JPH03228274A - 磁気ヘツド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘツド及びその製造方法

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JPH03228274A
JPH03228274A JP2041790A JP2041790A JPH03228274A JP H03228274 A JPH03228274 A JP H03228274A JP 2041790 A JP2041790 A JP 2041790A JP 2041790 A JP2041790 A JP 2041790A JP H03228274 A JPH03228274 A JP H03228274A
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JP
Japan
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magnetic head
slider
magnetic
magnetic disk
floating
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Pending
Application number
JP2041790A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakurai
博 桜井
Hiroshi Daito
大東 宏
Yousuke Sono
薗 容介
Shinichi Hirose
伸一 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンタクトスタート/ストップ方式の磁気デ
ィスク装置のごとき磁気記録再生装置用の磁気ヘッド及
びその製造方法に係り、特に、磁気ディスクのごとき磁
気記録媒体と磁気ヘッドのスライダとの吸着を防止した
磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
第6図(a)  (b)は、従来のコンタクトスタート
/ストップ方式(以下rcss方式」という)磁気ディ
スク装置用の磁気ディスクと磁気ヘッドの関係を示して
いる。第6図(a)は磁気ディスク20と磁気ヘッド(
コアスライダ)1が相対運動を行なわない時の状態であ
り、磁気ディスク20と磁気ヘッド1が接触している。
なお、22は支持用の板ばね、23はジンバル支持部で
ある。第6図(b)はディスクとヘッドが高速で(矢示
はディスクの回転方向)相対運動を行なっている状態で
あり、ヘッド1はディスク20の面より0.2〜0.3
μmで浮上している。
このような磁気ディスク装置において、高記録密度化を
図るため、低浮上量化(0,2μm以下)、及び磁気デ
ィスク記録媒体の高保磁力化すなわちCo系金属を用い
たスパッタ媒体やメツキ媒体等の薄膜化が図られている
そしてこのような薄膜媒体とヘッドを装置に搭載すると
、ディスク媒体面とヘッドスライダ面が密着(吸着)さ
れ、ディスクの回転不能や、ヘッドのバネが破損するを
いう重大な問題が生ずることになる。この問題を解決す
る手段として、特開昭56−153558号公報には、
第7図に示すように、ヘッド1のスライダ浮上面にクラ
ウン高さ21を付けることにより、ヘッド1とディスク
20の媒体面の密着力を防止又は著しく軽減する方法が
示されている。しかし、クラウン高さ21は製造方法が
難しいため、ばらつきも大きく、よって浮上量制御が非
常に難しい。またクラウン高さ21を付けることにより
、磁気ギャップ部の加工ダレによる電磁変換特性の劣化
等まだ問題が多く残っているのが実情である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、浮上量が比較的大きい0.2μm以上
のヘッドにおいては、クラウン加工量のばらつきによる
浮上量ばらつきを吸収できて対処可能であった。しかし
、最近の高記録密度による低浮上化に伴い、浮上量が0
.1〜0.15μmのように狭くなってきている。この
ため、クラウン加工量の加工ばらつきを更に小さくして
高精度の加工を行なう必要があるが、現状の技術で加工
ばらつきを低減することは難しく、浮上量のばらつきの
低減も厳しいものであり、実際は浮上量ばらつきの改良
は極めて難しく歩留りの大幅な低下をきたしているとい
う問題がある。
従って、本発明の目的は、磁気ディスク媒体と磁気ヘッ
ド間の密着力(吸着力)を低減すると共に、浮上量ばら
つきが少なく、更に、高歩留りで容易に製造することの
できる磁気ヘッド及びその製造方法を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の磁気ヘッドは、(従
来のようなりラウンを形成することなく、スライダのレ
ール部浮上面の一部に凹み部を形成したことを特徴とす
