JPH03228674A - トマトのプロトプラスト培養法 - Google Patents

トマトのプロトプラスト培養法

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JPH03228674A
JPH03228674A JP2290249A JP29024990A JPH03228674A JP H03228674 A JPH03228674 A JP H03228674A JP 2290249 A JP2290249 A JP 2290249A JP 29024990 A JP29024990 A JP 29024990A JP H03228674 A JPH03228674 A JP H03228674A
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Japan
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protoplast
tomato
medium
protoplasts
culturing
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JP2290249A
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Takeya Komiya
小宮 威彌
Kazuo Ozaki
尾崎 和男
Yukari Uno
宇野 友加里
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/04Plant cells or tissues
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/10Cells modified by introduction of foreign genetic material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トーこトのプロトプラストを培養する方法に
関する。
〔従来の技術〕
プロトプラスト培養は植物の細胞融合、遺伝子組換え9
体細胞変異を利用した育種なとを行う為■ に必要な技術である。
1マドについては多数のプロトプラスト培養に関する研
究例かあるか、主として野生種(ハ仔persicon
  peruvianum )についててあり、培養か
困難な栽培種(L、 esculentum )につい
ては2,3の成功例かみられるにすきない5山口彦之監
修。
植物遺伝子操作技術、 p 195 (19g5))。
したがってトマトの育種手段の1つとしてプロトプラス
トを利用するためには、トマト栽培品種にも容易に適用
されるプロトプラスト培養に関する新技術の開発か望ま
れている。
トマトのプロトプラストを培養する場合従来液体培地が
用いられてきた[E、 A、 5hahin、 Ce1
lCulture and Somatic Ce1l
 Genetics of Plantsvol、 1
 、 、p、 370(1984)] 。またMorg
anら[A。
Morgan、 E、 C,Cocking、 Z、P
flanzenphysiol、、 106.97(1
982月は寒天培地に包埋する方法を報告している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこれらの方法を一般のトマト栽培品種に応
用しても細胞分裂頻度は低くコロニー升成に至らない場
合か多い。また薬剤耐性カルスづ得るには、プロトプラ
ストを液体培地で培養しt場合、細胞塊が崩壊するのて
カルスの選抜が置引である。そこで固形培地を用いれば
細胞塊の崩坊を防くことかてきるか、その場合は加熱が
不可週で細胞に悪影響を及ぼしていた。
また、植物(ダイズ、タバコ、ペチュニア)のフロドプ
ラスト培養にアルギン酸を用いる方法かr開昭62−5
5077号公報及びPlant 5cienceLet
ters、  25  P61〜66 (19g2)に
開示されているが、いずれもアルギン酸を用いた時の方
か寒天を用いた時よりもコロニー形成率が良くなく、植
