JPH03232451A - キウイフルーツの滅菌処理方法および装置 - Google Patents

キウイフルーツの滅菌処理方法および装置

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JPH03232451A
JPH03232451A JP2026403A JP2640390A JPH03232451A JP H03232451 A JPH03232451 A JP H03232451A JP 2026403 A JP2026403 A JP 2026403A JP 2640390 A JP2640390 A JP 2640390A JP H03232451 A JPH03232451 A JP H03232451A
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JP
Japan
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kiwifruit
container
predetermined
sterilization
fruit
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JP2026403A
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Hiroshi Maeda
弘 前田
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Maki Manufacturing Co Ltd
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Maki Manufacturing Co Ltd
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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、青果物を集・出荷する選果場等で用いること
が好適なものであって、キウィフルーツの軟腐症の原因
となる病原菌を滅菌させる滅菌処理方法および装置に関
する。
〔従来の技術〕
キウィフルーツが腐敗する軟腐症は、生育期の果実に怒
染した病原菌が、果皮に菌糸の形で潜伏し、収穫後特に
果肉が柔らがくなってから発病することか確認されてい
る。
一方、選果場等におけるキウィフルーツの荷造り出荷は
、収穫直後の硬い果実を低温貯蔵庫に入庫させ、鈑売計
画に従って必要量を出庫し、所定の選別を行って荷造り
出荷する方式が多く用いられている。
このため前記軟腐症による腐敗果は、収Il!後に果実
を貯蔵する低温貯蔵庫内やまたは選果場から出荷した後
の市場や流通段階で発見されることがある。
特に、貯蔵中に少量でも発病すると伝染して大量の腐敗
果を生しるため、出荷の歩留まりが悪くその経済的撰害
は計り知れない。
また、出荷時に高品質で出荷されていたにもかかわらず
市場、消費者の段階で品賞低下をきたし評価を低下させ
ている実状にある。
このため、収li後の貯蔵前にキウィフルーツの腐敗を
防止させる滅菌処理技術の出現が望まれている。
〔発明が解決しようとする(1 本発明が解決しようとする課題は、収穫後のキウィフル
ーツの表面を加熱処理して軟腐症の原因となる病原菌を
滅菌させて、高品質なキウィフルーツを市場、消費者に
提供することである。
〔課題を解決するための手段] 本発明は上記のような課題を解決するものであって、そ
の方法の特徴とするところは、キウィフルーツの表面を
所定温度の温水かまたは蒸気で所定時間加熱させて滅菌
させることにある。
また、本発明の装置の特徴とするところは、キウィフル
ーツを搬送する搬送手段と、この搬送手段の所定位置に
設けられ、前記搬送手段によって搬送されるキウィフル
ーツの表面を所定温度で所定時間加熱させる熱処理装置
と、前記搬送手段の搬送路に沿って設けられ、前記熱処
理装置によって加熱されたキウィフルーツを加熱前の体
温かそれ以下に冷却させる冷却装置とからなるものであ
る。
また、前記滅菌処理装置によって滅菌させたキウィフル
ーツを、ンート状または袋状の被覆部材を含む貯蔵容器
に所定量供給するため、前舵搬送手段の搬送路終端部に
、この終端部から送り出されるキウィフルーツを所定量
貯蔵容器に収容させる定量供給装置を設けて構成する。