る。
凹み部の深さは、極く浅く、0.005〜0.03μm
の範囲が適当である。凹み部は、格子状ないし千鳥状、
または、スライダの長平方向に並列に連続したストライ
プ状に配列される。
その製造方法では、予め複数個のヘッドスライダが一体
とされた単一ブロックを準備し、この−体の状態のまま
でブロックの各スライダの所定位置に一度に凹み部を形
成し、しかる後にブロックを個々のスライダに分割する
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
本発明によれば、スライダの浮上面に凹み部を設けたの
で、スライダ浮上面と磁気媒体(磁気ディスク)との接
触部は浮上面(レール部)のうち) の一部分のみ(凹み部を除いた部分)となるために、粘
着力の低減作用が得られる。また、凹み部の深さは極め
て浅く、浮上面の一部にしか設けられていないため、凹
み部を設けたことの浮上特性への影響はほとんどなく、
浮上特性にばらつきが生ずることなく、安定に浮上する
。特に、凹み部がレール部の流入端面及び流出端面の少
なくとも一部を残して形成される場合、この残された流
入/流出端面が磁気ディスクとの接触対向面となるが、
この対向面(流入/流出端面)の面粗さはごく微細であ
って従来の浮上面を維持しているため、低浮上における
C8Sに対してもヘッド/ディスクが損傷するという問
題が生ずることはない。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を図面第1図〜第5図により説
明する。
第1図は本発明による磁気ヘッドの双胴型コアスライダ
lを示している。コアスライダ1には、磁気ギャップを
有しR/W(リード/ライト)動作を行なうR/W素子
(磁性コア部)2と、デイスフの回転により浮上刃を発
生し適正浮上量に制御する一対のスライダ浮上面(レー
ル部)3とで構成されている。4はスライダ浮上面3の
流入端面、5は同しく流出端面、9は両スライダ浮上面
3.3間に形成された溝、10は浮上面3の流入端面に
形成されたテーバ部である。6は、本発明の特徴として
浮上面3の一部に形成した凹部である。本実施例の場合
、スライダ1の全長(第11図で左右の長さ)は3〜4
mm、両浮上面3の幅はそれぞれ0.3〜0.4 m 
m、溝9の幅は1.8〜2.0mm、凹部6の長さはほ
ぼ2.4 m m、流入端面4(テーパ部10を除く)
及び流出端面(凹部6は形成されていない)の長さはそ
れぞれ0.05〜0.1mm、溝9の深さは60〜10
0μmである。凹部6の深さ(凹み量)7は、深い程吸
着防止効果が得られるが、あまり深くし過ぎると浮上安
定性などの点で問題が生ずる。好適な凹み量7の値は、
0.005〜0.03μmである。本発明はスライダ浮
上面3の流入端面4及び流出端面5を正規なラップ面の
まま残すため、第3図に示すように、マスキングテープ
(ポリイミド等)8で、複数個のスライダが横方向に繋
がったままのブロックの両側縁部(流入端面4及び流出
端面5に相当)をマスクし、イオンミーリング等の薄膜
形成技術の加工設備によって0.005〜0.03μm
の凹部6を形成する。その後、テープ8を除き、線11
に沿ってブロックを切断し、複数個のヘッドスライダ1
を得る。流入端4、流出端5の正規なラップ面は、適正
浮上量が測定可能な範囲を残し、(正規なラップ面を残
しておかないと、浮上量測定ができない)、あとはスラ
イダ面とディスク面の必要粘着力により凹部6の範囲を
限定すれば良い。凹み量7は浮上特性に影響を与えない
こと及び必要粘着力を考慮して決定すれば良くその値は
前述した0、005〜0.03μmが適正である。
第2図はそのような観点よりスライダ浮上面3に凹み部
6を4個所設けた図を示している。よって凹み部6は必
要な粘着力により複数個を設けることが可能である。
第2図の実施例でも、第1図の実施例と同様に、凹部6
の形成は前述したイオンミーリング等の手法(第3図)
により形成する(もう−本のマスキングテープ8をブロ
ックの中央に貼る。)。この手法によれば、第3図に示
すように多数個のスライダ(図では5個を示す)が一体
となったブロックの状態でマスキングテープ8を貼るの
で製法が簡単であり、かつバッチ処理(−括処理)でミ
ーリング加工を行ない凹部6を一度に形成してから、個
々のコアスライダ1に線11で切断するので、−括して
多数のスライダーが生産可能である。
第4図は本発明の他の実施例によるヘッドコアスライダ
を示し、第3図のマスキング法と異なり、マスキングテ
ープを用いることなく、その代りに例えばガラスマスク
により多数の凹部6を作成する手法を示している。凹部
の形成は、前述のように多数個のスライダが配置されて
いるブロックの状態で行なわれ、しかる後個々のスライ
ダに分割される。凹部6の配列状態及び個数は必要とさ
れる密着力に応じて決定する。その状態を第4図及び第
5図に示す。第5図(a)(b)には、凹部6を格子状
