JPH03227797A - 二重反転プロペラ装置 - Google Patents
二重反転プロペラ装置Info
- Publication number
- JPH03227797A JPH03227797A JP2208890A JP2208890A JPH03227797A JP H03227797 A JPH03227797 A JP H03227797A JP 2208890 A JP2208890 A JP 2208890A JP 2208890 A JP2208890 A JP 2208890A JP H03227797 A JPH03227797 A JP H03227797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed shaft
- outer cylinders
- propeller blades
- propeller
- counter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は二重反転プロペラ装置に関する。
船舶等の推進用としてプロペラ装置が用いられる。しか
し、プロペラの回転と反対方向のトルクが反力として船
体に作用するために、これを解消するために二重反転プ
ロペラ装置が採用されることがある。従来二重反転プロ
ペラ装置は、中空軸にもう一方の軸を貫通させて、中空
軸の船外への突出部分からもう一方の軸の先端部を突出
せしめ、かかる両輪の先端部にプロペラボスを取付け、
両軸を逆方向に回転させる構造を採用してきた。
し、プロペラの回転と反対方向のトルクが反力として船
体に作用するために、これを解消するために二重反転プ
ロペラ装置が採用されることがある。従来二重反転プロ
ペラ装置は、中空軸にもう一方の軸を貫通させて、中空
軸の船外への突出部分からもう一方の軸の先端部を突出
せしめ、かかる両輪の先端部にプロペラボスを取付け、
両軸を逆方向に回転させる構造を採用してきた。
しかしながら、上述のごとくの二重反転プロペラ装置で
は、動力伝達軸が二重構造となっているので、複雑でコ
スト高となる。また、片方のプロペラのみの回転数の変
更ができにくいという問題を有している。
は、動力伝達軸が二重構造となっているので、複雑でコ
スト高となる。また、片方のプロペラのみの回転数の変
更ができにくいという問題を有している。
本発明は、かかる従来装置の問題を解決し、簡単かつ安
価な構造とししかも回転数制御も容易に行うことのでき
る二重反転プロペラ装置を提供することを目的とする。
価な構造とししかも回転数制御も容易に行うことのでき
る二重反転プロペラ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、
固定軸まわりに磁気誘導によって回転可能な二つの外筒
を軸方向に隣接して設け、該二つの外筒は外周にプロペ
ラ翼が取付けられていると共に互に逆方向に回転する、 ことによって達成される。
を軸方向に隣接して設け、該二つの外筒は外周にプロペ
ラ翼が取付けられていると共に互に逆方向に回転する、 ことによって達成される。
〔作用］
本発明装置にあっては、固定軸まわりに発生される磁気
誘導を、二つの外筒で互に逆方向に回転するようにゼし
める。すると、二つの外筒はそれぞれの磁気誘導によっ
て互に逆回転する。また、その回転数は磁気誘導のため
に印加する交番電圧の周波数を変更することによって制
御される。
誘導を、二つの外筒で互に逆方向に回転するようにゼし
める。すると、二つの外筒はそれぞれの磁気誘導によっ
て互に逆回転する。また、その回転数は磁気誘導のため
に印加する交番電圧の周波数を変更することによって制
御される。
〔実施例］
以下、添付図面にもとづいて本発明の詳細な説明する。
第１図は本発明の一実施例装置の縦断面図である。
図においてｌは固定軸で、船外に突出して非回転で設け
られている。該固定軸１は、船尾部を貫通する構造や、
第１図のごとく貫通することなく単に外板に取付ける構
造としてもよい。船尾部を貫通するようにしたときに、
固定軸１は非回転なのでシール部を設けることなく安全
密閉な構造とすることもできる。
られている。該固定軸１は、船尾部を貫通する構造や、
第１図のごとく貫通することなく単に外板に取付ける構
造としてもよい。船尾部を貫通するようにしたときに、
固定軸１は非回転なのでシール部を設けることなく安全
密閉な構造とすることもできる。
固定軸１には軸方向の二位置に、回転磁界発生のための
巻線２，３が設けられている。該巻線２．３には、図示
せぬ電力供給線が接続されていて、船内の二つの電源装
置から交番電力をそれぞれ供給されるようになっている
。この二つの電源装置は、互に独立して周波数が変更で
きるようになっており、巻線における電気的回転方向は
互に逆方向となるように設定されている。なお、上記電
源装置はエンジン等によって駆動され発電される。
巻線２，３が設けられている。該巻線２．３には、図示
せぬ電力供給線が接続されていて、船内の二つの電源装
置から交番電力をそれぞれ供給されるようになっている
。この二つの電源装置は、互に独立して周波数が変更で
きるようになっており、巻線における電気的回転方向は
互に逆方向となるように設定されている。なお、上記電
源装置はエンジン等によって駆動され発電される。
上記固定軸１には、上記巻線２．３を包囲するように外