物のプロトプラスト培養にアルギン酸を用いることが都
合が良いとはされていなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らはトマトのプロトプラスト培養においてアル
ギン酸を培地固形剤として用いると予想外にも細胞分裂
率およびコロニー形成率が飛躍的に向上することを見出
しさらに検討を重ねて本発明を完成した。
即ち、本発明は、 (1) トマトのプロトプラストをアルギン酸又はその
塩を含む固形培地に包埋し、これに液体培地を加えて培
養することを特徴とするトマトのプロトプラスト培養法
、 (2)固形培地の一部が空気に触れるように液体培地を
加えることを特徴とする(1)記載のプロトプラスト培
養法、 (3) アルギン酸又はその塩を含む固形培地に包埋さ
れたトマトのプロトプラストに関する。
本発明によるプロトプラスト培養法は、■)トマトのプ
ロトプラストを単離する工程(プロトプラスト単離工程
) 2)フロドプラストをアルギン酸に包埋する工程(プロ
トプラストの包理工程) 3)プロトプラストを培養する工程 (プロトプラストのπ実工程) 4)植物体を再生オろ工程より成る。
(植物体の再生工程) 以下、本発明のプロトプラスト培養法を工程順に説明す
る。
1)プロトプラスト単離工程 プロトプラストを得る材料としてはトマトの各器官およ
び培養細胞を用いることができる。単離の方法は自体公
知の方法で、細胞間物質であるペクチン質を分解する酵
素としてペクチナーゼ、細胞壁を分解する酸素としてセ
ルラーゼおよび浸透圧調整剤としてマンニトール、ソル
ビトール、グルコース等を、また公知の植物組織培養培
地及び植物ホルモンを適宜cpw7(1(表−1)ある
いはMES緩衝液等に溶解し、pHを約4.0〜8.5
に調節した酵素液を用い、約IO℃〜35℃の温度で約
5〜48時間静置あるいは振盪処理してプロトプラスト
を遊離する。この場合酵素処理後の試料液を50〜10
0μmのメツシュで濾過し、未消化の細胞塊等を除き、
遠心分離処理あるいはシ。
糖、フィコール等により密度勾配処理をして酵素液とプ
ロトプラストを分離し、浸透圧調整剤を含む例えばCP
W液(以下CPW溶液と略す)で洗浄してプロ トプラストを精製してもよ( KH,Po、              25.9K
NO3101,l CaCl2−・2H,01484,9 Mg5 O,・7H,0246,5 KI                   O,15
92)プロトプラストの包理工程 酵素処理後、単離、精製して得られたプロトプラストを
塩化カルシウムを含まないcpw溶1fflで洗浄し、
ろ集あるいは遠心分離したプロトプラストをそのまま、
あるいはプロトプラスト懸濁液としてアルギン酸又はそ
の塩(約0.5〜5.0%)を含む植物組織培養培地(
以下培地と略す)と均一に混合した後、コマゴメピペッ
ト等を用い浸透圧調整剤および培地を含む塩化カルシウ
ム水溶液(約20〜100mM)中に滴下する。本発明
で使用されるアルギン酸又はその塩は単独で用いても、
2種以上混合して用いてもよい。本発明で使用されるア
ルギン酸塩としては、アルギン酸ナトリウムアルギン酸
カリウム、アルギン酸リチウムおよびアルギン酸アンモ
ニウムか挙げられるか、好ましくはアルギン酸ナトリウ
ムを用いる。
浸透圧調整剤としては、例えばシヨ糖、マンニトール、
グルコース、ソルビトール等か用いられるか、好ましく
はショ糖単独あるいはそれ以外と混合して約02〜0.
7Mで用いる。30分〜24時間放置し固化を完了させ
てからCPW溶液等で十分に洗浄すると、通常はビーズ
状になったアルギン酸又はその塩を含む固形培地に包埋
されたトマトのプロトプラストが得られる。
培地としては、例えばムランケ・スクーグの培地(以下
MSと略す)、ガンボーグのB5培地(以下B5と略す
)、ザパタの培地、シャヒンの培地、カオの培地および
これらの改変培地等が用いられ、いずれも培地中の塩化
カルシウムは、あらかじめ除いておく。
このような培地には炭素源、窒素源、無機塩類、有機物
等か適宜配合されてもよい。
炭素源としてたとえばショ糖、グルコース、ガラクトー
ス、フルクトース、マルトース等の糖類、可溶性デンプ
ンなどか用いられる。窒素源としては、たとえば硝酸塩
