JPH03230901A - 単板積層材の製造方法およびその装置 - Google Patents
単板積層材の製造方法およびその装置Info
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- JPH03230901A JPH03230901A JP2664990A JP2664990A JPH03230901A JP H03230901 A JPH03230901 A JP H03230901A JP 2664990 A JP2664990 A JP 2664990A JP 2664990 A JP2664990 A JP 2664990A JP H03230901 A JPH03230901 A JP H03230901A
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、繊維方向とその直交方向の長さが略等しい方
形のベニヤ単板を原材料にして、これを全層繊維方向に
、或いは一部の層間の繊維方向を直交させて階段状のず
らし重ねのバットジヨイントに仕組みながら積層接着し
てなる単板積層材、いわゆるLVL乃至はLVBと通称
される単板積層材の製造方法およびその装置に関するも
のである。
形のベニヤ単板を原材料にして、これを全層繊維方向に
、或いは一部の層間の繊維方向を直交させて階段状のず
らし重ねのバットジヨイントに仕組みながら積層接着し
てなる単板積層材、いわゆるLVL乃至はLVBと通称
される単板積層材の製造方法およびその装置に関するも
のである。
[従来の技術]
従来技術によるこの種の繊維方向とその直交方向の長さ
が略等しい方形のベニヤ単板を原材料にした単板積層材
の製造方法およびその装置は、例えば本出願人の先願に
なる特開昭62134201号の方形単板を用いた連続
積層材およびその製造方法や特開昭62−189101
号および特開昭62−189102号の方形単板を用い
る連続積層材の製造装置等に、「方形単板を繊維方向に
直交してバットジヨイントにしたものを表裏板に用い、
また前記方形単板を繊維方向にスカーフジヨイントにし
たものを芯板に用いる単板積層材の製造方法およびその
装置」が開示されている1、また同様に本出願人の先願
に7よる特開平1−166901号の単板積層材および
その製造方法等には、「方形単板を繊維方向にスカーフ
ジヨイントにしたものを表裏板に用い、また前記方形単
板を繊維方向に直交してバットジョイントにしたものを
芯板に用いる単板積層材の製造方法およびその装置」が
開示されている。
が略等しい方形のベニヤ単板を原材料にした単板積層材
の製造方法およびその装置は、例えば本出願人の先願に
なる特開昭62134201号の方形単板を用いた連続
積層材およびその製造方法や特開昭62−189101
号および特開昭62−189102号の方形単板を用い
る連続積層材の製造装置等に、「方形単板を繊維方向に
直交してバットジヨイントにしたものを表裏板に用い、
また前記方形単板を繊維方向にスカーフジヨイントにし
たものを芯板に用いる単板積層材の製造方法およびその
装置」が開示されている1、また同様に本出願人の先願
に7よる特開平1−166901号の単板積層材および
その製造方法等には、「方形単板を繊維方向にスカーフ
ジヨイントにしたものを表裏板に用い、また前記方形単
板を繊維方向に直交してバットジョイントにしたものを
芯板に用いる単板積層材の製造方法およびその装置」が
開示されている。
上記従来技術による「方形単板を繊維方向に直交してバ
ットジヨイントにしたものを表裏板に用い、また前記方
形単板を繊維方向にスカーフジヨイントしたものを芯板
に用いる単板積層材の製造方法およびその装置」は、表
板と裏板と芯板の供給および調板工程をそれぞれ並列多
段工程に形成する必要があるので工程が輻較し、設備費
も嵩み、多数の作業員を要して非能率であったばかりで
なく、表板と裏板に横目の方形単板しか貼着できないの
で製品の用途に汎用性に欠ける難点もあったものであり
、また従来技術による「方形単板を繊維方向にスカーフ
ジヨイントにしたものを表裏板に用い、また前記方形単
板を繊維方向に直交してバットジヨイントにしたものを
芯板に用いる単板積層材の製造方法およびその装置」は
、表板と裏板の調仮に両木口のスカーフ加工を必要とす
るので、単板歩留りや作業効率が著しく低位であったば
かりでなく、表板と裏板と芯板の何れもが終段近くの仕
組工程まで個々の方形単板のまま移送されることになる
ので、個々の方形単板の高速移送のための工程速度もす
ぐに限界に達して総じて非能率なものとなり、著しく生
産性に欠ける難点かあったものである。
ットジヨイントにしたものを表裏板に用い、また前記方
形単板を繊維方向にスカーフジヨイントしたものを芯板
に用いる単板積層材の製造方法およびその装置」は、表
板と裏板と芯板の供給および調板工程をそれぞれ並列多
段工程に形成する必要があるので工程が輻較し、設備費
も嵩み、多数の作業員を要して非能率であったばかりで
なく、表板と裏板に横目の方形単板しか貼着できないの
で製品の用途に汎用性に欠ける難点もあったものであり
、また従来技術による「方形単板を繊維方向にスカーフ
ジヨイントにしたものを表裏板に用い、また前記方形単
板を繊維方向に直交してバットジヨイントにしたものを
芯板に用いる単板積層材の製造方法およびその装置」は
、表板と裏板の調仮に両木口のスカーフ加工を必要とす
るので、単板歩留りや作業効率が著しく低位であったば
かりでなく、表板と裏板と芯板の何れもが終段近くの仕
組工程まで個々の方形単板のまま移送されることになる
ので、個々の方形単板の高速移送のための工程速度もす
ぐに限界に達して総じて非能率なものとなり、著しく生
産性に欠ける難点かあったものである。
本発明は上記従来技術の難点を払拭すべく、「表板と裏
板と芯板の供給および調板工程の総てを単一の共通した
連続工程に形成することによって、その設備費や作業員
を大幅に節減すると共に、前記表板と裏板と芯板に用い
られる多数の方形単板を、定尺寸法の整数倍のバットジ
ヨイントに縦はぎおよび横はぎして長尺化し少数化する
ことによって、その工程能率や単板歩留まりを飛躍的に
