JPH0322948Y2 - - Google Patents

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JPH0322948Y2
JPH0322948Y2 JP1983048460U JP4846083U JPH0322948Y2 JP H0322948 Y2 JPH0322948 Y2 JP H0322948Y2 JP 1983048460 U JP1983048460 U JP 1983048460U JP 4846083 U JP4846083 U JP 4846083U JP H0322948 Y2 JPH0322948 Y2 JP H0322948Y2
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JP
Japan
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bushing
mounting hole
slit
bushing mounting
protrusion
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JP1983048460U
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JPS59155782U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、各種の電子機器において、その筐体
に配線引出し用ブツシングを取付けるためのブツ
シング取付構造に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種のブツシング取付構造としては、
第1図に示すものが知られている。第1図の従来
例では、電子回路部品、回路基板等を内蔵させた
電子機器筐体1の一面板101に円形状のブツシ
ング取付孔2を穿設しておき、このブツシング取
付孔2内にプラスチツク等の絶縁材料で構成され
た短筒状のブツシング3を嵌合させる構造となつ
ている。ブツシング3は、一端側に鍔部33を形
成し、該鍔部33から筐体1の面板101の厚さ
に応じた距離をおいて、筒部34の外周面に2〜
3個の突起31を設けると共に、長さ方向に沿つ
てスリツト32を形成した断面C状となつてい
る。このブツシング3をブツシング取付孔2内に
取付けるには、その弾発力を利用して前記ブツシ
ング取付孔2内に弾力的に内接させると同時に、
突起31と鍔33との間で筐体1の面板101を
内外から挟持し、抜け出ないように係止する。
しかしながら、第1図の従来例では、筐体1の
内部の電子回路部品、回路基板等に接続される配
線束4を外部に導出するに当つて、配線束4の一
端部からブツシング取付孔2及びブツシング3内
に挿入して貫通させなければならないため、配線
束4の導出作業が面倒である。しかも、配線束4
の導出側の先端部には、前記ブツシング取付孔2
の孔径より大きいコネクタ等が接続されるのが普
通であるため、プリント回路基板を筐体1に組込
む前に、プリント回路基板に配線束4を接続して
しまうと、配線束4をブツシング取付孔2から外
部に引出すことができなくなる。このため、配線
束4を接続する前に、プリント回路基板を筐体1
の内部に組込み、その後、ブツシング3及びブツ
シング取付孔2内に配線束4を通して筐体1の内
部に導き、内部に備えられたプリント回路基板に
接続する手順を経なければならず、配線束4の処
理作業が非常に面倒になる欠点があつた。
第1図に示す従来技術の問題点の解決を狙つた
ものとして、第2図に示す構造が提案されてい
る。第2図では、ブツシング取付孔2に面板10
1の端縁から外部に開く切欠21を設け、該ブツ
シング取付孔2内に第1図と同様のブツシング3
を嵌合させる構造となつている。
第2図の構造によれば、配線束4の導出に当つ
て、切欠21を通してブツシング取付孔2内に挿
入し、更にスリツト32の部分で外側に押広げて
当該ブツシング3内に挿入して外部に導出するこ
とができるから、第1図の場合のような配線束4
の処理作業の困難性はない。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、第2図に示す構造では、ブツシ
ング取付孔2に対するブツシング3の取付位置が
悪かつたり、或いはブツシング3がブツシング取
付孔2内で回転したりすると、ブツシング3の外
周部に設けた突起31が切欠21の位置に一致
し、突起31による係止力が著しく低下してしま
うため、ブツシング3が脱落してしまう難点があ
る。
また、ブツシング3のスリツト32が切欠21
と一致する位置に回転すると、配線束4がいわゆ
るバラ線である場合には特に、ブツシング3から
脱落してしまう。
そこで、本考案の課題は、上述する問題点を解
決し、配線束の外部導出処理作業が容易で、しか
もブツシング及びその内部に挿入される配線束
を、脱落等を生じることなく、ブツシング取付孔
内に確実に係止できるようにした信頼性の高いブ
