JPH03233067A - 手摺のエンドキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、手摺の端部に取り付けられるエルボ状エンド
キャップに関し、特に、本体か屈曲状に形成されるエン
ドキャップに関するものである。 一般に、壁面等に沿って設置される手摺の端部には、該
手摺の切口等を覆い隠す目的でエンドキャップか装着さ
れるが、近時、壁面等の収まり、あるいは安全上の配慮
から、手摺端部か壁面等に屈曲した状態とするために全
体が屈曲状に形成されたエンドキャップか多用されてい
る。

【従来の技術】

本体が中央部で屈曲したエンドキャップとしては、従来
、端末部に切口等が露出しないように、発泡材等により
中実状に形成されたものか使用されていた。

【発明が解決しようとする課題】

しかし、例えば壁面側にエンドキャップの端部を向けて
手摺笠木を設置する場合には、該手摺笠木の壁面からの
設置高さがまちまちなため、壁面とエンドキャップの端
部との隙間を一定にしようとすると、種々の長さのエン
ドキャップを必要とし、汎用性に欠けるという欠点を有
するものであった。 本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであっ
て、汎用性の高い手摺のエンドキャップを提供すること
を目的とする。

【課題を解決するための手段】

本発明によれば上記目的は、中央部を直角に屈曲してな
り、一端部を中空筒状に形成するとともに、その中空部
ｌには、端縁からの距離りが異なり、かつ同一円周上に
配置される複数の係止部２を形成してなり、他端部にお
いて手摺笠木３の端部に固定されるエルボ状本体４と、
前記エルボ状本体４の端縁に嵌合される平板部５から前
記いずれかの係止部２に係止する係止突起６を突設して
なるキャップ部材７とからなる手摺のエンドキャップを
提供することにより達成される。

【作　　　　　用】

上記構成に基づき、本発明によるエンドキャップＡの端
部は、キャップ部材７により閉塞されて端部処理かなさ
れる。 エンドキャップＡのエルボ状本体４には、端縁からの距
離りが異なる複数の係止部２，２．・・・・が同一円周
上に配置されており、上記キャップ部材７の固定は、こ
れら複数の係止部２のうち、いずれか一つに係止突起６
を係止させることによりなされる。 この結果、キャップ部材７の平板部５をエルボ状本体４
の中空部ｌ内の任意の位置で固定することかでき、該エ
ルボ状本体４の余長分を切断することにより、任意の屈
曲部長さを有するエンドキャップＡを１与ることかでき
る。