向上させること」を目的としたものである。
板と芯板の供給および調板工程の総てを単一の共通した
連続工程に形成することによって、その設備費や作業員
を大幅に節減すると共に、前記表板と裏板と芯板に用い
られる多数の方形単板を、定尺寸法の整数倍のバットジ
ヨイントに縦はぎおよび横はぎして長尺化し少数化する
ことによって、その工程能率や単板歩留まりを飛躍的に
向上させること」を目的としたものである。
(課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明の単板積層材の製造方法
は、次のa乃至Cの一連工程から構成されているもので
ある。
は、次のa乃至Cの一連工程から構成されているもので
ある。
a)移送転換工程
b)
C)
繊維方向に繰出した方形単板の内、平行貼り用の方形単
板はこれをそのまま直進させ、また直交貼り用の方形単
板はこれを直角に方向転換させてそれぞれ仕組順序に従
って複数枚単位のグループに区分してこれを後段工程へ
受渡すようにした移送転換工程。
板はこれをそのまま直進させ、また直交貼り用の方形単
板はこれを直角に方向転換させてそれぞれ仕組順序に従
って複数枚単位のグループに区分してこれを後段工程へ
受渡すようにした移送転換工程。
定尺両断工程
前記移送転換工程から受渡される複数枚単位のグループ
に区分された平行貼り用の方形単板と直交貼り用の方形
単板のそれぞれを若干異なる2種類の定尺寸法に両断す
るようにした定尺両断工程。
に区分された平行貼り用の方形単板と直交貼り用の方形
単板のそれぞれを若干異なる2種類の定尺寸法に両断す
るようにした定尺両断工程。
縦はぎ横はぎ工程
前段定尺両断工程から受渡される複数枚単位のグループ
に区分された平行貼り用の方形単板と直交貼り用の方形
単板のそれぞれを前記定尺寸法の整数倍の定尺寸法の縦
目の長尺はぎ単板と横目の長尺はぎ単板に交々縦はぎお
よび横はぎするようにした縦0 はぎ横はぎ工程。
に区分された平行貼り用の方形単板と直交貼り用の方形
単板のそれぞれを前記定尺寸法の整数倍の定尺寸法の縦
目の長尺はぎ単板と横目の長尺はぎ単板に交々縦はぎお
よび横はぎするようにした縦0 はぎ横はぎ工程。
また本発明の単板積層材の製造装置は、次のd乃至fの
一連機構から構成されている。
一連機構から構成されている。
d)単板フィーダ
方形単板を繊維方向に繰出すピンチローラ−等を備えた
単板フィーダー e)単板ターンテーブル 前記単板フィーダーにより繊維方向に複数枚単位のグル
ープに区分して繰出した方形単板の内、平行貼り用の方
形単板のグループはこれをそのまま移送を接続させ、ま
た直交貼り用の方形単板のグループはこれを直角に方向
転換可能に、昇降機構と旋回機構をコンベヤの列間に架
設した単板ターンテーブル。
単板フィーダー e)単板ターンテーブル 前記単板フィーダーにより繊維方向に複数枚単位のグル
ープに区分して繰出した方形単板の内、平行貼り用の方
形単板のグループはこれをそのまま移送を接続させ、ま
た直交貼り用の方形単板のグループはこれを直角に方向
転換可能に、昇降機構と旋回機構をコンベヤの列間に架
設した単板ターンテーブル。
f)単板縦はぎ横はぎ機
前記単板ターンテーブルから繊維方向とその直交方向に
複数枚単位のグループに区分されて移送されてくる方形
単板の両端縁を都度若干異なる2種類の定尺寸法に両断
1 すると共に所要の先行端縁に都度接着剤を塗布しながら
これを前方に押出して前記定尺寸法の整数倍の定尺寸法
の縦目の長尺はぎ単板と横目の長尺はぎ単板に交々縦は
ぎおよび横はぎ可能に、前後一対の切断刃と糊付器とコ
ンベヤおよび制動部材を備えた複合型の単板縦はぎ横は
ぎ機。
複数枚単位のグループに区分されて移送されてくる方形
単板の両端縁を都度若干異なる2種類の定尺寸法に両断
1 すると共に所要の先行端縁に都度接着剤を塗布しながら
これを前方に押出して前記定尺寸法の整数倍の定尺寸法
の縦目の長尺はぎ単板と横目の長尺はぎ単板に交々縦は
ぎおよび横はぎ可能に、前後一対の切断刃と糊付器とコ
ンベヤおよび制動部材を備えた複合型の単板縦はぎ横は
ぎ機。
本発明の単板積層材の製造方法およびその装置の作用を
第1図および第2図により説明すれば、ピンチローラ−
等を備えた単板フィーダーにより繊維方向に複数枚単位
のグループに区分して繰出した繊維方向とその直交方向
の長さが略等しい方形単板1の内、平行貼り用の方形単
板1aとなるグループはこれを第1図に例示するように
そのままの繊維方向で直進させ、また直交貼り用の方形
単板1bとなるグループはこれを第2図に例示するよう
に繊維方向を直角に方向転換させてそれぞれ仕組順序に
従って複数枚単位のグループに、例えば4枚単位のグル
ー2 プに区分してこれを後段工程に受渡すための、昇降機構
と旋回機構をコンベヤの列間に架設した単板ターンテー
ブルからなる移送転換工程が形成されている。また前記
移送転換工程の後段工程には、前段工程から受渡された
複数枚単位のグループに区分された平行貼り用の方形単
板1aと直交貼り用の方形単板1bのそれぞれを、前後
一対の切断刃によって若干異なる2種類の定尺寸法J1
1.J!2に両断する定尺両断工程が形成されている。
第1図および第2図により説明すれば、ピンチローラ−
等を備えた単板フィーダーにより繊維方向に複数枚単位
のグループに区分して繰出した繊維方向とその直交方向
の長さが略等しい方形単板1の内、平行貼り用の方形単
板1aとなるグループはこれを第1図に例示するように
そのままの繊維方向で直進させ、また直交貼り用の方形
単板1bとなるグループはこれを第2図に例示するよう
に繊維方向を直角に方向転換させてそれぞれ仕組順序に
従って複数枚単位のグループに、例えば4枚単位のグル
ー2 プに区分してこれを後段工程に受渡すための、昇降機構
と旋回機構をコンベヤの列間に架設した単板ターンテー
ブルからなる移送転換工程が形成されている。また前記
移送転換工程の後段工程には、前段工程から受渡された
複数枚単位のグループに区分された平行貼り用の方形単
板1aと直交貼り用の方形単板1bのそれぞれを、前後
一対の切断刃によって若干異なる2種類の定尺寸法J1
1.J!2に両断する定尺両断工程が形成されている。
