JPH03231306A - ロボットの軌跡制御装置 - Google Patents

ロボットの軌跡制御装置

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JPH03231306A
JPH03231306A JP2771890A JP2771890A JPH03231306A JP H03231306 A JPH03231306 A JP H03231306A JP 2771890 A JP2771890 A JP 2771890A JP 2771890 A JP2771890 A JP 2771890A JP H03231306 A JPH03231306 A JP H03231306A
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JP
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target
robot arm
rotational position
calculation
trajectory
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JP2771890A
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Matsuo Nose
松男 野瀬
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロボットの軌跡制御装置に関し、特にロボッ
トアーム先端をCP(コンティニュアス・バス)制御を
用いて制御する場合に、ロボットアーム先端を所望の軌
跡に沿って精度よく移動させることができる装置に関す
る。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕 ロボットアーム先端軌跡の制御方法としてCP(コンテ
ィニュアス・バス)制御が広く知られているが、このC
P制御を達成するための一方法として「運動速度分解制
御法」がある。この運動速度分解制御法では、直交座標
系におけるロボットアーム(以下、甲にアームという)
先端の移動速度ベクトルが所定時間ごとに与えられた時
、与えられた移動速度ベクトルをアームの各関節の回動
軸の回転速度に変換し、この変換した回転速度か得られ
るように各回動軸が制御される。
すなわち、いまδ関節の回動軸の回転位置ベクトルをe
、直交座標系におけるアーム先端の位置ベクトルをrと
すると、これら各ベクトルe1 rの間には、 r−f(e)  ・・・ (1) のごとく表せるような所定の関係がある。この(1)式
の両辺を微分すると、 が得られる。ここで、J (θ)は回動軸の回転位置に
依存したヤコビアン行列である。いま、ヤコビアン行列
J (e)の逆行列J−’(e)が存在するものとすれ
ば、(2)式に逆行列J−1(θ)を乗算して、回転速
度eが下記(3)式のように求まる。
上記(3)式をマイクロプロセッサにおいて一定のサン
プリング周期ごとに演算する場合には、サンプリング周
期の間ではヤコビアン行列の変化が小さく一定であるも
のと仮定して、上記(3)式の替りに下記(4)式を用
いることができる。ただし、Δrはアーム先端位置ベク
トルrのサンプリング時間中の変化量(ベクトル量)、
Δθは各関節の回転位置ベクトルθのサンプリング時間
中の変化量(ベクトルjl)である。
Δθ−J−’(e)  ・Δ「・・・(4)また、サン
プリング周期ごとの各関節の目標回転位置は(4)式で
得られたΔθを下記(5)式のように積算することによ
り得られる。
e−θ+Δθ・・・(5) 以上の演算処理を制御ブロック図に表すと第3図に示す
ようになる。
すなわち、同図に示すようにまずアーム先端の所望軌跡
に応したアーム先端位置ベクトルrのサンプリング時間
中における変化量Δrが与えられると、ヤコビアン逆行
列乗算部110では、上記(4)式の演算が行われて、
各関節の回転位置ベクトルθのサンプリング時間中にお
ける変化量Δθが求められる。つぎに、得られた関節回
転位置ベクトルeの変化量Δeを順次積分する処理(上
記(5)式の演算)が積分処理部120で実行され、関
