JPH03227447A - 不織布の製造方法及び装置 - Google Patents

不織布の製造方法及び装置

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JPH03227447A
JPH03227447A JP2017031A JP1703190A JPH03227447A JP H03227447 A JPH03227447 A JP H03227447A JP 2017031 A JP2017031 A JP 2017031A JP 1703190 A JP1703190 A JP 1703190A JP H03227447 A JPH03227447 A JP H03227447A
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fiber
fibers
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nonwoven fabric
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    • D01D5/098Melt spinning methods with simultaneous stretching
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明1転 不織布の製造方法及びその製造装置に関し
 更に詳しく番戴  繊度が1デニール以下の極細繊維
で形成される不織布の製造に特に好ましい不織布の製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
ノズルより押し出した樹脂をエアサッカーで牽引して延
伸するスパンボンド法は生産性のよい不織布の製造方法
であるカー 一般には繊度が1.5デニ一ル以上の連続
繊維で製造される。
一方、 1デニール以下の繊度の不織布を製造する方法
としてメルトブロー法がある。この方法で代 ノズルか
ら出る樹脂をノズル周囲のガスオリフィスから吹き出す
高速の加熱ガスで吹き飛ばして極細の繊維とする。
〔本発明が解決しようとする課題〕
前記のようなエアサッカーで牽引するスパンボンド法で
代 1デニール以下の繊度のものを紡糸しようとすると
、以下の理由から紡糸中の糸切れが多発して安定生産が
出来ない。
即ち、ノズルから押し出された溶融樹脂は当初ある程度
の距離の間、ノズルの口径とほぼ同一径で進へ その後
、ある所で急に細くなって延伸細化される。このような
部分をネックと称する。このようにノズルから押し出さ
れた溶融樹脂の延伸細化は紡糸区間の全域で行われるの
ではなく、ネックと称する局所で急激に行われるため、
ネック前後の繊維径の比が大きくなるに従って、また、
ネックでの断面変化の勾配が急激になるにつれて細化が
不安定となる。
ネック前後での急激な断面変化を低減する方法として、
ノズルの口径を小さくする方法があるカーノズルの加工
技術と異物によるノズルの閉塞が問題となり実用化され
るに至っていない。このため、従来のスパンボンド法で
は繊度が1デニール以下の繊維で構成された柔軟な不織
布を製造することは難しい。
一方、メルトブロー法でIL  ガスオリフィスから吹
き出されたガス哄 数百メートル7秒の初速度であるカ
ー ノズルから離れるに従って急速に速度が減衰する。
このためこの高速のガスで瞬時に延伸緊張された繊維は
十分に冷却されないまま緊張緩和される。従って、得ら
れた繊維の強度は小さい。また、使用する樹脂1転 こ
のような瞬間的高速延伸に耐えられるよう1 溶融粘度
の小さいもの、分子量の小さいものが使用されるため、
もともと強度発現性に乏しい。
これらの理由で、メルトブロー法では繊度の小さい不織
布が出来るものの、先のエアサッカーによる方法に比べ
て繊維強度が1/2程度の弱い不織布となっている。ま
た、繊維は完全に連続したものではなく、1m前後から
数cmの繊維長となっており、シジットと呼ばれる小さ
な樹脂の塊が混じっている。
本発明IL  このような従来の問題に鑑へ 繊度が小
さく、しかも強度の強い連続繊維からなるスパンボンド