搬送手段の搬送面は、エンドレスに走行回転する二条の
チェン間に、搬送ローラを、進行方向に所定間隔で多数
架設して形成する。そしてこの搬送面によって搬送され
るキウィフルーツが、熱処理装置及び冷却装置を通過す
るとき該搬送ローラを自転させてキウィフル−ツを自転
させ、キウィフルーツの表面を均一に処理する如く構成
する。
更に、前記搬送手段の搬送面は、熱処理装置から冷却装
置を通過するまで乗り移りのない同一の搬送面で構成す
るか、または、夫々の装置に対応して夫々単独に設ける
こともできる。また、搬送手段の搬送速度は可変式に設
けることが好ましい。
定量供給装置は、前記搬送手段でキウィフルーツがハラ
で搬送される場合は、前記搬送手段の終端部に信号によ
り駆動及び停止する供給コンベアを接続し、この供給コ
ンヘアの終端部に秤量機を有する果実収容部を隣接して
構成することができる。また、この果実収容部は前記貯
蔵容器を秤量機上で所定姿勢で待機する如く構成すれば
、果実に衝撃を与えることなく収容することができる。
また、前記秤量機は貯蔵容器内に収容されるキウィフル
ーツが所定量になったとき、前記供給コンヘアの駆動を
停止させる信号を出力する如く構成する。
このように構成すれば、搬送手段によってハラで搬送さ
れるキウィフルーツは、供給コンヘアによって運ばれて
果実収容部で待機する貯蔵容器に所定量を収容すること
ができる。
また、この定量供給装置は、搬送手段によってキウィフ
ルーツがコンテナ等の運搬容器に入れられたまま処理さ
れ搬送される場合、果実収容部の手前に運搬容器を反転
または傾動させる装置を設けて構成すれば、運搬容器か
らキウィフルーツを自動的に、取り出すことができると
共に、この取り出したキウィフルーツを貯蔵容器に所定
量自動的に収容することができる。
この運搬容器は各生産者がキウィフルーツを収穫して収
容するための容器を用いることができる。
また前記搬送手段によってキウィフルーツをハラで搬送
する場合には、滅菌処理装置の前工程に前記反転または
傾動させる装置を接続し、運搬容器からキウィフルーツ
を自動的に取り出すこともできる。
〔作用〕
以上の如く構成された本発明のキウィフルーツの滅菌処
理方法および装置によれば、キウィフルーツの軟腐症の
原因となる病原菌を、キウィフルーツの表面に所定温度
の温水かまたは薫気で所定時間加熱させることにより滅
菌させることができる。
更に、キウィフルーツは、搬送手段によって搬送される
途中において熱処理装置によって加熱滅菌され、滅菌後
に冷却装置によって上記加熱されたキウィフルーツの表
面を加熱前の体温かそれ以下に冷却することができ、加
熱によるダメージを回復することができる。
更に、搬送手段の搬送路終端部に設けた定量供給装置に
より、滅菌後のキウィフルーツを貯蔵容器に所定量収容
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の好ましい一実施例を図面(第1図〜第3
図)に基づいて説明する。
第1図は本発明に係わる装置の概略構成をしめず平面図
であり、第2図は同側面図である。
図中1はキウィフルーツ100(以下、キウィという)
が多数収容された運搬容器10を所定角度傾動させてキ
ウィ100のみを取り出すコンテナダンパ。2は前記コ
ンテナダンパlによって取り出したキウィ100を受け
て所定方向に搬出する搬出装置。3は拡散コンヘア。4
は本発明の滅菌処理装置であり、滅菌処理部5と定量供
給部6とからなり、上記滅菌処理部5は搬送手段7と熱
処理装置8と冷却装置9とから構成されている。
コンテ、ナダンバ1は、荷受はコンヘア11によって所
定の取り出し位置まで搬送された運搬容器10を所定角
度傾動させてキウィ100のみを自動的に取り出すもの
で、運搬容器10が所定の取り出し位置に達したときに
、この運搬容器lOを収めた傾動枠12が傾動支持軸1
3を中心としてシリンダ14により所定角度傾動するよ
うになっている。
尚、荷受はコンベア11は例えば駆動式〇ローラコンヘ
ア等を用いることができる。15a は荷受はコンヘア
11によって搬送される運搬容器10を所定の取り出し
位置で一時停止させるストッパー装置であり、シリンダ
ー等(図示せず)を組み合わせて構成することができる
。15b は前記ストッパー装置15a と同様の構造
のストッパー装置であり、コンテナダンパ1が作動中に
後続の運搬容器10を一時停止させる如く動作するよう
になっている。