節目標回転位置(ベクトル量)eが求められる。しかる
のち、求められた関節目標回転位置(ベクトル量)eが
得られるようにサーボ制御部130において各関節の回
動軸がサーボ制御される。
この方法ではサンプリング時間の間でのヤコビアン行列
の変化量が無視できる程小さいことを仮定しているが、
実際にはサンプリング時間(周期)が長い場合や、アー
ム先端の移動速度が大きい場合には、この仮定が成り立
たなくなり、(4)式の;1算において誤差が生じるこ
とになる。そして、(4)式における演算誤差は、さら
に(5)式により積pされて増大することとなってしま
う。すなわち、第4図に示すように(5)式で得られた
関節の[1標回転位置e・・・を(1)に代入して再変
換されるアーム先端の目標位置r−・、に応じた軌跡1
40(これを−点鎖線にて示す)は、本来要求されるア
ーム先端の[1標位置r・・に応じた軌跡1 (これを
実線にて示す)からしだいにずれていってしまうことに
なる。
そこで、こうした軌跡すれを除去すべく第5図に示す制
御方法が考えられている。
すなわち、同図に示すように、アーム先端の所望軌跡に
応したに一1回11のサンプリング周期におけるアーム
先端の位置ベクトルの変化量Δr(k−1)が口+S値
としてり、えられたものとすると、第3図の場合と同様
にヤコビアン逆行列乗算部210では、上記(4)式の
演算が行われて、各関節の回転位置ベクトルeのサンプ
リング時間中における変化量Δeが求められ、つぎに、
求められた関節回転位置ベクトルθの変化量Δθを順次
積分する処理(上記(5)式の演算)が積分処理部22
0て実行され、k−1回のサンプリング時間終了時点に
おける関節目標回転位置(ベクトル量)θが求められる
。しかるのち、求められた関ri1目標回転位置(ベク
トル量)θが得られるようにサーボ制御部230におい
て各関節がサーボ制御される。
第3図の制御と異なる点は以下の通りである。
すなわち、検出部240においてに一1回目のサンプリ
ング時間終了時点における関節目標位置θ(k−1)に
基づき上記(1)式の演算が実行されてアーム先端位置
r′が再変換される。一方、[1標値として与えられた
変化量Δr(k−1)を積分処理部250において積分
して本来の(所望軌跡上の)アーム先端位置r(k−1
)が求められる。そしてこの本来のアーム先端位Mr(
k−1)から再変換されたアーム先端位置r″ (k−
1)を1%&算する処理を減算部260で実行して、ア
ーム先端の位置ずれ、つまりヤコビアン逆行列乗算部2
10、積分処理部220で行われた(4)(5)式の演
算による演算誤差ε(k−1)を求める(第6図参照)
。そこでつぎのに回目のサンプリング周期では目標値と
して与えられた変化量Δr (k)に前回(k−1回口
)のサンプリング周期において得られた演算誤差ε(k
−1)を加え合わせる処理を加算部270で行う。こう
した前回の演算誤差が加味された補正変化量Δ「(k)
+ε(k−1)に基づきヤコビアン逆行列乗算部210
、積分処理部220において(4)、(5)式の演算を
行うようにする。この場合、ヤコビアン逆行列J−’(
e)を求めるに使用する関節回転位置eは、k−1回口
のサンプリング時間終了時点における関節[1標位置e
(k−1)を用いている。
いま、第7図に示すようなX−Y平面の円周300内を
アーム先端311が移動しうる3リンクのマニピュレー
タ310に第3図、第5図に示す1、す御を適用した場
合を考察する。そこで、先端リンクのX軸に対する姿勢
角をαに保持して、アーム先端31]をX軸マイナス方
向(矢印32o)に1サンプリング時間あたり一定距離
Δ「だけ移動させる制御を行わせたとする。すると、第
8図に示すように第3図の制御ではアーム先端軌跡15
0(サンプリング周期ごとの移動位置をバラ印で示す)
は、移動するにつれて本来の要求軌跡2から次第にずれ
ていくのがわかる。一方、第5図の制御の場合は軌跡2
80(サンプリング周期ごとの移動位置を三角印で示す
)に示すように次第にずれていくことを抑えることはで
きるが、本来の要求軌跡2に収束することなく定常誤差
が発生していることがわかる。なお、−回[1のサンプ
