した光軸方向の直進案内溝13aに嵌まっている。
後群レンズL2は、後群枠14に固定され、この後群枠
14に植設したビン(図示せず)は、カム環15に設け
たカムa(図示せず)に係合している。また絞移動環1
6に植設したビン(図示せず)も同様に、カム環15に
設けたカム溝(図示せず)に係合している。カム[15
は、固定環17の内周に回動自在に支持されていて、こ
の固定環17の内周に嵌めた上記後群枠14と絞移動環
16は、固定環17との間に設けた直進ガイド機構(図
示せず)によって、光軸方向の直進移動のみ可能に支持
されている。従って、後群枠14と絞移動環16は、カ
ム環15が回動すると、これに設けたカム溝によって定
まる所定の関係で、光軸方向に直進移動する。絞移動f
f116は、絞羽根18および遮光環19を有し、絞羽
根18は、マウント環20から後方に突出する絞レバー
21によって開閉される。
他方ヘリコイド環12には、カム溝(図示せず)が設け
られていて、このカム溝に、カム環15に立てたビン(
図示せず)が嵌入している。
従って、カム環15が回動すると、ヘリコイド環12を
介し、直進案内溝13aによって直進移動する前群枠1
1が光軸方向に移動する。すなわち、カム環15が回動
すると、前群レンズL1と後群レンズL2が所定の関係
で空気間隔を変化させなから光軸方向に移動し、ズーミ
ングがなされる。
カム環15は、固定環17とともにレンズ内に固定され
たモータ22によって回転駆動される。
このカム環15は、半径方向に突出するマニュアルレバ
ー23によっても回転を与えることができる。
フォーカス[13は、AF軸24によって回転駆動され
る。AF軸24はその後端ジヨイント部24aがマウン
ト環20に臨み、カメラボディ側のAF軸から回転を受
ける。AF軸24の前端に設けたギヤ24bは、フォー
カス環13に形成した内歯ギヤ13bに噛み合っている
。従って、AF軸24が回動するとフォーカス環13が
回転し、直進案内溝13aと直進案内突起11aの嵌合
間係により、前群枠11がフォーカス環13と一体に回
転する。前群枠11が回転すると、ヘリコイドHに従っ
て光軸方向に移動し、フォーカシングがなされる。
このフォーカス環13の外側には、固定環25が位置し
ている。この固定環25の外周には、ズーム操作環26
、スイッチff127、およびマニュアルズーム環28
がそれぞれ回動可能に支持されている。
ズーム操作環26は、その内周面に、2本の周方向V溝
A、Bを有し、固定[25には、この周方向V溝Aまた
はBに嵌まるクリックボール29と、このクリックボー
ル29を外方に移動付勢する板ばね30が設けられてい
る(第2図参照)。
ズーム操作環26は、周方向V溝AまたはBにクリック
ボール29が嵌まる二位置の間で、光軸方向に移動可能
であり、かつこの同位置が安定位置となる。
スイッチ環27は、固定環25の貫通孔から内方に突出
する復帰柱31(第1図)とブラシビン32(第2図)
を有する。
復帰柱31は、第6A、6B図に示す中立位置復帰機構
NRの構成要素である。この復帰柱31は、固定環25
側に支持した一対の中立位置復帰ばね33による対称の
回転付勢力を受け、スイッチ[27に外力が加わらない
状態では、復帰柱31 (つまりスイッチ環27)が中
立位置Nに復帰する。すなわち復帰柱31に関し対称に
位置する一対の中立位置復帰ばね33は、それぞれその
中心コイル部33aをビン34に嵌め、その両端の脚部
33b、33cを、復帰柱31とビン35に掛は止めて
いる。脚部33bは同時に、復帰柱31に対向する中立
柱36に掛は止められている。ビン34、ビン35およ
び中立柱36は、いずれも固定環25に固定したもので
ある。
ブラシビン32は、その内端部に、ブラシ37を固定し
て有し、このブラシ37は、固定環25の内周面に固定