このコンテナダンパ1は、傾動枠12を傾動させるシリ
ンダ14の動作を、段階的に作動させて運搬容器10内
から徐々にキウィ100を取り出す如く制御回路を構成
することが好ましい。
搬出装置2は、前記コンテナダンパ1によって取り出し
たキウィ100を受けて下流側の拡散コンベア3に搬出
するもので、実施例では運搬容器10の長手寸法より広
い幅のへルトコンヘアを用いて構成している。
この搬出装置2は、他に例えばパイプレートフィダー(
図示せず)等の振動搬送方式の装置を用いれば、コンテ
ナダンパ1によって運搬容器10から重なり合って排出
されるキウィ100を振動搬送中に平らにならして搬送
することもできる。
拡散コンヘア3は、前記搬出装置2から重なりあって搬
出されるキウィ100を搬送面上で平らにならしつつ送
り出すもので例えば実公平1−26651号公報「果実
・そ菜類の拡散ローラーコンベア」に開示されている如
きのローラコンヘア装置を用いることができる。
尚、この拡散コンベア3は、前記搬出装置2の構成にパ
イプレートフィダーを用いて構成した場合省略すること
もできる。
滅菌処理装置4は、前記拡散コンヘア3から送り出され
、るキウィ100を搬送途中に滅菌する滅菌処理部5と
滅菌済のキウィ100を貯蔵容器50に収容させる定量
供給部6とからなる。
滅菌処理部5は、搬送手段7と熱処理装置8と冷却装置
9とから構成されており、搬送手段7はエンドレスに走
行回転するように張設された二条のコンベアチェン71
間に進行方向(矢印)に等間隔に多数の搬送ローラ72
を架設して駆動式〇ローラコンベアを構成する。この搬
送ローラ72の取付ピッチは、キウィ100の外形より
若干広いビ、チで設けることが好ましい。
またこの搬送手段7を構成するローラコンヘアは、熱処
理装置8が加熱処理する間および冷却装置9が冷却処理
する間、搬送ローラ72を自転さセてキウィ100の搬
送姿勢を変え、キウィ+00の表面を均等に処理するよ
うになっている。
搬送ローラ72を自転させるには、第3図に示す如く自
転させるためのレール73を搬送ローラ72の外周に接
触させ、コンヘア装置ン71が矢印方向に走行回転する
ことにより自転するようになっている。
向、図面では搬送手段7を駆動弐〇ローラコンベアで構
成したが、他にネットコンヘア等水切れのよい搬送面を
をするものであれば他の異なるコンヘア装置であっても
よい。
熱処理装置8は、温水タンク81とボイラ82とシャワ
ー装置83とから概略構成されている。
温水タンク81は、搬送手段7の搬送上面に設けたシャ
ワー装!83に対応して設けられており、所定温度の温
水を貯溜すると共に、シャワー装置83のノズル832
から出た温水を集水する如くタンクの上面を開口してい
る。
ボイラ82は例えば灯油やガス等の熱源によって蒸気を
発生させる公知のものを用いることができる。821 
は藤気供給制御装置であり、ボイラ82がら温水タンク
81に供給する萎気の量を、温水タンク81内に設けた
温度センサ822により自動的にコンI・ロールして温
水の温度を一定に保つようになっている。
シャワー装置83は、前記温水タンク81の所定温度の
温水を上方所定位置に汲み上げるポンプ831と、該汲
み上げた温水を霧状または画状に放出するノズル832
 と、8亥ノズル832及びこのノズル832かる出た
温水の飛散を囲む断熱体833 とから構成されている
向、これら温水の流路は断熱処理した管を用いて配管す
ることが好ましい。
ノズル832 は、搬送手段7の上方所定位置に所定の
配列で複数設けることが好ましく、放出した温水が搬送
面のキウィ100にまんべんなく浴びるようにする。
断熱体833 は、断熱梼造に形成し前記ノズル832
を上方δよび側方からかこって搬送面の人口と出口にの
れんの如きの断熱カーテン834a、 834bを設け
て構成している。
尚、温水は50℃〜55℃の温度で好ましくは52℃〜
53℃の1度範囲でコントロールするように前記4度セ
ンサ822を設定する。
また、加熱時間は30秒〜3分以内で好ましくは2分と
する。この時間で加熱させるためには、搬送されるキウ
ィlO[)が、入口のカーテン834aをくくってから
出口のカーテン834bまで2分で到達する速さに搬i
J手段7の搬送速廣を設定すればよい。
冷却装置9は、冷風発生装置91と吸引式送風機92と
から概略構成されている。
冷風発生装置91は、例えば公知のクーラーの如き冷房