不織布を製造しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、以下のような手段をとりtも すなわち、本発明の方法代 ■ 紡糸ノズルより押し出した溶融樹脂を紡糸ノズル周
囲から吹き出される加熱ガスで吹き流して連続延伸繊維
を得る紡糸工程と、■ 得られた連続延伸繊維をガスの
圧力差で生じる気流でさらに延伸する延伸工程と、■ 
延伸された連続繊維を捕集して繊維同士を捕集する捕集
工程と、 ■ 捕集した連続繊維同士を相互に結合して不織布とす
る結合工程と、 を備えた不織布の製造方法である。
また、本発明の装置法 ■ 加熱ガスを吹き出すオリフィスを溶融樹脂の押出孔
の周囲に有L 押出孔から押し出された溶融樹脂をオリ
フィスから吹き出された加熱ガスで吹き流して1次延伸
する紡糸ノズルと、 ■ 紡糸ノズルから紡糸された連続延伸繊維をガスの圧
力差で2次延伸する延伸装置と、■ 2次延伸された連
続繊維を捕集面で受け止めて捕集する捕集装置と、 ■ 捕集した連続繊維同士を相互に結合して不織布とす
る接合装置と、 を備えた不縁布製造装置である。
〔作用〕
本発明の不織布の製造方法で代 まず、紡糸工程で連続
延伸繊維が得られる。この紡糸工程檄メルトブロー法に
相当するカζ ここでIL  短繊維を得るのではなく
、紡糸ノズルから押し出された溶融樹脂を連続的に吹き
流すことで、連続延伸繊維を得る。
得られた連続延伸繊維法 次の延伸工程でさらに延伸さ
れる。延伸工程代 従来のスパンボンド法でのエアーサ
ッカーによる牽引に相当する。しかし スパンボンド法
の場合と異なり、押し出された溶融樹脂を直ちに延伸す
るのではなく、前記紡糸工程ですでに一度延伸された連
続繊維を再度延伸するため、ネックでの急激な延伸によ
る糸切れがなく、かつ、延伸自体安定的に行える。
以上のことから、メルトプロー法とスパンボンド法を単
に組み合わせる以上の作用・効果が奏される。
延伸工程を経た連続延伸繊維&戴 捕集面上に堆積捕集
される。その後結合装置で、繊維同士を接着、もしく&
戴  絡合するなどして、相互に結合し不織布が形成さ
れる。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で使用する樹脂として代 一般に、エアサッカー
を使用するスパンボンド法、あるシ柑戴メルトブロー法
に供される樹脂であれば何でも良く、その粘度について
も特に低粘度の樹脂を使用する必要はない。すなわち樹
脂粘度としては50poiseから1000poise
の範囲のものを使用できる。
本発明の不織布の製造方法用 上記のような樹脂を用い
、例えば次のような不織布製造装置を用いて実施すると
よい。
第1[u  第3図に示した装置代 加熱ガスを吹き出
すオリフィスを溶融樹脂の押出孔の周囲に有し 押出孔
から押し出された溶融樹脂をオリフィスから吹き出され
た加熱ガスで吹き流して1次延伸する紡糸ノズルlと、
紡糸ノズルlから紡糸された連続延伸繊維をガスの圧力
差で2次延伸する延伸装置2と、2次延伸された連続繊
維を捕集面で受け止めて捕集する捕集装置3と、ヒート
エンボスロールで、捕集した連続繊維同士を相互に結合
して不織布とする接合装置62とを備えている。
第1図において、延伸装置2屯 隔壁10で仕切った高
”圧室11と低圧室12とを有し 前記隔壁10には高
圧室11と低圧室12とを連通させる連通孔13が設け
られて構成されている。そして、高圧室ll側に前記紡
糸ノズル1が設置されるとともに低圧室12側に前記捕
集装置3が設置されている。紡糸ノズル1は高圧室11
内に設けた押出機20の押出口に接続さ枳 この紡糸ノ
ズル1が紡糸工程を、高圧室11と低圧室12とを連通
させる連通孔13が延伸工程を、捕集装置3が捕集工程
を、エンボスロール62が結合工程を担っている。
第3図で41  前記延伸装置2がエアサッカーである
場合を示している。エアサッカーの詳細は後述する。
以下、以上のような装置により不織布を得る方法につい
て各工程毎に説明する。
一←Ll事b(工1− 紡糸ノズル1は加熱ガスを吹き出すオリフィスを溶融樹
脂の押出孔の周囲に有する。有紡糸ノズル1には通常複
数の押出孔を設け、多数の繊維を同時に成形できるよう
にするとよい。