したコード板38と接触している。このブラシ37とコ
ード板38は、スイッチ環27の中立位置Nからの回動
方向、およびその回動(角)量を検出するもので、モー
タ22のモータ制御回路40にその情報を入力する。モ
ータ制御回路40は、この回動方向および回動角の入力
を受け、回転方向制御回路40aおよび速度制御回路4
0bを介して、モータ22の回転方向および回転速度を
制御する(第5図)。
マニュアルズーム環28は、固定f!125の段部と、
この固定環25の後部に固定されたカバー環42によっ
て、光軸方向の移動を制限されている。その内面には、
光軸方向の直線溝28aが形成されていて、この直線溝
28aに、上記マニュアルレバー23が嵌まっている。
直線溝28aは、組立のために形成したもので、マニュ
アルレバー23およびマニュアルズームyJ28が光軸
方向に移動するものではない。
そして、以上のズーム操作環26、スイッチ環27およ
びマニュアルズーム環28には、第4図に示すように、
択−噛合機構(クラッチ機構)44が設けられている。
この択−噛合機構44は、ズーム操作環26のスイッチ
環27側端面に突起26aを設ける一方、スイッチ[2
7にこの突起26aが係脱可能な等間隔溝27aを設け
、マタズーム操作[26のマニュアルズーム環28側端
面に等間隔溝26bを設ける一方、マニュアルズームy
J28に、この等間隔溝26bのいずれかに嵌入可能な
突起28bを設けてなっている。
これらの突起と溝は、両者が同時に噛み合うことはなく
、ズーム操作環26を前進させてその周方向■溝Bにク
リックボール29を嵌入させると、突起26aと等間隔
溝27aが噛み合い、ズーム操作環26を後退させてそ
の周方向■溝Aにクリックボール29を嵌入させると、
等間隔溝26bと突起28bが噛み合う。
なお45はカバー環42の後部に位置する絞目盛環、4
6は固定環25に穿けた距離目盛窓、47(第3図)は
カバー環42に穿けた焦点距離窓、48は固定環25に
固定した、フォーカス環13の回動範囲規制突起である
。距離目盛窓46からは、フォーカス[13の外周面に
付した距離目盛49を視ることができ、焦点距離窓47
からは、マニュアルズーム環28の外周面に付した焦点
距離目盛50を視ることができる。回動範囲規制突起4
8は、フォーカス環13の外周に一定角度に渡って設け
た周方向溝13cに嵌入して、フォーカス環13の回動
範囲を規制する。
上記構成の本電動ズームレンズ鏡筒は従って、ズーム操
作E126を前進させて、その周方向V溝B内にクリッ
クボール29を嵌入させた状態が電動ズームモードであ
る。この状態では、突起26aと等間隔溝27aの嵌合
間係により、ズーム操作環26とスイッチ環27が回転
方向に一体化される。ズーム操作環26を介してスイッ
チ′yJ27が中立位置Nからいずれか一方に回動する
と、ブラシ37とコード板38がまずその回動方向を検
知し、モータ制御回路40(の回転方向制御回路40a
)がモータ22を正逆いずれかに駆動する。つまりテレ
ワイドのズーミング方向は、ズーム操作環26の回動操
作方向で制御される。ブラシ37とコード板38は同時
にスイッチ環27、つまりズーム操作yJ26の回動角
を検出し、モータ制御回路40(の速度制御回路40b
)は、その回動角が大きい程、モータ22の速度を高め
る。モータ22が駆動されると、カム環15が回転し、
前群レンズL1.後群レンズL2、および絞移動環16
が所定の関係で光軸方向に移動して、ズーミングがなさ
れる。
ズーム速度の変更は、連続であっても、段階状であって
もよい。コード板38のコードの設定あるいは信号処理
によってこれらは自由に設定できる。
ズーム操作環26を中立位置Nから正逆いずれかに回動
させると、第6B図のように、一対の中立位置復帰ばね
33はその一方のみが撓む。そして操作力を解放すると