装置を用いることができ、冷風の吹き出し口を下側にし
て搬送面上のキウィ100を冷却するようになっている
。この冷却装置9は冷風によりキウィ100の表面を冷
却させることが目的であり、冷風を用いることは限定す
るものではない。
吸引式送風機92は、前記搬送手段7の搬送面の下方に
前記冷風発生装置91に対応して設けられ、上方の冷風
発生装置91から搬送面上に吹き付けられた冷気を、ダ
クト921を介して上方の冷風発生装置91へ循環する
如くなしている。
尚、冷却温度はO℃〜lO℃の温度で約10分〜20分
間冷却する如く前記冷風発生装!91の断熱体911 
の大きさを設定する。
前記、搬送手段7は、実施例では熱処理装置8および冷
却装置9を通過するまで同一の搬送面で一本のものとし
ているが限定するものではなく、夫々の装置8.9に対
応して別々のコンベアで構成してもよく、更に、搬送速
度はインバータ等により可変式に設けることが好ましい
更に、この搬送手段7は、水切れのよいコンテナ等の容
器にキウィ100を収容して搬送する如く搬送面を構成
してもよい。
更に、前記熱処理装置8は、温水または蒸気を画状、t
a状にしてキウィ100に浴びせる図示した実施例の他
に、所定温度の温水を溜めた浸漬槽(図示せず)を設け
、この浸漬槽に搬送途中のキウィ100を浸漬させて熱
処理してもよい。
定量供給部6は供給コンヘア61と供給装置62とを組
み合わせて構成する。
供給コンヘア61は、前記搬送手段7の終端部7bに、
信号により駆動停止する所定長さのベルトコンへ7を乗
り継ぎシュート74を介して設ける。この乗り継ぎシュ
ート74は、前記供給コンヘア61の駆動が停止したと
き、前記搬送手段7から送り出されるキウィlOOを若
干貯溜しえるスペースのプレートを所定の傾斜角度で設
置する。
供給装置62は、前記供給コンヘア61の終端部61b
に、キウィ100が収容される貯蔵容器50を所定角度
傾動させて待機させる如く構成する。63は秤量機であ
り、この秤量機63上には前記供給装置62を載置し全
体として果実収容部を構成する。
前記供給装置62は、貯蔵容器50を載置した傾動枠6
21 がシリンダ622 により支軸623 と中心と
して所定角度1頃動するようになっている。
また、また前記秤量機63は、貯蔵容器50に収容され
るキウィ100が定量になったとき、および定量前の設
定した量になったとき信号を出力するようになっており
、この定量前の信号によりシリンダ622のストローク
を段階的に復帰させて傾動枠621 の傾斜角度を変え
る如く動作させると共に、定量の信号により前記供給コ
ンヘア61の駆動を停止する如く構成する。
以上の如く傾動枠621の傾斜角度を、収容されたキウ
ィ、100の量に応して段階的に変えることにより箱詰
の際の衝撃を軽減することができる。
貯蔵容器50は、例えばコンテナか段ボール箱等の容器
を用いることができる。尚、50a はシート状また袋
状の被覆部材としてのポリフィルムであり、貯蔵容器5
0内に例えば人手等により予め設けられている。
64は空の貯蔵容器50を搬送する空箱搬送コンベアで
あり、好ましくはチェシコンヘア。ローラコンヘア等の
アキュームレート可能なコンへ了が用いられる。
641 は空箱停止装置であり、前記空箱搬送コンヘア
64によって搬送される空の貯蔵容器50を、供給装置
62に対応したとき停止する如く搬送面上に出没自在に
設ける。
642 は配函装置であり、前記空箱停止装置641に
よって停止した貯蔵容器50を、供給装置62へ向けて
送り出す如く押出板643をシリンダ633 と組み合
わせて出没自在に構成している。
この配函装置642の作動により空の貯蔵容器50が配
函されると、この貯蔵容器50によって、先に配函され
た貯蔵容器50が押し出し式に先方へ送り出されるよう
になっている。
また、箱詰めされた貯蔵容器50は、例えば人手等によ
り被覆部材としてのポリフィルム50aを折りたたんだ
後低温冷蔵庫に入庫する。
尚、図示した実施例では供給コンヘア61を所定幅の単
体ものとしたが、限定するものではなく例えば主供給コ
ンヘアと細幅供給コンヘアとを並設する供給装置を用い
て、定量前の例えば90%量に達したとき主供給コンヘ
アを停止させると共に細幅供給コンヘアにより微量を送
り出して定量に達するまで供給する如く構成することも
できる。
(図示せず) 以上のように構成された滅菌処理装置の動作を説明する
荷受はコンヘア11によって所定の取り出し位置まで搬