【実　　施　　例】

以下、本発明の望ましし・実施例を添付図面に基つ（・
て詳細に説明する。 第１図は本発明の実施例を示すもので、図中３はニレ［
−キャップ、八か装着される手摺笠木であり、アルミニ
ウム材等に押出加工を施して形成された金白８に半硬質
または軟質の合成樹脂材からなる被覆材９を被覆して形
成されている。 なお、第１図において１１は被覆材９の縮みを防止する
ために、金白８の天井面ＩＯに固着される縮み止め部材
、１２はエンドキャップＡと手摺笠木３との境界に装着
されるパツキンを示すものである。 上記手摺笠木３の端部に固定されるエンドキャップＡは
、中央部において略直角に屈曲された中空状のエルボ状
本体４と、このエルボ状本体４の一端部を閉塞するキャ
ップ部材７とから形成され、エルボ状本体４の一端部中
央に突出された固定部１３を金白８の挿通溝１７に挿通
させた後、金白８の天井面１０かもヒス１４を螺入する
ことにより手摺笠木３に固着されている。 この実施例におけるエンドキャップＡの固定部１３は、
第２図に示すように、エルボ状本体４から突設される中
空十字形状の保持筒Ｉ５に断面十字形状の補強材１６を
挿入して形成されており、金白８の挿通溝１７に対して
キャップ部材７装着側の端部か９０度ずつ回転した任意
の位置に固定することかできるようにされている。 さらに、上記エルボ状本体４のキャップ部材７装着側の
端部中央には、第３図に示すように、断面Ｃ字状の突片
１８が対向して突設されており、後述するキャップ部材
７の係止突起６か挿入する保持部２０か形成されている
。また、これら突片１８間の間隙には、該エルボ状本体
４の端縁からの距離りを異ならせた二個の突起２１か突
設されており、この突起２１の中心には、ビスホール２
２か設けられ、いずれかのヒスホール２２にヒス２３を
螺入することにより、該ヒス２３の頭部２４裏面をキャ
ップ部材７の係止突起６に対する係止部２として利用す
ることかできるようにされている。 一方、キャップ部材７は、第４図に示すように、エルボ
状本体４の中空部ｌに嵌合して該エルボ状本体４の中空
状の端縁を閉塞することができる平面視形状（この実施
例においては円形）に形成された平板部５の裏面から係
止突起６を突出して形成されており、該係止突起６をエ
ルボ状本体４の保持部２０に挿入させるとともに、該係
止突起６の先端に形成された７ツク１９をビスホール２
２に螺入したヒス２３の頭部２４裏面に係止させること
により、該エルボ状本体４端部に固定することかできる
ようにされている。 したがって二の実施例によれは、長い屈曲長さか必要な
場き、すなわち、壁面Ｗに近接して用いる場合には、第
１図（ａ）に示すように、エルボ状本体４の端縁からの
距離しか短い方のビスホール２２にヒス２３を螺入し、
該ヒス２３の頭部２４裏面にキャップ部材７の係止突起
６を係止させることにより該キャップ部材７を固定して
端部処理を行い、これより屈曲長さを短くして壁面Ｗか
らやや間隔を置いて用いる場合には、第１図（ｂ）に示
すように、エルボ状本体４の端部を他のヒスホール２２
との高さ方向の寸法差に相当する分たけ切断した後、他
のビスホール２２にヒス２３を螺入して係止部２を形成
し、この係止部２に係止突起６を係止させて端部処理を
行えばよい。 以上の説明においては、係止部２を形成するヒス２３か
螺入するビスホール２２を二個形成して屈曲長さを二段
階に変更する場合を示したか、本発明は、これに限られ
ものではなく、第５図に示すように、同一円周上に３個
、あるいはそれ以上のヒスホール２２を形成し、各ヒス
ホール２２の端縁からの距離りを各々異ならせるように
構成すると、三段階あるいはそれ以上の屈曲長さを有す
るエンドキャップＡを得ることかでき、この場合には、
保持部２０か円形になるように突片１８を配置するとと
もに、係止突起６を裏面視円形にして該係止突起６の嵌
合時の方向性かないようにする。

【発明の効果】

以上の説明から明らかなように、本発明による手摺のエ
ンドキャップによれは、手摺笠木の設置高さに応して屈
曲部の長さを調整することかできるので、汎用性を向上
させることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は第１図
（ａ）のｎ−ｎ線断面図、第３図はエルボ状本体を示す
裏面側断面図、第４図はキャップ部材を示す斜視図、 第５図は本発明の他の実施例を示す裏面側断面図である
。 ｌ・・・・中空部、 ２・・係止部、 ３　・・手摺笠木、 ４・・・エルボ状本体、 ５・・・平板部、 ６　　係止突起、 ７・・・・キャップ部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央部を直角に屈曲してなり、一端部を中空筒状に形成
   するとともに、その中空部には、端縁からの距離が異な
   り、かつ同一円周上に配置される複数の係止部を形成し
   てなり、他端部において手摺笠木の端部に固定されるエ
   ルボ状本体と、前記エルボ状本体の端縁に嵌合される平
   板部から前記いずれかの係止部に係止する係止突起を突
   設してなるキャップ部材とからなる手摺のエンドキャッ
   プ。