JPH03229397A - 分離警報システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、一定の至近距離以上分離しては不都合の生し
る２つの対象に第一の携帯無線機と第二の携帯無線機を
装備して、分ｍ警報を発生する分離警報システムに関す
る。

［従来の技術及び発明が解決しようとする問題点］無線
受信機において、送信機からの受信レベルの低下、或い
は送信機の故障などで受信不能になったことを知らせる
監視方式は、広く利用されている。例えば、ベージング
呼び出しのサービス不焼を知らせる補助機能として用い
られている。

また、２台の携帯無線機（例えば送信機と受信機）間に
おいて、送信機からの信号を受信機で常時受信し、これ
が検出できなくなると警報を発生することを王機能とし
、送信機と受信機間の距離の分離拡大を受信機の携行者
に警告することにより、重要書類を入れたカバン或いは
財布などの置き忘れ、盗難の防止、或いは迷子の防止を
図ったノスデｌ、がある。

史に１、−のような従来技術では、携帯無Ｓ機が常時送
信を行なっているため、電池の消耗が激しく、短時間し
か動作できなかったり、装置が大型になり、小型の物体
に装備できない欠点を有していた。

上記のような状況において、本発明者は、従来のカバン
或いは財布などの置き忘れ、盗難のＶ５ＩＩ或いは迷子
の防止のための機器の欠点を除去し、防止効果の向上、
使い勝手の向上を回部にした分離警報システムを提供す
る。

従来の防止機器は、受信機と送信機を収容した重要書類
などが一定距離分離した場合、受信機からの警報音によ
り、受信機の携帯者は重要書類などの分離を知ることが
できたが、その存在場所を知ることができなかった。ま
た、機器の消費電力が大きく、電池の寿命が短い、従っ
て、消費電力は大きく、電池の寿命が短い。従って、小
型にできないなどの欠点があった０本発明は、二つの携
帯無線機間の距離が、設定した値以上になり、検知局が
受信できなくなった時から一定の短時間のみ送信回路に
も通電きれるような消費電力を押きえることのできる分
離警報システムを提供することを目的とする。従って、
本発明は、例えば、盗難防止や置き忘れ防止のための携
帯無線機を目的物体に装備した場合、ｌＪＳ型でしかも
長時間動作可能な分離警報システムを提供するこよを目
的とする。

［問題点を解決するだめの手段］ 本発明者は、上記の問題を解決するために、送受信機能
を有する第一の携帯無ｌｉｔ機と、送受信機能を有ｊる
第二の携帯無線機とを含み、前記第一の携帯無線機は、
識別信号発生器、その識別信号を変調する変調器、搬送
波発生器、アンテナを含む送信器、及び前記第二の携帯
無線機が送出する警報電波う受信して警報音を発生する
警報器を含む受信器を包含し、前記第二の携帯無線機は
、前記第・−の携帯無線機が送出する電波を受信し、受
信電波レベルが予め定めたレベル以下の時は、これを遮
断するレベル識別器、レベル識別器を通過した信号から
識別信号を再生する復調器と、復調した識別信号が、あ
らかしめ定めた識別信号に致するか否かを判別器る判別
器、予め定めた一定時間判別不能の場合に警報音を発生
するタイマ、警報器を含む受信器、及びこの場合に前記
第一の携帯無線器へ警報電波を送出する送信器を包含す
ることを特徴とする前記分離警報システムである。また
、第一の携帯無線機が連続的に電波を送出−するよう構
成きれたものが好適である。更に、その第一　の携帯無
線機が予め定めた周期で間欠的に電波を送出するよう構
成きれたものが好適である。また、前記第二の無線機の
送信器は、警報電波を送出するときのみ電源を印加する
よう構成きれたものが好適である。

［作用コ 本発明による分離警報システムは、識別信号を有する電
波の減衰を利用して、分離距離が大きくなると送信電波
に対する受信レベルが低くなり、受信信号がなくなると
、警報がなり、且つ警報信号を他方に送信し、その他方
で警報を発するものである。