上記の若干異なる2種類の定尺寸法、el、j!2は、
平行貼り用の縦目の方形単板1aの場合と、直交貼り用
の横目の方形単板1bの場合とではその長さを異にし、
通常は前記方形単板1a、ibの複数枚単位のグループ
をバットジヨイントにした縦目と横目の長尺はぎ単板2
a、2bの板面に接着剤を塗布してから熱圧接着される
までのそれぞれの材質的な延び寸法に見合の2種類の定
尺寸法11.J12に、即ち繊維方向が長手方向に平行
で殆ど接着剤による長手方向の延びを伴わない縦目の平
行3 貼り用の方形単板1aの定尺寸法11に対し、繊維方向
が長手方向に直交していて若干の延びを伴う横目の直交
貼り用の方形単板1bの定尺寸法12はそれより若干短
かく、例えば単位長さ当り2.3 rrvn / m程
度短かく切断して延びによる仕組誤差の発生を調整する
ように構成するため、移送方向の前後に一対の切断刃を
コンベヤの列間に架設すると共に、−側の切断刃を前後
に若干移動可能に装置して、前記平行貼り用の方形単板
1aの場合の定尺寸法11と、前記直交貼り用の方形単
板1aの場合の定尺寸法で2とをそれぞれ若干異なる2
種類の切断寸法に調整自在に構成し、しかも前記方形単
板1a。
平行貼り用の縦目の方形単板1aの場合と、直交貼り用
の横目の方形単板1bの場合とではその長さを異にし、
通常は前記方形単板1a、ibの複数枚単位のグループ
をバットジヨイントにした縦目と横目の長尺はぎ単板2
a、2bの板面に接着剤を塗布してから熱圧接着される
までのそれぞれの材質的な延び寸法に見合の2種類の定
尺寸法11.J12に、即ち繊維方向が長手方向に平行
で殆ど接着剤による長手方向の延びを伴わない縦目の平
行3 貼り用の方形単板1aの定尺寸法11に対し、繊維方向
が長手方向に直交していて若干の延びを伴う横目の直交
貼り用の方形単板1bの定尺寸法12はそれより若干短
かく、例えば単位長さ当り2.3 rrvn / m程
度短かく切断して延びによる仕組誤差の発生を調整する
ように構成するため、移送方向の前後に一対の切断刃を
コンベヤの列間に架設すると共に、−側の切断刃を前後
に若干移動可能に装置して、前記平行貼り用の方形単板
1aの場合の定尺寸法11と、前記直交貼り用の方形単
板1aの場合の定尺寸法で2とをそれぞれ若干異なる2
種類の切断寸法に調整自在に構成し、しかも前記方形単
板1a。
1bの前後を一挙に両断することによって定尺寸法、e
11!2を厳正化し、それによって縦はぎおよび横はぎ
された長尺はぎ単板の所定の寸度の安定化を図って後段
工程における仕組作業の際の積輝誤差の発生を回避する
ように構成されている。次にまた前記定尺両断工程の後
段工程には、前段工程から受渡された2種類の定尺4 寸法ff11.、+22に両断された方形単板のそれぞ
れを、第1図および第2図に例示するような前記定尺寸
法AI、、e2の整数倍の定尺寸法i3゜14にバット
ジヨイントされた縦目の長尺はぎ単板2aと横目の長尺
はぎ単板2bに交々縦はぎおよび横はぎする複合型の単
板縦はぎ横はぎ機からなる縦はぎ横はぎ工程が形成され
ている。
11!2を厳正化し、それによって縦はぎおよび横はぎ
された長尺はぎ単板の所定の寸度の安定化を図って後段
工程における仕組作業の際の積輝誤差の発生を回避する
ように構成されている。次にまた前記定尺両断工程の後
段工程には、前段工程から受渡された2種類の定尺4 寸法ff11.、+22に両断された方形単板のそれぞ
れを、第1図および第2図に例示するような前記定尺寸
法AI、、e2の整数倍の定尺寸法i3゜14にバット
ジヨイントされた縦目の長尺はぎ単板2aと横目の長尺
はぎ単板2bに交々縦はぎおよび横はぎする複合型の単
板縦はぎ横はぎ機からなる縦はぎ横はぎ工程が形成され
ている。
更にまた前述の方形単板1a、1bのための移送転換工
程と、これをそれぞれ異なる2種類の定尺寸法ff11
.、F2に両断する定尺両断工程と、これをバットジヨ
イントにして長尺はぎ単板2a、2bにつなぐための縦
はぎ横はぎ工程からなる一連工程において生産される、
前記定尺寸法121.12の整数倍の定尺寸法13,1
24をもった縦目の平行貼り用の長尺はぎ単板2aと横
目の直交貼り用の長尺はぎ単板2bは、これを更にその
所要面に、即ち第3図および第4図に例示した連続状の
中間製品3a、3bの最上層の表板Fを除く他の裏板B
と芯板Cの上面に尿素樹脂等の接着剤をスプレッダ−に
より塗布5 すると共に、これを移載ロボット等により仕組場所まで
吸着移載して、例えば図示のように板厚tの数10倍の
ピッチPで階段状のバットジヨイントになるようにずら
し重ねに仕組まれて積層される。この時の仕組態様は第
3図に例示されているような全量縦目の長尺はぎ単板2
aから構成されていて、総ての繊維方向が長手方向に平
行貼りされている、通称LVLと言われている中間製品
3aや、或いは第4図に例示されているような表裏第2
層目あたりの一部に横目の長尺はぎ単板2bを挿入して
、一部の繊維方向が長手方向に直交貼りにされている、
通称LVBと言われている中間製品3bに仕組んで所要
のプライ数に積層した後に、熱圧場所に装備された仮接
着のための高周波タックプレスや本接着のための連続ホ
ットプレスに移送して熱圧し、例えば厚さ数cm、長さ
数mにも及ぶ連続状の広幅長尺製品を連続的に生産して
次段の小割工程等に引渡すものである。
程と、これをそれぞれ異なる2種類の定尺寸法ff11
.、F2に両断する定尺両断工程と、これをバットジヨ
イントにして長尺はぎ単板2a、2bにつなぐための縦
はぎ横はぎ工程からなる一連工程において生産される、
前記定尺寸法121.12の整数倍の定尺寸法13,1
24をもった縦目の平行貼り用の長尺はぎ単板2aと横
目の直交貼り用の長尺はぎ単板2bは、これを更にその
所要面に、即ち第3図および第4図に例示した連続状の
中間製品3a、3bの最上層の表板Fを除く他の裏板B
と芯板Cの上面に尿素樹脂等の接着剤をスプレッダ−に
より塗布5 すると共に、これを移載ロボット等により仕組場所まで
吸着移載して、例えば図示のように板厚tの数10倍の
ピッチPで階段状のバットジヨイントになるようにずら
し重ねに仕組まれて積層される。この時の仕組態様は第
