JPH03228236A - 光情報記録媒体及び記録・再生方法 - Google Patents

光情報記録媒体及び記録・再生方法

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JPH03228236A
JPH03228236A JP2024253A JP2425390A JPH03228236A JP H03228236 A JPH03228236 A JP H03228236A JP 2024253 A JP2024253 A JP 2024253A JP 2425390 A JP2425390 A JP 2425390A JP H03228236 A JPH03228236 A JP H03228236A
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勉 佐藤
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円二色性を示す光学活性物質を記録層に用いて
情報の記録・再生を行う光情報記録媒体及び記録・再生
方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕近年、
大容量高密度記憶、非接触の記録再生、アクセスの容易
さ等の見地より光ディスク等の光情報記録媒体が注目さ
れており1文書ファイル。
コンピューター外部メモリ、バックアップメモリ。
静止画・動画ファイル、光カード、光フロッピー等積々
の情報機器に応用されている。
これまで提案されている光情報記録媒体には次のような
タイプのものがある。
(a)低融点金属薄膜を記録層に用いたもの(b)反射
膜と有機光吸収層の2層構造型記録層としたもの (c)高反射率の有機色素膜を記録層に用いたもの上記
(a)のタイプの記録媒体は低融点金属のTe等を主成
分とした薄膜により記録層を構成したもので、穴あけ型
と、結晶−アモルファスの相転移に伴う反射率変化を利
用した相変化型がある。このタイプの記録媒体は保存安
定性が悪く、穴あけ型のものは分解能が低く記録密度が
あがらず、また相変化型のものは製造条件が難がしくコ
ストが高くなるという欠点がある。
上記(b)のタイプの記録媒体は金属の反射膜上に有機
光吸収層をコーティングにより設け、該有機光吸収層に
レーザ光を照射して窪みを作り、情報の記録を行うもの
である。このタイプの記録媒体は、記録層が金属反射膜
−Lに有機吸収層を+11WIした2層構造となってい
るため製造が面倒であり。
また反射層を持つため基板側からの記録・再生が難かし
いという欠点がある。
上記(c)のタイプの記録媒体は基板」−に反射率の高
い有機色素薄膜を記録層として設けたものである。有機
色素薄膜は融点、分解温度が高く、熱伝導率も低いので
高感度、高Cハ化5高信頼性が期待でき、また膜形成が
コーティングによりnJ能なため量産性が良く、低コス
ト化が期待できる等の利点がある。ところがこのタイプ
の記録媒体はエアーサンドインチ構造をとらないと感度
、C/Nが大幅にダウンしてしまう。このため媒体の薄
型化が難かしく、単板構造化や、光フロッピー等への応
用が困難とされている。このことは上記(a)のタイプ
のうちの穴あけ型の記録媒体と上記(b)のタイプの記
録媒体についても同様である。
一方で光情報記録媒体は、近年の情報量の膨大化に対応
できるように、より一層の高密度化が期待され、そのた
めに種々の試みがなされている。
その中の一つに特開昭50−210543号公報に開示
されている如き多重記録の提案がある。これは分光特性
の異なった層を積層化した記録層を用いて行うもので、
記録材の選定範囲が極めて小さく、実用化されていない
このような不都合を解消するために、記録層間に所定の
波長域の光を透過し他の波長域の光を反射するフィルタ
ー層を介在させる提案がなされている(特開平1−18
84738号公報)。しかしながら、このような手法を
用いた場合には層構成が極めて複雑となり、生産性上問
題があった。
又1以上のような多重記録はいずれも発掘波長の異なる
レーザー光を2種以上用いて行うため、記録装置の構成