、その撓んでいた方の中立位置復帰ばね33の脚部33
bの力により、復帰柱31を介してスイッチ環27は中
立位置Nに復帰し、モータ22は停止する。復帰に際し
ては、中立柱36が脚部33bの過度の変形を防ぎスイ
ッチ環27が中立位置Nを越えて回動するのを防ぐ6以
上の復帰動作は、ズーム操作環26を正逆(テレ、ワイ
ド)いずれに回動させても同様である。
第6C図は、中立位置復帰機構NRの別の実施例を示す
もので、コイルばね33およびビン34を一つとし、コ
イルばね33の一対の脚部33dを中立柱36および復
帰柱31の両側に接触させたものである。この実施例に
よっても、同様の中立位置復帰作用を得ることができる
次に、マニュアルズームモードは、ズーム操作環26を
後退させて、その周方向V/jIAにクリックボール2
9を嵌入させる。この状態では、等間隔溝26bが突起
28bに噛み合って、ズーム操作環26とマニュアルズ
ーム環28が回転方向に一体化される。従って、ズーム
操作環26を回動操作すると、直線溝28aおよびマニ
ュアルレバー23を介してカム環15が回動し、ズーミ
ングがなされる。
以上の電動モードとマニュアルモードの差は、カム環1
5を、モータ22を介して回動させるか、マニュアルレ
バー23を介して回動させるかの差であり、いずれにし
てもズーミングが行なわれる。
なお電動ズームモード時にも、カム環15と一体にマニ
ュアルレバー23が回動し、マニュアルズーム環28が
回動するが、マニュアルズーム環28とズーム操作!2
6は噛み合っていないので問題はない。
第7A、7B図は中立位置復帰機構NRのさらに他の実
施例を示す。この実施例は、一対の板ばね51によって
中立位置復帰ばねを構成したもので、この板ばね51は
一端が固定環25に固定され、自由端部がスイッチ環2
7に植設した復帰柱31の両側に接触している。従って
、スイッチ環27が中立位置Nからいずれか一方に回転
すると、一方の板ばね51が第7B図のように撓み、ス
イッチ[27に復帰力を作用させる。このため操作力を
開放すると、スイッチ環27は撓んだ板ばね51の力に
より第7A図に示す中立位置へ復帰する。 第8A、8
B図は中立位置復帰機構NRのさらに別の実施例を示す
。この実施例では、スイッチ環27上に、周方向に離間
させて一対の復帰柱31A、31Bを植設し、この復帰
柱31A、31Bを、スイッチ環27上に周方向に移動
可能に支持した一対のばね掛は部材52A、52Bの長
孔53A、53Bにそれぞれ嵌入させている。一対のば
ね掛は部材52A、52Bには、それぞれ引張ばね(中
立位置復帰ばね)54A、54Bの一端が対称に掛は止
められ、この引張ばね54A、54Bの他端は、固定環
25に固定したばね掛はビン55A、55Bに掛は止め
られている。そしてスイッチ環27の中立位置Nでは、
引張ばね54A、54Bの対向する力によりばね掛は部
材52A、52Bが移動し、長孔53A、53Bの対向
内端部に復帰柱31A、31Bが位置する。
この実施例では、スイッチ環27が第8A図に示す中立
位置Nからいずれか一方に回転すると、復帰柱31A(
または31B)とともに移動するばね掛は部材52A(
または52B)によって、一方の引張ばね54A(また
は54B)が第8B図のように撓み、スイッチ環27に
復帰力を作用させる。このとき他方の復帰柱31B(ま
たは31A)は長孔53B(または53A)内を移動す
るため、他方の引張ばね54B(または54A)は撓ま
ない。このため操作力を開放すると、スイッチ環27は
撓んだ引張ばね54B(または54A)の力により第8
A図に示す中立位置へ復帰する。
第9A、9B図は中立位置復帰ばねを単一の9張ばね5
6から構成した中立位置復帰機構NRの別の実施例を示
している。スイッチ環27には、第8A、8B図と同様
の復帰柱31A、31Bが植設されており、固定環25