3図に例示されているような全量縦目の長尺はぎ単板2
aから構成されていて、総ての繊維方向が長手方向に平
行貼りされている、通称LVLと言われている中間製品
3aや、或いは第4図に例示されているような表裏第2
層目あたりの一部に横目の長尺はぎ単板2bを挿入して
、一部の繊維方向が長手方向に直交貼りにされている、
通称LVBと言われている中間製品3bに仕組んで所要
のプライ数に積層した後に、熱圧場所に装備された仮接
着のための高周波タックプレスや本接着のための連続ホ
ットプレスに移送して熱圧し、例えば厚さ数cm、長さ
数mにも及ぶ連続状の広幅長尺製品を連続的に生産して
次段の小割工程等に引渡すものである。
而して本発明における前記方形単板1a、16
bのための単板ターンテーブルの装備による移送転換工
程の形成と、前記方形単板1a、1bのための複合型の
単板縦はぎ横はぎ機の装備による定尺両断工程および縦
はぎ横はぎ工程の形成は、この種の単板積層材の製造方
法およびその装置にお(プる「表板Fと裏板Bと芯板C
の供給および調板工程の総てを単一の共通した連続工程
に形成すること」か始めて可能になったものであるばか
りでなく、「前記表板Fと裏板Bと芯板Cに用いられる
多数の方形単板を、定尺寸法の整数倍のバットジョイン
1〜に縦はぎおよび横はぎして長尺化し少数化すること
」も始めて可能になったものである。
程の形成と、前記方形単板1a、1bのための複合型の
単板縦はぎ横はぎ機の装備による定尺両断工程および縦
はぎ横はぎ工程の形成は、この種の単板積層材の製造方
法およびその装置にお(プる「表板Fと裏板Bと芯板C
の供給および調板工程の総てを単一の共通した連続工程
に形成すること」か始めて可能になったものであるばか
りでなく、「前記表板Fと裏板Bと芯板Cに用いられる
多数の方形単板を、定尺寸法の整数倍のバットジョイン
1〜に縦はぎおよび横はぎして長尺化し少数化すること
」も始めて可能になったものである。
本発明の実施例を第5図乃至第13図により説明すれば
、第5図乃至第7図は移送転換工程と定尺両断工程と縦
はぎ横はぎ工程を含む一連の単板積層材の製造工程の一
例であって、繊維方向とその直交方向の長さが略等しい
、例えば1mm角度の方形単板1を昇降テーブル21上
7 に搭載して繊維方向からピンチロール等を備えた単板フ
ィーダー4に仕組順序に従って複数枚単位のグループに
区分しながらこれを供給する。
、第5図乃至第7図は移送転換工程と定尺両断工程と縦
はぎ横はぎ工程を含む一連の単板積層材の製造工程の一
例であって、繊維方向とその直交方向の長さが略等しい
、例えば1mm角度の方形単板1を昇降テーブル21上
7 に搭載して繊維方向からピンチロール等を備えた単板フ
ィーダー4に仕組順序に従って複数枚単位のグループに
区分しながらこれを供給する。
前記単板フィーダー4はコンベヤ7を備えた単板ターン
テーブル8に連結されており、該単板ターンテーブル8
に供給された方形単板1の内、平行貼り用の方形単板1
aとなるグループはこれをそのまま繊維方向への移送を
継続させ、また直交貼り用の方形単板1bとなるグルー
プはこれを直角に方向転換して繊維方向の直交方向への
移送を継続させて次段に配設されている定規部材22を
備えたコンベヤ23にこれを受渡すと共に、更に次段に
配設されている複合型の単板縦はぎ横はぎ機13に複数
枚単位のグループ毎にこれを供給する。前記単板縦はぎ
横はぎ機13に供給された複数枚単位の平行貼り用の方
形単板1aと直交貼り用の方形単板1bは、該単板縦は
ぎ横はぎ機13に装備された前後−対の切断刃ga、g
bによって、平行貼り用の方形単板1aのグループと直
交貼り用の方形単8 板1bのグループ毎に若干異なる2種類の定尺寸法、J
l1.Jl、2に区分してそれぞれを両断可能に、前記
切断刃9a、9bの間隔と該切断刃9a、9bを連結し
ているコンベヤ11bの間隔を付属の調整装置により前
記グループ毎に2種類の定尺寸法11.12に調整して
前記方形単板1a、1bの両端縁を一挙に厳正な定尺寸
法J11.J12に両断すると共に、これを更に該単板
縦はぎ横はぎ機13に装備されている糊付器10とコン
ベヤ11Gおよび制動部材12に移送して前記2種類の
定尺寸法f1,1!2の整数倍の定尺寸法113.Jl
4にバットジヨイントされた縦目の長尺はぎ単板2aと
横目の長尺はぎ単板2bに交々縦はぎおよび横はぎして
前記グループ毎に後段工程に供給される。前記グループ
毎に前段工程から供給された長尺はぎ単板2a、2bは
、更に移送を続けて次段に配設されている接着剤塗布用
のエアレススプレー装置等のスプレッダ−24に搬入さ
れ、該スプレッダ−24により前記長尺はぎ単板2a、
2bの所9 型面に接着剤が塗布された後に仕組準備のために設けら
れた中継用のコンベヤ14上に受渡されて一旦静止する
。前記中継用のコンベヤ14上に一旦静止した前記長尺
はぎ単板2a、2bは、その長手方向と幅方向の移送の
ずれをそれぞれ検知可能に、前記コンベヤ14の前方と
側方にそれぞれ光電センサー等からなる単板位置検知器
15a、15b、1.5cを架設すると共に、これを更
に移載ロボット16のコンピューター17に接続して、
前記移載ロボット16による中継場所から仕組場所への
長尺はぎ単板2a、2bの移載過程にその前後および左
右の移送のずれをそれぞれ補正しながら仕組順序に従っ
て前記仕組場所に配置されている仕組用のコンベヤ25
上に階段状のバットジヨイントになるようにずらし重ね
の中間製品3a、3bに仕組みながら積層する。前記仕
組用のコンベヤ25上に仕組まれた連続状の中間製品3
a、3bは、−装量の仕組作業の完結をまって次段の高
周波発振機26を備えた高周波タックプレス10 9に移送されて格子状に仮接着され、更に次回の移送周
期で蒸気等を熱源とする連続ホットプレス27に移送さ
れて全面熱圧接着されて連続状の広幅長尺製品28とな
り、カットソー29により適宜長さに切断され、スタッ
カー30により堆積されて次段の小割工程等に引渡され
るものである。
テーブル8に連結されており、該単板ターンテーブル8
に供給された方形単板1の内、平行貼り用の方形単板1