送されたキウィ100入りの運搬容器10は、コンテナ
ダンパ1により段階的に傾動して搬出袋夏2上に徐々に
キウィ100を取り出すことができる。そしで、、搬出
装置2によって拡散コンベア3上に送られたキウィ10
0は搬送途中に全体が拡散されて搬送手段7へ送り込ま
れる。この搬送手段7によって搬送されるキウィ100
は、搬送途中にシャワー装置83のノズル832から出
た温水を浴びつつ自転してキウィ100の表皮をまんべ
んなく加熱処理される。この加熱処理により表皮に付着
した病原菌を滅菌することができる。そして熱処理装置
8を通過したキウィ100は、冷風発生装置91からの
冷気を浴びつつ自転して搬送され、前記温水によって加
熱されたキウィ100の表面を加熱前の温度(表面体温
)かそれ以下に復元することができる。そして冷却装置
9を通過したキウィ100は、搬送されて搬送手段7の
′4p一端部7bから乗り継ぎシュート74を介して供
給コンヘア61の始端部61aへ移送される。
一方、滅菌処理後のキウィ100を収容するための貯蔵
容器50は、例えば人手等により被覆部材としてのポリ
フィルム50aを装着しており、このポリフィルム50
a入りの貯蔵容器50は、空箱搬送コンヘア64で搬送
される途中に一時停止して配函装置642により供給装
置62へ向けて送り出される。
そして供給装置62の傾動枠621 は、前記送り出さ
れた空の貯蔵容器50を載置して所定角度1頃動上昇し
供給コンベア61の終端部61bで待機する。
貯蔵容器50が待機すると、前記キウィ100を載せた
供給コンベア61が駆動してその終端部61bからキウ
ィ100を供給し始める。そして傾動枠621 は、供
給されたキウィ100の量によって傾動角度が段階的に
元に復帰し、定量になったとき供給コンヘア61が停止
する。同時に配函装置642が作動して次の空の貯蔵容
器50を送り込み前記同様の動作を繰り返す。
このようにして、所定量のキウィ100を収めた貯蔵容
器50は、人手により被覆部材としてのポリフィルム5
0aの端を折りたたん後コンヘア等(図示せず)に載せ
て低温貯蔵庫(図示せず)に入庫する。
第4図は第2実施例を示すもので、冷却装置1f9の構
成に所定温度の冷水を用いる。
図におい、て、93は冷水シャワー装置であり、搬送手
段7の上方所定位置に所定の配列で複数設けたノズル9
31 とこのノズル931を上方及び側方から囲む断熱
体932 とから構成されている。 933a、bは人
口及び出口の断熱カーテンである。
94は漏斗状に形成した冷水受であり、冷水シャワー装
置93のノズル931 から出た冷水を集水し、後述の
冷水器95に送り込むようになっている。
95は公知の冷水器(ウォータクーラ)であり、前記冷
水受94からの冷水と不足の水を補給しながら所定温度
(0℃〜lO℃)に冷却して前記冷水シャワー装置93
のノズル931へ送り込む如くなしている。
向、搬送手段7は第1図及び第2図の実施例で用いたも
のと同様のローラコンヘアやネットコンヘア等水切れの
良いコンヘアを用いることができるが、冷却装置9を通
過した後の搬送路を若干長く設けて搬送途中に水切りす
る如く設けている。
更に、熱処理装置8及び定量供給装置6は先の実施例と
同様の樽造であり、説明を省略する。
上記の記述および添付する図面はいずれも実施の一例を
示すものであり、発明を制限するものではなく、特許請
求の範囲に記載した内容であれば他の形状、配置に通用
されることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のキウィフルーツの滅菌処理
方法及び装置によれば、キウィフルーツを搬送する途中
でその表面を、所定温度の温水かまたは渾気で所定時間
加熱させると共に冷却装置によって前記加熱されたキウ
ィフルーツの表面をを加熱前の体温かそれ以下に冷却さ
せる。そして該冷却されたキウィフルーツを、定量供給
装置によって貯蔵容器に所定量収容する如く構成したも
のであり、軟腐症の原因となる病原菌を滅菌することが
でき、選果場等においては信顛できる高品質のキウィフ
ルーツを出荷することができ市場消費者の高い評価を得
ることができると共に従来の腐敗果発生における出蒲の
歩留まりを向上させることができその経済的効果は極め
て大きい。
更に、低温貯蔵庫に入庫させるために、被覆部材として
のポリフィルムを含む貯蔵容器に所定量のキウィフルー
ツを自動的に収容することができ省力化に効果がある。
