JPH03230882A - 細線と平板の接合方法 - Google Patents

細線と平板の接合方法

Info

Publication number
JPH03230882A
JPH03230882A JP2027512A JP2751290A JPH03230882A JP H03230882 A JPH03230882 A JP H03230882A JP 2027512 A JP2027512 A JP 2027512A JP 2751290 A JP2751290 A JP 2751290A JP H03230882 A JPH03230882 A JP H03230882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
thin wire
plate
fine wire
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2027512A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Funemi
浩司 船見
Hirozo Shima
島 博三
Keiji Osada
敬次 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2027512A priority Critical patent/JPH03230882A/ja
Publication of JPH03230882A publication Critical patent/JPH03230882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ溶接や電子ビーム溶接などの溶融溶接
による細線と平板の接合方法に関するものである。
従来の技術 従来、細線と平板とのレーザ溶接、あるいは電子ビーム
溶接は、例えば第4図に示すような方法で行われていた
第4図において、1はレーザ発振器、2はレーザビーム
、3は集光レンズ、4は細線、5は平板である。レーザ
発振器1から出たレーザビーム2は、集光レンズ3で集
光され細線4及び平板5に照射される。細線4と平板5
との位置関係は、般に第5図(a)〜(C)に示すよう
に、平板5上に細線4が設置され、その上方からレーザ
ビーム2が照射される。
一方、レーザビーム2の照射方法として、細線4の真上
より細線4だけに照射する方法(第5図(a))、細線
4と平板5との隙間をねらってレーザビーム2を斜め方
向から照射する方法(第5図(b))、レーザビーム2
を細線の直径より大きく拡げて、細線4と平板5とを同
時に照射する方法(第5図(C))等がある。
また、第6図(a)〜(C)に、レーザビーム2照射後
の細線4と平板5との接合状態を示す。つまり、レーザ
ビーム2により細線4と平板5の一部分を溶融させ、接
合を行っていた。第6図において、6は細線4及び平板
5の溶融部分であり、第6図(a)〜(C)の接合状態
は、第5図(a)〜(C)で示したレーザビームでの照
射方法にそれぞれ対応して得られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような方法では、平板5に接合さ
れた細線4は全体に溶融した状態となっており、又、細
線4の経路が元の寸法より小さくなるため、強い接合強
度を得ることができず、細線の強度を欠うことになる。
一方、レーザビーム2のエネルギーを増大させると、平
板5との接合前に細線4が溶断したり、スパッタが発生
するため、レーザビーム2のエネルギー調整が非常に難
しい。また、レーザビーム2を十分に集光させて接合す
る方法(第5図(a)、(b))においては、レーザビ
ーム2の照射位置、集光位置を決めるのが困難である。
そこで、本発明は上述した課題に鑑み、細線4と平板5
とを常に安定した良好な接合、つまり、強い接合強度が
得られ、細線4が溶断したり、スバッタが発生したりぜ
す、又、レーザビーム2のエネルギー調整や照射位置、
集光位置の調整が容易な細線の接合方法を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の第1の発明は、細線
より低い融点の材質とした平板の下面に細線を固定し、
平板の上面方向よりレーザビームや電子ビーム等を細線
の直径より大なる幅で照射して接合させる細線と平板の
接合方法である。
また、本発明の第2の発明は、平板の下面に固定された
細線に平板方向への加圧力をかけながら接合する細線と
平板の接合方法である。
作   用 本発明の第1の発明によれば、レーザビームや電子ビー
ム等は、平板側から照射するため、初めに平板が溶融さ
れる。一方、細線は平板より融点が高いため、平板が溶
融しても細線は溶融されない。次に、平板が溶融状態で
ある時、その表面張力により、細線が溶融した平板内に
引き込まれる。
最後に、レーザビームや電子ビーム等の照射が終わって
平板の溶融部が再凝固する時、その圧縮応力により平板
と細線とが接合される。つまり、細線は溶融されず原形
をとどめており細線の線経低下は生じない。また、平板
との接合は溶融凝固時の強力な圧縮応力でなされている
ため、強く安定した接合強度が得られる。また、ビーム
は平板側から照射しているため、細線の溶断、スパッタ
等が発生せず、そのため、ビームのエネルギー調整も容
易となる。一方、ビームは細線の直径より拡げて平板に
照射しているため、ビームの照射位置、集光位置の調整
も容易である。
また、本発明の第2の発明によれば、平板の下面に固定
された細線に平板方向への加圧力がかけられているため
、平板にビームが照射され溶融状態である時、その表面
製張力及び平板方向への加圧力により、細線が溶融した
平板内により深く安定して引き込まれる。そのため、第
1の発明よりさらに、安定した良好な接合が可能となる
実施例 以下本発明の一実施例の細線の接合方法について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における細線の接合方法
を示す概略図である。第1図において、1はレーザ発振
器、2はレーザビーム、3は集光レンズ、4は細線、5
は細線4より低い融点を有している平板である。レーザ
発振器1から出たレーザビーム2は、集光レンズ3で集
光され平板5に照射される。
また、第2図(a)はレーザ照射時の接合部の拡大図、
第2図(b)はレーザ照射後の接合部の拡大図である。
第2図(a)で示されているように、細線4は平板5の
下面に固定されており、レーザビーム2は細線4の直径
より大きく拡げて平板5に照射する。そのため、まず初
めに平板5が溶融される。
一方、細線4は平板5より融点が高いため、平板5が溶
融しても細線4は溶融されない。次に、平板5が溶融状
態である時、その表面張力により細線4が溶融した平板
5内に引き込まれる。最後にレーザビーム2の照射が終
わって平板5の溶融部が再凝固する時、その圧縮応力に
より、平板5と細線4とが接合される。つまり、第2図
(b)に示すように、細線4は溶融されず、平板5の溶
融部分7内で、その原形をとどめており、細線の線絡の
低下は生じない。また、平板5との接合は溶融凝固時の
圧縮応力によりなされているため、強くあんていした接
合強度が得られる。
第3図(a)は、本発明の第2の実施例の細線の接合方
法におけるレーザ照射時の接合部の拡大図、第1図(b
)は、レーザ接合後の拡大図を示す。第1の実施例と異
なる所は、第3図(a)で示すように、平板5の下面に
固定された細線4に平板5方向への加圧力8をかけなか
らレーザ接合する点である。
そのため、平板5にレーザビーム2が照射され溶融状態
である時、その表面張力及び平板5方向への加圧力8に
より、細線4が平板5の溶融部分7内にさらに深く安定
して引き込まれる。従って、第1の実施例よりさらに、
安定した良好な接合が可能となる。
発明の効果 以上のように本発明は、細線より低い融点を有している
平板の下面に細線を固定し、平板の上方より細線の直径
より大きなレーザビームや電子ビーム等を照射して接合
することにより、強く安定した接合強度が得られる。ま
た、ビームは平板側から照射しているため、細線の溶断
、スパッタ等が発生せず、そのため、ビームのエネルギ
ー調整も容易となる。一方、ビームは細線の直径より拡
げて平板に照射しているため、ビームの照射位置、集光
位置の調整も容易である。
さらに、平板の下面に固定された細線に平板方向への加
圧力をかけて接合を行なうと、細線が溶融した平板内に
より深く安定して引き込まれるため、より安定した良好
な接合が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における細線の接合方法
を示す概略図、第2図は本発明の第1の実施例における
接合部の拡大図、第3図は本発明の第2の実施例におけ
る接合部の拡大図、第4図は従来の細線の接合方法を示
す概略図、第5図は従来の細線の接合方法におけるレー
ザビームの照財力法を示す説明図、 第6図は従来の細線の接合 方法によって接合された状態を示す説明図である。 2・・・・・・レーザビーム、 4・・・・・・細線、 5・・・・・・平板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細線と平板の接合において、細線より低い融点の
    材質とした平板の下面に細線を固定し、平板の上面方向
    よりレーザビームや電子ビーム等を細線の直径より大な
    る幅で照射して細線と平板を接合させることを特徴とす
    る細線と平板の接合方法。
  2. (2)平板の下面に固定された細線に平板方向への加圧
    力をかけながら接合させる請求項1記載の細線と平板の
    接合方法。
JP2027512A 1990-02-07 1990-02-07 細線と平板の接合方法 Pending JPH03230882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2027512A JPH03230882A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 細線と平板の接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2027512A JPH03230882A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 細線と平板の接合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03230882A true JPH03230882A (ja) 1991-10-14

