JPH03230021A - 燃焼器の点火装置 - Google Patents

燃焼器の点火装置

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JPH03230021A
JPH03230021A JP2316090A JP2316090A JPH03230021A JP H03230021 A JPH03230021 A JP H03230021A JP 2316090 A JP2316090 A JP 2316090A JP 2316090 A JP2316090 A JP 2316090A JP H03230021 A JPH03230021 A JP H03230021A
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JP
Japan
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trigger
signal
timer
zero
thyristor
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Pending
Application number
JP2316090A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nanba
政之 難波
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、石油バーナーなどの燃焼器に供せられる点火
装置で、特に点火放電の間隔が電源周波数に同期するい
わゆるt/11同期式の点火装置に関する。
従来の技術 近年、石油バーナーを用いた家庭用暖房機など交流電源
を用いた燃焼器が広く普及し、安定に動作する点火装置
が求められている。
従来、この種の石油バーナーなどの燃焼器に供せられる
点火装置は、第5図のように交流電源1と、この交流電
源1の一方の極Sに昇圧トランス2の1次側が接続され
、コンデンサ3、ダイオード4および抵抗5を介して交
流電tA1のもう一方の極Rに接続されている。昇圧ト
ランス2の1次側とコンデンサ3はサイリスタ6で0N
10FFされるように接続されている。サイリスタ6の
ゲート、カソード間には、ゲート抵抗7とサイリスタ6
を0N10FFさせるためのフォトカブラで形成したト
リガ手段8のフォトトランジスタ8aが接続されている
。また、サイリスタ6のゲートはトリガ抵抗9を介して
交流電源1の極Rに接続されている。また、マイクロコ
ンピュータ10の出力端子には、トリガ手段8のフォト
ダイオード8bが接続され、フォトダイオード8bは抵
抗11を介して直流電源12に接続されている。
上記構成において動作を説明する。交流電源1の電圧が
第6図(a)の正の半サイクルの前半のときは、コンデ
ンサ3にダイオード4、抵抗5を介して充電電流1cが
流れコンデンサ3は充電され、コンデンサ3の充電電圧
が交流電源1のピーク電圧付近(ア点)になると充電電
流はゼロとなり、回路上の3点を基準としたA点の電位
とR点の電位は等しくなる。つぎに、交流電1f11の
正の半サイクルの後半(イ点)になると回路上の3点を
基準としたR点の電位は、徐々にA点に対して電位が上
がってくる。今、ゲートトリガ電圧(サイリスタ6のア
ノード、カソード間が順方向にバイアスされた状態でサ
イリスタ6がターンONするときのゲート電圧)をVG
Tとすると、R点の電位がA点に対して (RG +RGT) /RGTXVGT以上となった時
点でサイリスタ6はターンONL、コンデンサ3に充電
された充電エネルギをサイリスタ6、昇圧トランス2の
1次側を介して一気に放電する。このとき、昇圧トラン
ス2の2次側に高電圧(14〜18にν)を発生し、点
火用の放電スパクを得る。ここで、一般に正の半サイク
ル、すなわち、コンデンサ3への充電サイクル中にサイ
リスタ6がONすると、過大な電流がサイリスタ6、ダ
イオード4、抵抗5を介して流れるため、負の半サイク
ルの前半(つ点)にサイリスタ6のトリガ点がくるよう
に抵抗RGおよびRGTを設定しである。コンデンサ3
の放電が完全に終了した時点でサイリスタ6のアノード
、カソード間の順電流がゼロとなるためサイリスタ6は
OFFする。
サイリスタ6のターンOFFする時間は第6M(C)の
ように、交流電源1の周期に比べて非常に短い値である
ため、つぎの正の半サイクル迄には完全にOFFする。
以上のように、交流電源lの極性がSIRのときサイリ
スタ6はターンOFFするとともにコンデンサ3に充電
し、交流電fllの極性がSIRのときはサイリスタ6
はターンONL、コンデンサ3に充電された電荷を一気
に放電するというサイクルを交流電源1に同期して繰り
返すため、交流電源1に同期した放電スパークを得るこ
とができる。ここで、マイクロコンピュータ10の出力
端子がL゛のときはトリガ手段8がONし、交流1[1
の極性にかかわらずゲート、カソード間がトリガ手段8
のフォトトランジスタ8aによって常にシゴートされて
いるため、サイリスタ6はOFFのままで上記動作は停
止する。また、マイクロコンピュータ10の出力が第6
図(b)のように“H″のときはトリガ手段8が0FF
L、上記に説明したように放電動作を行なうので、マイ