も複雑となり、高コスト化をまぬがれなかった。
本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、下記のことを目的とするものである
■単一のレーザー光により多重記録を可能とする光情報
記録媒体及び記録・再生方法を提供すること(高記録密
度化)。
■多重記録可能で、かつ層構成が単純で、しかも生産性
の高い光情報記録媒体を提供すること。
■穴を形成せずに記録可能で単板化(密着貼合わせ構造
)可能な光情報記録媒体及びこれを用いた記録・再生方
法を提供すること。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記目的を達成
するため、本発明によれば、基板上に直接又は下引き層
を介して記録層を設け、更に必要に応じて保護層を設け
てなる光情報記録媒体において、該記録層が、光学活性
物質の一方の光学異性体を主成分とする層と、他方の光
学異性体を主成分とする層の積層からなることを特徴と
する光情報記録媒体が提供される。
また、本発明によれば、上記光情報記録媒体に、該光学
活性物質の吸収波長域に発掘波長を有する偏光レーザー
光を照射し、該記録層を構成する一方又は両方の層にピ
ットを形成することにより情報を記録し、記録された情
報を旋光性又は円二色性の変化を検出することにより再
生することを特徴とする記録・再生方法が提供される。
以下本発明を図面に基き詳述する。
第1図は本発明による光情報記録媒体の最も基本的な構
成を示す断面図である。この光情報記録媒体は基板l上
に第1記録層2及び第2記録層3を積層して構成される
。第1記録[2及び第2記録層3の積層からなる記録層
は、円二色性を示す光学活性物質がその不整立体配置に
より左右円偏光に対する吸収係数が異なることを利用し
て情報の記録・再生が行えるように形成されている。即
ち、第1記録層2は左円偏光に吸収を持つ光学異性体(
Δ)で形成され、第2記録層3は右円偏光に吸収を持つ
光学異性体(△)で形成されている。なお、第1図の例
では上記の如き記録層構成としたが、第1記録層2を右
円偏光に吸収を持つ光学異性体(Δ)で形成して、第2
記録層3を左円偏光に吸収を持つ光学異性体(Δ)で形
成しても構わない。また全体の層構成としては基板1と
記録層(2,3)との間に下引き層を設けてもよいし、
記録層(2,3)の上に保護層を設けてもよい。
次に本発明による記録方法について説明する。
ここでは、第1図に示す構成の光情報記録媒体を用いた
場合につき説明するが、記録層構成が逆の光情報記録媒
体を使用した場合も同様の原理で記録が可能である。
第2図(a)は未記録状態の媒体を示す図で、第1記録
層2にのみピットを形成して記録を行う場合(記録(1
))には、同図に示す様に例えば右円偏光の記録光(1
)を基板側から記録層に照射する。すると、記録光(1
)は左円偏光に吸収を持つ第1記録層2を透過し、右円
偏光に吸収する第2記録層3で吸収され、この時発生す
る熱で第2図(b)のように穴(ピット)が形成され(
第1の記録状態)、記録が行われる。
第1記録層2及び第2記録RI3の双方に記録を行う場
合(記録(■))には、第2記録層3への記録は上記と
同様にして行い、第1記録層2への記録は第2図(b)
に示す様に左円偏光又は直線偏光の記録光(■)を用い
て行う。この場合、第1記録層2への記録は、記録材料
の選択により、第2図(C)に示す様に穴が形成される
ケース(記fi(II−1);第2の記録状態)。
第2図(d)に示す様に第1記録層2と第2記録Nll
3が混合しラセミ化するケース(記録(II−2);第
2′の記録状態)とに分かれる。
なお、上記の記録方法では基板側から記録光を照射した
が記録層側から照射しても同様の原理で情報の記録が可
能である。
次に、上記の様にして記録された情報を再生する方法に
ついて第3図に従って説明する。第3図(、)は第2図
(c)の方法で記録された情報の再生方法を説明する図
、第3図(b)は第2図(d)の方法で記録された情報
の再生方法を説明する図である。
これらの情報の再生では、透過光による読出し及び反射