aとなるグループはこれをそのまま繊維方向への移送を
継続させ、また直交貼り用の方形単板1bとなるグルー
プはこれを直角に方向転換して繊維方向の直交方向への
移送を継続させて次段に配設されている定規部材22を
備えたコンベヤ23にこれを受渡すと共に、更に次段に
配設されている複合型の単板縦はぎ横はぎ機13に複数
枚単位のグループ毎にこれを供給する。前記単板縦はぎ
横はぎ機13に供給された複数枚単位の平行貼り用の方
形単板1aと直交貼り用の方形単板1bは、該単板縦は
ぎ横はぎ機13に装備された前後−対の切断刃ga、g
bによって、平行貼り用の方形単板1aのグループと直
交貼り用の方形単8 板1bのグループ毎に若干異なる2種類の定尺寸法、J
l1.Jl、2に区分してそれぞれを両断可能に、前記
切断刃9a、9bの間隔と該切断刃9a、9bを連結し
ているコンベヤ11bの間隔を付属の調整装置により前
記グループ毎に2種類の定尺寸法11.12に調整して
前記方形単板1a、1bの両端縁を一挙に厳正な定尺寸
法J11.J12に両断すると共に、これを更に該単板
縦はぎ横はぎ機13に装備されている糊付器10とコン
ベヤ11Gおよび制動部材12に移送して前記2種類の
定尺寸法f1,1!2の整数倍の定尺寸法113.Jl
4にバットジヨイントされた縦目の長尺はぎ単板2aと
横目の長尺はぎ単板2bに交々縦はぎおよび横はぎして
前記グループ毎に後段工程に供給される。前記グループ
毎に前段工程から供給された長尺はぎ単板2a、2bは
、更に移送を続けて次段に配設されている接着剤塗布用
のエアレススプレー装置等のスプレッダ−24に搬入さ
れ、該スプレッダ−24により前記長尺はぎ単板2a、
2bの所9 型面に接着剤が塗布された後に仕組準備のために設けら
れた中継用のコンベヤ14上に受渡されて一旦静止する
。前記中継用のコンベヤ14上に一旦静止した前記長尺
はぎ単板2a、2bは、その長手方向と幅方向の移送の
ずれをそれぞれ検知可能に、前記コンベヤ14の前方と
側方にそれぞれ光電センサー等からなる単板位置検知器
15a、15b、1.5cを架設すると共に、これを更
に移載ロボット16のコンピューター17に接続して、
前記移載ロボット16による中継場所から仕組場所への
長尺はぎ単板2a、2bの移載過程にその前後および左
右の移送のずれをそれぞれ補正しながら仕組順序に従っ
て前記仕組場所に配置されている仕組用のコンベヤ25
上に階段状のバットジヨイントになるようにずらし重ね
の中間製品3a、3bに仕組みながら積層する。前記仕
組用のコンベヤ25上に仕組まれた連続状の中間製品3
a、3bは、−装量の仕組作業の完結をまって次段の高
周波発振機26を備えた高周波タックプレス10 9に移送されて格子状に仮接着され、更に次回の移送周
期で蒸気等を熱源とする連続ホットプレス27に移送さ
れて全面熱圧接着されて連続状の広幅長尺製品28とな
り、カットソー29により適宜長さに切断され、スタッ
カー30により堆積されて次段の小割工程等に引渡され
るものである。
次に第8図および第9図は、前述の移送転換工程に配設
されている単板ターンテーブル8の詳細を例示したもの
であって、ローラーとベルトを共用した]ンベヤ7の列
間には上下一対のエアーシリンダー等からなる昇降機構
5a、5bと、該昇降機構5a、5bの一側、この場合
下側の昇降機構5aに軸装したエアーリンダ−等からな
る旋回機構6を架設すると共に、前記昇降機構5a、5
bに軸装した上下一対の円板31a、31b等から構成
された前記単板ターンテーブル8を、平行貼り用の方形
単板1の到来時にはこれを発動せずに前記コンベヤ7の
みの移送とし、また直交貼り用の方形単板1の到1 来時にはこれを発動して都度90’旋回させて再び前記
コンベヤ7上に載置してその移送を継続するように制御
されるものである。
されている単板ターンテーブル8の詳細を例示したもの
であって、ローラーとベルトを共用した]ンベヤ7の列
間には上下一対のエアーシリンダー等からなる昇降機構
5a、5bと、該昇降機構5a、5bの一側、この場合
下側の昇降機構5aに軸装したエアーリンダ−等からな
る旋回機構6を架設すると共に、前記昇降機構5a、5
bに軸装した上下一対の円板31a、31b等から構成
された前記単板ターンテーブル8を、平行貼り用の方形
単板1の到来時にはこれを発動せずに前記コンベヤ7の
みの移送とし、また直交貼り用の方形単板1の到1 来時にはこれを発動して都度90’旋回させて再び前記
コンベヤ7上に載置してその移送を継続するように制御
されるものである。
また第10図および第11図は前述の縦はぎ横はぎ工程
に配設されている複合型の単板縦はぎ横はぎ機13の詳
細を例示したものであって、複数枚単位のグループに区
分された平行貼り用の方形単板1aと直交貼り用の方形
単板1bのそれぞれを、前後一対の切断刃9a、gbに
よって若干異なる2種類の定尺寸法11. Jl2に区
分してそれぞれを両断可能に、図示してないが前記切断
刃9a、9bの一側と該切断刃9a。
に配設されている複合型の単板縦はぎ横はぎ機13の詳
細を例示したものであって、複数枚単位のグループに区
分された平行貼り用の方形単板1aと直交貼り用の方形
単板1bのそれぞれを、前後一対の切断刃9a、gbに
よって若干異なる2種類の定尺寸法11. Jl2に区
分してそれぞれを両断可能に、図示してないが前記切断
刃9a、9bの一側と該切断刃9a。
9bを連結するコンベヤ11bを移送方向に対して若干
前後に移動自在に装置したエアーシリンダー、モーター
等からなる調整装置によって、前記グループ毎に両断さ
れる2種類の定尺寸法J11.12を調整すると共に、
前記コンベヤ11bの移送方向に対し直交して一列状に
架設した光電スイッチ等の単板検知器32により前記方
形単板1a、lbの到来を検知して、前記切2 断力9a、9bによりその両端縁の凹凸部分を一挙に切
断して、前記定尺寸法ff1l、、e2の整数倍の定尺
寸法13.14の長尺はぎ単板2a。
前後に移動自在に装置したエアーシリンダー、モーター
等からなる調整装置によって、前記グループ毎に両断さ
れる2種類の定尺寸法J11.12を調整すると共に、
前記コンベヤ11bの移送方向に対し直交して一列状に