クロコンピュータ10の出力端子を′H”、 “L”制
?’Hすることによって点火回路を0N10FFi制御
できる。このような構成の点火装置は、マイクロコンピ
ュータ10により簡単に0N10FFIII御できるこ
とと、回路構成が比較的簡単であることから家庭用石油
暖房機などでよく使用されている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の燃焼器の点火装置では、ゲートトリガ
電圧VGTの素子間のばらつき、ゲートトリガ電圧VG
Tの温度特性、交流電源の電圧変動あるいはゲート、カ
ソード間抵抗RGKおよびゲート抵抗RGのばらつきな
どにより交流電源1の極性がS>Hのときに誤ってトリ
ガがかかる場合がある。この場合にサイリスタ6にトリ
ガがかかり、サイリスタ6がONすると、コンデンサ3
を充電するための充電電流しか抵抗5には流れないはず
のものが、サイリスタ6がONするために極めて大きな
電流が流れ、抵抗5を焼損してしまう可能性があり、交
流電源1の電圧補償範囲、ゲート、カソード間抵抗RG
Tおよびゲート抵抗RGの定数設定、サイリスタ6のゲ
ートトリガ電圧のランク指定または選別、その他温度特
性など十分考慮する必要があり極めて設計が困難である
という課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、点火回路のコンデ
ンサの充電期間中はサイリスク(スイッチ素子)にトリ
ガがかからないようにして点火回路の設計を容易にする
とともに品質を向上させることを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、交流電源の半サイ
クル期間に充電されたコンデンサの電荷をスイッチ素子
で放電させ、この放電電流を昇圧トランスの1次巻線に
流して前記昇圧トランスの2次巻線側に高電圧を得る点
火回路と、前記スイッチ素子へのトリガ信号を交流電源
に同期させる信号を出力するゼロクロス検出手段と、前
記スイッチ素子を動作させるトリガ手段と、少なくとも
前記ゼロクロス信号を受けて前記トリガ手段に動作タイ
ミングを指示する制御手段とよりなり、前記制御手段は
ゼロクロス信号に同期して起動させる第1のタイマ手段
とこの第1のタイマ手段がタイムアツプされると起動さ
れる第2のタイマ手段を有し、前記第1のタイマ手段が
動作中は前記トリガ手段を停止させるとともに第2のタ
イマ手段が動作中のみ前記トリガ手段を動作させるトリ
ガ制御手段を備えたことを課題解決手段としている。
作用 本発明は上記した課題解決手段により、スイッチ素子へ
のトリガ信号は交流電源に同期し、しかもゼロクロス信
号より第1のタイマ手段の設定時間より遅れた第2のタ
イマ手段の動作中のみ出力され、コンデンサの充電期間
は必ずスイッチ素子をOFFにでき、部品などの諸ばら
つきの影響をうけない品質の安定した点火装置が得られ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図および第2図を
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
図に示すように、ゼロクロス検出手段13は交流電!I
!lのゼロクロス信号を検出するもので、双方向のLE
D13aとホトトランジスタ13bを設けたホトカップ
ラで形成し、LED13aを交流電源1のR相・S相間
に抵抗14を介して接続している。
一方、ホトトランジスタ13bはプルアップ抵抗15を
介してマイクロコンピュータ16の入カポ−)IZに接
続し、ゼロクロス信号はパルス信号として上記入力ポー
トIZよりマイクロコンピュータ16に取り込まれる。
ゼロクロス検出手段13からの信号により機器が着火動
作を必要とするシーケンスの場合には、マイクロコンピ
ュータ16に設けた第1のタイマ手段17の起動が行な
われる。この第1のタイマ手段17が起動中はトリガ制
御手段1日からはOFFの信号がトリガ手段8へ出力さ
れ点火回路19はOFFする。つぎに第1のタイマ手段
17がカウントアンプすると、第2のタイマ手段20が
起動され、この第2のタイマ手段20が作動中トリガ手
段8にはON信号が出力され、点火回路19は従来例と
同様に交流電源1に同期して動作する。ここで第1のタ
イマ手段17は約l鵬sec (ゼロクロスパルス幅以
上)、第2のタイマ手段20も1 m5ec程度に設定
している。すなわちゼロクロスパルス間隔は50セ地区
で1(1wsec、 60Hz地区で8.13ssec
となり、それらよりも短い時間に設定している。
点火回路19の出力は点火電#fi21に接続し、ヒー
タ22を埋込んだ気化筒23に近接して点火電極21を
設け、tM1ポンプ24により灯油を吐出するとともに
バーナーモータ25により燃焼用空気を供給し、点火回
路19により点火して石油ファンヒータを形成している
上記構成において、第3図のフローチャートを用いて動
作を説明する。マイクロコンピュータ16のROM (
不揮発性メモリ)(図示せず)内にあらかしめ制御プロ
グラムが記憶されており、制御プログラムの任意の場所
に燃焼制御ルーチンが設けである。燃焼制御ルーチン内
ではまずステップS1で入カポ−)IZにゼロクロス信
号が有るか否かを判断し、ゼロクロス信号がある場合に