ツシング取付構造を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記した課題解決のため、本考案は、電子機器
の筐体に対し配線引出用ブツシングを取付けるた
めのブツシング取付構造において、 ブツシング取付孔と、切欠と、ブツシングとを
含んで構成され、 前記ブツシング取付孔は、前記筐体の面板を貫
通して設けられていて、その内径部内に突起を有
しており、 前記切欠は、前記ブツシング取付孔の内径より
も狭幅であつて、前記ブツシング取付孔が外部に
開口するように、前記ブツシング取付孔のまわり
の前記筐体の面板を切欠いて設けられており、 前記ブツシングは、一端側に鍔部を有する筒状
となつていて、筒部の軸方向の全長にわたつて形
成されたスリツトを有しており、 前記ブツシングは、前記鍔部が前記筐体の前記
面板と向き合い、前記スリツト内に前記ブツシン
グ取付孔の前記突起が位置するようにして、前記
ブツシング取付孔内に挿入され、自己の弾発力に
より前記ブツシング取付孔内に弾力的に挿入係止
されていること 特徴とする。
〈作用〉 ブツシングは、鍔部が筐体の面板と向き合い、
スリツト内にブツシング取付孔の突起が位置する
ようにして、ブツシング取付孔内に挿入され、自
己の弾発力によりブツシング取付孔内に弾力的に
挿入係止されているので、突起とスリツトとによ
り、ブツシングの回転防止機構が形成される。し
かも、鍔により、ブツシングが筐体の面板の所定
位置に確実に係止される。このため、ブツシング
及びその内部に挿入される配線束を、脱落等を生
じることなく、ブツシング取付孔内に確実に係止
できるようになる。
切欠は、ブツシング取付孔が外部に開口するよ
うに、ブツシング取付孔のまわりの筐体の面板を
切欠いて設けられており、ブツシングは、筒状と
なつていて、筒部の軸方向の全長にわたつて形成
されたスリツトを有しているので、配線束を切欠
を通してブツシング取付孔内に挿入し、更にブツ
シングのスリツトから当該ブツシング内に挿入し
て外部に導出することができる。このため、配線
束の処理作業が非常に容易である。
また、切欠は、ブツシング取付孔の内径よりも
狭幅であるから、ブツシングに対する突け止めと
なり、ブツシングの脱落が防止される。
更に、ブツシングは、筒状であつて筒部の軸方
向の全長にわたつて連続するスリツトが設けられ
ているから、ブツシング取付孔内に挿入する場
合、スリツトを突起に一致させて押し込むだけで
よい。このため、ブツシング取付孔に対するブツ
シングの取付けが容易になる。
〈実施例〉 第3図は本考案に係るブツシング取付構造を示
す斜視図である。図において、第2図と同一の参
照符号は同一性ある構成部分を示している。第2
図と異なる重要な特徴は、ブツシング取付孔2の
内径部内に突起22を突設したことである。そし
て、第4図に拡大して示すように、ブツシング3
のスリツト32内に該突起22を位置させて、ブ
ツシング取付孔2内におけるブツシング3の回転
防止機構を形成する。
上述のように、本考案によれば、ブツシング取
付孔2の内径部に突設した突起22とブツシング
3側のスリツト32とにより、ブツシング3の回
転防止機構を形成することができるから、鍔33
と共に面板101を内外から挟持する突起31の
位置が切欠21外の所定位置に固定される。この
ため、突起31及び鍔33によつてブツシング3
を筐体1の面板101の所定位置に確実に係止
し、その脱落を防止することができる。また、ス
リツト32が切欠21に一致することがないの
で、配線束4をいわゆるバラ線で構成した場合で
も、その脱落を生じることがない。
しかも、切欠21は、ブツシング取付孔22の
内径部を外部に開口させるように、筐体1の面板
101に設けられており、ブツシング3は筒状で
あつて筒部の軸方向の全長にわたつてスリツト3
2が設けられているから、配線束4を切欠21を
通してブツシング取付孔2内に挿入し、更にブツ
シング3のスリツト32から当該ブツシング3内
に挿入して外部に導出することができる。このた
め、配線束4の処理作業が非常に容易である。
また、切欠21は、ブツシング取付孔22の内
径よりも狭幅であるから、ブツシング3に対する
抜け止めとなり、ブツシング3の脱落が防止され
る。
更に、ブツシング3は、筒状であつて筒部の軸
方向の全長にわたつて連続するスリツト32が設
けられているから、ブツシング取付孔2内に挿入
する場合、スリツト32を突起22に一致させて
押し込むだけでよい。このため、ブツシング取付
孔2に対するブツシング3の取付けが容易にな
る。
前記突起22の幅は、ブツシング取付孔2内に
ブツシング3を挿入した場合のスリツト32の間
隔より若干大きくなるように形成してもよい。こ
のような関係に定めると、突起22によりブツシ
ング3を両側に押広げ、ブツシング取付孔2の内
径部内に強く圧接させることができるからであ
る。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) ブツシングは、鍔部が筐体の面板と向き合
い、スリツト内にブツシング取付孔の突起が位
置するようにして、ブツシング取付孔内に挿入
され、自己の弾発力によりブツシング取付孔内
