JPH03227951A - カルボニル基含有化合物の製造方法 - Google Patents

カルボニル基含有化合物の製造方法

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JPH03227951A
JPH03227951A JP2020254A JP2025490A JPH03227951A JP H03227951 A JPH03227951 A JP H03227951A JP 2020254 A JP2020254 A JP 2020254A JP 2025490 A JP2025490 A JP 2025490A JP H03227951 A JPH03227951 A JP H03227951A
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JP
Japan
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formulas
tables
carbonyl group
containing compound
vinylnaphthalene
Prior art date
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Pending
Application number
JP2020254A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Mukoyama
向山 光昭
Toshihiro Takai
敏浩 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカルボニル基含有化合物の製造方法に関し、特
に特定のバナジウム化合物を触媒として用いる新規な反
応によりカルボニル基含有化合物を得ることができる方
法に関する。
〈従来の技術〉 従来、カルボニル化合物を製造する方法として、オレフ
ィン類に、等モル以上のKMnO4を、反応させて製造
する方法が知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前記従来の方法によっては、大量の廃Mn○2
が生成するという問題があった。
そこで本発明の目的は、カルボニル基含有化合物を製造
する新規な方法を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、前記課題を解決するために、trans−ス
チルベン、α−メチルスチレン、α−ビニルナフタレン
、β−ビニルナフタ1/ン、インデンもしくはこれらの
化合物の低級アルキル基および/または低級アルコキシ
基核置換体を、 下記式(1)〜(X) ・・・ (I) ・・・ (U ) ・・・ (II+) ・・・ (rv ) ・・・ (V) ・・・ (Vl) ・・・ (■) ・・・ (■) で表されるバナジウム化合物から選ばれる少なくとも1
種を触媒として用い、酸素含有ガスと反応させる工程を
含むカルボニル基含有化合物の製造方法を提供するもの
である。
また前記反応を合成ゼオライトの存在下に行うと好まし
い。
以下、本発明のカルボニル基含有化合物の製造方法につ
いて詳細に説明する。
本発明の出発原料は、trans−スチルベン、α−メ
チルスチレン、α−ビニルナフタレン、β−ビニルナフ
タレン、インデンもしくはこれらの化合物の低級アルキ
ル基および/または低級アルコキシ基核置換体であり、
目的物であるカルボニル化合物に応じて適宜選択される
該低級アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基
、プロピル基等が挙げられ、また低級アルコキシ基とし
ては、例えば、メトキシ基、エトキシ基等が挙げられる
本発明で触媒として用いられるバナジウム化合物は前記
式(I)〜(X)で表される化合物から選ばれる少なく
とも1種である。
これらのバナジウム化合物は、いずれの方法によって得
られたものでもよく、特に限定されない。
このバナジウム化合物は、例えば、所望のバナジウム化
合物に対応するジケトンと、VO3O4(またはVOC
fl、2)を用イテ、下記式: [式中、RI 、 R2およびR3は前記式(X)〜(
X)に対応した置換基である] に従って、脱塩法で製造することができる。
この方法で生成したバナジウム化合物は固体として得ら
れ、通常は、反応溶媒を除去してから乾燥して使用に借
してもよいが、さらに有機溶媒で抽出後乾燥して使用に
供してもよい。
さらに、減圧下に昇華精製して使用してもよいし、抽出
後、さらに昇華精製してもよい。
本発明の方法において、前記バナジウム化合物である触
媒の使用量は、通常、出発原料であるtrans−スチ
ルベン、α−メチルスチレン、α−ビニルナフタレン、
β−ビニルナフタレンまたはインデン1モルに対して、
0.001〜1モル程度である。
本発明の方法は、前記出発原料を、前記バナジウム化合
物を触媒として、酸素含有ガスと反応させる方法である
用いられる酸素含有ガスは、酸素(純酸素)でもよいし
、酸素含有窒素ガス(例えば空気)、酸素含有アルゴン