リング周期において第5図の制御による軌跡誤差が′第
3図の制御による軌跡誤差と変りないのは、回11では
第5図の検出部240でフィーバツク量を検出すること
ができず、このため前回の演算誤差を目標値に加味した
制御を行うことができないためである。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、定
常誤差を除去してロボットアーム先端を所望の軌跡に収
束させる制御を行うことができる装置を提供することを
その目的としている。
〔課題を解決するための手段および作用〕そこでこの発
明の第1発明では、Pめ設定されたロボットアーム先端
の軌跡上の連続する2点間における前記ロボットアーム
先端の1−1標移動速度を順次求め、該目標移動速度に
基づき前記連続する2点を移動させる前記ロボットアー
ムの6回動軸の[1標回転速度を順次演算する第1の演
算手段と、この第1の演算手段で演算された前記目標回
転速度に基づき前記、連続する2点のうちの終点におけ
る前記各回動軸の目標回転位置を順次演算する第2の演
算手段とを資し、前記第2の演算子3段で演算された前
記目標回転位置に基づき前記各回動軸を制御するように
したロボットの軌跡制御装置において、前記第2の演算
手段で演算された各目標回転位置から前記ロボットアー
ム先端位置を順次求め、該求めたロボットアーム先端位
置と前記予め設定された軌跡との位置ずれを順次各終点
ごとに演算する位置ずれ演算手段と、前記位置ずれ演算
手段で順次演算された各終点における位置ずれを累算す
る累算手段と、前記累算手段で累算された累積位置ずれ
に基づいて、つぎの連続する2点間における前記11樟
移動速度を補正する補正手段とを具え、前記補正手段て
補1された補正目標移動速度に基づき前記第1の演算手
段による演算を行うようにしている。
すなわちかかる構成によれば、第1の演算により前回発
生したロボットアーム先端位置の位置ずれ(演算誤差)
のみに基づきアームの目標移動速度が補正されるのでは
なく、前回までの位置ずれか累算された累積位置ずれに
基づきアームのL1標移動速度が補正される。これによ
り、第1の演算手段の演算誤差が低減されて、アーム先
端の移動軌跡を所望軌跡に一致させることができる。
また、この発明の第2発明によれば、予め設定されたロ
ボットアーム先端の軌跡上の連続する2点間における前
記ロボットアーム先端の目標移動速度を順次求め、該目
標移動速度と前記ロボットアームの各回動軸の所定回転
位置とに基づき前記連続する2点を移動させる前記ロボ
ットアームの各回動軸の目標回転速度を順次演算する第
1の演算手段と、この第1の演算手段で演算された前記
「1標回転速度に基づき前記連続する2点のうちの終点
における前記各回動軸の目標回転位置を順次演算する第
2の演算手段とを在し、前記第2の演算手段で演算され
た前記目標回転位置に基づき前記各回動軸を制御するよ
うにしたロボットの軌跡制御装置において、前記第2の
演算手段で演算された連続する2点の終点における目標
回転位置に基いて、つぎの連続する2点間の所定点にお
ける前記8回動軸の回転位置を推定演算する推定演算手
段を具え、前記第1の演算手段は、前記所定回転位置と
して前記推定演算手段で推定演算された推定回転位置に
基いて前記っぎの連続する2点間に関する演算を行うよ
うにしている。
すなわち、かかる構成によれば、第2の演算手段によっ
て前回得られたロボットアームの各回動軸の目標回転位
置に基づき、っぎの連続する2点の中間点における回転
位置が推定される。そして、この推定された中間点にお
ける回転位置に基づき、つぎの連続する2点mlに関し
、第1の′et算手段による演算を行えば、この連続す
る2点の始点における回転位置に基づき、第1の演算手
段による演算を行う従来のものに比較して演算誤差が大
幅に低減されることになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。第1図に実施例装置の制御ブロック図を例示する。
同図に示すようにこの装置は第5図に示す積分処理部2
20、サーボ演算部230、検出部240、積分処理部
250、減算部260および加算部270と同様な積分
処理部20、サーボ演算部30、検出部40、積分処理