架設した光電スイッチ等の単板検知器32により前記方
形単板1a、lbの到来を検知して、前記切2 断力9a、9bによりその両端縁の凹凸部分を一挙に切
断して、前記定尺寸法ff1l、、e2の整数倍の定尺
寸法13.14の長尺はぎ単板2a。
2bに縦はぎおよび横はぎできるように調板した後に順
次コンベヤ11C上に受渡し、該コンベヤ11cにより
挟持したままホットメルト樹脂等の糊イ」器10により
所要の先行端縁に都度接着剤を塗布しながらこれをレー
ルバー等を上下に対峙した制動部材12上に押出して縦
目と横目の長尺はぎ単板2a、2bに1台の装置により
交々縦はぎおよび横はぎするものである。
次コンベヤ11C上に受渡し、該コンベヤ11cにより
挟持したままホットメルト樹脂等の糊イ」器10により
所要の先行端縁に都度接着剤を塗布しながらこれをレー
ルバー等を上下に対峙した制動部材12上に押出して縦
目と横目の長尺はぎ単板2a、2bに1台の装置により
交々縦はぎおよび横はぎするものである。
次にまた第12図は前段の中継場所から後段の仕組場所
へ長尺はぎ単板2a、2bを移載する際の、移載ロボッ
ト16に装着された吸引凶18に該長尺はぎ単板2a、
2bを吸着した時の吸着態様を例示したものであって、
前記吸弓画18は長手方向に緩い弓形に形成されている
か、または該吸引面18の吸着面を2分割して平面から
への字形に折り曲げ自在に構成されているので、前記中
間製品3a、3bの直上に到3 来して移載動作を開始する直前の吸着態様は図示のよう
に既に平面状に載置されている仕組済みの長尺はぎ単板
2a、2bの定尺寸法11゜12の整数倍の定尺寸法J
13.J!4よりは、弓なりに弯曲させるか、またはへ
の字形に折り曲げた分だけ隙間Sを生じることになって
その見掛けの平面寸法はff13−23.、e4−23
と短か目になるので、バットジヨイントによる仕組作業
の際の僅かな移載誤差によって相互の端面が衝突して製
品がオーバーラツプになったり、或いは移載誤差か次第
に後方に追い出された積算誤差となって正常な仕組位置
を狂わせる事態を排除するようにしたものである。尚、
図中33は前記吸引面18を排気ブロアー等に連通させ
る配管である。
へ長尺はぎ単板2a、2bを移載する際の、移載ロボッ
ト16に装着された吸引凶18に該長尺はぎ単板2a、
2bを吸着した時の吸着態様を例示したものであって、
前記吸弓画18は長手方向に緩い弓形に形成されている
か、または該吸引面18の吸着面を2分割して平面から
への字形に折り曲げ自在に構成されているので、前記中
間製品3a、3bの直上に到3 来して移載動作を開始する直前の吸着態様は図示のよう
に既に平面状に載置されている仕組済みの長尺はぎ単板
2a、2bの定尺寸法11゜12の整数倍の定尺寸法J
13.J!4よりは、弓なりに弯曲させるか、またはへ
の字形に折り曲げた分だけ隙間Sを生じることになって
その見掛けの平面寸法はff13−23.、e4−23
と短か目になるので、バットジヨイントによる仕組作業
の際の僅かな移載誤差によって相互の端面が衝突して製
品がオーバーラツプになったり、或いは移載誤差か次第
に後方に追い出された積算誤差となって正常な仕組位置
を狂わせる事態を排除するようにしたものである。尚、
図中33は前記吸引面18を排気ブロアー等に連通させ
る配管である。
更にまた第13図は前述の高周波タックプレス19に装
備される格子電極20a、20bに対する高周波電力の
分割饋重を例示したものであって、長さ方向に発生し易
いスタンディングウェーブによる加熱斑を回避するため
、同−電4 極での長手方向の印加距離15を加熱斑の許容範囲内に
、通常は仮接着の目的か略達成されて剥離現象等の実害
が発生しない20%程度以下の加熱斑に抑えられる2
m程度までの印加距離15の分割饋重に設定するため、
例えば1m程度の方形単板1a、1bを4枚つないだ長
尺はぎ単板2a、2bの定尺寸法、ff3.、、&4h
’i4m程度となる高周波タックプレス19の格子電極
20a、20bの場合は、図示のように複数組に、この
場合2組に分割してそれぞれ回路を異にした、例えばプ
ッシュプル回路の高周波発振機26により両方同時に高
周波電力を印加するか、または同一回路の高周波発振機
によりそれぞれ交互に高周波電力を印加するように、同
一電極での長手方向の印加距離15を加熱斑の許容範囲
内に制限したものである。尚、図中34a、34bは前
記格子電極20a、 2Qbを保持する絶縁体、35は
高周波タックプレス19の固定盤、36は同じく可動盤
、37は同じく油圧シリンダーでおる。
備される格子電極20a、20bに対する高周波電力の
分割饋重を例示したものであって、長さ方向に発生し易
いスタンディングウェーブによる加熱斑を回避するため
、同−電4 極での長手方向の印加距離15を加熱斑の許容範囲内に
、通常は仮接着の目的か略達成されて剥離現象等の実害
が発生しない20%程度以下の加熱斑に抑えられる2
m程度までの印加距離15の分割饋重に設定するため、
例えば1m程度の方形単板1a、1bを4枚つないだ長
尺はぎ単板2a、2bの定尺寸法、ff3.、、&4h
’i4m程度となる高周波タックプレス19の格子電極
20a、20bの場合は、図示のように複数組に、この
場合2組に分割してそれぞれ回路を異にした、例えばプ
ッシュプル回路の高周波発振機26により両方同時に高
周波電力を印加するか、または同一回路の高周波発振機
によりそれぞれ交互に高周波電力を印加するように、同
一電極での長手方向の印加距離15を加熱斑の許容範囲
内に制限したものである。尚、図中34a、34bは前
記格子電極20a、 2Qbを保持する絶縁体、35は
高周波タックプレス19の固定盤、36は同じく可動盤
、37は同じく油圧シリンダーでおる。
5
〔発明の効果〕
本発明は以上に説明したように「表板と裏板と芯板の供
給および調板工程の総てを単一の共通した連続工程に形
成することと、前記表板と裏板と芯板に用いられる多数
の方形単板を、定尺寸法の整数倍のバットジヨイントに
縦はぎおよび横はぎして長尺化し少数化すること」に機
能するように構成したものであるから、本発明による時
は従来技術の難点を悉く払拭して、「その整備費や作業