本発明で使用する装置において、紡糸ノズル1の押出孔
の口径は小さい方が好ましく、0. 6@m〜0.1a
m、  好ましくは0. 4+am〜0.IIIIlが
よい。
押出孔から押し出された溶融樹脂はガス吹き出し用オリ
フィスから吹き出る加熱ガスに吹き流される。ノズル1
の周囲にオリフィスを設ける方法1礼 特開昭63−2
27806号公転 特公昭44−22525号公帆 特
開昭56−159336号公報に記載されている。
特開昭63−227806に記載された紡糸ノズル1代
 第3図〜第5図に示したよう条へ 押し出すべき溶融
樹脂を収容する樹脂室31を有したダイブロック32と
、平面状に並んだ状態で各基端部が前記ダイブロック3
2に保持されて前記樹脂室31にそれぞれ連通した複数
のキャピラリーチューブ33と、先端に平坦なリップ部
34を有し キャピラリーチューブ33の先端部をリッ
プ部34の平坦な押え面で挟持して、この押え面とキャ
ピラリチューブ局面との間にガス吹き出し用オリフィス
35を形成し かつ、前記ダイブロック32に組合わさ
れてダイブロック32との間に前記ガス吹き出し用オリ
フィス35に連通ずるガス室36を形成し さらにこの
ガス室36にガスを送入するガス人口37を有するガス
プレート38とを備えた構造で、キャピラリーチューブ
33の先端はリップ部34より突出した状態となってい
る。そして、押出機20からの溶融樹脂はキャピラリー
チューブ33から押し出さ蜆 オリフィス35から吹き
出された加熱ガス流に吹き流され、牽引されて1次延伸
される。
また、特公昭44−22525に記載された紡糸ノズル
1は、第6図に示したよう&ミ 紡糸ノズルl先端部を
、ブロック40で囲んで紡糸ノズル1との間にガス通路
41を形成するととも番ミ 押出孔に対向してブロック
40に送出口42を設けたもので、ノズル先端から吐出
された溶融樹脂力\ガス通路41からの加熱ガスと合流
し 送出口42から連続繊維として送出されるようにし
たもので、吐出された溶融樹脂による連続繊維はガス流
に牽引され1次延伸される。
特開昭56−159336号公報に記載の紡糸ノズル1
 +L  第71 第8図に示したように、溶融樹脂を
吐出するキャピラリーチューブ51をガス室52内に多
数設けるととも&へ ガス室52の前面板53に前記キ
ャピラリーチューブ51に対応した数の窓孔54を設け
、各窓孔54にそれぞれキャピラリーチューブ51の先
端を挿入し キャピラリーチューブ51と窓孔54縁部
との間をガス吐出用オリフィス55とした構造である。
そして、溶融樹脂はキャピラリーチューブ51から押し
出さ瓢 オリフィス55から吹き出された加熱ガス流に
吹き流さ蜆 牽引されて1次延伸される。
以上の紡糸工程において重要なこと頃 従来のメルトブ
ロー用紡糸ノズルを使用できる力\ それをメルトブロ
ー法と同様に使用して短繊維を得るのではなく、連続繊
維を得て紡糸しながら1次延伸することである。
紡糸工程で、ガス流に乗って吹き流される繊維の速度1
420m/秒以下、好ましく1410m7秒以下で、 
1m/秒以上となるようヲへ  ガス流の速度を調整す
る。
樹脂を吹き流す高速気流↓二側いるガスとして鷹例えば
空気、炭酸ガス 窒素ガスなど、溶融樹脂に対して不活
性なガスが挙げられる。その中でも、経済性を考慮すれ
ば空気がよい。
吹き流される繊維の速度(Vf)は吐出量と繊維径から
次式により算出される。
Q=  (π÷4)xDfxDfxVf× (60÷1
,000 000) Q:単位ノズル当りの樹脂の毎分吐出量(cc/孔/分
)) Df: 繊維径  (μm) vf°繊維速度 <m/秒) 12とIJL二M 次へ 紡糸工程で得られた連続延伸繊維代 延伸工程で
2次延伸される。この時、繊維速度カーこのような2次
延伸を行わないときの繊維速度より、 1m/秒以上上
回るように牽引力を調整するとよい。こうすることによ
り、繊維は紡糸ノズルより出て延伸装置に至るまでの間
室に緊張されており、分子配向度が大きくなる。また、
紡糸ノズルから出た直後の溶融樹脂は紡糸ノズルの周囲
のオリフィスから吹き呂す加熱ガスで1次延伸され引き
続いて延伸装置における牽引力で2次延伸されるので、
そのためネックとなる紡糸区間が長くなり、ネックでの