光による読出しが可能であり、また基板側からの読出し
く第3図は基板側からの読出しの例)及び記録層側から
の読出しが可能である。また、再生光としては直線偏光
及び円偏光(右円偏光。
左円偏光)を用いることができる。それぞれの種類の再
生光を使用した場合の未記録部、第1の記録状態部及び
第2あるいは第2′の記録状態部において透過光、反射
光がどうなるかを表−1(透過光読出し)及び表−2(
反射光読出し)に示す。なお。
第3図ならびに表−1及び表−2において、Tj、 T
□、T2.7%はそれぞれ未記録部、第1の記録状態部
、第2の記録状態部及び第2′の記録状態部の透過光を
示し、T末、TいTよ、T、lはそれぞれ未記録部、第
1記録状態部、第2の記録状態部及び第2′の記録状態
部の反射光を示す。
例えば、透過光読出しの場合、再生光として直線偏光を
用いたときには、未記録部の透過光Telまやはり直線
偏光で強度は記録層により吸収された分だけ小さくなる
。第1の記録状態部の透過光T0は楕円偏光で強度は右
円偏光の成分が大となり、第2の記録状態部の透過光T
2は直線偏光で強度は再生光と同等となる。これらのこ
とから、再生光として直線偏光を用いれば、第2図(c
)のような方法で2値記録された情報の再生が可能とな
ることがわかる。
第2図(d)のような方法で記録された情報については
、第2′の記録状態部の透過光T2′は未記録部−2か
られかるように、再生光として直線偏光を用いる反射光
読み出しにより両者の区別が可能となる。
なお、記録層構成(一方の光学異性体と他方の光学異性
体の上下関係)及び記録・再生の方向(基板側又は記録
層側)によっては、使用しつる再生光は表−1及び表−
2に示すものとは異なってくるが、いずれの場合も同様
に2値記録が可能となる。
以上のように、本発明によれば、光学活性物質の2種の
光学異性体をそれぞれ積層して記録層を形成することに
より、単一発掘波長のレーザー光で2値記録が可能とな
り、又未記録部とラセミ化された第2′の記録状態部と
により穴あけ記録ではないl値記録が可能となる。さら
に、直線偏光による反射光読出しによってラセミ化を利
用した2値記録が可能となる。
次に、本発明の光情報記録媒体を構成する材料および各
層の必要特性について具体的に説明する。
(1)基板 基板の必要特性としては基板側より記録再生を行う場合
のみ使用レーザー光に対して透明でなければならず、記
録層側から行う場合は透明である必要はない。基板材料
としては例えばポリエステル、アクリル樹脂、ポリアミ
ド、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミドなどのプラスチ
ック、ガラス、セラミックあるいは金属などを用いるこ
とができる。
なお、基板の表面にはトラッキング用の案内溝の案内ピ
ット、さらにアドレス信号などのプレフォーマットが形
成されていてもよい。
(2)下引き層 下引き層は(a)接着性の向上、(b)水又はガスなど
のバリヤー、(C)記録層の保存安定性の向上及び(d
)反射率の向−し、(e)溶剤からの基板の保護、(f
)案内溝5案内ピツト、プリフォーマットの形成などを
目的として使用される。(a)の目的に対しては高分子
材料1例えば、アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ビ
ニル系樹脂、天然樹脂、天然高分子、シリコーン、液状
ゴムなどの種々の高分子物質及びシランカップリング剤
などを用いることができ、(b)及び(C)の目的に対
しては上記高分子材料以外に無機化合物、例えば、Oi
O,、MgF2、Sin、Tie、、ZnO,TiN、
SiNなど、金属または半金属、例えば、Zn、 Cu
、 S、 Ni、 Cr、 Ge、 Se、Au、Ag
、 AQなどを用いることができる。また、(d)の目
的に対しては金属、例えば、AQ、 Ag、−Te等や
、金属光沢を有する有機簿膜1例えば、メチン染料、キ
サンチン系染料等を用いることができ、(e)及び(f
)の目的に対しては、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、熱