員を大幅に節減すると共に、その工程能率や単板歩留ま
りを飛躍的に向上させること」ができたばかりでなく、
前記多数の方形単板を定尺寸法の整数倍のバットジヨイ
ントに縦はぎおよび横はぎする際に、個々の方形単板を
前後一対の切断刃により一挙に両断するので、前記定尺
寸法の整数倍に縦はぎおよび横はぎされる長尺はぎ単板
の所定の寸度は厳正に維持されて安定化し、後段工程に
おける仕組作業の際の積算誤差の発生を回避して、オー
バーラツプやトンネルの無い高品質の中間製品を安6 定に生産することができた、経済的、品質的実施効果の
極めて顕著な発明である。
給および調板工程の総てを単一の共通した連続工程に形
成することと、前記表板と裏板と芯板に用いられる多数
の方形単板を、定尺寸法の整数倍のバットジヨイントに
縦はぎおよび横はぎして長尺化し少数化すること」に機
能するように構成したものであるから、本発明による時
は従来技術の難点を悉く払拭して、「その整備費や作業
員を大幅に節減すると共に、その工程能率や単板歩留ま
りを飛躍的に向上させること」ができたばかりでなく、
前記多数の方形単板を定尺寸法の整数倍のバットジヨイ
ントに縦はぎおよび横はぎする際に、個々の方形単板を
前後一対の切断刃により一挙に両断するので、前記定尺
寸法の整数倍に縦はぎおよび横はぎされる長尺はぎ単板
の所定の寸度は厳正に維持されて安定化し、後段工程に
おける仕組作業の際の積算誤差の発生を回避して、オー
バーラツプやトンネルの無い高品質の中間製品を安6 定に生産することができた、経済的、品質的実施効果の
極めて顕著な発明である。
第1図および第2図は工程操作の手順を例示した平面図
、第3図および第4図は中間製品の構成を例示した側面
図、第5図は一連工程を例示した平面図、第6図は一連
工程の前半部を例示した側面図、第7図は同じく後半部
を例示した側面図、第8図は単板ターンテーブルの詳細
を例示した側面図、第9図は同じく平面図、第10図は
単板縦はぎ横はぎ機の詳細を例示した側面図、第11図
は同じく平面図、第12図は吸引内に長尺はぎ単板を吸
着した時の吸着態様を例示した側面図、第13図は高周
波電力の分割饋重を例示した側面図である。 1.1a、Ib・・・方形単板、2a、2b−・・長尺
はぎ単板、3a、3b・・・中間製品、4・・・単板フ
ィーダー、5a、5b・・・昇降機構、6・・・旋回機
構、7.11 a、 1 l b、 14−、−・コン
ベヤ、8・・・単板ターンテーブル、9a、9b・・・
切断刃、7 10・・・糊付器、 はぎ横はぎ機、 位置検知器、1 ピユータ−11 クプレス、20 122.13.1 12・・・制動部材、13・・・単板縦15a、15b
、15cm・・単板 6・・・移載ロボット、17・・・コン8・・・吸引内
、19・・・高周波タラa、20b−・・格子電極、1
1゜ 4・・・定尺寸法、15・・・印加距離。
、第3図および第4図は中間製品の構成を例示した側面
図、第5図は一連工程を例示した平面図、第6図は一連
工程の前半部を例示した側面図、第7図は同じく後半部
を例示した側面図、第8図は単板ターンテーブルの詳細
を例示した側面図、第9図は同じく平面図、第10図は
単板縦はぎ横はぎ機の詳細を例示した側面図、第11図
は同じく平面図、第12図は吸引内に長尺はぎ単板を吸
着した時の吸着態様を例示した側面図、第13図は高周
波電力の分割饋重を例示した側面図である。 1.1a、Ib・・・方形単板、2a、2b−・・長尺
はぎ単板、3a、3b・・・中間製品、4・・・単板フ
ィーダー、5a、5b・・・昇降機構、6・・・旋回機
構、7.11 a、 1 l b、 14−、−・コン
ベヤ、8・・・単板ターンテーブル、9a、9b・・・
切断刃、7 10・・・糊付器、 はぎ横はぎ機、 位置検知器、1 ピユータ−11 クプレス、20 122.13.1 12・・・制動部材、13・・・単板縦15a、15b
、15cm・・単板 6・・・移載ロボット、17・・・コン8・・・吸引内
、19・・・高周波タラa、20b−・・格子電極、1
1゜ 4・・・定尺寸法、15・・・印加距離。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、繊維方向に繰出した方形単板(1)の内、平行貼り
用の方形単板(1a)はこれをそのまま直進させ、また
直交貼り用の方形単板(1b)はこれを直角に方向転換
させてそれぞれ仕組順序に従って複数枚単位のグループ
に区分してこれを後段工程へ受渡すようにした移送転換
工程と、前記移送転換工程から受渡される複数枚単位の
グループに区分された平行貼り用の方形単板(1a)と
直交貼り用の方形単板(1b)のそれぞれを、若干異る
2種類の定尺寸法(l1、l2)に両断するようにした
定尺両断工程と、前記定尺両断工程から受渡される平行
貼り用の方形単板(1a)と直交貼り用の方形単板(1
b)のそれぞれを前記定尺寸法(l1、l2)の整数倍
の定尺寸法(l3、l4)の縦目の長尺はぎ単板(2a
)と横目の長尺はぎ単板(2b)に交々縦はぎおよび横
はぎするようにした縦はぎ横はぎ工程とからなり、前記
一連工程において生産された平行貼り用の長尺はぎ単板
(2a)と直交貼り用の長尺はぎ単板(2b)のそれぞ
れの所要面に接着剤を塗布すると共にこれを階段状のず
らし重ねに仕組みながら積層して連続状の中間製品(3
a、3b)に熱圧接着することを特徴とする単板積層材
の製造方法。 2、方形単板(1)の縦はぎおよび横はぎは共にバット
ジョイントによる請求項1、記載の単板積層材の製造方
法。 3、前段工程から仕組準備の中継場所へ移送されてきて
静止した長尺はぎ単板(2a、2b)の長手方向と幅方
向の移送のずれをそれぞれ検知して、該中継場所から後
段工程の仕組場所への移載過程でこれを補正するように
した請求項1、記載の単板積層材の製造方法。 4、前段工程の中継場所から後段工程の仕組場所へ長尺
はぎ単板(2a、2b)を移載して階段状のずらし重ね
に積層する際に、該長尺はぎ単板(2a、2b)を都度
長手方向に弓なりに弯曲させながら吸着して移載するか
、または一旦平面に吸着したものをへの字形に折り曲げ
て移載するようにした請求項1、記載の単板積層材の製