部50、減算部60および加算部70とから構成される
とともに、さらにこれらにヤコビアン逆行列乗算部21
0とは異なるヤコビアン逆行列乗算部10と、積分補償
演算部80とを付加した構成となっている。この積分補
償演算部80はさらに積分処理部81と加算部82とか
ら構成されており、積分処理部81は、減算部60で得
られる演算誤差εを積分ゲインに1を以て積分する処理
を行い、加算部82はM分処理部81て積分された演算
誤差Σεと減算部60の出力εとを加え合わせて、加算
結果を加節部70に出力する処理を行う。
いま、アーム先端の所望軌跡に応じたに一1回]]のサ
ンプリング周期におけるアーム先端の位置ベクトルの変
化量Δr’(k−1,)が[」標値として与えられたも
のとすると、この変化量の[1標値Δr(k−1)と、
k−1回口のサンプリング開始時点におけるアーム先端
II標値r(k−2)と、k−1回「1のサンプリング
終了時点におけるアム先端[1標値r(k−1)との間
には明らかにド記(6)式 %式%(1) (6) の関係がある。この(6)式の演算は積分処理部50で
行われる。
一方、ヤコビアン逆行列乗算部10では、後述するよう
に基本的には上記(4)式と同様の演算が行われて、各
関節の回転位置ベクトルeのに一1回1−1のサンプリ
ング時間中における変化量Δθ(k−1)が求められる
。つぎに、求められた関節回転位置ベクトルeの変化量
Δθ(k−1)を積分する演算(上記(5)式の演算に
対応する)、θ(k−1)−〇(k −2)+Δθ(k
−1)・・(7) が積分処理部20て実行され、k−1回[1のサンプリ
ング時間終了時点における関節目標回転位置θ(k−1
)が求められる。しかるのち、求められた関節目標位置
θ(k−1)が得られるようにサーボ制御部30におい
て各関節がサーボ制御される。
さらに下記(8)式に示すように検出部40ては上記(
7)式のごとく得られた関節目標回転位置θ(k−1)
に基づき上記(1)式の演算が実行されてアーム先端位
置r−(k−1)が再変換される。
r−(k−1)  −f  (θ (k−1))−(8
)なお、前述するようにこの再変換されたアーム先端位
置r−(k−1)には、演算誤差ε(kl)が含まれて
おり、本来のアーム[1標位置r(k−1)とは演算誤
差ε(k −1>たけずれている。そこで、本来のアー
ム目標位置r(Ic−1,)から再変換されたアーム目
標位置r−(k−1)を減算する処理((6)式−(8
)式)か下記(9)式に示すごとく減算部60で実行さ
れ、上記演算誤差ε(k−1)が求められる。
ε(k−1,) −r (k−1) −r  (k−1
)・・・(9) さらに積分処理部81ではいままでの演算誤差を積分す
る下記(10)式の積分補償演算を行う。
Σε(k−1)−Σε(k−2)+Ki・ε(k−1)
・・・(10) ただしKiは積分ゲインである。そして加算部82は(
9)式によって得られた演算誤差ε(k−1)と、(1
0)式によって得られた演算誤差の積分値Σε(k−1
)とを加え、これを加算部70に出力する。いま、つぎ
のに回目のサンプリング周期におけるアーム先端の位置
ベクトルの変化量Δr (k)が目標値として与えられ
たものとすると、加算部70からは、下記(11)式に
示す補1F目標値Δr (k)か出力される。
Δr (k)−Δr (k) +ε(k−1) +Σε
(k −1,)・・・(11) つぎに、ヤコビアン逆行列乗算部10では、上記(4)
式の演算を行うことになるが、ヤコビアン逆行列J−’
0で使用する各関節の回転位置ベクトルは、k−1回口
のサンプリング終了時点(k回目のサンプリング開始時
点)における目標回転位置ベクトルθ(k−1)ではな
くて、今回(k回目)のサンプリング時間においてアー
ム先端が要求軌跡の連続する2点の中点に存在するとき
の各回動軸の回転位置ベクトルθ(k)を下記(13)
式によって推定し、この推定した回転位置ベクトルe 
(k)を用いるようにしている。
したがって、各関節の回転位置ベクトルθのに回11の
サンプリング時間中における変化量Δθ(k)は、下記
(12)式のごと1くなる。この演算によれば、ヤコビ
アン逆行列J−’(ト)を求める際に一1回目のサンプ