ガス等の酸素含有不活性ガスでもよい。
酸素含有ガス中の酸素の分圧は、通常、0 、 1〜3
0 kg/cm2、好ましくは0.2〜15kg/cm
2程度でよい。 酸素の分圧がこの範囲内にあると、反
応速度が速く、反応収率もよい。
また、反応は、反応溶媒なしで行りてもよいし、反応混
合物を適当な反応溶媒で希釈して行ってもよい。 用い
られる反応溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエン
、クロロホルム、ジクロロエタン、2塩化エチレン、酢
酸エチル、アセトニトリル、THF、エタノール、イン
プロパツール、ブタノールなどが挙げられる。 これら
は1種単独でも2wi以上を組合せた混合溶媒としても
用いられる。
反応溶媒を使用する場合、その使用量は、通常、0.1
〜100mA程度、好ましくは0.2〜50mJ1程度
である。
反応温度は、通常、20〜150℃程度、好ましくは4
0〜90℃程度である。
さらに、本発明の方法においては、反応を合成ゼオライ
トの存在下に行うと、より高い収率でカルボニル基含有
化合物を得ることがてきるため、好ましい。
用いられる合成ゼオライトとしては、モレキュラーシー
ブが特に適しており、さらにモレキュラーシーブ3A、
4Aおよび5Aとして市販されているものが特に好まし
い。 モレキュラーシーブのような合成ゼオライトは、
粉末状あるいはペレット状などの種々の形態で使用する
ことができる。
このような合成ゼオライトを使用する場合、その使用量
は、通常、前記出発原料1ミリモルに対して0.5g以
下、好ましくは0.02〜0.3gの割合となる量であ
る。
本発明の方法における反応は、液相中で連続的に行って
もよいし、回分的に行ってもよい。
以上の反応によって得られる反応混合物は、通常、副生
物、未反応の出発原料、触媒等を含有するため、本発明
の目的物であるカルボニル基含有化合物は、この反応混
合物中から分離、精製して得ることができる。 用いら
れる分離方法は、特に制限されず、例えは、蒸留、吸着
による方法、抽出、再結晶等公知の分離方法によれば良
い。
このカルボニル基含有化合物の代表的なものとしては、
例えば、アセトフェノン等のケトン類;ベンズアルデヒ
ド、α−ナフチルアルデヒド、β−ナフチルアルデヒド
、フタルアルデヒド、等のアルデヒド類などが挙げられ
る。
本発明の方法によりて得られるカルボニル基含有化合物
は、例えは、医・農薬原料等の用途に有用である。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例および比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明する。
(実施例1) 反応容器に、α−メチルスチレン10ミリモル、および
溶媒としてイソプロパツールImJ2とトルエン2mf
lの混合溶媒および触媒としてビス(3−メチルアセデ
ルアセトナト)オキソバナジウム(IV) 12(1m
g (0,4ミリモル)を仕込み、さらに合成ゼオライ
ト(アルドリッチ社製、モレキュラーシーブ4A)Ig
を加えて懸濁させた。 次に、反応容器内にIatmの
酸素ガスを充填し、75℃で15時間反応させた。
得られた液状の反応混合物を、ガスクロマトグラフィー
に掛けて分析したところ、α−メチルスチレンの転化率
は50%であり、アセトフェノンが、収率27%で得ら
れたことがわかった。
(実施例2〜5) α−メチルスチレンの代わりに表1に示すエチレン性二
重結合金有化合物を用いた以外は実施例1と同様にして
、反応を行わせ、得られた反応混合物をガスクロマトグ
ラフィーで分析し、使用した出発原料の転化率並びに得
られたカルボニル基含有化合物の種類および収率を求め
た。
結果を表1 に示す。
表 〈発明の効果〉 本発明の方法によれば、バナジウム化合物を触媒として
用いる新規な反応によりカルボニル基含有化合物を得る
ことができる。 得られるカルボニル基含有化合物は医
・農薬原料等の用途に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)trans−スチルベン、α−メチルスチレン、
    α−ビニルナフタレン、β−ビニルナフタレン、インデ
    ンもしくはこれらの化合物の低級アルキル基および/ま
    たは低級アルコキシ基核置換体を、 下記式( I )〜(X) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(V) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(X) で表されるバナジウム化合物から選ばれる少なくとも1
    種を触媒として用い、酸素含有ガスと反応させる工程を
    含むカルボニル基含有化合物の製造方法。
  2. (2)前記反応を合成ゼオライトの存在下に行うことを
    特徴とする請求項1に記載のカルボニル基含有化合物の
    製造方法。
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