造方法。 5、後段工程の熱圧場所で仮接着される連続状の中間製
品(3a、3b)の高周波加熱において、同一電極での
長手方向の印加距離(l3)を加熱斑の許容範囲内に制
限して分割饋重するようにした請求項1、記載の単板積
層材の製造方法。 6、方形単板(1)を繊維方向に繰出すピンチローラー
等を備えた単板フィーダー(4)と、前記単板フィーダ
ー(4)により繊維方向に複数枚単位のグループに区分
して繰出した方形単板(1)の内、平行貼り用の方形単
板(1a)のグループはこれをそのまま移送を継続させ
、また直交貼り用の方形単板(1b)のグループはこれ
を直角に方向転換可能に、昇降機構(5a、5b)と旋
回機構(6)をコンベヤ(7)の列間に架設した単板タ
ーンテーブル(8)と、前記単板ターンテーブル(8)
から繊維方向とその直交方向に複数枚単位のグループに
区分されて移送されてくる方形単板(1a、1b)の両
端縁を都度若干異る2種類の定尺寸法(l1、l2)に
両断すると共に所要の先行端縁に都度接着剤を塗布しな
がらこれを前方に押出して前記定尺寸法(l1、l2)
の整数倍の定尺寸法(l3、l4)の縦目の長尺はぎ単
板(2a)と横目の長尺はぎ単板(2b)に交々縦はぎ
および横はぎ可能に、前後一対の切断刃(9a、9b)
と糊付器(10)とコンベヤ(11a、11b、11c
)および制動部材(12)を備えた複合型の単板縦はぎ
横はぎ機(13)とからなることを特徴とする単板積層
材の製造装置。 7、前段工程から仕組準備の中継場所へ移送されてきて
静止した長尺はぎ単板(2a、2b)の長手方向と幅方
向の移送のずれをそれぞれ検知して移載過程でこれを補
正可能に、中継用のコンベヤ(14)の前方と側方にそ
れぞれ単板位置検知器(15a、15b、15c)を架
設して移載ロボット(16)のコンピューター(17)
に接続した請求項6、記載の単板積層材の製造装置。 8、前段工程の中継場所から後段工程の仕組場所へ長尺
はぎ単板(2a、2b)を移載して階段状のずらし重ね
に積層する際に、該長尺はぎ単板(2a、2b)を長手
方向に弓なりに弯曲させながら吸着して移載するか、ま
たは一旦平面に吸着したものをへの字形に折り曲げて移
載可能に、移載ロボット(16)に装着した吸引凾(1
8)の吸着面を長手方向に緩い弓形に形成するか、また
は該吸着面を平面からへの字形に折り曲げ自在に構成し
た請求項6、記載の単板積層材の製造装置。 9、後段工程の熱圧場所で仮接着される連続状の中間製
品(3a、3b)の高周波加熱において、同一電極での
長手方向の印加距離(l5)を制限可能に、高周波タッ
クプレス(19)の格子電極(20a、20b)の長手
方向を複数組に分割してそれぞれ回路を異にした高周波
発振機により同時に、または同一回路の高周波発振機に
よりそれぞれ交互に高周波電力を印加自在に接続した請
求項6、記載の単板積層材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2664990A JPH03230901A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 単板積層材の製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2664990A JPH03230901A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 単板積層材の製造方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03230901A true JPH03230901A (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=12199287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2664990A Pending JPH03230901A (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 単板積層材の製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03230901A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020029027A (ko) * | 2002-03-25 | 2002-04-17 | 구덕순 | 두께 차이를 갖는 곡면적층성형판재의 제조방법과 그곡면적층성형판재 |
KR20020065818A (ko) * | 2001-02-07 | 2002-08-14 | 구덕순 | 성형적층목재의 성형방법 |
DE102017104557A1 (de) | 2017-03-06 | 2018-09-06 | Hanses Sägewerkstechnik GmbH & Co. KG | Verfahren zur Herstellung von Furnierschichtholz |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2664990A patent/JPH03230901A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020065818A (ko) * | 2001-02-07 | 2002-08-14 | 구덕순 | 성형적층목재의 성형방법 |
KR20020029027A (ko) * | 2002-03-25 | 2002-04-17 | 구덕순 | 두께 차이를 갖는 곡면적층성형판재의 제조방법과 그곡면적층성형판재 |
DE102017104557A1 (de) | 2017-03-06 | 2018-09-06 | Hanses Sägewerkstechnik GmbH & Co. KG | Verfahren zur Herstellung von Furnierschichtholz |
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