JPH03228758A - 歯間清掃用フロス - Google Patents

歯間清掃用フロス

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JPH03228758A
JPH03228758A JP2479690A JP2479690A JPH03228758A JP H03228758 A JPH03228758 A JP H03228758A JP 2479690 A JP2479690 A JP 2479690A JP 2479690 A JP2479690 A JP 2479690A JP H03228758 A JPH03228758 A JP H03228758A
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JP
Japan
Prior art keywords
floss
cyclodextrin
compound
aromatic
polyphenol compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP2479690A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ono
啓 小野
Yuriko Takahashi
百合子 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03228758A publication Critical patent/JPH03228758A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯間清掃用フロスに係わり、更に詳しくは香
味を有しかつ虫歯予防効果を有する歯間lW掃用フロス
に関するものである。
(従来の技術) 口腔衛生の習慣を奨励する香味つき歯間清帰用フロスと
しては1例えば噴霧乾燥した香味料粒子を含有する水溶
性のロウを糸に塗被したもの(特公昭58−15137
号公報)や、噴霧乾燥した香味料粒子を含有する重合体
を糸に塗被したもの(特公昭8G−25118号公報)
が知られている。しかしながら香料等の賦香料は一般に
揮発性が大きく、変質し易い物質である七に、熱に対し
ても不安定であるため、h記のような製品ではフロスに
効果的に賦香料を付与することができなかった。
一方虫歯予防効果を有する歯間清掃用フロスとしては、
例えば糸を実質的に被覆しているワックス被覆および該
ワックス被覆を実質的に被覆しているフッ化物塩を含む
ポリマー被覆からなるものが知られている(特公昭58
−183180号公報)。しかしながらフッ素は多用す
ると歯を脆くする危険性があり、現在ではほとんど使用
されなくなっている。
本発明者等は上述のような実情に鑑み、長期間に亘り一
定の香りを放つ香味を歯間清1用フロスに効果的に付与
することを目的に検討を重ねた結果、賦香料のサイクロ
デキストリン包接化合物を用いることが香味加工に好適
であるとの知見を得た。また、安全な虫歯予防剤を歯間
清帰用フロスに付与することを目的に検討を重ねた結果
ポリフェノール化合物を用いることが虫歯予防加工に好
適であるとの知見を得た。
そこで、本発明者等は特願平1−185984号で、ワ
ックスと賦香料のサイクロデキストリンの包接化合物と
ポリフェノール化合物が70スに塗布されている菌量清
掃用フロスを提案したが、ワックスで賦香料のサイクロ
デキストリン包接化合物とポリフェノール化合物が被覆
されてしまうため、香味が若干弱く、虫歯予防効果が若
干弱いという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであって、
賦香料のサイクロデキストリン包接化合物のサイクロデ
キストリンの糊付としての性質に注目し、このサイクロ
デキストリンを糸の集束剤及び香味料、虫歯予防剤のバ
インダーとして作用せしめ、ワックスを不要としたもの
であり、賦香料が効果的に付与されており長期間に亘り
一定の香りを放ち且つ虫歯予防剤が効果的に付与されて
おり安全に虫歯を予防しうる歯間清掃用フロスの提供を
目的とするものである。
(間碩点di決するための手段) と述の目的は、賦香料のサイクロデキス包接化合物と、
下記(1)及び/又は(2)式(式中R*  は水素原
子またはヒドロキシル基を示し、R1は水素原子または
、!、4.5− トリハイドロキシベンゾイル基 で表されるポリフェノール化合物がフロスの表置に塗布
されていることを特徴とする歯間清掃用フロスにより達
成される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明において賦香料とは天然香料(動物性香料及び植
物性香料)1合成香料の両者が挙げられ、例えば天然香
料としてはラベンダー油、ミント油。
バラ油、レモン油、ジャスミン油、シトロネラ油等が、
また合成香料としてはエチルアセトアセテート、ベンジ
ルベンゾエート、ベンジルアセテート等が挙げられる。
本発明においてデキストリンとしては、α−サイクロデ
キストリン、β−サイクロデキストリン、r−サイクロ
デキストリンの王者が挙げられ、更にこれらの王者のサ
イクロデキストリンの混合物であってもよいし、これら
の王者のサイクロデキストリンを含有する澱粉分解物で
あってもよい。
しかして、賦香料とサイクロデキストリンを包接させる