はステップS2でマイクロコンピュータ16のRAM 
(揮発性メモリ)(図示せず)内にあらかじめ設けであ
るゼロクロスフラグを“1”にする。ゼロクロス信号が
ない場合にはステップS3でゼロクロスフラグが“1′
か“0゛かの判断をして“1”の場合はステップS4へ
 ” o ”の場合にはステップS5でマイクロコンピ
ュータ16の出力ポート0に”L”信号を出力し、トリ
ガ手段8をONさせ点火回路19の動作を停止させ、つ
ぎの燃焼制御に移る。ステップS4では着火動作が必要
か否かの判断をして着火動作が必要な場合にはステップ
S6に進み、着火動作が不必要な場合にはステップS5
に進み点火回路19の動作を停止させ、つぎの燃焼制御
に移る。ステップS6では第1のタイマ手段17のオー
バーフロー状況を確認し、オーバーフローしていればス
テップS8に進み、オーバーフローしていなければステ
ップS7で第1のタイマ手段17の値を±1し、ステッ
プS5で点火回路19の動作を停止させ、つぎの燃焼制
御に移る。つぎにステップS8では第2のタイマ手段2
0のオーバーフロー状況を確認し、オーバーフローして
いればステップS9で第1のタイマ手段17および第2
のタイマ手段20を初期化し、ステップSIOでゼロク
ロスフラグを“0″にしステップS5で点火回路19の
動作を停止させ、つぎの燃焼制御に移る。
次にオーバーフローしていなければステップSllで第
2のタイマ手段20の値を÷1し、ステップS12でマ
イクロコンピュータ16の出力ポートO1に“H”信号
を出力し、トリガ手段8をOFFさせ、点火回路19を
動作させつぎの燃焼制御に移る。したがって、第2のタ
イマ手段20が動作しているときのみ点火回路19のト
リガ手段8が0FFL点火回路19が動作する。すなわ
ち、第4図(′b)のようなゼロクロス信号に対してマ
イクロコンピュータ16の出力ポート0、には第4図(
C)のような出力信号が出てトリガ手段8を0FFL、
このとき、点火回路19が動作し点火1!1極21に第
4図(イ)のような電圧が印加され点火する。
このように本発明の実施例の燃焼器の点火装置によれば
、仮になんらかの原因でコンデンサ3の充電期間にサイ
リスタ6にゲートトリガ電圧VGT以上の電圧がかかり
、誤ってサイリスタ6がONしようとしても第1のタイ
マ手段17が作動中はトリガ手段8がONしているため
、サイリスタ6のゲートには電圧がかからずサイリスタ
6はONLない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、点火
回路のコンデンサの充電期間中はスイッチ素子(サイリ
スタ)にトリガがかからないようにでき、スイッチ素子
のトリガポイントが回路素子のばらつき、回路素子の温
度特性または1!!源電圧の変動などムこ影響されても
コンデンサの充電期間中に勝手にスイッチ素子がONL
ないばかりでなく、第2のタイマ手段が動作中の一定期
間しかトリガされないので、外部ノイズに対して強くな
るなど従来と殆ど同じ回路構成でありながら、品質が安
定し、外来ノイズに対して強い燃焼器の点火装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の燃焼器の点火装置のブロッ
ク回路図、第2図は同燃焼器の点火装置の回路図、第3
図は同燃焼器の点火装置の燃焼プログラムのフローチャ
ート、第4図(a)〜(d)は同燃焼器の点火装置の各
部の動作波形図、第5図は従来の燃焼器の点火装置の回
路図、第6図(a)〜(C)は同従来の燃焼器の点火装
置の各部の動作波形図である。 1・・・・・・交流電源、2・・・・・・昇圧トランス
、3・・・・・・コンデンサ、6・・・・・・サイリス
ク(スイッチ素子)、8・・・・・・トリガ手段、13
・・・・・・ゼロクロス検出手段、16・・・・・・マ
イクロコンピュータ(制御手段)、17・・・・・・第
1のタイマ手段、18・・・・・・トリガ制御手段、1
9・・・・・・点火回路、20・・・・・・第2のタイ
マ手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交流電源の半サイクル期間に充電されたコンデンサの電
    荷をスイッチ素子で放電させこの放電電流を昇圧トラン
    スの1次巻線に流して前記昇圧トランスの2次巻線側に
    高電圧を得る点火回路と、前記スイッチ素子へのトリガ
    信号を交流電源に同期させる信号を出力するゼロクロス
    検出手段と、前記スイッチ素子を動作させるトリガ手段
    と、前記ゼロクロス信号を受けて前記トリガ手段に動作
    タイミングを指示する制御手段とよりなり、前記制御手
    段はゼロクロス信号に同期して起動させる第1のタイマ
    手段とこの第1のタイマ手段がタイムアップされると起
    動される第2のタイマ手段とを有し、前記第1のタイマ
    手段が動作中は前記トリガ手段を停止させるとともに第
    2のタイマ手1が動作中のみ前記トリガ手段を動作させ
    るトリガ制御手段を備えてなる燃焼器の点火装置。
JP2316090A 1990-01-31 1990-01-31 燃焼器の点火装置 Pending JPH03230021A (ja)

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