断面(繊維径)変形の勾配が緩やかになり、あるい1戴
 条件によってはネックが2%所に分散されて糸切れを
生じ難くなる。
紡糸ノズル直後で1次延伸された溶融樹脂は、この時点
で比表面積が大きくて冷却速度が速いため、従来のスパ
ンボンド法のような冷風による冷却は特に必要としない
。また、紡糸距離も短くできるため紡糸区間中に繊維表
面に生じる空気抵抗が小さく延伸力のコントロールが容
易となり、糸切れを防止しやすくなる。
延伸工程の装置として、第1図に示したよう番ミ高圧室
11と低圧室12とを仕切る隔壁IOには連通孔13が
設けらた装置を使用することができる。高圧室11側の
紡糸ノズル1から吐出さ瓢1次延伸された連続繊維はこ
の連通孔13を通り、低圧室12側へ送出されるように
なっている。ここで、連続延伸繊維鷹 高圧室11と低
圧室12間のガスの圧力差で連通孔13部分に生じる気
流で2次延伸される。
連通孔1313  第2図に示したよう&へ 細長いス
リット状でもよいカー 長方形あるいは円形の孔でもよ
い。
紡糸ノズル1先端から連通孔13までの距離法0.5m
〜2m程度A’  1次延伸を十分に行い、かつ、連通
孔13部分で2次延伸を行う上でよい。
次に、高圧室ll内の圧力と低圧室12内の圧力との差
は、水柱300mm以ム 好ましくは800mm以上と
することが好適である。このような圧力差を設定する圧
力設定装置を併設するとよい。
圧力設定装置としてj4  例えば送風機70などによ
る加圧機構でも、排風機71などによる減圧機構でもよ
い。すなわち具体的には高圧室11を大気圧とし 低圧
室12に排風機71を設けて負圧としてもよく、一方、
高圧室11に送風機70を設けて正圧とし、低圧室12
を大気圧としてもよい。第1図の装置では、高圧室11
に送風機70を設けて正圧とし 低圧室12に排風機7
1を設けて負圧にできるようにした  なお、高圧室1
1と低圧室12との間の差圧を測定するための差圧計8
0を設け、差圧計80で差圧を測定しながら、目標値か
らずれた場合、送風機70もしくは排風機71を駆動し
て圧力制御をするようにしてもよい。
連通孔13での牽引力は、連通孔の断面積、長さ、及び
差圧により調整される。
また、延伸工程を実現するための装置として国前記した
ような高圧室11、低圧室12を設けず、従来より知ら
れるエアサッカーを使用してもよい。
エアサッカーと憾 前記紡糸ノズルで紡糸された繊維を
受け入れる繊維入口と受け入れた繊維を排出する繊維出
口を有する繊維搬送路を備えるとともに、空気入口を有
する空気送入路を有し この空気送入路は前記繊維搬送
路に合流し その合流地点で、空気送入路からの空気が
繊維搬送路の繊雑出口方向に吹き出され、 その繊維搬
送路の入口側と出口側との圧力差で繊維搬送路内を通過
する繊維に牽引力を与える構造の装置である。
具体的に頃 特公昭48−28386号公報に記載のエ
アサッカー90を使用できる。これ哄第9図に示したよ
うに、繊維搬送路91を有する搬送ノズル92とこのノ
ズル92に連結さ瓢 かつ、空気送入路93を有する空
気ノズル94とを備えた装置である。
搬送ノズル921L  紡糸ノズルlから送出された繊
維を受け入れる繊維入口92aを有し この繊維人口9
2aに連続した内部代 先端に向かって途中までが径縮
となるテーパー管路92bと、そのテーパー管路92b
の先端から繊維出口92eまで同一内径で進む直管路9
2cとなっている。
この直管路92cはノズル管92dで形成さ瓢突出した
状態となっている。
このノズル管92dの先端部周囲を取り巻くようにして
、空気ノズル94が搬送ノズル92に接続されている。
空気ノズル941戴 ノズル管92dの先端部を取り巻
いた吹出口ノズル94aを有している。この吹出口ノズ
ル94aの内面とノズル管92dの外面との間には若干
のクリアランスが形成さ瓢 これがノズル管92d先端
の繊維出口92eの周囲に圧縮空気吹出口94bを形成
している。そして、吹出口ノズル94aの内面は、空気
人口94c側から徐々に径縮となり、途中の最大くびれ
部94dを越えると、今度は徐々に径大となり、その後
繊維出口92eに対応する部分から同一径で進む直管路
となる。
一方、空気ノズル94の側面には圧縮空気人口95が設