筒４，５がシール及びスラスト軸受６．７を介して回転
自在に支持されている。本実施例では、外筒４，５は珪
素鋼板を積層したものを使用し、端に端絡環を設け、外
側を絶縁物で覆った構造となっている。
筒４，５がシール及びスラスト軸受６．７を介して回転
自在に支持されている。本実施例では、外筒４，５は珪
素鋼板を積層したものを使用し、端に端絡環を設け、外
側を絶縁物で覆った構造となっている。
上記外筒４，５には半径外方に延出するようにそれぞれ
プロペラ翼８，９が取付けられている。かかるプロペラ
翼は外筒４，５に周方向の複数位置に設けられ、かつそ
のピンチ角はプロペラが互に逆回転するように外筒４と
外筒５とでは逆になっている。
プロペラ翼８，９が取付けられている。かかるプロペラ
翼は外筒４，５に周方向の複数位置に設けられ、かつそ
のピンチ角はプロペラが互に逆回転するように外筒４と
外筒５とでは逆になっている。
かかる本実施例装置にあって、巻線２．３が船内の電源
装置から電力を受けると、巻線２．３には電気的に逆方
向に回転する交番電流が流れに、磁気誘導によって巻線
２，３の周囲に逆方向の回転磁界が生ずる。すると、外
筒４，５は該回転磁界を追従して互シこ逆方向に回転す
る。すなわち、外・筒４．５に設けられているプロペラ
翼８，９は固定軸１まわりに互に逆回転する。プロペラ
翼８，９の回転により生した推進力はスラスト軸受６，
７を介して固定軸１により伝達され、これによって船体
は推進される。また、回転馬力は固定軸の反力から直接
計測がなされる。
装置から電力を受けると、巻線２．３には電気的に逆方
向に回転する交番電流が流れに、磁気誘導によって巻線
２，３の周囲に逆方向の回転磁界が生ずる。すると、外
筒４，５は該回転磁界を追従して互シこ逆方向に回転す
る。すなわち、外・筒４．５に設けられているプロペラ
翼８，９は固定軸１まわりに互に逆回転する。プロペラ
翼８，９の回転により生した推進力はスラスト軸受６，
７を介して固定軸１により伝達され、これによって船体
は推進される。また、回転馬力は固定軸の反力から直接
計測がなされる。
また、上記二つの外筒４，５すなわちプロペラ８．９の
回転数の制御は、それぞれの電源装置における交番電圧
の周波数を単に変更するだけで簡単になされる。
回転数の制御は、それぞれの電源装置における交番電圧
の周波数を単に変更するだけで簡単になされる。
；発明の効果：
以上のように、本発明は固定軸に二つの外筒を回転自在
に支持し、電気的に互に反対方向に回転する磁気誘導に
よって上記二つの外筒を回転セしめることとしたので、
きわめて簡単な構造で二重反転プロペラ装置を得ること
ができ、製造コストの低減そして保守の点でもきわめて
容易になるという効果をもたらす。さらに、運転時にあ
っては、電源の周波数の変更によって回転数が容易に変
えられるので、駆動設備の簡略化そして制御がしやすく
なるという利点もある。
に支持し、電気的に互に反対方向に回転する磁気誘導に
よって上記二つの外筒を回転セしめることとしたので、
きわめて簡単な構造で二重反転プロペラ装置を得ること
ができ、製造コストの低減そして保守の点でもきわめて
容易になるという効果をもたらす。さらに、運転時にあ
っては、電源の周波数の変更によって回転数が容易に変
えられるので、駆動設備の簡略化そして制御がしやすく
なるという利点もある。
第１図は本発明の一実施例装置の縦断面図である。
１・・・・・・・・・・・・固定軸
４．５・・・・・・・・・外筒
８．９・・・・・・・・・プロペラ翼
Claims (1)
- 固定軸まわりに磁気誘導によって回転可能な二つの外
筒を軸方向に隣接して設け、該二つの外筒は外周にプロ
ペラ翼が取付けられていると共に互に逆方向に回転する
こととする二重反転プロペラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2208890A JPH03227797A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 二重反転プロペラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2208890A JPH03227797A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 二重反転プロペラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03227797A true JPH03227797A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12073121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2208890A Pending JPH03227797A (ja) | 1990-02-02 | 1990-02-02 | 二重反転プロペラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03227797A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09240591A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 二重反転プロペラ用駆動装置 |