更に、本発明のシステムでは、第一の携帯無線機と第二
の携帯無線機との距離を引視する電波を識別信号で行な
うものである。識別信号電波で直接的に同定と、距離監
視を行なうことができる。

このために識別信号を載せる電波の周波数は、本発明の
分ｍ警報システムの目的に合致するものを選別すべきで
ある。

［実施例］ 本発明による第一の携帯無、Ｉｌｌ！と第二の携帯無線
機からなるシステムの例を第１図及び第２図に示す。

第１図は、第一の携帯無線機のブロックダイヤグラムを
示す。

送信機能のみを有する送信機Ｔ１と受信機能のみを有す
る受信器Ｒ１とで構成されている。

送信器ＴＩは、識別信号発生器１を含み、他のシステム
の信号及び雑音と本システムの信号とを受信側で識別で
きるように、固有の２進符号のパルス識別信号を一定時
間間隔毎に発生して、次段の変調器２へ印加する。変調
器２へ同時に搬送波発生器３から発生する高周波の搬送
波を印加して１、ユの搬送波を前記識別信号で変調して
、アンテナ４から被変調波を電波として、送出する。

変調器２の変調方式は、周波数変調、振幅変調或いはパ
ルス変調方式の何れでもよい。

第２図は、第二の携帯無線機のブロックダイヤグラムを
示す、即ち、受信機能のみを有する受信器Ｒ２と送信機
能のみを有する送信器Ｔ２とで構成されている。

受信器Ｒ２は、アンテナ１１で受信した電波の強さが予
め定めた一定レベル以上の電波の信号のみをレベル識別
器１２で識別して、次段の復調器１３へ印加する。復調
器１３は、受信した被変調波を復調して、再生した変調
波信号を次段の判別器１４へ印加する４判別器１４は、
印加された信号が、固有の２進符号のパルス識別信号か
否かを識別して、予め定めた固有の２進符号パルスの場
合のみ、次段のタイマ１５へ識別信号を出力する。

従って、受信器Ｒ２が受信した電波が予め定めたレベル
以上の強さ（電界強度）であり、且つ変調波が固有の２
進符号のパルス識別信号である場合にのみ、タイマ１５
へ識別信号が出力されることになる。

タイマ１５は、予め定めた時間間隔内に、判別器１４か
らの出力が順次印加されている間は、出力がないが、予
め定めた時間間隔内に、判別器１４からの出力がない場
合は、次段の警報器１６への出力を印加する。

警報器１６は、タイマ１５からの出力によって警報音を
発すると共に、送信器Ｔ２の電源スィッチ２０を働かせ
て、変調器１７、変調波発生器１８及び搬送波発生器１
９に電源を供給して、これら各機器を作動させる。これ
ら各機器には、電源スィッチは作動する迄は、を源が供
給されていない。

電源スィッチ２０が作動して、変調器１７、変調波発生
器１８及び搬送波発生器１９に電源が供給されると、変
調器１７は、搬送波発生器１９が発生する低周波で変調
し、アンテナ１１から警報電波として送出する。変調器
１７による変調方式は、周波数変調、振幅変調或いはパ
ルス変調方式の何れでもよい。

第１図の第一の携帯無線機を構成する受信器Ｒ１は、ア
ンテナ４及び同調器５を経て受信した警報電波の信号を
復調器６に印加する。復調器６は、印加された信号から
変調波を再生して、次段の判別器７へ印加する。判別器
７は、予め特定された変調波を検出したときは、次段の
タイマ８へ出力する。

タイマ８は、予め定めた時間中継続して判別器７からの
出力があったときは、警報器９に出力して、警報器９を
作動許せ、警報音を発生させる。

第１図の第一の携帯無線機の送信器Ｔ１及び受信機Ｒ１
を作動させるために、−次寛池或いは二次電池などの電
源１０を備える。また、第二の携帯無線機の受信機Ｒ２
及び総陰気Ｔ２を作動させるために、−次電池及び二次
電池などの電源２１を備える。