更に、キウィフルーツを滅菌処理した後に低温貯蔵する
ことにより長期貯蔵しても軟腐症が発生せず、効果的な
販売計画を組むことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものである。 第1図は本発明を説明するための滅菌処理装置の平面図
、第2図は同側面図である。第3図は搬送手段の自転す
るためのレールの説明図。第4図は第2実施例の滅菌処
理装置の側面図。 l・・・コンテナダンパ 100・・・キウィフルーツ
10・・・運搬容FJ      11・・・荷受はコ
ンヘア12・・・傾動枠      13・・・傾動支
持軸14・・・シリンダ   15a、b・・・ストッ
パー装置2・・・搬出装置 3・・・拡散コンヘア 4・・・滅菌処理装置 5・・・滅菌処理部    50・・・貯蔵容器50a
・・・ポリフィルム 6・・・定量供給部 61・・・供給コンヘア  61b・・・終端部62・
・・供給装置 621・・・傾動枠     622・・・シリンダ6
23・・・支軸 63・・・秤量機 64・・・空箱搬送コンヘア 641・・・空箱停止装置I   642・・・配函装
置643・・・押出板     644・・・シリンダ
7・・・搬送手段     7b・・・終端部71・・
・コンヘアチェン  72・・・搬送ローラ73・・・
レール      73・・・乗り継ぎシュー8・・・
熱処理装置 81・・・温水タンク 82・・・ボイラ 821・・・蒸気供給側?ll装置 822・・・温度センサ 83・・・シャワー装置 831・・・ポンプ      832・・・ノズル8
33・・・断熱体   834a、b・・・断熱カーテ
ン9・・・冷却装置 91・・・冷風発生装置 92・・・吸引式送風機 93・・・冷水シャワー装置 94・・・冷水受 95・・・冷水器 931・・・ノズル 933a、 b・・・断熱カーテン 911・・・断熱体 921・・・ダクト 932・・・断熱体 他4名

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キウイフルーツの表面を所定温度の温水かまたは
    蒸気で所定時間加熱させて滅菌させることを特徴とする
    キウイフルーツの滅菌処理方法。
  2. (2)キウイフルーツを搬送する搬送手段と、この搬送
    手段の所定位置に設けられ、前記搬送手段によって搬送
    されるキウイフルーツの表面を所定温度で所定時間加熱
    させる熱処理装置と、 前記搬送手段の搬送路に沿って設けられ、前記熱処理装
    置によって加熱されたキウイフルーツを加熱前の体温か
    それ以下に冷却させる冷却装置とからなることを特徴と
    するキウイフルーツの滅菌処理装置。
  3. (3)搬送手段は搬送ローラが自転及び公転することを
    特徴とする請求項2記載のキウイフルーツの滅菌処理装
    置。
  4. (4)前記搬送手段の搬送路終端部に、該終端部から送
    り出されるキウイフルーツを貯蔵容器に収容させる定量
    供給装置を設けたことを特徴とする請求項2または3記
    載のキウイフルーツの滅菌処理装置。
  5. (5)貯蔵容器はキウイフルーツを覆うためのシート状
    または袋状の被覆部材を含むことを特徴とする請求項4
    記載のキウイフルーツの滅菌処理装置。
JP2026403A 1990-02-06 1990-02-06 キウイフルーツの滅菌処理方法および装置 Pending JPH03232451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008283909A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Eminetto:Kk 青果物表皮の殺菌装置
CN103416472A (zh) * 2012-05-25 2013-12-04 鞍山师范学院 一种延长软枣猕猴桃贮藏时间的方法

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JP2008283909A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Eminetto:Kk 青果物表皮の殺菌装置
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