には、この復帰柱31A、31Bに対応させて、一対の
中立柱57A、57Bが固定されている。この復帰柱3
1Aと中立柱57A、および復帰柱31Bと中立柱57
Bの外側にはそれぞれ、軸58A、58Bで固定ff1
25に枢着した一対の復帰レバー59A、59Bが位置
し、この復帰レバー59A、59B間に両者を接近させ
る上記引張ばね56が張設されている。
この実施例では従って、スイッチ環27が第9A図に示
す中立位置Nからいずれか一方に回転すると、復帰柱3
1A(または31B)によって−方の復帰レバー59A
(または59B)が揺動する。他方の復帰レバー59B
(または59A)は、中立柱57B(または57A)に
よって揺動を阻止されるから、引張ばね56が引き延ば
され、スイッチ環27に復帰力を作用させる。このため
操作力を開放すると、スイッチ環27は撓んだ引張ばね
56の力により第9A図に示す中立位置へ復帰する。
上記実施例では、ズーム操作環26をスイッチ環27と
マニュアルズーム環28に択一して噛み合わせるように
して、単一のズーム操作環26でパワーズーム、ズーミ
ング方向、ズーミング速度、およびマニュアルズームを
行なえるようにしたが、ズーム操作環26をパワーズー
ム専用の操作環にする場合には、ズーム操作J!J27
とスイッチ環27を一体化する(一部材とする)。
またズーム操作環26によるマニュアルズーミングを可
能とした上記実施例では、ズーム操作環26の回転をマ
ニュアルレバー23に伝達するために、マニュアルズー
ム環28を介在させた。しかし、ズーム操作環26を後
方にスライドさせたとき、ズーム操作環26とマニュア
ルレバー23が直接係合して回転方向に一体化するよう
にすれば、このマニュアルズーム環28は省略すること
ができる。また本発明は、ズーミング機構自体の構成を
問うものではないことは明らかである。スイッチ環27
の正逆回転によりモータ22が正逆に駆動してズーミン
グが行なわれ、マニュアルレバー23の正逆回転により
、機械的にズーミングが行なわれるものであれば、いか
なる機構にも適用できる。
「発明の効果」 以上のように本発明の電動ズームレンズ鏡筒によれば、
ズーム操作環の回動方向によってズーム方向を制御し、
回動角によってズーム速度を制御することができる。し
かも操作力を開放すると、ズーム操作環は中立位置に自
動復帰して、ズームモータが停止するから、操作性のよ
いパワーズーム鏡筒が得られる。
そして請求項2に記載の発明によれば、ズーム操作環を
特定の光軸方向位置に移動させたときだけ、上記作用が
得られ、請求項3に記載の発明によれば、同一のズーム
操作環によりマニュアルズーミングも可能となる。
さらに請求項4に記載の中立位置復帰機構によれば、一
対の復帰ばねにより、確実に、ズーム操作環またはスイ
ッチ部材を中立位置に復帰させることができ、請求項5
に記載の中立位置復帰機構によれば、単一の復帰ばねに
より、中立位置復帰作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明による電動ズーム鏡筒の実施例
を示す、それぞれ広角側、望遠側における断面図、 第3図は同外観を示す斜視図、 第4図はスイッチ環、ズーム操作環およびマニュアル環
の展開図、 第5図は鏡筒内モータの制御ブロック図、第6A、6B
図はスイッチ環の中立位置復帰装置の一例を示すもので
、第6A図は中立位置、6B図はズーミング時の状態を
示す要部の展開平面図、 第6C図はスイッチ環の中立位置復帰装置の他の例を示
す展開平面図、 第7A、7B図、第8A、8B図、および第9A、9B
図はそれぞれ、スイッチ環(ズーム操作環)の中立位置
復帰装置のさらに他の例を示すもので、第7A、8A、
9A図はそれぞれ中立位置、第7B、8B、9B図はそ
れぞれズーミング時の状態を示す要部の展開平面図であ