けられており、この圧縮空気送入口95が吹出口ノズル
94aの空気人口94cに連通している。圧縮空気送入
口95から吹出口ノズル94aに導入された空気1戴 
最大くびれ部94dを通過する時点で、最大流速となり
、これにより空気が圧縮空気吹出口94bから矢示F方
向に強く噴出されることとなり、繊維入口92aと繊維
出口92eとの間に差圧を生じせしめ、ノズル管92d
の中心付近を通る繊維が強く引き出されるようになって
いる。
この空気ノズル94の繊維の送出方向には前記繊維2を
誘導する誘導管96が接続されている。
誘導管96から送出される繊維1戴 そのまま直接、あ
るいは繊維を分散させるセパレータを介して、捕集装置
3の捕集面上に堆積さ蜆 不織布となる。
また、特開昭63−282350号公報に記載のエアサ
ッカーも使用できる。このエアサッカーも基本原理は第
9図のものと同一で、第1O図に示したようへ 繊維搬
送路を有する搬送ノズル92とこのノズル92を囲うよ
うに連結さ蜆 空気送入路93を有する空気ノズル94
とを備えた装置である。そして、搬送ノズル92の繊維
送品口92eの周囲に圧縮空気吹出口94bを設けた構
造である。
一←針と」Ul;眉 次に捕集工程について説明する。
第1図の例の場合、低圧室12には延伸して得られな極
細の延伸繊維群を捕集して接着させ合う捕集装置3が設
けられている。これは、複数の案内ロール61に無端の
帯状ネット60を巻回して、前記連通孔13の対向する
捕集面を帯状ネット60で形成したもので、案内ロール
61の少なくとも1つが図示しないモータなどの駆動源
により回転駆動され、 捕集ネット60が回転するよう
になっている。捕集ネット60の背後には負圧室64が
形成さ瓢 前記排風機71の空気取り込みロア2力f1
  この負圧室64に接続されている。これにより、高
圧室tiと低圧室12との間に差圧を生じさせるだけで
なく、捕集ネット60上に堆積される連続繊維を捕集ネ
ット60上に良好に保持できるようになっている。
なお、捕集面として+4  この他にも回転する円柱形
のドラム局面、あるい憾 帯状コンベヤなどの移動捕集
面を例示できる。
工±Y亙皇工M 最後に結合工程について説明する。
捕集面上に堆積した連続繊維はそのままでは相互に結合
していないので、接着斉艮  ヒートエンボス、ニード
ルパンチなど従来公知の方法で化学は機械的に結合し、
不織布とする。
例えば、第1図の装置でl戴  捕集ネット60上に堆
積した連続繊維群は捕集ネット60から剥さtl−、一
対のヒートエンボスロール62間を通過して、エンボス
処理されて不織布となり、ワインダ63に巻取られる。
5 辱られる繊維の 状 本発明で得られる繊維13 1デニール以下の繊度にで
き、単糸強度が2〜6g/デニールであり、5〜30山
/mmの自然捲縮を有する。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。
すなわち、第1図に示した装置を用い、紡糸ノズル1と
して第3図〜第5図に示したノズルを使用し九 キャピ
ラリーチューブ33は450本を平面状に並べた構造で
、内径0.31 外径055mmで先端が30度に尖ら
せてあり、かつ、すツブ部34から1mm突出している
この紡糸ノズル1を高圧室ll内に設置する際、キャピ
ラリーチューブの先端と隔壁10の連通孔13との間の
距離を1.5mとした また、隔壁10に設けた連通孔
13は、高さ51 幅300圃、奥行き500mmのス
リットとし九そして、高圧室ll内を大気圧とし 低圧
室12は排風機71を稼働して減圧し 連通孔13の前
後で水柱900mmの差圧を発生させた不織布Aの素材
樹脂にはメルトフローレートが30g/10分のポリプ
ロピレンを使用し 吐出量は0.06i/孔/分、樹脂
温度280℃で樹脂を押し出しへ ガスオリフィスから
吹き出る高温で高速の気流ガスには温度280℃、圧力
05 kg/ Cm2 の空気を使用したこのようにす
ることで延伸極細繊維を#朱 次いで不縁布Aを得な なお、紡糸工程での紡糸ノズル1からの繊維速度は2 
m 7秒で、延伸工程の連通孔13の通過による2次延
伸での繊維速度は約15m/秒であつ紡糸中は糸切れが