に弾力的に挿入係止されているので、突起とス
リツトとにより、ブツシングの回転防止機構が
形成され、ブツシング及びその内部に挿入され
る配線束を、脱落等を生じることなく、ブツシ
ング取付孔内に確実に係止できるようにした信
頼性の高いブツシング取付構造を実現できる。
(b) 切欠は、ブツシング取付孔が外部に開口する
ように、ブツシング取付孔のまわりの筐体の面
板を切欠いて設けられており、ブツシングは、
筒状となつていて、筒部の軸方向の全長にわた
つて形成されたスリツトを有しているので、配
線束を切欠を通してブツシング取付孔内に挿入
し、更にブツシングのスリツトから当該ブツシ
ング内に挿入して外部に導出でき、配線束の処
理作業の容易なブツシング取付構造を実現でき
る。
(c) 切欠は、ブツシング取付孔の内径よりも狭幅
であるから、ブツシングに対する抜け止めとな
り、ブツシングの脱落を確実に防止し得るブツ
シング取付構造を実現できる。
(d) ブツシングは、筒状であつて筒部の軸方向の
全長にわたつて連続するスリツトが設けられて
いるから、ブツシング取付孔に対するブツシン
グの取付けの容易なブツシング取付構造を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブツシング取付構造を示す斜視
図、第2図は別の従来例における斜視図、第3図
は本考案に係るブツシング取付構造を示す斜視
図、第4図は同じく要部の部分断面図である。 1……筐体、2……ブツシング取付孔、21…
…切欠、22……突起、3……ブツシング、31
……突起、32…スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器の筐体に対し配線引出用ブツシングを
    取付けるためのブツシング取付構造において、 ブツシング取付孔と、切欠と、ブツシングとを
    含んで構成され、 前記ブツシング取付孔は、前記筐体の面板を貫
    通して設けられていて、その内径部内に突起を有
    しており、 前記切欠は、前記ブツシング取付孔の内径より
    も狭幅であつて、前記ブツシング取付孔が外部に
    開口するように、前記ブツシング取付孔のまわり
    の前記筐体の面板を切欠いて設けられており、 前記ブツシングは、一端側に鍔部を有する筒状
    となつていて、筒部の軸方向の全長にわたつて形
    成されたスリツトを有しており、 前記ブツシングは、前記鍔部が前記筐体の前記
    面板と向き合い、前記スリツト内に前記ブツシン
    グ取付孔の前記突起が位置するようにして、前記
    ブツシング取付孔内に挿入され、自己の弾発力に
    より前記ブツシング取付孔内に弾力的に挿入係止
    されていること 特徴とするブツシング取付構造。
JP4846083U 1983-03-31 1983-03-31 ブツシング取付構造 Granted JPS59155782U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4846083U JPS59155782U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブツシング取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4846083U JPS59155782U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブツシング取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59155782U JPS59155782U (ja) 1984-10-19
JPH0322948Y2 true JPH0322948Y2 (ja) 1991-05-20

Family

ID=30178990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4846083U Granted JPS59155782U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 ブツシング取付構造

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JP (1) JPS59155782U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4344653B2 (ja) * 2004-06-07 2009-10-14 アルプス電気株式会社 車載用電子回路ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646284U (ja) * 1979-09-14 1981-04-24

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JPS59155782U (ja) 1984-10-19

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