リング終了時点における位置ベクトルθ(k−1)を代
入する第(4)式の場合に較べて大幅に涜神誤差を低減
できることがわかっている。
Δθ(k)−J−’ Ce(k))−Δr (k)・・
(12) △ θ (k)−e  (k−1)+  (]/、2)  
−fe(k −1)  −〇 (m−2)l  ・・・
 (13)こうして変化量Δθ(k)が求まったならば
、積分処理部20て((5)式の演算)による正確な関
節目標回転位置θ(10を求めることができるようにな
る。しかるのち、求められた関節目標回転位置(ベクト
ル量)θ(10がiUられるようにサーボ制御部30に
おいて各関節の回動軸かサーボ制御される。
再び、第5図、第1図の各制御を第7図の3リンクマニ
ピユレータ310に適用した場合を考察し、これら各制
御による応答を比較する。
第5図の制御の場合は軌跡280(サンプリング周期ご
との移動位置を三角印で示す)に示すように本来の要求
軌跡2に収束することなく定常誤差か発生している。し
かし、第1図の制御の場合は、軌跡90(サンプリング
周期ごとの移動位置をパン印で示す)に示すように定常
誤差は発生せず、本来の要求軌跡2に収束し、正確な軌
跡を措いているのがわかる。
以上説明したように実施例によればアーム先端位置を各
関節回転位置に変換する際に発生する演等:!1差を単
にフィードバックするのではなくて、演算誤差を積分し
て、この累積誤差を目標値に加味するようにしたので、
定常誤差の発生が抑えられ、アーム先端の移動軌跡を要
求軌跡に精度よく致させることができるようになる。
また、実施例によれば関節回転位置に基づきサンプリン
グ時間中の関節位置の変化量を演算する場合に(ヤコビ
アン逆行列の演算)、前回のサンプリング終了時点にお
ける関節位置に基づき演算するのではなくて、今回のサ
ンプリング時間中の関節回転位置を推定演算し、この推
定関節回転位置に基づき上記関節回転位置の変化量を演
算しているので、演算誤差が大幅に低減されることにな
る。したがって、アーム先端の移動軌跡の正確な制御に
大きく寄与することとなる。
なお、実施例では(]3)式の右辺の第2項に示すよう
に1/2を乗算して、ロボットアーム先端が要求軌跡の
連続する2点の中点に存在するときの各回動軸の回転位
置を推定するようにしているが、係数1/2に限定され
ることなく、要は連続する2点間のうち始点を除く、中
間点に対応する回転位置を推定し得る係数であれば任意
である。
さらに(13)式の演算式に限定されることなく、中間
点に対応する回転位置を推定し得る演算式であればよい
また、実施例ては、(10)式の演算式によって積分補
償演算を行うようにしているが、これに限定されること
なく、前回までの演算誤差を積算し1!Iる演算式であ
れば、その内容は任意である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ロボットアーム先
端位置から各関節回転位置を求める演算で発生する演算
誤差が大幅に低減されるので、ロボットアーム先端の移
動軌跡と要求軌跡との間に発生する定常誤差が除去され
て、移動軌跡を要求軌跡に一致させる高精度な制御を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るロボットの軌跡制御装置の実施
例を概念的に示す制御ブロック図、第2図は、第1図に
示す制御装置と第5図に示す制御装置とによって第7図
に示すマニピュレータのアl、先端を制御した場合にお
けるアーム先端の移動軌跡の変化の様子を示す比較図、
第3図は、従来のロボットの軌跡制御装置を概念的に示
す制御ブロック図、第4図は、第3図に示す制御装置に
よるロボットアーム先端の移動軌跡の変化の様子を示す
図、第5図は、従来のロボットの軌跡制御装置を概念的
に示す制御ブロック図、第6図は、第5図に示す制御装
置によるロボットアーム先端の移動軌跡の変化の様子を
示す図、第7図は、XY2次元平面内をアーム先端が移
動する3リンクのマニピュレータを概念的に示す図、第
8図は、第3図に示す制御装置と第5図に示す制御装置
とによって第7図に示すマニピュレータのアーム先端を
制御した場合におけるアーム先端の移動軌跡の変化の様