Family

ID=12223185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2027512A Pending JPH03230882A (ja) 1990-02-07 1990-02-07 細線と平板の接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03230882A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5844198A (en) * 1995-10-31 1998-12-01 Pacesetter, Inc. Technique for laser welding dissimilar metals
JP2007222892A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Horikawa Inc 眼鏡用金属部材のレーザー光溶接方法
US11831030B2 (en) * 2018-05-22 2023-11-28 Pacesetter, Inc. Method of forming a brazed joint having molybdenum material

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5844198A (en) * 1995-10-31 1998-12-01 Pacesetter, Inc. Technique for laser welding dissimilar metals
JP2007222892A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Horikawa Inc 眼鏡用金属部材のレーザー光溶接方法
US11831030B2 (en) * 2018-05-22 2023-11-28 Pacesetter, Inc. Method of forming a brazed joint having molybdenum material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04231190A (ja) 亜鉛メッキ鋼板のレーザ溶接方法と装置
JP3854490B2 (ja) 差厚材のレーザ溶接方法
JPH03230882A (ja) 細線と平板の接合方法
JP2005279744A (ja) 高エネルギビームを用いた異種材料の突合せ接合方法
JPS62144888A (ja) レ−ザ−溶接方法
US5239156A (en) Apparatus and method for laser joining of superconducting tapes
JP2001247321A (ja) レーザー光によるガラス接合方法および装置
JPH10225782A (ja) レーザとアークによる複合溶接方法
JPH07323386A (ja) レーザ溶接方法
JPS59107786A (ja) 細線の接合方法
JP2792340B2 (ja) レーザ溶接方法
JPH07214360A (ja) レーザ加工
JP2003311452A (ja) レーザブレージング加工方法および加工装置
JP2549619B2 (ja) レ−ザ切断方法
KR102524452B1 (ko) 쿼츠 용접 구조물 및 그 제조방법
KR102520939B1 (ko) 레이저 용접장치의 제어방법
JP2520052B2 (ja) エネルギ―ビ―ム接合方法
JPH10156565A (ja) 溶接方法、電池容器の製造方法及び電池容器
JP2617352B2 (ja) 接点材料の接合方法
JP4265854B2 (ja) レーザ溶接方法
JP2554994B2 (ja) エネルギービーム接合方法
JPS59133986A (ja) レ−ザ加工装置
JPS5852752B2 (ja) レ−ザ溶接方法
JPH02173175A (ja) 被接合物の接合方法
JPH01299773A (ja) 積層鋼板のスタッドボルト溶接方法