る。 Ll・・・前群レンズ、L2・・・後群レンズ、11・
・・前群枠、lla・・・直進案内突起、12・・・ヘ
リコイド環、13・・・フォーカス環、13a・・・直
進案内溝、13b・・・内歯ギヤ、14・・・後群枠、
15・・・カム環、16・・・絞移動環、17・・・固
定環、18・・・絞羽根、19・・・遮光環、20・・
・マウント環、21・・・絞レバー、22・・・モータ
、23・・・マニュアルレバー、24・・・AF軸、2
S・・・固定環、26・・・ズーム操作環、26a・・
・突起、26b・・・等間隔溝、27・・・スイッチ環
(部材)、27a・・・等間隔溝、28・・・マニュア
ルズーム環(部材)、28a・・・直線溝、28b・・
・突起、29・・・クリックボール、30・・・板ばね
、31.31A、31B・・・復帰柱、33・・・中立
位置復帰ばね、34.35・・・ビン、36・・・中立
柱、37・・・ブラシ、38・・・コード板、40・・
・モータ制御回路、42・・・カバー環、51・・・板
ばね(中立位置復帰ばね)、54A、54B、56・・
・引張ばね(中立位置復帰ばね)、A、B・・・周方向
V溝、H・・・ヘリコイド、N・・・中立位置、NR・
・・中立位置復帰機構。 第5 図 第7A瑠 第8A図 第9A園 第7B図 第8B図 第9B図 手続ネ南正書(自発) 平成3年 2月25日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ズームモータ;このズームモータの正逆の回転に
    よって焦点距離を変化させるパワーズーム機構;回動操
    作可能なズーム操作環;このズーム操作環の中立位置か
    らの正逆の回動に応じて上記ズームモータを正逆に回転
    駆動する回転方向制御手段;上記ズーム操作環の中立位
    置からの回動角の大小に応じ上記ズームモータの回転速
    度を制御する速度制御する速度制御手段;および上記ズ
    ーム操作環に操作力を加えないとき、該ズーム操作環を
    中立位置に復帰させる中立位置復帰機構を備えたことを
    特徴とする電動ズームレンズ鏡筒。
  2. (2)請求項1において、ズーム操作環は、光軸方向に
    移動可能に支持されていて、このズーム操作環の光軸方
    向の特定の移動位置で、これと一体にされるスイッチ部
    材が設けられており、このスイッチ部材が回転方向制御
    手段および回転速度制御手段を動作させる電動ズームレ
    ンズ鏡筒。
  3. (3)請求項2において、さらに、ズーム操作環の光軸
    方向の別の移動位置で該ズーム操作環と光軸方向に一体
    化されるマニュアルズーム部材と、このマニュアルズー
    ム部材の回動で作動するマニュアルズーム機構が備えら
    れている電動ズームレンズ鏡筒。
  4. (4)請求項1ないし3のいずれか1項において、中立
    位置復帰機構は、ズーム操作環またはスイッチ部材に設
    けた少なくとも1本の復帰柱と、この復帰柱に係合しズ
    ーム操作環またはスイッチ部材が中立位置から正逆いず
    れかに変位したとき一方が撓み量を大きくする一対のば
    ね部材とを備えている電動ズームレンズ鏡筒。
  5. (5)請求項1ないし3のいずれか1項において、中立
    位置復帰機構は、ズーム操作環またはスイッチ部材に回
    転方向に離隔させて設けた一対の復帰柱と、この一対の
    復帰柱に対応させて固定部分に設けた一対の中立柱と、
    この一対の復帰柱および中立柱に同時にかつ互いに外側
    から当接可能な一対の復帰レバーと、この一対の復帰レ
    バーに接近力を付与する付勢手段とから構成されている
    電動ズームレンズ鏡筒。
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