方法としては例えば混練法が挙げられる(特開昭57−
185372号公報参照)。混練法を行なうにあたって
は、サイクロデキストリンのみを用いる場合はサイクロ
デキストリンに水又は温湯(サイクロデキストリンに対
して約01〜6重量倍)を加えてペースト状もしくは懸
濁液にする。また、@記のサイクロデキストリンを含有
する澱粉分解物は25〜40%の水分を含むので倍量の
水を用いればよい。つぎに、これにサイクロデキストリ
ンに対して約0,1〜3重量倍の賦香料を加えてボール
ミル、デイスパーミル等で充分に混練する。混練する時
間は30分〜12時間であり、好ましくは1〜S時間で
ある。このように賦香料にサイクロデキストリンもしく
はサイクロデキストリンを含有する澱粉分解物を添加し
、充分に混練すると、賦香料はサイクロデキストリンの
分子内部の空洞内に入り込み、包接化合物を形成する。
かかる賦香料のサイクロデキストリン包接化合物の付着
量は、賦香料とサイクロデキストリンが3=7(重量比
)で包接されている場合には、フロス這1に対し0.2
〜10重量%1好ましくは1〜5Mm%である。0.2
1鷹%未満の時は香りが弱く、また10重量%以1の時
は効果の割には経済的でない。
本発明においてポリフェノール化合物とは特許請求の範
囲記載(1)式及び(2)式で表わされる第1表に示し
た6種類のカテキン類縁体化合物を云う(特開昭64−
90124号公報)照)。
以下−中白) 第 表 上記ポリフェノール化合物は、茶の水もしくはアルコー
ル抽出物の酢酸エチル可溶画分より帰ることが出来るが
、他の原料起源のもの及び化学合成品であってもよい。
かかるポリフェノール化合物の付着量は、フロス重量に
対しO,OO1〜O0I直量%、好ましくはo、 o 
s −0,2重量%テする。0.001重量%未―の時
は虫歯予防効果がなく、また0、5重量%以上の時は効
果の割に経済的でない。
本発明においてフロスの1成繊維は無毒性のものである
種変の強力があれば特に限定はされないが、通常は綿、
絹、ナイロン、ポリエステル等が用いられる。そしてそ
の直径は歯間に差し入れることができるS00ないし2
000デニールが好ましい。
次に、本発明の歯間清掃フロスの製造方法の一例を説明
する。
賦香料のサイクロデキストリン包接化合物及びポリフェ
ノール化合物を水に分散させ、フロスを糸コーティング
装置に導入し、上記処理液を付与し搾液し、その後乾燦
し歯間清掃フロスを得る。
(実施例) 次に本発明を実施例を用いて更に説明する。
実施例1 ミント油とサイクロデキストリンを3=7で混合して痔
たミント油のサイクロデキストリン包接化合物4重量部
とサンフェノン1008(ポリフエノール化合物、太陽
化学L■製) 1.811部に水を加え100重量部に
し、840d/98fのナイロン糸を糸コーティング装
置に導入し、丑記処理液を付与し、その後処理液のピッ
クアップが62.5%になるように搾液し、その後乾燥
させて歯間清掃フロスを得た。この糸へのミント油のサ
イクロデキストリン包接化合物の付着量は2.5重量%
、ポリフェノール化合物の付着量は0.1貫量%であっ
た。
実施例で得られた製品は常温で1年後もミントの芳香を
保っていた。
(発明の効果) 以と詳述したように、本発明により得られる歯間清掃用
70スは賦香料をサイクロデキストリンで包接化したも
のを香料として用いているので。
化学的に非常に安定であり、長期に亘って一定の香りを
放ち、しかもその香りが変質することがなく口腔衛生の
習慣を奨励する効果を奏する。
また、虫歯予防を茶の抽出物であるポリフェノール化合
物で得るものであるので安全かつ確実に虫歯を予防する
ことができ口腔衛生の改善に貢献するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)賦香料のサイクロデキストリン包接化合物と、下
    記(1)及び/又は(2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(2) (式中R_1は水素原子またはヒドロキシル基を示し、
    R_2は水素原子または、3,4,5−トリハイドロキ
    シベンゾイル基 ▲数式、化学式、表等があります▼を示す) で表されるポリフェノール化合物がフロスの表面に塗布
    されていることを特徴とする歯間清掃用フロス。
JP2479690A 1990-02-02 1990-02-02 歯間清掃用フロス Pending JPH03228758A (ja)

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JP (1) JPH03228758A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3046829U (ja) * 1997-09-03 1998-03-24 有限会社上野屋美香園 綿 棒
US6123982A (en) * 1998-09-01 2000-09-26 Colgate-Palmolive Company Dental floss

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3046829U (ja) * 1997-09-03 1998-03-24 有限会社上野屋美香園 綿 棒
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