| JP2012245910A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | National Maritime Research Institute | 船舶用電気推進装置及び船舶 |
| CN103758575A (zh) * | 2013-02-04 | 2014-04-30 | 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 | 发动机用惰轴对转体 |
| JP2017225325A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-12-21 | 日本電産エレシス株式会社 | モータ、およびプロペラ式推力発生装置。 |
| CN107521646A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-12-29 | 广州海工船舶设备有限公司 | 一种磁轴承轮缘式电机驱动的对转螺旋桨驱动装置 |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2208890A patent/JPH03227797A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09240591A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 二重反転プロペラ用駆動装置 |
| JP2012245910A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | National Maritime Research Institute | 船舶用電気推進装置及び船舶 |
| CN103758575A (zh) * | 2013-02-04 | 2014-04-30 | 摩尔动力(北京)技术股份有限公司 | 发动机用惰轴对转体 |
| JP2017225325A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-12-21 | 日本電産エレシス株式会社 | モータ、およびプロペラ式推力発生装置。 |
| CN107521646A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-12-29 | 广州海工船舶设备有限公司 | 一种磁轴承轮缘式电机驱动的对转螺旋桨驱动装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5223475B2 (ja) | 二重反転スクリュー機構 | |
| ATE327148T1 (de) | Drehvorrichtung für eine antriebseinheit | |
| KR19980018721A (ko) | 추진장치(propulsion device) | |
| FI95451C (fi) | Potkurikäyttöjärjestelmä | |
| GB1475687A (en) | Homopolar dynamo-electric machines | |
| JPS63217968A (ja) | 船舶推進用二重反転プロペラの超電導駆動装置 | |
| JPH03227797A (ja) | 二重反転プロペラ装置 | |
| KR20120111291A (ko) | 선박용 추진장치 및 이를 포함하는 선박 | |
| WO2022066616A3 (en) | Marine propeller system with high torque drive | |
| JP5433336B2 (ja) | 旋回式プロペラ装置 | |
| JPS626892A (ja) | 水ジエツト発生装置 | |
| JPS63247197A (ja) | 船舶用電気推進システム | |
| RU2119875C1 (ru) | Судовая движительно-двигательная установка типа "поворотная колонка" | |
| JPS59153690A (ja) | ２重反転プロペラ駆動装置 | |
| JPH09240591A (ja) | 二重反転プロペラ用駆動装置 | |
| JP2002534316A (ja) | 船舶を推進させる装置 | |
| KR101523913B1 (ko) | 선박 추진장치 | |
| EP1840025B1 (en) | Electrical traction system | |
| JPH03121993A (ja) | 電気プロペラ推進装置 | |
| Holt et al. | High efficiency, counter-rotating ring thruster for underwater vehicles | |
| JPH02197493A (ja) | 電動式二重反転プロペラ | |
| JPH03189291A (ja) | 可変ピッチプロペラ装置 | |
| JP3238276U (ja) | 発電装置 | |
| JPH0742231Y2 (ja) | 電磁誘導原動機 | |
| JPH01226489A (ja) | 潜水船の推進装置 |