皆無であり、安定した連続紡糸が得られた 連通孔13
で延伸して得られた際の延伸極細繊維IL  繊度が0
4デニール〜0゜7デニールで、5山725 mm〜3
0山725 mmの自然捲縮を有し 単糸強度が2g/
デニール〜6g/デニールの連続糸であった 〔発明の効果〕 本発明によれ憾 繊度が1デニール以下で、しかも強度
の高い連続繊維による不織布を安定的に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一例を示した艮 第2図は連通
孔部分の斜視A 第3図〜第5図は本発明の実施例で用
いた紡糸ノズルで、第3図はその断面云 第4図はその
正面は 第5図はキャピラリーチューブとガスオリフィ
スの一部拡大臥 第6図は他の紡糸ノズルの断面は 第
7図はさらに別の紡糸ノズルを示す断面は 第8図は第
7図におけるB−B矢視は 第9図はエアサッカーの一
0図は他のエアサッカー 例を示した断面A 第1 を示した断面図である。 1・・紡糸ノズル 10・隔壁 11・・・高圧室 12・低圧室 13・・・連通孔 3555・・・ガスオリフィス 60・・・捕集面としての捕集ネット 62・・結合装置としてのヒートエンボスロール70・
・・捕集装置 90・・・エアサッカー 91・・・繊維搬送路 92a・・繊維入口 92e・・繊維出口 93・・・空気送入路 95・・・空気入口 A ・・・不織布 第1図 3 第2図 第6図 第7図 第8図 ↓ 第9図 第10図 平成3年1月25日 住 名 4、代 理 所   東京都千代田区霞が関三丁目2番5号称(58
8)三井石油化学工業株式会社人 〒103東京都中央区東日本#i3丁目6番18号ハニ
ー堀留ビル5階 「5〜30山/1nchの」と補正する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紡糸ノズルより押し出した溶融樹脂を紡糸ノズル
    周囲から吹き出される加熱ガスで吹き流して連続延伸繊
    維を得る紡糸工程と、得られた連続延伸繊維をガスの圧
    力差で生じる気流でさらに延伸する延伸工程と、延伸さ
    れた連続繊維を捕集する捕集工程と、捕集した連続繊維
    同士を相互に結合して不織布とする結合工程とを備えた
    不織布の製造方法。
  2. (2)前記圧力差が水柱300mm以上である請求項1
    記載の不織布の製造方法。
  3. (3)前記延伸工程は、紡糸工程側の高圧室と、捕集工
    程側の低圧室とを連通孔を有する隔壁で仕切り、高圧室
    と低圧室との間の差圧で連通孔に生ずる気流で繊維を延
    伸する請求項1記載の不織布の製造方法。
  4. (4)加熱ガスを吹き出すオリフイスを溶融樹脂の押出
    孔の周囲に有し、押出孔から押し出された溶融樹脂をオ
    リフィスから吹き出された加熱ガスで吹き流して1次延
    伸する紡糸ノズルと、紡糸ノズルから紡糸された連続延
    伸繊維をガスの圧力差で2次延伸する延伸装置と、2次
    延伸された連続繊維を捕集面で受け止めて捕集する捕集
    装置と、捕集した連続繊維同士を相互に結合して不織布
    とする接合装置とを備えた不織布製造装置。
  5. (5)前記延伸装置は、隔壁で仕切った高圧室と低圧室
    とを有し、前記隔壁には高圧室と低圧室とを連通させる
    連通孔が設けられて構成され、高圧室側に前記紡糸ノズ
    ルが設置されるとともに低圧室側に前記捕集装置が設置
    されることを特徴とする請求項4記載の不織布製造装置
  6. (6)前記延伸装置は、前記紡糸ノズルで紡糸された繊
    維を受け入れる繊維入口と受け入れた繊維を排出する繊
    維出口を有する繊維搬送路を備えるとともに、空気送入
    路を有し、この空気送入路は前記繊維搬送路に合流し、
    その合流地点で、空気送入路からの空気が繊維搬送路の
    繊雑出口方向に吹き出され、繊維搬送路の入口側と出口
    側との圧力差で繊維搬送路内を通過する繊維に牽引力を
    与えるエアサッカーであることを特徴とする請求項4記
    載の不織布製造装置。
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