第１図の第一の携帯無線機のシステム構成図のおける送
信機Ｔ１の識別信号発生器１、搬送波発生器３及び受信
器Ｒ１の判別器７、タイマ８は、ディスクリート部品、
ディジタル集積回路で構成するか或いはシングルチップ
マイクロコンピュータで構成することができる。

第２図の第二の携帯無線機のシステム構成図における受
信機Ｒ２の判別器１４、タイマ１４、変調波発生器１８
、搬送波発生器１９、電源スィッチ２０はディスクリー
ト部品、ディジタル集積回路で構成するか或いはシング
ルチップマイクロコンピュータで構成することができる
。

第２図の第二の携帯無線機において、電源スィッチ２０
を備えなくても、分離警報システムとしての機能を発揮
することができるが、消費電力が大きくなる。

第１図の第一の携帯無線機の識別信号を含む送出電波は
、連続的に送出してもよいが、間欠的に例えば０．２秒
毎に送出するようにすることにより、消費電力を少なく
することができる。

また、第１図の第一の携帯無線機の識別信号は、上記に
おいて、固有の２進符号のパルス識別信号の場合につい
て説明したが、固有のトーン識別信号を用い、第２図の
第二の携帯無線機の判別器１４にトーンデコーダを用い
ても、同様の機能を得ることができる。

以上は、発信側を第一の携帯熱ａ機とし、受信側を第二
の携帯無線機としたが、発信側を第二の携帯無線機とし
、受信側を第一の携帯無線機として、受信側には、識別
信号の受信したレベルが所定より下がると、警報を発生
する警報器を備えるだけで、分離警報を行なえるシステ
ムにすることもできる。

［発明の効果］ 本発明の分離警報システムは、 第１に、送信器の他には、常時は、受信回路のみに通電
され、第一の携帯無線機と第二の携帯無線機間の距離が
設定した値以上になり、第二の携帯無線機が受信できな
くなった時から一定の短時間のみ送信側にも通電され、
全体の消費電力を押きえたものを提供できた。

第２に、例えば、盗難防止や置き忘れド方正のために第
二の携帯無線機を目的物体に装備さしめる場合、小型で
しかも長時間動作の可能な第二の携帯無線機が可能にな
った。

第３に、更に、盗難などの場合、第二の携帯無線機の携
帯者は、財布、カバン等の所在場所を知ることができる
とともに、財布、カバンに収容した第一の携帯無線機の
発する警報音に驚いて、盗人は、その財布、カバンを放
棄することも期待できるこｋ、等の顕著な技術的効果を
得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１例による第一の携帯無線機のブロ
ック回路図である。 第２図は、本発明の１例による第二の携帯無線機のブロ
ック回路図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、送受信機能を有する第一の携帯無線機と、送受信機
   能を有する第二の携帯無線機とを含み、 前記第一の携帯無線機は、識別信号発生器、その識別信
   号を変調する変調器、搬送波発生器、アンテナを含む送
   信器及び前記第二の携帯無線機が送出する警報電波を受
   信して警報音を発生する警報器を含む受信器を包含し、 前記第二の携帯無線機は、前記第一の携帯無線機が送出
   する電波を受信し、受信電波レベルが予め定めたレベル
   以下の時は、これを遮断するレベル識別器、レベル識別
   器を通過した信号から識別信号を再生する復調器と、復
   調した識別信号が、あらかじめ定めた識別信号に一致す
   るか否かを判別する判別器、予め定めた一定時間判別不
   能の場合に警報音を発生するタイマ、警報器を含む受信
   器及び判別不能と判定し、警報音を出す場合前記第一の
   携帯無線器へ警報電波を送出する送信器を包含すること
   を特徴とする前記分離警報システム。 ２、前記第一の携帯無線機が連続的に電波を送出するよ
   う構成されたことを特徴とする請求項１記載の分離警報
   システム。 ３、前記第一の携帯無線機が予め定めた周期で間欠的に
   電波を送出するよう構成されたことを特徴とする請求項
   １記載の分離警報システム。 ４、前記第二の無線機の送信器は、警報電波を送出する
   ときのみ電源を印加するよう構成されたことを特徴とす
   る請求項１記載の分離警報システム。