、アンモニウム塩等が用いられるが、好ましくはアンモ
ニウム塩を全く含まないかあるいは少量を添加する。無
機塩類としては、たとえばリン、カリウム、カルシウム
、マグネシウム、マンガン、銅、亜鉛、モリブデン、硼
素、鉄、コバルト、ニッケル等の元素を含有するもの等
が用いられる。有機物としては、たとえばイノ/トール
、ニコチン酸、ピリドキシン塩酸、チアミン塩酸、パン
トテン酸カルンウム、葉M、pアミ7安息香酸、ビオチ
ン、コリンクロライド、リホフラビン、アスコルビン酸
、ビタミンA1ビタミンD3、ビタミンB lff1等
のビタミン類、たとえばピルビン酸ナトリウム、クエン
酸、リンゴ酸、フマル酸等の有機酸、たとえばココナツ
ツミルク、カゼイン加水分解物、酵母エキスなどの天然
物質なとか用いられる。特にイノシトールの添加はプロ
トプラストのコロニー形成に良好で、好ましくはイノ/
トールを約0.1〜8.0g/(!添加する。
培地には、さらに例えばオーキシン類、サイトカイニン
類等の植物生長調節物質か適宜添加されてもよい。この
ようなオーキシン類としては、例えば2,4−7クロロ
フエノキン酢酸(以下、2゜、4−Dと略す)、2.4
−ジクロロフェニル酢酸、インドール−3=酢酸(以下
、IAAと略記)、インドール−3−醋酸(以下、IB
Aと略す)、1ナフタレン酢酸(以下、N A Aと略
す)、2−ナフトキシ酢酸、パラクロロフェノキン酢酸
、2,4゜5−トリクロロフェノキシ酢酸、1−ナフタ
レンアセトアミド等が用いられる。また、サイトカイニ
ン類としては、例えば6−ヘンシルアデニン(以下、B
APと略す)、2−イソペンチルアデニン、2−イソペ
ンテニルアテ゛ニン、カイネチン、ゼアチン、ジヒドロ
セアチン、ゼアチンリホシド、ジフェニル尿素等が用い
られる。中でもオーキシン類としては、例えば2.4−
D、NAA等が、サイトカイニン類としては、例えばB
AP等が繁用される。
通常オーキシン類は約0.01〜20 ppIll、サ
イトカイニン類は約0.01 = 15ppmの割合で
培地中に添加される。
もちろん培地のpHを調節する目的で無機または有機の
酸、アルカリ類、緩衝剤等を加え、pH5,0〜8.0
に調整する。
アルギン酸又はその塩を塩化カルシウム等の液中に滴下
することによりトマトのプロトプラストが包埋されたゲ
ル化した固化体(以下、ビーズと略す)が形成され、培
地液の交換が容易に行われる。
本ビーズ法によればプロトプラストは、機械的衝撃ある
いはアガロース包理法に見られるような加熱による生育
への悪影響がな(、また培養細胞から排出される老廃物
による生育の阻害作用およびプロトプラストが凝集して
分裂や生存が阻害される現象など液体培養法が持つ欠点
を回避することができる利点を有している。
3)プロトプラストの培養工程 プロトプラストの培養は、プロトプラストを包埋したア
ルギン酸ビーズを上記の炭素源および植物ホルモン等を
含む培地液(たたし塩化カルシウムは含む)約1〜30
0d、、好ましくは約4〜20dを含む直径約3〜30
cmのプラスチックシャーレ、容積約20〜1000g
のマイヤー等に移し、静置あるいは振盪して行うのであ
るか、好ましくはビーズの一部か空気に触れるように液
体培地を加えるのがよい。培地液は植物のプロトプラス
ト培地液として公知のものを使用してよい。
培養の条件は、培地の状態2組成、培養の手段等により
て一定しないのは当然であるか、それらは、初期は暗所
で培養し、プロトプラストの生育に伴って徐々に明るく
するのか望ましい。また、培養期間中の温度としては約
15〜35°Cで、好ましくは約25〜30°Cの温度
て行う。
培地液の交換は3〜14日毎、好ましくは5〜10日毎
に行い、培養液中の浸透圧調整、例えばシヨ糖、マンニ
トール、グルコース等の濃度は、適宜低下させることか
望ましく、好ましくは5〜10日毎に0.01〜Q、1
Mつつ低下させる。
このようにして植物体の再生を目的とするトマトのプロ
トプラスト由来のカルスか形成される。
4)植物体の再生工程 プロトプラストを培養して得られたカルスを苗条の再生
する培地、例えばB5培地、MS培地等に炭素源として
、例えばシヨ糖、グルコース等を約01〜100%添加
する。植物ホルモンとして、例えばNAA、2.4−D