可塑性樹脂等を用いることができる。
(3)記録層 記録層の構成材料としては円二色性を示す金属錯体及び
色素を用いることができ、さらに、円二色性をより効果
的に発現させるために他の光学活性ポリマーや光学活性
な低分子化合物を添加してもよい。
上記金属錯体としては、(+)−(Co(enL)”(
−)−(Rh(an)3)”、(−)−(Ir(en)
、)”、(リー(Cr(en)a)”(−)−(Co(
tn)3)”、 (−)−(Co(t+sd)、)”、
 (−)−[C0(OK)j]3−(÷)−(Rh(o
x)−)’−1(+)−(Cr(ox)、)’−1(−
)−(Co(nal)j)’−(リ−(Cr(mal)
3)’−1(+)−(Co(ox)(an)z)”、(
リ−(Cr(ox)(en)、)”、  (+)−ci
s−(Co(CI)z (en)、)”、  (+)−
cis−(C。
(NO2)2(an)、1”、 (リ−cis−(Co
(CN)、 (en)、)”、 (リ−mar−(Co
(S−ala)a)、 (−)−mer−(Co(S−
ala)3)、  (−)−[C0(NO2)2(ox
)(NH−)J−1(リー(Ni(phen)a)”(
ただし、(÷)、 (−)はNaD線での旋光能の符号
を示し、配位子の略号はen:エチレンジアミン、tn
:1.3−プロパンジアミン、tmd:1.4−ブタン
ジアミン、Ox:シュウ酸イオン、mal:マロン酸イ
オン、5−ala:(S)−7ラニナートイオン、ph
enol、10−フェナントロリンである。)等で示さ
れる錯イオンを含む錯体が例示される。
また、上記色素としては下記のものが例示される。
オキサゾール系色素 ポリメチン系色素 上記光学活性ポリマーの具体例としては、βベンジル−
し−アスパラギン酸、β−メチル−し−アスパラギン酸
、γ−エチルー」4−またはD−グルタミン酸、γ−ペ
ンシセーL−またはD−グルタミン酸、し−アラニン、
L−バリン、L−ロイシン、D又はL−リジンおよびそ
の誘導体等の光学活性α−アミノ酸から形成される光学
活性ポリ(α−アミノ酸)重合体および共重合体が挙げ
られる。また、その他、ポリ(L−プロピレンオキシド
)、ポリ(D−プロピレンオキシド)、ポリ(D−プロ
ピレンオキシド)、ボーリ(し−乳酸)、ポリ(D−乳
酸)等が挙げられる。とりわけ、ポリ(β−ベンジル−
し−アスパラギン酸)等のポリ(β−L−アスパラギン
酸)αβ−エステル類、ポリ(γエチルーL−グルタメ
ー1〜)、ポリ(γ−ベンジルー14グルタメート)等
のポリ(【、−グルタミン酸)のγ−エステル類は色素
に対する誘起効果、および立体配座の変化のしやすさの
上から特に好ましい。
また、記録層には、安定剤、分散剤、難燃剤、滑剤、帯
電防止剤、界面活性剤、可塑剤等を含有させることがで
きる。
記録層の膜厚は各々300〜.50000人、合計で6
00〜50000人程度が好ましい。記録層の形成方法
としては、蒸着、 CVO法、スパッタfムの池溶剤塗
工f人。
例えば、浸漬コーティング、スプレーコーティング、ス
ピナーコーティング、プレー1〜コーテイング、ローラ
コーティング、カーテンコーティング等を用いることが
できる。
(4)保護層 保護層は、(a)記録層のその錫、ホコリ、汚れ等から
保護する、(b)記録層の保存安定性の向上。
(C)反射率の向上等を目的として使用される。
本発明において、前記下引き層及び保護層には、記録層
の場合と同様に、安定剤、分散剤、難燃剤、滑剤、帯電
防止剤、界面活性剤、可塑剤等の含有させることができ
る。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明をさらに説明するが1本発
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1) 厚さ1.21、直径130mmのポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)板上にフォトポリマーにて深さ700
人、半値幅0.4μm、ピッチ1.6−の案内溝を形成
し、基板とした。そして該基板上に、第1記録層として