子を示す比較図である。 1.2・・要求軌跡、]0  ・ヤコビアン逆行列乗算
部、20.50.81・・積分処理部、30・・サボ演
算部、40・・検出部、50・・・積分処理部、6〔]
・減算部、70.82・・・加算部、8o・・・補償演
算部、90・・移動軌跡、310・・マニビュレタ、3
1】 ・アーム先端。 第2図 10 20 30 り 第4図 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め設定されたロボットアーム先端の軌跡上の連
    続する2点間における前記ロボットアーム先端の目標移
    動速度を順次求め、該目標移動速度に基づき前記連続す
    る2点を移動させる前記ロボットアームの各回動軸の目
    標回転速度を順次演算する第1の演算手段と、この第1
    の演算手段で演算された前記目標回転速度に基づき前記
    連続する2点のうちの終点における前記各回動軸の目標
    回転位置を順次演算する第2の演算手段とを有し、前記
    第2の演算手段で演算された前記目標回転位置に基づき
    前記各回動軸を制御するようにしたロボットの軌跡制御
    装置において、 前記第2の演算手段で演算された各目標回転位置から前
    記ロボットアーム先端位置を順次求め、該求めたロボッ
    トアーム先端位置と前記予め設定された軌跡との位置ず
    れを順次各終点ごとに演算する位置ずれ演算手段と、 前記位置ずれ演算手段で順次演算された各終点における
    位置ずれを累算する累算手段と、前記累算手段で累算さ
    れた累積位置ずれに基づいて、つぎの連続する2点間に
    おける前記目標移動速度を補正する補正手段と を具え、前記補正手段で補正された補正目標移動速度に
    基づき前記第1の演算手段による演算を行うようにした
    ロボットの軌跡制御装置。
  2. (2)予め設定されたロボットアーム先端の軌跡上の連
    続する2点間における前記ロボットアーム先端の目標移
    動速度を順次求め、該目標移動速度と前記ロボットアー
    ムの各回動軸の所定回転位置とに基づき前記連続する2
    点を移動させる前記ロボットアームの各回動軸の目標回
    転速度を順次演算する第1の演算手段と、この第1の演
    算手段で演算された前記目標回転速度に基づき前記連続
    する2点のうちの終点における前記各回動軸の目標回転
    位置を順次演算する第2の演算手段とを有し、前記第2
    の演算手段で演算された前記目標回転位置に基づき前記
    各回動軸を制御するようにしたロボットの軌跡制御装置
    において、前記第2の演算手段で演算された連続する2
    点の終点における目標回転位置に基いて、つぎの連続す
    る2点間の所定点における前記各回動軸の回転位置を推
    定演算する推定演算手段 を具え、前記第1の演算手段は、前記所定回転位置とし
    て前記推定演算手段で推定演算された推定回転位置に基
    いて前記つぎの連続する2点間に関する演算を行うよう
    にしたロボットの軌跡制御装置。
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JP2771890A Pending JPH03231306A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 ロボットの軌跡制御装置

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JP (1) JPH03231306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062763A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Daihen Corp ロボット制御装置
JP6077617B1 (ja) * 2015-09-25 2017-02-08 ファナック株式会社 最適な速度分布を生成する工作機械

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