、IAA、IBA等のオーキシン類を通常約O〜10 
ppm、およびBAP、  カイネチン、セ゛アチン等
のサイトカイニン類を通常約O〜20 ppmそれぞれ
添加する。また培地の固形化剤として、例えば寒天、ア
ガロース、ケルライト等で固めた培地を用いることによ
って苗条を再生させ、さらに発根させることができる。
カルスを苗条に導く培地は上記したちの以外に植物カル
スを苗条に導く培地として知られているものか適宜に使
用される。
培養の条件は、約1000〜20000Luxの照明で
、好ましくは約3000=lO0001,uxで行う。
培養期間中の温度は約15〜35°Cで、好ましくは約
25〜30’Cて行う。培養の継代は2〜4週間毎が望
ましい。
このようにして10日から1年で完全な植物体がプロト
プラストから再生される。
なお、本発明のプロトプラスト培養前に、トマトのプロ
トプラストに例えばキュウリモサイクウイルス(CM 
V )、タバコモザイクウィルス(TMV)等の植物ウ
ィルスのコート蛋白遺伝子、除草剤耐性遺伝子、耐虫遺
伝子等を導入したトマトのプロトプラストを本発明の方
法に従って培養し、さらに植物体の再生工程に付するこ
とによって植物ウィルス、除草剤、害虫等に耐性なトマ
トを育種することができる。
以下、実施例によって本発明を更に詳しく説明する。
〔実施例〕
1)プロトプラストの単離工程 供試植物のトマト〔品種、パレス(タキイ種苗に、K)
およびヘビートマト(大和農園)〕の種子を、70%エ
タノールに1分間、次いて1%次亜塩素酸ナトリウム溶
液に10分間浸漬して殺菌後、滅菌水で3回洗浄し、表
−2に示すMS寒天培地(3%シヨ糖、08%寒天)に
播種し、照明下(植物培養用蛍光灯、3000Lux、
16時間日長)25°Cて発芽させた。
実生(播種後1週間)の子葉1gに対して、20滅の酵
素1ffl(0,1%マセロザイムR−1010%セル
ラーセ・オ/ズカR−10,0,4Mマンニ[−ル、c
pw液、p)(5,8)を加え細断し、25〜30’C
の温度で暗所下静置で16時間の酵素処理を行ってプロ
トプラストを単離した。
処理後、プロトプラスト懸濁液を100および50μm
ナイロンメノンユでγ濾過して未消化の細胞塊等を除き
、さらに遠心分離(70Xg、5分間)および20%シ
ョ糖溶液による密度勾配を行いプロトプラストを精製し
、0.4Mマンニトールを含むCPW液(以下洗浄液と
略す)で2回洗浄してプロトプラストを調整した。
2)プロトプラストの包理工程 精製して得たプロトプラストを、さらに塩化カル/ラム
を含まない洗浄液で1回l先浄した後、表3に示した0
、75%アルギン酸ナトリウム(和光純薬工業株式会社
製)を含むプロトプラスト培養培地(OFK−1培地)
と均一に混合し、4〜9X I O’/dの密度に調整
した後、滅菌済ピペ。
トを用いて直径9cmの滅菌済プラスチック/ヤーレ内
の50mM塩化カルンウム溶液(OFK−1培地を含む
)10轍中に滴下した。その後25°C16時間放置し
、直径約5mmの球状の同化体(以下ビーズと略す)を
形成させた。
3)プロトプラストの培養工程 このビーズを洗浄液で2回洗浄した後、表−3に示した
0FK−2培地(4Ml)を添加し、275°C7暗所
下静置て培養した。
培養7日後にンヨ糖濃度のみを0.2Mに調整した0F
K−2培地(4旋)と交換し、25°C暗所下振盪培養
(40rpm)した。コロニー(8細胞以上)形成率を
表−4に示した。
4)lti物体の再生工程 培養14日後には、表−2に示すMS培地にIAAを0
 、2 mg/ (1,セアチンを2.0mg/(!、
  /a糖を5%加えたものにケルライ) (Gell
an  GamKelco社製)を0.3%加えて固め
た苗条再生培地にビーズを置床し、照明下(植物培養用
蛍光灯。
約5000Lux、16時間日長)25°Cで培養した
培養30日後には、ンヨ糖濃度のみを2%にした苗条再
生培地にビーズ内で生長したカルスを継代し、上記と同
様の条件で培養を継続したところ培養45日口取はカル
ス1部に苗条が再生した。
この苗条をさらに生育させた後、発根培地(1/3希釈
MS培地、  0.01mg/121 BA、  1%
ンヨ糖、04%ケルライト、pH5,8)に移植して同