Δ(Co(ox);+) (N(Bu)Jiとポリ(α
−ベンジル−L−グルタメート)との混合物(重量比5
:1)の1.2−ジクロルエタン/アセトニトリル(重
量比1:1)溶液をスピンコードにより約1000人の
厚さに形成し、さらにその上に第2記録層として△(C
o(ox)、)(N(Bu)4)−とポリビニルアルコ
ールとの混合物(重量比5:l)の水溶液を同様にスピ
ンコードにより約1000人の厚さに形成し、記録媒体
とした。
このようにして得た記録媒体を線速がis/seeにな
るように回転させ、波長640naの1le−Neレー
ザー光を基板側より照射した。記録周波数は0.5MH
zを基本周波数とした。第1記録層に対する記録は右円
偏光のレーザー光で行い第2記録層に対する記録は直線
偏光のレーザー光で行った。次に、このようにして記録
された2値情報を波長640nmの直線偏光のHe−N
eレーザー光で読出し、スペクトル解析を行い、C/N
を測定した(スキャニングフィルター30に11Z)。
情報の読出しには透過光読出し法を用い、第1の記録状
態部は検光子により楕円率を測定して読出し、第2の記
録状態部は透過光のコントラストで読み出した。このと
きの再生C/Nの評価結果を表−1に示す。なお、この
実施例は第2図(C)に示す穴あけ記録の例である。
表−1 以上のことから、2値記録/再生が可能なことが確認さ
れた。
(実施例2) 実施例1で得た記録媒体の記録層上に厚さ約200人の
AQ膜を真空蒸着により形成した後、さらにその上にポ
リメチルメタクリレートの1.2−ジクロルエタン溶液
を塗布して厚さ5psの保at層を形成し、実施例2の
記録媒体とした。
このようにして得た記録媒体を線速1膳へecになるよ
うに回転させ、波長640n−の直線偏光のHe−Ne
レーザー光を基板側より照射した。記録周波数は上記と
同様、0 、5MHzを基本周波数とした0次にこのよ
うにして記録された情報を波長640n■の直線偏光の
レーザー光で読出し、スペクトル解析を行い、上記と同
様にして再生Cハを測定した。情報の読出しは反射光読
出しで行い、実施例1の第1の記録状態部の読出しと同
様、検光子により楕円率を測定した。このときの再生C
ハの評価結果を表−1に示す。なお、この実施例は第2
図(d)に示す非穴あけ記録の例である。
以上のことから、非穴あけ記録が可能であることが確認
された。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、次のよう
な効果が得られる。
■単一のレーザー光で多重記録が可能となり、記録の高
密度化を図ることができる。
■記録層間にフィルター層等を設ける必要がないので層
構成が簡単となり、生産性が高い。
■穴をあけることなく記録することも可能となり、穴あ
けタイプの記録に比べ、高密度化、単板化、薄型化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による光情報記録媒体の基本的構成を示
す断面図、第2図は本発明における記録方法の説明図、 第3図は本発明における再生方法 の説明図である。 1・・・基板 2・・・第1記録層 3・・・第2記録層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に直接又は下引き層を介して記録層を設け
    、更に必要に応じて保護層を設けてなる光情報記録媒体
    において、該記録層が、光学活性物質の一方の光学異性
    体を主成分とする層と、他方の光学異性体を主成分とす
    る層の積層からなることを特徴とする光情報記録媒体。
  2. (2)請求項1記載の光情報記録媒体に、該光学活性物
    質の吸収波長域に発掘波長を有する偏光レーザー光を照
    射し、該記録層を構成する一方又は両方の層にピットを
    形成することにより情報を記録し、記録された情報を旋
    光性又は円二色性の変化を検出することにより再生する
    ことを特徴とする記録・再生方法。
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