及び千鳥状に配列した場合を示し、凹部と凸部との個数
は必要密着力に応じて適当な比率となるように配分され
る。この方法は、第3図よりもやや製法が複雑となるが
、精度の点で第3図よりも更に有利である。なお、格子
の1ますの辺の大きさは数〜数10μmの程度である。
第5図(c)には、凹部6を塵埃たまり防止と兼用する
ため、スライダの長平方向に平行にかつ浮上面3の流入
端から流出端まで連続して配列した場合を示す。すなわ
ち、凹部6はストライプ状に形成される。
このように凹部6が形成されたスライダ1を磁気ヘッド
に構成してテストした結果、スライダとディスク間の密
着力を十分に低減することができ、かつ、凹部に起因す
るヘッド/ディスクの損傷は見られず、更に、凹み量7
が0.005 μm−0,03μmの範囲では浮上特性
に影響を与えることは全くない。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、磁気ヘッ
ドのスライダのレール浮上面に凹み部を形成したことに
より、良好な浮上特性を維持し、浮上特性にばらつきを
生じることなく、磁気ディスク媒体の媒体面との接触時
における粘着力を低減するとともに、磁気ヘッド及び磁
気ディスク媒体の損傷を防止することができるという効
果を奏する。また、凹み部の形成も、簡単な製法で多数
のヘッドスライダに対して度に行なえるので、量産性が
高いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ヘッドスライダの一実施例の構成
図、第2図は本発明の磁気ヘッドスライダの他の実施例
の構成図、第3図は本発明の製造プロセスを示す図、第
4図は本発明の更に他の実施例の構成図、第5図は第4
図の拡大平面図、第6図及び第7図は従来の磁気ディス
ク装置における磁気ヘッドの状態図である。 1・・・・・・・・・コアスライダ、2・・・・・・・
・・R/W素子部(磁性コア部)、3・・・・・・・・
・スライダ浮上面(レール部)、4・・・・・・・・・
流入端面、5・・・・・・・・・流出端面、6・・・・
・・・・・凹み部、7・・・・・・・・・凹み量(深さ
)、8・・・・・・・・・マスキングテープ、9・・・
・・・・・・溝、10・・・・・・・・・テーバ部、1
1・・・・・・・・・切断線、20・・・・・・・・・
磁気ディスク、21・・・・・・・・・クラウン高さ、
22・・・・・・・・・板ばね、23・・・・・・・・
・ジンバルばね。 第 コ 図 112図 第3図 第4 図 (C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気記録媒体の媒体面に対向し、該磁気記録媒体が
    回転することにより浮上する双胴スライダ型磁気ヘッド
    において、スライダのレール部浮上面に凹み部を設けた
    ことを特徴とする磁気ヘッド。 2、前記凹み部は、深さを0.005〜0.03μmと
    したことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。 3、前記凹み部は、複数個が格子状、千鳥状、またはス
    ライダ長手方向に並列に連続して、配列されたことを特
    徴とする請求項1または2記載の磁気ヘッド。 4、複数個の磁気ヘッドスライダを一体とした単一のブ
    ロックを準備し、一体のままの状態で前記凹み部を形成
    し、しかる後、前記ブロックを個々のスライダに分割す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載
    の磁気ヘッドの製造方法。
JP2041790A 1990-02-01 1990-02-01 磁気ヘツド及びその製造方法 Pending JPH03228274A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991118A (en) * 1996-03-05 1999-11-23 Fujitsu Limited Slider for magnetic head and magnetic memory apparatus
US6246538B1 (en) * 1994-08-30 2001-06-12 Fujitsu Limited Magnetic disk drive with a floating head slider having projections arranged to float at a greater distance from magnetic disk than slider trailing end
US6591478B2 (en) 1997-03-03 2003-07-15 Alps Electric Co., Ltd Method of producing magnetic head

Cited By (3)

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