様の条件で培養したところ、発根して完全な植物体が再
生された。再分化率を表−5に示した。
また、アルギン酸の代わりに寒天を用いてプロトプラス
トの培養を行ったもの(アガロース法)および精製した
プロトプラストを0FK−2培地で培養したもの(液体
法)を対照として実験を行った。
表−2ムラフケ・スクーグ(M S )培地N03 N+−+4NO3 KH2PO。
CaCL・2)(、○ MgSO4・7H20 FeS04・7H2O Na2−EDT、A 〜1nSO4・4 H2O Z nS O4・7 H20 CuSO4・5H20 COCQ2・6H20 に+  3BO3 Na2MoO4・2H2゜ ミオイノントール ニコチン酸 塩酸ピリドキノン 塩酸チアミン グリノン pH 1,900 1,650 70 40 70 27,8 73 23 6 0,025 0、025 83 2 0,25 00 0,5 0,5 0,1〜1.0 5.7〜5.8 表−3プロトプラスト培養培地 KNO21900 caCL−2H20 MgSO,・7[(,0370 KH7P○4170 FeSO,・7H2027,8 Na2−EDTA         37.3Mn5(
)4”4H20223 ZnSO,・7H208,6 CuSO,・5H200,025 CoCQ2・6H200,025 KI                 O,1113
H3BO36,2 Na2MoO4” 2820      0.25ニコ
チン酸        2.5 塩酸チアミン       10 塩酸ピリトキンン      I 葉酸            0.5 ビオチン           0,05D−パントテ
ン酸カルシウム 0.5 塩化コリン         0.1 グリンン          0,5 カゼイン氷解物      150 L−システィン       I 900 40 70 70 27.8 37.3 22.3 8.6 025 0、025 0.83 2 0.25 2.5 0 ■ O15 05 0,5 1 O25 50 ■ リンゴ酸 アスコルビン酸 硫酸アデニン L−グルタミン ミオイノシトール リホフラピン ショ糖 AA 2.4−D AP 0 0.5 0 00 600 0.25 102700(0,3M) 5 0 0.5 0 0゜5 0 00 600 0.25 85600(0,25M) 5 1.0 5 注)次の工程(植物体の再生工程)に移行していたので
コロニー形成率は測定していない。
表 再分化率(%)” 期間 液 体 法 アルギン酸 ビーズ法 80日 13.2% 表−4,5から、本発明のトマトのプロトプラスト培養
法は、従来法よりもコロニー形成率および再分化率がか
なり良いことが判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トマトのプロトプラストをアルギン酸又はその塩を
    含む固形培地に包埋し、これに液体培地を加えて培養す
    ることを特徴とするトマトのプロトプラスト培養法。 2、固形培地の一部が空気に触れるように液体培地を加
    えることを特徴とする請求項1記載のプロトプラスト培
    養法。 3、アルギン酸又はその塩を含む固形培地に包埋された
    トマトのプロトプラスト。
JP2290249A 1989-10-27 1990-10-26 トマトのプロトプラスト培養法 Pending JPH03228674A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-280601 1989-10-27
JP28060189 1989-10-27

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EP (1) EP0424930B1 (ja)
JP (1) JPH03228674A (ja)
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DE69021005D1 (de) 1995-08-24
EP0424930B1 (en) 1995-07-19
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